2016年5月2日月曜日

『Bike in the sky』#33 GW初日は・・・

こんにちは。

熊本の震災から2週間が過ぎました。

余震がまだまだ続く中でも少しづつ避難場所からご自宅に戻られる方もいらっしゃるようです。

しかし、未だ避難生活を送られる方もいらっしゃるのは、周知の事実であるのですが・・・

私としましては何もできないのが正直な気持ちです。
ただ、毎々同じことを申してますが、やはり元の生活に一刻も早く戻って頂けるようお祈りするぐらいです。

そう言ってます、私が住まいます関西ではGW初日の29日、毎年恒例の旧車バイクの集いがありました。

九州地方にも旧車ファンの方は多数いらっしゃると思いますので、その旧車の集まりの様子をお送りします。

そんな様子をご覧いただいて、少しでも元気の足しにしてもらえましたら幸いです。

その会場は奈良県、旧新庄町の青少年センター裏、少し広い通路のような所で行われました。

その会場の周りは田んぼだらけで、少し肌寒かったのですが、のどかな一日を過ごすことができました。(熊本地方の方には申し訳ありません。)

その会場の様子!
今年の参加車両は100台、もしくはもう少し多いかなってところです。

ただ年々、参加車両が旧車というより現行車に近い年式のバイクも増えて来ており、それに異議はないのですが
旧車と現行車の線引きが難しくなってきている様には感じます。

と言いますのも、例えば20年前、30年前と聞けば「古い=旧車」と感じます。
しかし、仮に30年前としても1986年です。

1986年と言えばバイクやクルマ、あるいは電化製品やその他のモノが技術的な進歩によって
壊れなくなってきた、言い換えれば“完成品の域”に入って来た頃です。

別な時代背景でいえば“日本初の携帯電話”と言われたDocomoのMovaが発売された頃です。

そう聞けば旧車の線引きは、ギリギリ1975年まででしょうか!?
私的には1970年までですが・・・

さらに団塊世代のど真ん中の方達は1960年までと言われるでしょう!

という事で今回は1970年前後から、それ以前のバイクの画像をお届けします。
一応、年式の若い順でご覧いただきますが正直、私も良くわからないバイクもありますのでその辺はご了承ください。
まず、手前から1968年発売の世界的にモトクロッサーブームを巻き起こしたYAMAHA DT-1。
そして真ん中の1971年ごろ発売のDT-1の後継車、DT250かな!?
で、初期の発売が1962年のCB72をベースとした「ストリートスクランブラー」という新たなジャンルを目指したHONDAのCL72か77!

次です。
たぶん前期モデルがA7で、そのマイナーチェンジをした1972年発売のYAMAHA YB125と思われる当時のビジネスバイクです。
荷台の文房具屋さんの籠とそれを覆う網も当時物だそうです。

そして、このバイク!
なんと高松からお越しで、夜中の12時半に高松を出発。そして下道をひたすら走って来られたとのこと!

このバイクの所有者は世間は狭いもので、私が月ヶ瀬でいつも遊んで頂いてます奈良のSnap onディーラーをされてます
Tさんのお友達で同じくSnap onのディーラー、Kさんでした!

そのKさんとご一緒に来られた方のバイクが
同じくYAMAHAの年式は前後しますが1978年?発売(現行車に限りなく近いでしょうか・・・)のDT125です!
どちらにしても高松から「よ~、お越しです。」
お疲れ様でした。

次のバイクは最初期の発売が1959年!日本のスーパーバイクの草分け!
美しい仕上がりの1965年前後と思いますがHONDA CB77改!
当時、このバイクのtype1は「トップギアで60km以下では走れません」というキャッチコピーで当時のバイカーを煽った話は
有名なところです。

そして
手前が1966年発売のHONDA リトルホンダP25!
このバイクは女性向けに開発され、フランス映画に登場したり、ビーチボーイズの歌の中にも出てきたりと話題になりしました。

当時の日本の若者がIVY(アイビー)ファッションにどっぷりハマっていた時代です。
この時代から日本のファッションムーブメントが起きたと言っても過言ではないと思います。

その奥のバイク!
言わずと知れたHONDAが世界に誇る「世界一売れているバイク」と言うより「世界一売れてる乗り物」 
1958年デビューのHONDA スーパーカブC100です。

この1958年に50ccで4.5馬力というハイパワー!
価格は55,000円と、当時の大卒初任給がまだ2万円には届いてなかったのでは?と思える時代の価格です。

さらに時代を感じさせる乗り物!
現代の街中を走り回っている「国民の足」と言われる原チャ!その御先祖さんです!
3台とも富士重工業のラビットでしょう!?
車種は1959年のラビットスーパーフローS101 D2?

だんだん年式とか車種名が怪しくなってきましたが・・・それなりに思いを馳せてください。

このスクーター!当時としては画期的なチューブレスタイヤを採用しており、パンクが多かった時代の対策だったのでしょう!?

そして次は時代的に1950年から1960年ぐらいの当時の日本の経済成長を裏側で支えていたビジネスバイクたちです。
HONDAのベンリイC92 125cc
初期型はセルなしの1958年発売のC90!

下の画像は
1959年頃?
今は亡き丸正自動車のライラックLS18と思われます。
ドイツのベルグマイスターを手本にしてエンジンを搭載した250cc!

そして2台のメグロ!
1954年?頃のメグロ ジュニアS2かな!?250cc単気筒!

次です。
ここまで来るとさすがに正確にはこのバイクは
どこのバイク?となってきます。

たぶん1959年頃の板垣(株)の
サンライト クインモーペット125㏄でしょう!?

さらに車種を限定させるのにひと苦労です。
1957年製 YAMAHA YC1の175㏄ だと思います。
この古いバイク、実はお若い?女性が乗って来ておられたのです!
いいことです!

そして和製ハーレーこと陸王!

フェンダーとかの外観で判断する範囲で、これは陸王のROかRT?

陸王は1947年ぐらいから1960年までハーレーの国産化として製作されました。
750ccで当時、白バイとしても採用されたりしてたのですが・・・

しかし綺麗にレストアされてバイクも喜んでるでしょう!?

そして次は海外勢です。
イギリス勢、ノートン!
エンジンはノートンですがフレームと足回りは全くの別物!
フレームは何となく“シーリー”では?
とにかくカッコ良かったです。

次はドイツ勢!
1965年前後でしょうか!?
BMWのR69S?R60?

私的には70歳を超えたら是非乗ってみたいバイクです。
そのサイドカー付です!

戻って英車のトライアンフ サンダーバード!
そして私の好きなBSA スピットファイアー


















これもひょっとしてBSA?

最後はイタリア!

こんなにちっちゃいバイクですがモト・グッチです!

そしてこんなオモチャバイクも来ていました。
モンキーベースのサイドカー付です。
タンクにはなぜか、イタリアのバイクメーカー、アグスタのエンブレム!

しかし、テイストはアジアですかね!?

そして会場外ではこんなクルマも・・・
アメ車のワゴン!
私的にフェラーリよりも是非、欲しいクルマです!

そして
1972~3年ころのセリカ・LB
フェンダーミラーが大変懐かしいクルマです!

と、まだまだご紹介しきれないバイクがあったのですが今回は旧車と言われる年式に拘って掲載しました。

旧車はけっして早く走れません。乗り心地もけっして良くはありません。
しかし何故、そんな旧車に人は惹かれるのでしょうか!?

答えを求めて乗るものではないと思いますが・・・

やはり、五感で感じれるバイクと人的な会話ができる乗り物なのだからでしょうか!?

さらに、会話をしながら「その何か・・・」的なモノを見つけたいと思います。
T‐PADDOCK630 T/Tatsumi

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