2016年3月6日日曜日

『Bike in the sky #25』春になるとバイクは・・・

こんにちは。

春になるとバイクは虫と一緒です。
暖かくなると虫は「ブーン、ブーン・・・」と飛び交います。

まさにバイクも同じ!
ただ虫よりも、もっと迷惑かも・・・

なんせ、「ブーン、ブーン」では済まない、もっと大きい爆音を出しながら・・・ですから!

というような虫たちがやはり、この土日はたくさんいました。いつもの月ヶ瀬に・・・
そして、今回も4輪のクルマも来ていたのですが・・・

今回は月ヶ瀬では珍しく、俗に言う「走り屋」さん達です。
手前のオレンジのクルマが三菱の“ランサーエボリューション”通称“ランエボ”
その後の黒いのが“シビックtypeR”そして白の“GT-R32”
そのうしろは蔭になって見えませんが“インテグラtypeR”

と、ちょっと珍しい光景でした。
ドライバーは25歳前後の若者で30分ほどで月ヶ瀬をあとにして、どこかに消えていきました。

しかし、私的にはこういう若い子達が乗っている事にちょっと「ホッ」とします。
なぜなら、最近よく言われる「若者のクルマ離れ」が深刻だからです。

でも今回の若い子等は一般の人からすると“暴走族”に間違えられる事もあるでしょう!?

“暴走族”はダメですが、クルマもバイクと同じで“五感”で楽しむと、やはり“音=サウンド”
そして、“パワー=走りのフィール”となって写真のようなローダウンンに扁平タイヤとなっていくわけです。

まぁ、トヨタもコマーシャルに走りの楽しさを放映していることが時代の裏返しのような気がします。
この話は私も感じるところがありますので、またの機会に記事にしたいと思います。

そして今回の月ヶ瀬信者の人たちです。
どうですゥ!?
エエおっさん達の子供のような無邪気な満面の笑顔!

他にも信者さんはいらっしゃったのですが今回はこのメンバーです。

今日は月ヶ瀬教の教祖は不在でしたが、写真一番左の“兄ちゃんオッチャン”の奈良在住というより月ヶ瀬のご近所在住の陶芸家 I 倉さんが早朝ミーティング?を仕切って?おりました。

I倉さんはここ月ヶ瀬では“月亭総長”です。
一応、四代目総長が内定中です。(就任式はいつなのか?)

その証拠写真が下です。






この写真は I 倉さん自身のヘルメットに誇らしげに刻まれた“月亭総長”内定の証ですが・・・

左の写真は普通に左読みですが、右の写真はヘルメットの右側という事で対向から来るクルマやバイクでも読めるという“昭和の運送屋のトラック”の看板文字。

そう!右から文字を並べた右読みの伝説の技法?です。

これも月ヶ瀬信者の拘りなのか!?
でも、なかなかの茶目っ気で、私は思わず笑ってしまいましたが・・・

そして信者さんの写真の中のヘルメットを被って映っている御仁のバイク!
BUELL SuperSpecial!
何がSpecialか?

とにかく画像の中のキラキラと光るヒカリモノは、ほぼ全てと言っていいぐらい自作をされてます。
このバイクの所有者は東大阪市在住。

当“T‐ PADDOCK”のご近所さんでママチャリで5分。
ケンケンでも10分もかからない?ご近所にお住いの I 原さんです。

月ヶ瀬信者の連中は I 原さん以外にも、けっこう器用な人間が多く、タイヤ交換や塗装など
整備士並みのメンテも自身でやっちまう強者揃いってとこも月ヶ瀬ミーティングの面白いとこかもです。

また、今日は数か月ぶりに登場のDUCATI!
このバイク、大東市在住のKさん所有。

実は昨年、晩秋か12月になっての頃か、仕事中に名誉の負傷!
左手手首を骨折and筋の断裂というバイク乗りには違う意味で痛い思いをされてました。

それが、やっと回復してきたことで久々の登場です。

ところが左手の握力がまだ25Kgほどしか出ていないとのことでした。
そこでクラッチレバーの握りの力を軽くしてくれるラジアルポンプ付のレバーに換装!

まぁ、ここにもお金はかかるのですが、バイクに乗るためには多少の出費でも乗ることを優先するのがバイクの楽しさから抜けられない。またバイクの魅力に憑依かれてるという事でしょうね!?

まずは「おかえりなさい!」というところです。

そして、次は超スーパーバイク!
このバイクは昨年、KAWASAKIから発売されたNinja H2!

このバイクを超スーパーバイクと書きましたが何が超なのか?

エンジンは直列4気筒の998㏄いわゆるリッターバイクですが、そのエンジンに“スーパーチャージャー”という空気を高圧縮にして強制的にエンジンに送り込む、簡単に言えばタービンをつけたところです。

そのマッチングにより、最大出力は200馬力。
最高速は300㎞/h超え。

お値段もUS$25,000と、このスペックで観ると安いのか高いのか・・・
とにかくバカ速!であるのは間違いないでしょう!?

私は「へ~、ほ~、は~!」と頷いているのですが半分、溜息交じりで本日乗ってきました私のバイクと見比べておりました。

私の今日のバイク!


月ヶ瀬からの帰り道の広域農道にて!

先程のKAWASAKIのバイクや月ヶ瀬信者のバイクも、そのカテゴリーは
いわゆる“レーサーレプリカ”

“レーサーレプリカ”とは簡単に言えば
レース用に開発され、その市販版として
スペックの数値を下げて販売されるバイクです。

で、写真の私のバイク!
1960年代にホンダが発売したCB77!

このバイクを今風にカテゴライズするならやはり“レーサーレプリカ”になります。

なので、日本の“レーサーレプリカ”のご先祖さんというところでしょうか!?

CB77は305㏄で250㏄クラスがCB72と分けられていますが

CB77の出力は28.5馬力
最高速は160㎞

と半世紀の時の経過で先程のH2と比較すると如何に技術の進歩があったのかと驚かされます。

しかし、私も齢を重ねてきて
「バイクに何を求めるのか?」と自問自答すると、やはり速さより味わいですかねぇ!?

ただ、その味わいの中でも「ただ古いから
遅くてもいい!」というのは違います。

今のバイクを乗る人たちから「おっ!意外と速いやん!?」と、ちょっとは「ハッとさせられる走り」は欲しいと日頃から思っております。

そんなバイク創りが「T‐PADDOCK630」の理想かもしれません。

それでは!
T‐PADDOCK630 T/Tatsumi


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T-PADDOCK630  Arranged Mortorcycles Store
WEB : http://t-paddock630.com
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2 件のコメント:

  1. 皆んなええ顔してますな。
    素敵な写真ありがとうございます!
    プリントアウトしてガレージに飾っておきますわ(^o^)!

    月亭◯長

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    1. 今日はお疲れさんでした。

      そんなに喜んでいただいて、こちらこそありがとうです。
      またガレージに飾って頂けるとは逆に嬉しいです。

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