2017年8月31日木曜日

『Bike in the sky』#106 いよいよ・・・

こんにちは。

本日で8月も最後になり明日からは9月です!

9月に入れば季節感も秋ですが・・・「どこが秋やねん!?」
というほど、まだまだ暑い日々が続きます。

もう少しで涼しい季節になれば春に続く、バイク乗りには堪らないほど気持ちのいい季節の到来となるでしょう!

ところが、先週の日曜日早朝は、その気持ちの良い秋を感じさせる一足早い”秋”の気候でした。

筆者は当日、朝6時に待ち人でTAICHI前で待機中!
バックのクルマは毎週末の夜中に阪奈道路をサーキットのように甲高い爆音をあげながら走り回る
いわゆる”走り屋”の連中で、走り終えてホッと一息ついているところでしょうか!?

そして、待ち人きたる!

ここからは、待ち人バイクの点検で途中のコンビニで小休止をしただけで一気に約50kmを月ヶ瀬まで疾走?

7時前に月ヶ瀬に到着ですが・・・
やはり、気持ちの良い気候は虫と同じ本能を持つ月ヶ瀬信者はブ~ン、ブ~ンと聞こえそうな勢いで集まっておりました。
いつものお茶屋前は、本日は止めるところもなくこちらにも・・・
左から田〇さん、澤〇さん、磯〇さん!

皆、オーバー50ですが、気持ちは中学生!いや譲っても高校生でしょう!?

とにかく、本日は・・・
早朝にも関わらず台数にして・・・4,50台はいた、もっといたかもって感じです!
この上の画像、手前のバイクが先ほどの待ち人のバイク!

池〇さんの宝物です!
イギリスの名車、ゴルディー!ことBSA GOLD STAR!
年式はゴルディーにしては若い世代で1963年式。単気筒の500cc!
ヤマハのSR乗りには垂涎の的と言われるバイクです。

そのゴルディーに跨ろうとする御仁、最近五十〇歳になられた澤〇さん!
人は他人の乗り物に興味が沸くとなぜか跨りたく、乗りたくなるのですが・・・
その心理は如何に!?

繁々、右から覗く田〇さんも「乗ってみてぇ~!」と思ってるかどうか・・・

そして、ゴルディーの池〇さん、オイルタンクにT-PADDOCK630のステッカー!

そして、当日の月ヶ瀬には・・・
新旧のロータスもお見えに・・・

筆者的には特に手前のロータス・ヨーロッパは、やはり外せません!
このロータス・ヨーロッパは漫画の”サーキットの狼”で一躍、当時の子供から大人に至るまで車名を馳せた名車です!

画像のヨーロッパは年式的に1970年代前半と思われますが、今見ても、まったく古さを感じさせない芸術的な車です!

「欲っしいィ~!」

と、思っているところで、やはり月ヶ瀬信者のアホな話題は「Bike in the sky」には必要と・・・
これ!だれと誰が履いてるブーツかわかります?
(このネタの為にわざわざ画像を月ヶ瀬信者の霜〇さんが送ってくれはりました。)

ブーツはそれぞれ、ロード用とオフロード用なのですが、カラーリングがどう見ても似通っているように見えます。

筆者的には絶対チョイスしない色目ですが、この画像のお二人は超ご満悦!
どちらかが真似をされたのか、たまたまの偶然なのか!?

しかし、ズッと眺めていると「ありなのか?」「ありかも!」「ありやで!」と・・・
筆者の心に変化が!

「いや!やっぱりあきまへん!」
筆者の仕事柄、やっぱりストイックでないと・・・とカッコをつけるわけではないのですが・・・

そんな筆者の仕事で先日、こんなお仕事をさせていただきました。

それは、月ヶ瀬の信者ライダーさんのお一人で(株)奈良充電所社長の岩〇さんからのご依頼!
ドイツの高品質オイルメーカー、”LIQUI MOLY"正規代理店のウェブサイトの制作です。
上段のオレンジ色の「ウェブサイト」の文字をクリックしてもらえればご覧になれます。

やっぱり、乗り物関係の仕事は筆者も好きなだけに、のめり込んでお受けしてしまいます。
なんとか、岩〇さんにも喜んでいただいてホッとしたところです。

そのホッとしたところに、今回のサイト作りでAudi R8を貸出しいただいた南〇さんが
T-PADDOCK630に今朝いらっしゃいました。
T-PADDOCK630にお越しいただいたのは、筆者の方から「LIQUI MOLYのサイト、完成したで!」と連絡!

すると、南〇さんから「ほな、そっちに見に行くわ!」でお越しになりました。

この南〇さん、若いころはアメリカ西海岸でお仕事を何年もされていて、もう少しでグリーンカード(米国永住権)
まで取得できるところまでだったとか・・・

今でも、英語の勉強は欠かさず、特にリスニングは時間があれば車の中でも寸暇を惜しんでやっておられるとか・・・

また、他にもドラムも嗜まれるお方!

こんな多彩な南〇さんにご登場いただいた、LIQUI MOLY KANSAIのサイト用画像の撮影風景は
「Bike in the sky」#102でご覧いただけます。

好きなバイクの世界から繋がって仕事までさせていただいている筆者は、とても幸せなのですが

そんな悠長なことを言っていられる場合ではなくなってきました。

ひょっとすると、「Bike in the sky」も、そろそろお開きしなければならないかもです!

それは、同様にバイク繋がりから更に拡がって多方面からPR系の仕事が舞い込んでおります。

とは言え・・・

「もう、エエ齢なんやから無理して受けて迷惑かけたらどうすんねん!?」
ってことも自身でわかってはいるのですが・・・

さぁ~て・・・

どうすっかなぁ!?

ちょっと考えます!

では!
T-PADDOCK630 T/Tatsumi

2017年8月24日木曜日

『Bike in the sky』#105 旧車と「天声人語」って?

こんにちは。

さて、夏休みも終わって今週は仕事のエンジンもかかり始めた頃ではないでしょうか!?

その夏休みを名残惜しそうに過ごす先週の月ヶ瀬事情です。
「イケルイケル ダイジョウブ」って何が大丈夫なのか!?
「まだまだ走れるぜ!」って言いたいのか・・・神戸からの八〇さんです。
(教祖のFB画像から)

そして、上の画像提供の教祖も林道仕様のブルーのパジャマ姿で・・・
その右には林道部部長の中〇さんも暑さを凌いで日陰でミーティング!
こちらも和やかに・・・
夏休み最後の休日を満喫するかのように、毎度の月ヶ瀬信者ライダー!

当日、筆者はCR93仕様のCP77で!
到着するなり・・・信者ライダーに囲まれて・・・またダメ出しです!
これも毎回の儀式のような洗礼です!(でも、けっこう気になる所を突っ込まれるのです!)

そして、2週間に1度、ミーティングに参加されるバイクに乗らない(乗れない)長〇さん!
今回はYAMAHA SDRにタダ乗り?

そのSDRのオーナーさんは・・・
左の宮〇さん!
お仕事がクリエイターだけあって、SDRの塗装もお洒落な自分色に・・・大事なことです。

そして朝の気温もドンドン上がってきました。
ここからは針テラスへ・・・CB450乗りの、は〇しさんとプチツーリング!

2,30分で針テラスに到着したのですが・・・
先に来ていたCB450とCB750に偶然の遭遇!
いきなりホンダの旧車が4台並ぶことに・・・(は〇しさんのFB画像から)

手前から、は〇しさんのCB450K1

その向こうが筆者のCP77

そして、今回初めてお会いした門真からだったかな?は〇しさんと同年のほぼノーマルのCB450K1。

その更に向こうのちょっと見えにくいですが薄いワインカラーのカスタムペイント纏ったCB750K4です!

時間はまだ10時そこそこでしたが、気温も35度はあるのではという炎天下で30分以上の旧車談議!

暑かったですが、楽しい時間を過ごせました!

たまに見ず知らずの旧車乗りの方と出会うと、どちらからともなく寄って声を掛けたり掛けられたり・・・

そこから、また新たな出会いが始まります!
それほど旧車は”人間臭い”ってことでつながりできるのでしょうか・・・

筆者はバイクもクルマも旧車が大好きな人間なのですが、火曜日の”朝日新聞”に”アンチエイジング”に
纏わるコラム(天声人語)が掲載されていました。
筆者は読んでまして文中真ん中辺りの「加齢を自然に受け入れるというと、穏やかな響きがある。」

そして、記事最後の件り「技術の進歩に合わせ価値観を鍛え続けることはできるだろうか」

「ふむ、ふむ・・・」と非常にうなづいて納得しておりました。

そして、「筆者自身はどうか?」と問い直したのですが・・・
同時に「これって、乗り物にも通じるやん!」と・・・

今は環境問題もあって、2040年?2050年?でしたか「地球上から化石燃料車は消す!」と
フランスだったか、そんな環境対策の目標を公表しております。

これも今、ビジネスの主流にある”SDGs”(エス、ディー、ジーズ(エス))の影響か!?
(SDGs=Sustinable Development Goals=持続可能な開発目標・社会・経済・環境面における
「持続可能な開発」を目指すもの)

総論的に観れば、全く正しいと言わざるをえません。

しかし、旧車好きからすると「今、世界に存在する旧車はどうなるの?」

ひょっとして、「化石燃料が無くなったら乗れんようになるのか!?」

「希少性としての値打ちは?」

「逆に乗れんようになったら価値はゼロ?」

などと、要らん心配をすることにもなるのですが・・・

ところが、当日の同新聞に・・・
前述の”天声人語”と繋がるような記事が・・・「ずっと現役」

めちゃエエ響きやないですか!?

要するに絶版パーツの再生産、また「レストアもやりまっせ!」ということです!

ただ今回、新聞で取り上げられたクルマの年代を見るとちょっと”旧車”というには若い年代です。

人間に例えれば、せいぜい4、50歳ぐらいでしょうか!?

筆者的には毎々申し上げてますが1970年以前が旧車のカテゴリー!
人で言えば60歳以上?と勝手な分類です!

どちらにしてもマツダ、ホンダ、ニッサン!
やりますやん!

せっかくやったら1970年ぐらいに戻って造ってよ!って声も聞こえてきそうです。

そして「バイクメーカーも見倣ってやってよ!!」と・・・

新聞に向かって吠えてる筆者がそこに居たのですが・・・

筆者は・・・「ヤマハさん、XSの初期型のパーツ、造ってやぁ~!」

筆者の切なる願いには事情があって・・・

ではまた!
T-PADDOCK630 T/Tatsumi

2017年8月15日火曜日

『Bike in the sky』#104 月ヶ瀬に新たなクラブの発足会?

こんにちは。

タイトルの「月ヶ瀬の新たなクラブ」とは・・・
お盆休み真っ只中の日曜日に発足走行会を開催することになったのですが・・・

さて、何のクラブなのか?

毎週、木曜にこの『Bike in the sky』のブログをアップしてますが、今週はお盆の最後のお休みに
のんびりご覧いただけたら・・・

また、本日火曜は雨模様でもありますので急遽アップすることにしました。

その発足走行会の前々日には月ヶ瀬に”ロボコップ”登場!の話題から・・・
って、筆者ですが今夏は今までの夏用ライディングジャケットでも月ヶ瀬からの帰り際では
暑さでクラッ~ってするほどです。(霜〇さんに撮っていただきました。)

ならば、さらに薄着でとなるわけですが、身体の安全を担保するプロテクトは外せません!
そこで、某ショップに探しに行くことに・・・

しかし、あるのはあったのですが・・・
どれもベルト状のものに胸、背中、肩、肘のパッドなるものが付いている程度のモノ!

もう少し探すと・・・
オフロードのウェア、ギアの売り場にありました。

それが、上の画像のジャケットで当日、早速に着用して月ヶ瀬詣でに・・・

ところが、月ヶ瀬に到着するなり、毎度の信者メンバーになぜか大笑いをされることに・・・
それは・・・ロボコップが来たでぇ~!
(浅〇さんに撮って頂きました)
「この”サイボーグじいちゃん”とまるで一緒やん!」とか・・・
(平〇さんのFBから)

また、こんな画像も
「SWATのこっちの方が似てるとか・・・」(霜〇さんのFB画像をお借りしてます)

「本日、一番受けた~!」とか
「今日は思いっきり大笑いした・・・」とか

まぁ、どちらにせよ皆にイジリたおされました!

そして、月ヶ瀬の有名人、中〇さんも笑いながら「13日林道行くで!そのかっこでおいでや!」
で、日曜日を迎えます!

その日曜は発足会メンバーとして4台のオフロードバイクが月ヶ瀬に集合!
先ず、集まったメンバーは月ヶ瀬の顔的な中〇さんとシェルパ!
そして、月ヶ瀬教教祖こと早〇さんとセロー!
もうお一方、大魔神こと平〇さんとXR!
最後に筆者とRT-1での参加です!

上の画像はRT-1の燃費がすこぶる悪いことから、林道の走行距離を確認している様子!

そして、暑くならない時刻を見計らって出発!

月ヶ瀬から、ものの30分ほど走って163号線に出て西向かったところから、突然163から外れた”大正池”に向かう道に進みます。

この時点では路面はまだ舗装路!

そして、大正池方向の標識が出て、さらに山の中に向かうクネクネ林道!
ここは、大木に覆われた、ちょっと異次元の涼しさとマイナスイオンが出ているであろう感覚が肌で感じ取れるエリア!

思わず「近場にも、こんなところがあったんや!?」
と感じているところで、いよいよお目当てのオフロードの入り口に!
その入り口、画像のバイクの右側に細い道が見えます。
そこからですが・・・

そして、ここで林道部部長に就任?された中〇さんから宣誓を賜ります!
「我々、月ヶ瀬信者を代表しまして、ここに月ヶ瀬林道部を設立し、安全に楽しくオフロードを走ること誓います」

ってな雰囲気でマジで月ヶ瀬林道部の話しに!
そして「T-PADDOCK630で林道部のステッカー作ろや!?」と!

すると、教祖、大魔神、筆者は・・・
拳を握りしめ青空に向かって、その拳を高く突き上げ「オーー!」と一斉に雄叫びあげる!
(って嘘です!)

でも、マジで発足記念の写真は撮ろうとなって・・・
手前から教祖、林道部部長、大魔神、筆者のバイクを林道入り口で・・・

実は筆者達は、到着したとき下の画像のように無造作に止めていますと・・・
部長から「せっかくの発足記念やからちゃんと止めろ!」とご忠告を受けて並べなおしました。

そして、林道を走る心得を大魔神から軽くレクチャー!
左から部長、ロボコップ姿の筆者、パジャマ姿の大魔神
(教祖の撮影画像をお借りしてます)

この時、大魔神からタイヤの空気圧は下げといた方がエエですよ!」と言われながらも
言うことを聞かない教祖と筆者は、そのまま突入に・・・

ここからは走行時の画像はありませんが・・・

最初に林道を走り出してから想像以上に轍がきつく、直径10cm程度の木々がゴロゴロ転がっているうえに
砂利やら岩のような大きな石やら・・・

「オッ、ちょっとヤバいでこれは・・・」と思いながら必死に皆について行くのですが・・・

ものの10分もたっていないところで筆者のRT-1が失速!
「え~!なになに、やめてや!」と念じるも通じずエンスト!

燃料コックの開け忘れでした!

この凹凸だらけで、さらに傾斜のある路面でキックを踏んでのエンジン始動!
また、これが右足に力が入れづらく、なかなかエンジンがかからない!

なんとかかかって、皆を追うことに・・・

走行順位は先頭が大魔神、続いて部長がテールッゥノーズでピタッと大魔神をロックオン!
少し離されて教祖、そして大きく離された筆者ってな順位です!

なんとかピッチを上げて岐路で止まっていた教祖に追いつくも・・・
教祖が「おふたりはどっちに行きはったんでっしゃろ?」

筆者は路面に残されたひっかき痕から「左の道とちゃいます?」
教祖は「ほな、そっちに行きまひょか!?」

と教祖を前にしてその道に続くことに・・・
それが大間違いでとんでもない悪路に入ってしまいました!

ここからの教祖と筆者の奮闘ぶりは筆舌に尽くし難く、斜度20度ぐらいはあろうかって所に
さらに先ほどの木々より太い直径30cmぐらいはありそうな丸太がゴロゴロしている路面。

ぬかるみも、けっこうあったり、岩で階段のように見える段差あり~ので、ギヤもローで
恐る恐るなんとか次の分かれ道まできたところで・・・

そこで5,6人の林道ツアラーたちに遭遇!

教祖がその集団に「ここを2台のバイク、通りませんでしたやろか?」
「いえ!通ってないっすよ!」と返答いただき、ここまでの道が間違いとわかった次第。

で、教祖は「この道の先は?」って尋ねると
「いやぁ~、やめときはったほうがエエっすよ!」
教祖「なんで?」
そこで返ってきたのは「この先は、ほぼV字の超ボコボコ道で危ないっすよ!」でした。

すかさず教祖と筆者は、Uターンで最初の分かれ道に戻るのですが・・・
また来た時の恐怖を味わいながら悪戦苦闘でなんとかクリア!

そして、岐路から道を修正し、ほどなく走ったところで前方から部長と大魔神が・・・
大魔神が仏様に見えた瞬間でした!

で、お二人から「どないしたん?てっきり谷底に落ちたと思って心配しとってんで!」
と労りのお言葉!

教祖と筆者は、その間違ったとんでもない道の様子を、さも、子供がお父ちゃんに話すように・・・

「いや~、まちごた道な、えらいとこでな、そこと比べたらこの道は鼻クソやで・・・おかげでエエ練習になったわ!」
と、特に筆者は顔が半分引きつりながら自慢話?のように武勇伝を語っとります!

やっと4人が再会し、少し走ったところでやっと休憩!
ほんまに気持ちのエエ所です!

大魔神、うれしそう!
教祖はオフロード初めてと言いながらも・・・
疲れたけど、とにかくおもろかった!(魔人がー撮影)
筆者は、ほんまにバテバテ!それが後ろ姿に・・・(大魔神撮影)
中〇部長のこんなお茶目なポーズ、なかなか見れませんぞ!

で、ここで3,40分ほどの休息をとっていると、先ほど教祖が道を尋ねた時の集団が勢いよく突っ込んできました。

その先頭走ってたアフリカツインの若いお兄ちゃんが砂利に前輪をすくわれ大転倒!

しかし、このお兄ちゃん大型のオフ車を自在に操っているとこを見せたかったのか
集団の全員が揃った時に、来た道を後輪をフリフリ、全開のような雰囲気で駆け上がっていきました。

そして、間もなくそのお兄ちゃんがまた勢いよく戻ってきたと思ったら、また砂利にすくわれ転倒!

そして、集団の皆に「ハハハッ!アフリカツインは丈夫やわ!」とかなんとか言うたような!

皆に起こしてもらってて・・・

筆者は「こいつはバカか?」と・・・
教祖は「懲りんやっちゃなぁ!?」と・・・

やっぱり、ここで筆者はタイヤの空気を抜くことに!

どう見ても足元がおぼつかない、お尻がこそばゆいノングリップでここまできましたが・・・

しかし、教祖はまだ空気を抜かずあの走り・・・恐るべし!さすがです!

そして、ここから水分補給で下山!
元の林道入り口にもどって、そこから舗装路を10分ほど走ったところの自販機で2度目の休憩!

この時、空気を抜いたおかげで俄然、走りが安定しました。と皆に報告すると・・・

大魔神に「だから言うてますやん!」とお叱りを受けました。

休憩が終わって筆者が「もう1本走る?」と皆に促すように尋ねると・・・

部長が「えっ?さっきのコースに戻るん?」

すると大魔神が「じゃ、もうちょっと優しいコースを抜けて・・・」と再び先導!

そして、そのコースはどこだったか、優しいとか言いながらも・・・
それはそれなりで、やはりオフロード!

軽トラが日常的に使っているような細い道ですが、軽トラのタイヤが通ったところだけが左右に2本凹状で
けっこうバイクの足元はすくわれ気味に・・・

そこに山側からライダーの目線にちょっと太めの枝が何本も・・・
ヘルメットのスクリーンにバキっ!ボキッ!とけっこう激しく当たるわ、痛いやら!

ここで、教祖は空気を抜かなかったのがちょっとアダに・・・

左に回るカーブでうまく曲がれず、ややオーバーラン気味でカーブミラーに突っ込んでいく!

筆者は後ろから「教祖~、突っ込むゥ~、落ちるゥ~!」と思ったところで間一髪、左にうまく逃げられました!
さすが教祖!

とか言いながら、このコースも無事終え、皆でちょっと早いランチに向かうことに!

今日は「月ヶ瀬林道部発足祝い」と称して、普段はあり得ない祝宴でちょっとだけ高級な
プチセレブランチに・・・
JR木津駅近く?163号線沿いの”笠庄”さん!(教祖のFB画像をお借りしてます)
11時半開店の少し前に到着!

皆、泥んこのウェアで断られるかと思っていたのですが,女将さんはじめ女中さんも愛想よく
お迎えいただき心地よく、おいしいお肉を頬張ることができました。
ランチには少々贅沢ですが、一同「発足記念やし良しとしよ!」で納得!
(大魔神さんの提供画像です)

そのおいしい様子が・・・
まぁ、目を細めてお顔が仏さんになってますやん!(教祖のFB画像をお借りしてます)
本日の先導役、お疲れさまでした。

と、筆者も久しぶりに楽しいバイクライフを過ごさせていただきました。

オフロードは50年ぶりですが、その昔の経験は全く身体が覚えておらず四苦八苦しましたが
やはり、オフロードの楽しさは蘇りました。

これを機に「月ヶ瀬林道部」は正式に発足の運びとなりました。

次回はいつか!はまだ決まっておりませんが月ヶ瀬信者で参加される方、どんどんお申込みください。

初心者も大歓迎です。
筆者も初心者並みですが、別に飛ばす必要もなく自分のペースで後ろから皆について行くだけでも
なかなか楽しい時間を味わえます。

しかし、筆者のRT-1ではちょっと持て余し気味!
さらに、伝説の旧車を泥だらけにして、後の手入れがたいへんでした!

さて、次をどうするか!?
教祖の「一家に1台、セロー!」のお言葉を思い出したのですが・・・

次週の『Bike in the sky』は、いつも通り木曜の18時でアップします。
では!
T-PADDOCK630 T/Tatsumi

2017年8月10日木曜日

『Bike in the sky』#103 CB750が売れるぞ!

こんにちは。

暑っついですねぇ~!

今週には、いよいよ巷では夏休み!いわゆるお盆休みです。
そのお盆前の月ヶ瀬は、相変わらずの信者ライダーで早朝より賑わいを見せております。

その日曜には筆者は、またもやCB750でミーティングに参加!

そして、先週の記事を読まれたのか・・・
おもむろにCB750に近づくお方が・・・

筆者が「乗ってみる?」と声掛け!
すると躊躇することなく・・・
CB750とは全くの不釣り合いなレーシーなツナギにフルフェイスのヘルメット!

この出で立ちで試乗していただく訳ですが、言っても間もなく50歳を迎えるバイクです。

現行車のように安全面では比較にならないほど・・・
例えば、ブレーキは効かないなどのレクチャーを少々!
(いつの間に盗撮されたのか、霜〇さんのFB画像をお借りしてます)
こんなお方に今さらバイクの乗り方を指導って、おかしな話なのですが・・・

この月ヶ瀬界隈の峠では、特に旧車はブレーキの掛け方ひとつで命取りになるリスクが潜んでます。
(ただし、飛ばさなければ、その心配は不要なのです。)

そのCB750はフロントがディスクブレーキとは言え、全く効かない!
よって、リアブレーキとのバランスは5:5でかけるよう指示!

しかし、「はいはい!」ってな感じで聞いてるのか聞いてないのやら・・・
(霜〇さんのFB画像をお借りしてます)
堪らず、指をさしながら「ちゃんと聞いとるか!?」と怒鳴っているようにも・・・

この方に注意をするなんて・・・滅相もございません!(恐ろしくて・・・)
月ヶ瀬お茶屋から近くまで試乗!
試乗距離は、ものの10分足らずの距離でしたが、ご満悦な様子!

はい。月ヶ瀬最速組の山〇さんです。

そして、試乗から戻られて、開口一番!

山〇さん: 「メチャ普通やん!」

筆者: 「重たい大きなビジネスバイクの感覚やろね!?」

山〇さん: 「けど、なんかエエねぇ~」

筆者: ただ、ニタっと微笑むだけ

そうこうしてる間に、もうおひと方が・・・
「俺も乗せて・・・」と、バイクに乗りたくて乗りたくて仕方のないお方!

月ヶ瀬早朝ミーティングには2週間に一度のペースでポルシェで参加される東大阪の長〇さん!

ほんまに嬉しそうな笑顔で、こちらまで嬉しくなります。

そして、この長〇さんも囲んで・・・

山〇さんから: 「このCB、売りもん?」

筆者: 「おー!売りもんやで!」

山〇さん: 「なんぼで?」

筆者: 「基本は購入した車体価格プラス、ここまで掛かった費用から応相談やねん!」

山〇さん: 「わぁ~、商売ッ気、出てる出てる!」

筆者: 「いやいや、そんなことないで!非常に良心的やで!」(ちょっと額に汗)

すると・・

長〇さん: 「やっぱり掛かった費用って言うても、そのプライスは表示しといた方が買う側は目安になるで!」

筆者: 「その通り!だからサイトでは『掛かった総額〇〇〇万円から相談にのります!』って書いてるで!」

さらに筆者: 「で、『この人やったら大事に乗ってくれる』って人に譲りたいねん!」

長〇さん: 「それやったら、このまま売らんと乗ってたらええやん!」
「そのうち、タツミさんも齢で乗れんようなった時、山〇さんが安ゥ~買うたらよろしいやん!?」

筆者: 「え~!」

山〇さん: 「俺が買うんやったら〇〇〇万やなぁ~」

長〇さん: 「そら、売ったらあかんわ!」

筆者: 「どないやねん!?」

って、会話で大いに盛り上がりました!

でも、CB750も山〇さんのような走りのスペシャリストでバイクを大切にしてもらえるような人であれば
ほんまにお譲りしたいですね!?

でも、バイクが好きで好きでって方でも、人生の長い道中でどうしても諦めなくてはって事情はあります。

しかし、嫁さんの怒り?をよそにバイク三昧に明け暮れる者もいるのです!
そこには三代続きそうなバイク狂の危ない匂いが・・・
若干3歳って、若干過ぎるまだ3歳になったばかりのTAICHIくん!
T-PADDOCK630三重支局のYT君の長男!

「タイヤ交換を今から教えておく」とのことで特訓中の様子です。

さて、このTAICHIくん!
バイクに乗れる齢になったとき、ほんとにバイクに乗っているかな・・・

って、そのバイクに乗れる歳になるまで13、4年!

果たして筆者は生きているのか!?
その心配と残されるバイクのことを先に考えなければ・・・

と、思いつつ・・・
今回は短めの記事で筆者的には、ちょっと物足りないようなっ!

これは何かの暗示のように短命なのか長生きできるのか!?

では!
T-PADDOCK630 T/Tatsumi

2017年8月3日木曜日

『Bike in the sky』#102 8耐の季節だ・・・

こんにちは。

先週の土日は、朝方4時ごろの激しい雨によって月ヶ瀬早朝ミーティングには参加できませんでした。

ただ、土曜日は天候に関係なく早朝ミーティングの参加は無理な状態でした。

それは・・・
Audi R8をバックに収まる御三方!

左からお馴染みの中〇さん。

真ん中が布施「Loose軍団」隊長?
そして、未だR1Mに乗って鈴鹿を疾走する猛者ライダーな方です。
ご自宅はT-PADDOCK630のご近所、南〇さん。

そして、初めてT-PADDOCKにお越しの奈良充〇所社長の岩〇さんです!
今回はカメラ機材等をホンダのDCT搭載のアフリカツインに乗ってお持ちいただきました。

しかし、なかなか見れない3ショットです!
では、この集まりはいったい何の集まり?となりますが・・・

それは南〇さんのAudi R8を必要とする訳がありまして・・・

それが・・・
この「LIQUI MOLY(リキモリ)」という、ドイツ発祥のオイル&ケミカル・メーカーの販売代理店
「LIQUI MOLY KANSAI」のWebサイト用ツール画像の撮影でお集まり頂きました。

その撮影風景の一部が・・・
この土曜、朝9時から撮影開始でしたが、気温が高く、また湿度も高いことが重なって全員汗だくでした!

とは言いながらも撮影を前に進めなければ・・・
「オイルボトルはこんな感じで・・・」と南〇さんの許可をもらいながらR8のエンジンルームに!
 また、19インチのフロントホイルの横に並べて・・・画像のバランスチェック!
このオイルですが・・・
 知る人ぞ知る、知らん人は知らんのオイルブランド!

ドイツではベンツ、BMW、アウディ、VWなどなど、メジャーなメーカーの認証を得ている
最高品質のオイル&ケミカルの会社なのです。

実は筆者も「LIQUI MOLY」に関しては全くの無知で、岩〇社長にサイト作成のご依頼を頂いて初めて知りました。

そのサイト作成のイメージ画像編集段階で、この「LIQUI MOLY」に見合うドイツ車を探していました時に
南〇さんのR8を思い出した次第です。

早速、南〇さんに撮影依頼をすると、二つ返事で快諾頂き当日にご出演頂いた次第です。

実際、必要なイメージ画像は1,2枚のレベルですが岩〇社長と4,50枚の写真を「あ~でもない、こ~でもない」
とか言いながら1時間半に渡る撮影は無事終了しました。

その間、中〇さんは最近ハマっておられるシェルパのフロントディスクのメンテ作業!
とは言え撮影にもお付き合いいただきました。

皆さん蒸し暑い中、お疲れさまでした。

今回の画像を速攻、サイト編集に回しますが、さてどんな仕上がりになるか楽しみです。
完成しましたら、当T-PADDOCK630でもご紹介させて頂きます。

そして、日が変わった明くる日の日曜の筆者は・・・

やはり月ヶ瀬に参上!
T-PADDOCK630が所有します旧車バイクの中でもT-PADDOCK630の顔的バイクに1969年の
CB750 K0があります。

昨年の6月に車検が切れてから1年ほどの冬眠!

昨年にはボアアップにより100㏄アップの836ccに仕上げたところです。

ところが今年に入って当職の本業がやたら忙しくなり、なかなか車検整備もできず放置状態でした。

さらに4月からは増々忙しさに拍車がかかってきた状態!

となれば、CB750はもっと放置状態が予測されることから、一瞬の間隙を縫うように車検を受けることに・・・

しかし、せっかく車検整備をするなら、各部のメンテやパーツの交換も、このタイミングで行わないと
動態保存の意味を成しません。

そこで、気になっていた個所のパーツ交換!
上の画像ですが、メーターをリング状のホルダーにつける際の防振ゴム!

CB750で市販車に初めて採用されたメーターなのですが、何が初なのか?
メーター面を水平から約55度起こし、またメーターパネルの照明を透過式にしたり、
とにかくライダーが視認しやすい工夫が随所にあり、当時はディスクブレーキと共に大いに話題になりました。

実際、CB750の”市販車初”と言われる個所は現在のバイクのスタンダードになっているものが多数見受けられます。

例えば、4気筒のマルチエンジン、ディスクブレーキ、先ほどのメーター角、ハイグリップタイヤ、
そして途中年までの4本出しマフラー、高強度のチェーン!
(発売当初のCB750は走行中、チェーンが切れ、そのチェーンがクランクケースを割りエンジンを
破壊したという話が当時にはあったとか!?)

というように語り切れない数々の伝説を持つバイクとして、未だに初期型と言われるK0は人気が衰えません!

また、フロントのフォークブーツも交換!
 CB750のパーツも旧車ブームでドンドンなくなってきています。
「取れる時に取っておかないと・・・」と、後悔するパーツです。

そして、交換作業ですが・・・
 T-PADDOCK630の作業工房!

筆者の技術力は大したことはないのですが設備は、その辺のバイク屋さんよりは充実しているかな!?

特に画像に少し写っています1/4tonを吊れるチェーンブロックをスライドさせられ、また約130度、
回転させられる3300mmの特注トラスアーム!
メインの使用用途はバイクからエンジンを下す時、特にCB750のような約60kg以上の4気筒エンジンを
ひとりで下す時には別格の働きをしてくれます。

しかし、今回は上の画像のように小業も効かしてくれます。

フォークブーツの交換はどうしてもフロント周りをすべてバラさなければなりません。

その際、フロントディスクブレーキのマスターシリンダーとフリュードタンク等をハンドルバーから外しても
ちょっとフックしてアームに掛けておけば、数工程作業が減ります!

ということでフロント周りのメンテも終わり、車検も無事に終了!

となると、1年ぶりのCB750にはやはり早く乗りたい感情が沸き起こります。

しかし、日曜は朝方の雷雨で路面は水浸し!
ちょっと、晴れるのを待って8時半ごろ出発!

そして、”8耐”を観戦に行った月ヶ瀬ライダーは、いないだろうと思っての月ヶ瀬に10時前に到着!
案の定、信者ライダーは”ゼロ”

しかし・・・
月ヶ瀬に着くなり、W1SA、CB750F、BMWなどの旧車バイクの5,6人のツーリング集団に取り囲まれ、
皆さんに写真を撮って頂きました。

久しぶりに乗るCB750!
筆者の青春時代に乗りたくても乗れなかったバイク故なのでしょうか!?

のんびりと大和路を走りながらも、青春当時を思い出しながらの快走!

走っている時は、とっても気持ちよかったのですが・・・
さすがに昼前ごろになってくると・・・

信者ライダーは蒸し暑い中、ほとんど”8耐”観戦に!
しかし、筆者は”8耐”どころではなくT-PADDOCK630をゴールとする”熱耐”で、なんとか戻ってこれました。

もはや筆者はレースをするとか、レース観戦をするとか・・・
それはもう、体力的に身体はレヴリミットに突入してしまうでしょう!?

どうぞ、皆さまにも残暑お見舞い申し上げます。
では!
T-PADDOCK630 T/Tatsumi