2016年9月18日日曜日

『Bike in the sky』 #55 月ヶ瀬には「山の神の祟り」は実在するぞ・・・

こんにちは。

月ヶ瀬の「山の神の祟りは」実在する!
とういうタイトルからですが、今週号はほんまに実在する記事をアップしたいと思います。

と、いつもの様に先ず、その前に・・・

報告と「へ~!」という記事を先に紹介します。

まず、先週は東京へ「モノ創り」の材料(ネタ)探しに行っておりました先での写真から!











いきなり、紅茶の袋からですが、よく見て頂くと「月ヶ瀬 春摘み」と商標が・・・
このお茶が置かれておりましたのは東京は渋谷の超繁華街に建つ「ヒカリエ」という商業施設!

数年前に渋谷駅ハチ公前広場の反対側に建てられました雑貨を中心としたある種の“ファッションビル”で、
その上層階の催事場で発見しました。
ネタ探しは特にお茶ではないのですが、「月ヶ瀬」という固有名詞に思わず反応してしまい、
カメラに収めてしまいました。

しかし、東京で観た「月ヶ瀬」の文字は、はっきり申しまして「それがどないやねん!」ってところでしょうか!?
(でも、東京で見つけるとちょっと嬉しい・・・)

そして、次は本物のモノ創りのネタです。
東京から電車で20~30分ほどの新木場へ。その新木場駅から徒歩5分ほどの倉庫街の一角に・・・
木製の自転車!

一台200万~250万と高額ですが、バックオーダーは約4年分!

今からオーダーしても東京オリンピックが終わってから・・・という状況。
であるにも関わらず、ある国のお方が「2000万出すから直ぐ売れ!」と・・・

しかし、この自転車の製作主は「てめぇ、何を言ってやんでぇ!帰ぇれ!」と、一蹴して終了!
その製作主がこの方。
写真左の「SANO MAGIC」代表の佐野さんです。
(テレビなどのメディアの取材も多く、私も拝見はしておりました有名人です。)

この「SANO MAGIC」の本業は木製手造りボートの製作を手掛けるいわばマイスターのアトリエです。
そのボートが・・・
今やなかなか手に入らないマホガニー材でファイバーよりも軽く丈夫に造られており、
このボートも本場オランダのショーで観衆の度肝を抜き、富豪などから「売ってくれコール」が途切れなかったとか・・・

そして、佐野さんのルーツを辿れば250年前の御先祖さんの船大工が発祥で、その船大工の
先代から「お前がこの手造りの技術を引き継げ!」と・・・

そこから佐野さんは「この技術で他に何か創れないかな!?」と・・・

そこで、思いついたのが上の自転車=バイク!
上のそのバイク!

写真に収まる私の後ろのバイクですが、フロントの車輪がスポーク仕様ではなくホイール仕様になっております。

この車輪だけで50万。
よって、250万のお高い方のバイクがこのホイール仕様となる訳ですが・・・

ほんとに凄いのはホイルもフレームも無垢材ではなく中が空洞になるよう貼り合せて製作されていることで
今時の高額自転車に使われる材料よりも軽さと強度を実現しているところでしょうか!?

実際、私も試しに持ち上げてみましたが「かるッ!」と思わず声が出てしまうほどでした。

さらに、このバイクの凄いところは木材独特の“しなり”を縦方向に作用する様に計算されていることから
ペダルを力強く踏み込んで行くと、フレームのしなりの反動で車体を前にグイッ、グイッと押し出してくれるように、体感的に言えば電動自転車のように造られているそうです!

そこまで考えて創られている訳ですが、儲けはそんなに取っておられないようです。
そこで、「なぜ?」と伺ったのですが・・・

そこには、先代からの教えもあるそうです。

先代曰く、
「身に付けた技術は金儲けに使うもんじゃねぇ~、人様に喜んで貰うために使うもんでぇ~!」
と教えらていたそうです。

なので、上述のある国の方には「金でモノを言わせて買おうとする奴なんざぁ~とっとと帰ぇりやがれ~!」となった訳で・・・

2時間近くお邪魔しましたが最初から最後まで気持ちの良いお話しを聞かせて頂きました。
同時にたいへん勉強にもなりました。

そして、この新木場から原宿に踵を返し・・・
その原宿で
以前にもご紹介しましたオーストラリアの元はサーファー相手のサーフボードなども扱う「DEUS」というショップです。

今や世界数か国でカスタムバイクとウェアを扱うショップとなり最近はよく「DEUS」とロゴの入ったTシャツを関西でも目にするようになりました。

上の画像はカブベースですが・・・

このカスタムバイクのデザイナーは聞くところによると、
この原宿「DEUS」のオフィスにオーストラリアから来日し、駐在してるそうです。

画像では、なんてことないように映りますが細部のディテールに使うパーツのアイデアが凄い!
フロントフォークにステアリングダンパーであろうモノをさり気無く・・・など、私的に大好きな感覚です。

下の画像のバイクもそのデザイナーの作品です。
なんとも言えない感性を感じませんか?

今回の訪問時には、このバイクは今や飛ぶ鳥を落とす勢いの、元伊勢丹カリスマバイヤー&プロデューサーが
サザビーに移籍し、新たに手掛けたLA発祥のセレクトショップ「RonHerman(ロンハーマン)のお店のディスプレに貸出ししてるとか・・・

やはり、センスの良さはアパレル関係者にも届いているのがハッキリ確認できました。

とにかく、如何に細く魅せるか!?
その細さを角型ヘッドライトを縦向きにし、その細くなったヘッドライトの寸法にガスタンクからテールカウルまでを
合せる拘りのセンス!抜群の感性です!

とまぁ、久々の東京出張でしたが「モノ創り」の参考になるネタは好きな世界ではたくさん見受けられたのですが
私だけの感覚では、今の世の中では通用しません。

って、「あんたは何をするためのネタを探してんの?」と聞かれそうです。
実は私の本職で・・・

この話は更に長くなりますので、またの機会に・・・

で、お待たせしました。
本題の「月ヶ瀬には山の神の祟りが実在するで・・・」の記事です。

まず、4週連続で記事にしました石〇さんの祟りの件は無事に呪いが解けたようですが・・・
昨日の月ヶ瀬7時半ごろの毎度の様子。

そして、呪いの解けた石〇さんは・・・
写真右の石〇さん。
今までと打って変わってたいへん穏やかなご様子。

しかし、今日の石〇さんには新たな証言が取れました。

それは、「家の神の恐怖!」
やはり、今回のBUELLの件で惨々に問い詰められたそうです!
「あんた!ええ加減にしいや!私とバイクとどっちが大事やの~!?」と・・・

まぁ、この話はライブで取材できたわけではありませんのでフィクションということで・・・

そして、この辺りから祟りの記事に・・・
同じ写真左に収まる、当ブログにも再三ご登場頂いてる、FZばかさんこと浅〇さん。

石〇さんと何やら談笑されておりますが・・・
浅〇さんの方の後ろ辺りに何やら影のようなモノが・・・(肉眼ではちょっと見えないほどの・・・影のような・・・)

その影のようなモノが祟りの正体か!?

実は浅〇さん、最近、運よく大型のプラズマテレビを手に入れられたのですが、
その大画面のテレビを自宅でゆったりと観られていた時に、ポルターガイスト現象が起きたそうです。

自宅廻りの天候は快晴!
しかし突然、稲光と共に雷鳴が轟き画面がパッと消える現象が起きました。
何度点けなおしても・・・また消える・・・まさにポルターガイスト現象!
(ここはちょっと演出上です。)

そして、浅〇宅庭には・・・謎の物体が・・・
(浅〇さんのFB画像から)
やはり祟りか、呪いか!

さらに、この祟りは私の月ヶ瀬からの帰り道でも・・・
往路は快調に月ヶ瀬まで来たのですが、帰りの月ヶ瀬から数キロのところで突然、エンジンがストップ!

それも何の前ぶれもなく・・・

愛機を道の端に寄せて・・・
何度も、何度もキックを踏むも・・・
ウンともスンともいわない!

「え~!ねんでやねん!?」と考えるも・・・

大きくは点火系の不具合か、燃料系の不具合か!?になるのですが・・・
プラグを診るも火は飛んでいる!さらにキャブにガスが来ているのか!?もチャンバーにはキチッときている。

この二つの基本をクリアしていれば多少愚図ったとしても、
ヒート以外であれば何とかエンジンはかかって、グダグダいいながらも走ることは可能なことです。

しかし、まったくのかかる気配もなし。
「う~ん!やはり山の神の祟りか・・・」とちょっと背筋に寒気が・・・周りは直射日光で暑いのに・・・

この呪いから一刻も早く逃れなければ・・・
そして、レスキューを依頼するも・・・連絡をしてから約2時間弱の時を過ごすことに・・・

その間、目の前の道を何台ものバイクが月ヶ瀬に・・・また月ヶ瀬から・・・通り過ぎて行く・・・
この時間ほど虚しく感じることはありません。

そんな時の流れの中に1台のバイクが月ヶ瀬方面から・・・
KAWASAKI NINJAが私のバイクの後ろにすうっと来て止まりました。

すぐ、「信者がきたやん!」と分かりました。
このトラブル中に止まってくれたバイクは5台!

通りすがりのCB1100に乗られる方やDUCATIの方!
信者さんでは竹〇、津〇さん達!そして、このニンジャの奈良学園前近くの松陽台にお住いの新〇さん!

皆さん、「大丈夫ですかぁ?」と声を掛けてくれます。
この時はバイク繋がりのほんまに人の温もりを感じる瞬間です。

しかし、私の心の中では「大丈夫やあらへんで!」と思いながらも
顔では「オー!大丈夫、大丈夫!」と・・・さも余裕の表情を見せる嫌な奴がいました。

しかし、このニンジャの新〇さんとは月ヶ瀬でよく顔合わせて皆との談笑の中では幾度となく話したことはあったのですが
今回は、初めて2、30分の僅かな時間でしたがニンジャについてやら、旧車についてやら・・・

なんかけっこう、もっこり、イヤ、ほっこりする時を貰いました。
というのも、この新〇さんは生まれが東京の品川!

関西人から見れば品川、世田谷や港区などちょっとオシャレな街の人種という、どこか憧れ様な感情があります。
(ひょっとして私だけ・・・)

で、学生時代を経て仕事の関係とかで大阪に移ることに・・・このバイクを連れて・・・
そして、こっちにきて感じたことを・・・(月ヶ瀬で感じたことで・・・)

「ほんとにいいところに越して来れたと思います・・・」(関西人が言うと嘘っぽいのですが・・・)
と、なんかすごく気分というか気持ちがパッと晴れる感覚がおきました。(素直にうれしい!)

で、そのニンジャを眺めていると・・・「オッ!630のステッカー貼ってくれてるやん!?」

ほんまに、しんどい時間の中で皆さんありがとうございました。
お陰様で、レスキュー車に乗っけてもらって無事にT‐PADDOCKに戻れました。

さて、突然止まったエンジンの原因の特定!
分かり次第、またお知らせしたいと思います。

そのお知らせで先週のNAUTY DAXの12V化の結末ですが・・・
はい、ヘッドライトもアップライトも含め、そしてウィンカーもキチッと点灯点滅の作動がクリアしました。

また、バッテリーケースの設置後のビジュアルは・・・
やはり、小型にしたものの4A仕様のバッテリーを搭載しましたので多少、エアスペースはタイトになりました。
一応、ステッカーチューンでフォローアップには・・・なったのかな?

そして本日、この仕上がったNAUTYを見学に・・・
職人御用達の、また地方では「田舎のベンツ」と言われる軽トラで・・・
って、実はちょっと先ほどの「モノ創り」の相談でお越し頂きました。

その方は・・・
お茶目なポーズでカメラに収まる「モノ創りの街、東大阪」が誇る職人!
佐〇製作所の工場長です。

この佐〇さん、今バイクの大型免許を取得すべく教習所通いで年内には取得予定!
既にT-PADDOCK630のステッカーもお渡ししていますので、またその写真があれば・・・

そして、奥様は私が引退しましたフィス社の「FITH」ブランドを知って頂いていたようで二重に嬉しいご訪問でした。
ありがとうございました。

という事で今回の記事はデマカセやら人情話やらでグダグダになってしまいましたが・・・
そのデマカセついでに、もうひとつ!
今、アメリカの大統領選で、T-PADDOCKに届いたインビテーション!
これはヒラリー候補の資金集めパーティーへの招待状。

しかし、開催日は9月15日。
「もう終わっとるがな!?」って間に合えば行ったのかい?

これ以上デマカセを続けると私もトランプ候補の様に人格まで落ちてしまうかも・・・

「すでに落ち取るで!」

って自分でボケ、ツッコミをする今日の私!

ではまた!
T‐PADDOCK630 T/Tatsumi

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