春とは、バイク乗りにとって最も楽しいシーズンです。
筆者にとりましては、また違う意味でワクワクするシーズンなのです。
そこにはT-PADDOCK630のバイク事情がありまして・・・
その事情とはT-PADDOCK630の”NSU"と”Ducati Mach 1"が、特にNSUに限っては真冬は走れない事情があります。
いわゆるキャブレター内でガソリンが凍る”アイシング”という現象でエンジンが回らなくなります。
しかし、3月後半ともなれば早朝でも気温は5,6,7,8度でベストではないにしても気持ちよくエンジンは回ります。
そんな事情の中、先週の土曜は先ずDucati Mach 1を4カ月ぶりで月ヶ瀬に出動です。
月ヶ瀬には8時過ぎ頃の到着でしたが既に早出メンバーは10人超。
上の画像手前の月ヶ瀬信者、左からスガさん、岡田さん、そして月ヶ瀬の土葬職人?
いや、失礼!某大手企業管理職の井田さん!
暖かい眼差しでDucati Mach 1を愛でて頂いてますが・・・
何故か、こんな方が登場すると空気は一変します。
「ちょっと跨らして!」と、当ブログに3週連続でご登場の石原さん!
何やら言いたそうなのですがコテコテの大阪弁で通訳が必要に・・・
通訳すると
「死んだら、こんなスタイルでバイクと一緒に土葬して欲しいなぁ・・・」と、画像の態勢。
で、先ほどの土葬事情に詳しい井田さんの出番となるわけです。
石原さんは井田さんに「棺桶はカーボンで頼んまっさ!」と・・・
ほんまに平和な方です・・・石原さん!
違うアングルで・・・石原さんを囲み
正統派バイカー?の2台のBMWに乗る松村さんや山田さんも石原さんに参戦!
内容は「コテコテの大阪弁の意味が理解できるか?」にまで話が飛ぶ飛ぶ!
極めつけが「もっと”ネキ”に寄りいなっ」と、ご出身が名古屋のRyan Itoさんを手招き。
そして、Ryan Itoさんに「ネキってわかりまっか?」と尋ねる始末!
分かるはずもないのに・・・この辺りから”毒”が充満しだします。
そのRyan Itoさんは、その毒から退散すべく「こんな おっさんラ、相手にしてられん!」と帰り支度。
それが下の画像!
SRXのスポーク仕様!
筆者もちょっと欲しいかなと思うバイクです。
しかし、Ryan Itoさんは皆にイジられ(毒に侵され)て、まんざらでもなそうに満面の笑みでお帰りになりました。
そして、明くる日の日曜は昨日の土曜よりやや冷たい気候でしたが、ほぼ快晴!
筆者は当日、昨日のDucati Mach 1に続き4カ月ぶりにNSUで月ヶ瀬に出勤!
しかし、Ryan Itoさんは皆にイジられ(毒に侵され)て、まんざらでもなそうに満面の笑みでお帰りになりました。
そして、明くる日の日曜は昨日の土曜よりやや冷たい気候でしたが、ほぼ快晴!
筆者は当日、昨日のDucati Mach 1に続き4カ月ぶりにNSUで月ヶ瀬に出勤!
ここで、またまた石原さんが・・・
何やら皆にご自身のバイク”Buell”の手を加えた箇所について説明談議。
その説明を真剣に聞く月ヶ瀬信者たち!
その説明の箇所とは・・・
Buellの左ハンドルに取り付けられたウィンカー等の操作スイッチ。
(このスイッチもテレビゲーム操作機を改造して自作されたとか!
しかし筆者は絶対付けない、あり得ないモノです。
ちなみに筆者はETCですらイメージが壊れることから付けない頑固者です。)
で、「このスイッチがどうしたん?」となるわけですが・・・
それは画像にあるように赤、ブルーなどのボタンに矢印などの表示をご自身で書いたことをご自慢されていたことです。
Pはパーキング?ではなくパッシング?だったかな?Hiはヘッドライトが上向き、矢印は右折左折のウィンカー、
そしてラッパのマークは”正露丸”という落ちまでの説明でした。
そんな話から月ヶ瀬信者は異口同音に「東大阪の人間はアホなヤツばっかりやん!」と
筆者も含めてお褒め頂きました。
その「アホなヤツばっかり・・・」から話は、さらに広がり戦後の話しに・・・
そして、その話の被害者として筆者がマトにされ、ある信者から
「タツミさんは頭にシラミが沸いていた世代やろ!?」と、えらい突っ込みを受ける始末。
そんな戦後の話しから「給食は”脱脂粉乳”やってんやろ!?」と、どこまでも続く年寄りイジメに!
と思えば、どこで話が切り替わったのかも分からないぐらいテンポが速く次のターゲットはまたしても石原さん!
石原さんが何気に言った「俺って、こう見えてもけっこう繊細やねん!」の一言。
この発言に他の信者が火を点けることに・・・
「繊細?それって戦災のコトとちゃうん?」
「繊細?それは先細って書いてこれから先が細っていくんやろ?」
「繊細?どの口が言うとんねん?」
などなど他にも突っ込み話は一杯あったのですが、月ヶ瀬お茶屋前は猛毒が充満しエライ騒ぎに・・・
石原さんは結局、一気に突っ込まれる始末で一同大笑いをする楽しい時間を過ごせました。
まるで高校生時代の学内の一幕のような気分で最高にオモロかったお話です。
そんな気持ちよく過ごした月ヶ瀬を後に次はルーティンコースの針テラスへ!
当日の針テラスは正直でした。
こちらも春の気持ち良さに釣られて多くのバイカーがいました。
着くなり早速、NSUを見て声をかけられる御仁がいらっしゃいました。
「このバイク、なんてバイクですか?」から始まり、
「パッと見た時、昔のホンダのベンリーを改造されたのかなと思いました。」
と、よく言われるご感想。
でも以前、若い子に言われた「おっちゃん、これってカブを改造したん?」よりは許せる感想です。
とまぁ、話題には事欠かないNSUです!
そして、別れ際に御仁は「写真撮らせてもらっていいですか?」
やはり、このフレーズはバイク所有者にすごく気持ち良く響く一言です。
真逆の月ヶ瀬の毒よりは数段心地よいのですが、何故か月ヶ瀬詣が欠かせない筆者!
これって月ヶ瀬が汚染され、やはり毒に侵されているのか・・・
では!
T-PADDOCK630 T/Tatsumi