こんにちは。
久しぶりに月ヶ瀬に!
と言っても2週が空いたぐらいで、さほど感はありません。
それよりも、ここ最近の週末は雨模様で、また晴れだしても前日の雨の影響で路面がベチョベチョなど
なかなか気持ち良く走れる日が少なかったと思います。
では、その2週間は何をしていたのか?
今回はバイク屋ごっこではなく「クルマ屋さんごっこ」です。
それは来週に催されます「LIQUI MOLYーKANSAI ENJOY走行会」の準備で、そこで乗り出すBeck550の軽整備なのです。
このBeckは31年間乗ってまして全くの故障知らずだったのですが・・・
ところが数か月前に乗り出した時、月ヶ瀬お茶屋さん手前で電気系のトラブルからエンジンストップ。
しかし、その場はなんとか応急修理でレスキューを呼ぶこともなく難は逃れました。
当日ガレージに戻って一応修理はできたのですが、それ以来走行しておりませんでしたので、その確認とその他点検です。
このBeckはリアフェンダー一体のフードを開けるとエンジンが剥き出しになり非常に整備はし易いのです。
まぁ、一応軽く見渡しても特に問題はなし。
さて、走行会ではちゃんと走ってくれるのか・・・
そんな事情もあって毎週毎週、月ヶ瀬詣でをしていた人間としては、やはり月ヶ瀬が気になることからやってきました。
当日の月ヶ瀬!
特に今までと変わった様子もなく・・・
変わったところではベンチに奥に座られる久々の南野さんぐらいでしょうか!?
その南野さんと南野さんの前に立ってお相手をされてる長門さんのお二人も走行会に参加されます。
南野さんはAUDIのスーパーカーR8で。
長門さんはPORCHE CAYMANで!
また、ニューなツナギ姿でカメラ目線の山田さんと、そのバックに写る大東市組のスガさん、植田さん、小林さんの皆さんもいつもの月ヶ瀬の風景です。
そして、この日の筆者は・・・
先週の「古き良き二輪を愛でる会」に参加予定だったNSUにて月ヶ瀬に参上!
その肝心の「愛でる会」という晴れの舞台?に参加できなかったNSUは、その前日にちょっとしたトラブルに見舞われました。
そのトラブルとは・・・
ガソリンタンクとリアフェンダーシート一体のアルミカウルとの接合部分のステーが厚過ぎたせいか、振動によって
肉厚の薄いタンクのステー側根っこに微妙にクラックが入り、そこからガソリンが僅かながら滲み出しました。
その修復は簡単なのですが、けっこう時間を必要とします。
画像の白い補強材はファイバー補修用のエポキシ系ボンドです。
これをクラックが入っている辺りに垂れないように盛っていきます。
そして数時間、乾燥させ、再度タンクにガソリンを入れ、漏れをチェック!
すると、まだジワ~とガソリンが滲んできます。
再び、先ほどのボンドをその箇所に盛って、同様に漏れをチェックしてと・・・この作業を繰り返します。
ほぼ2日間を上記作業の繰り返しで漏れは止まりました。
そしてガソリンタンクをセットして・・・
今回はタンク下部には厚手の防振ゴムと接合部には汎用のブッシュゴムで振動対策を入念に!
たぶん、これで修復できたであろうですが、暫くは様子を見ることに!
上述の日曜日のテストでは問題なくクリアです。
さて、ここで・・・
「今度こそ『古き良き二輪を愛でる会』にNSUで自走で参加するぞ!」
「えい!えい!お~!」
って雄叫びをあげても次回まで、あと1年もあるがなぁ・・・
まだ晴れの日まで長いの~!
では!
T-PADDOCK630 T/Tatsumi
2019年10月31日木曜日
2019年10月24日木曜日
『Bike in the sky』#153 あのメッチャ速いGさんがなんでおるん?
こんにちは。
先日の日曜日、久しぶりに毎年この時期に開催される「古き良き二輪を愛でる会」に行ってまいりました。
しばらく「愛でる会」には都合が合わずなかなか伺うことができておりませんでした。
しかし、今年の「愛でる会」はあくまで筆者の感想ですが近年の中では最も見ごたえのある催しになっていたように
感じました。
当日の会場は前日の雨の影響で足元はご覧のように一部が、ぬかるんだ状態でした。
それでも会場は人・人・人・・・
この「愛でる会」ですが記憶してる限りでは20数年前に京都の教習所?跡地?だったかで第1回が開催され、
その後、京都競馬場近くの空き地で長らく開催されてたのですが参加台数が増えた?ことから数年前より
南丹市の日吉ダム横の“府民の森ひよし”で開催されております。
毎年毎年、少しづつ参加台数が増えているように感じるのですが今年はパッと見て200台ぐらい、いや300台ぐらいは
参加しているようにも感じるぐらい台数は多かったです。
そんな中でも当日No.1の参加車両が・・・
英国が生んだ名車、1950年のヴィンセット ブラックシャドー!
ピッカピカに磨き上げられたフルレストア車で岡山からお越しでした。
たぶんトランポに積んでお越しになったと思います。
そして、次に筆者が食いついたのが
超超ミニなホンダのカブ!
最近発売されて一躍大ヒットに!
なんて声が聞こえてきそうなほど完成度の高いカスタム車!
足回りはたぶん初期型モンキーZ50Mを流用されたであろう感じでスイングアームやフロントサスは完全に
ワンオフの別作でした。
とにかくオーナーさんのセンスの良さを感じずにはおれませんでした。
カスタム部門では、このミニカブがNo.1です。
ほっしィ~~!
こんなバイクを見れるのがこの「愛でる会」の楽しみで、また昔と違ってオリジナルだけではなく最近はカスタム車も
けっこう増えてきております。
この現象は前号のブログでも記事にしましたがツマラナイ?乗り物が増えた反動で「個性のある乗り物」が
求まられていると立証されたようにも感じました。
と思っていたところに「タツミさ~ん・・・」と筆者を呼ぶ声が・・・振り返るとそこには・・・
月ヶ瀬にはたまにお見えになります古希を超えたスーパーライダー!
サーキットを走らせたらバカっ早の山崎さんやないですか!?
山崎さんは上の画像の1964年製YAMAHA YDS3でお越しでしたが筆者は一つ疑問に・・・
それは山崎さんは今どきの速いバイクがお好みと思っていたのですが何故、55年前のバイクをお持ちなのか?
その疑問を晴らすべくお尋ねすると
山崎さん:「いや~、わしな古いバイク好きやで!」
筆者:「え~!ほんまですか?」
山崎さん:「ほんまやで。このYD,新車から乗ってんねんで!」
筆者:「うっそ~!」
山崎さん:「ほんまやて!それもな、ほぼノン、ノン、ノン・・・う~ん・・ほれ綺麗にすること・・・
なんて言うたかな・・・」
筆者:「レストア?・・・ですか?」
山崎さん:「そうそう、レストア!そのレストアしてない・・・ノンノン・・・ノンレストア!で、
適とうに磨いたってんねん!」
筆者:「どんな方法で磨いてますの?」
山崎さん:「パ~とパーツクリーナーかけてブワ~とエアで飛ばしたんねん!」
筆者:「ゴムとかは?」
山崎さん:「ゴム用の油あるやん!?それをパ~とかけてブワ~とエアで飛ばしたねん!」
と嬉しそうに語るお茶目な山崎さんがいました。
そして・・・「たまにのんびり走りたい時はこいつで走ってんねん!それが気持ちエエねん!」と・・・
思わず筆者は「いや~、嬉しいわ!こんな速い人が旧車好きで・・・」
でもYDS、50年以上前とは思えないコンディションで走行距離もまだ15000kmほど!
また筆者に、ご近所のお兄ちゃんがお一人増えました。
そして、またフラフラしてると・・・
「タツミさ~ん!」と筆者を呼ぶ声が・・・
上の画像の持ち主でBMWマニアの木下さん
「今はもうコイツだけやねん!」と言いつつも・・・このBM、ただのBMのサイドカーではありません。
バイク本体とサイドカーの間にあるリンクのついたパーツ・・・
実はこのパーツ、4輪のパワーステアリング機構を移植してハンドリングを軽くしたとか・・・
理屈では理解しても実際に取り付けるとなると素人では簡単にできることではありません。
この「愛でる会」にはこのような“猛者”がけっこういらっしゃいます。
また、その他の珍しいバイクで・・・
以前に当ブログでご紹介しました「キャブトンマフラー」のキャブトンは日本だけで通用するパーツ名で
そのパーツ名の由来となるバイクがこの“みずほ自動車”の1954年頃のキャブトンなのです。
こちらも珍しいところで・・・
1957年頃のHONDAベンリイJC58?だと思うのですが・・・
エンジンヘッドの形状から2STぽいですが4サイクルの200cc
フロントサスペンションには“アサマレーサー”からフィードバックされた“リーディングリンク”が採用されて当時の話題に!
他にも
そして
さらに
1972年のYAMAHA TX750! ヤマハ初の量産型ナナハン!
このTX750は当時、ナナハンブームの中では地味と言われたバイクなのです。
しかし、実は印象だけでマシンそのものは先進的であったことはあまり知られておりません。
それはバランサーを生かしたバイブレス機構が運動性を大きく上げたと言われXS650にあった横方向の振動もなく
さらに深いバンク角も与えられてコーナリングは実にスムーズだったのです。
しかし当時、ガセネタか真実かは今となってはわかりませんが「すぐにオーバーヒートする」と言われ意外と売れなかった
悲運のバイクなのです。
一説にはシリンダーフィンの隙間が狭すぎてオーバーヒートするとか・・・
この話がガセか真か、そうなったのは筆者が思うにフィンの隙間が狭くなるということは裏を返せばフィンの数が増え
エンジンの表面積が大きく広くなるわけですから放熱性、言い換えれば冷却の為の空気にあたる面積が増えて
冷却効果は問題とないと思うのですが・・・
でも“火の無いところに煙は立たず”の諺でいけば「やっぱりそうなのか・・・」とも!
筆者はこのTX750が発売された時(まだ20歳前)すぐに実物を見学に近所のバイク屋にいって
「わ~!なんとシンプルでカッコいいバイクなんだろう」と当時のCB750より欲しいと思った記憶が蘇ります。
そこから数十年が経ってこのTX750を探しましたがあまりにも不人気者であったことから中古市場で玉が
なかなか見つからなかった経緯があります。
その時に代わりに転がり込んだのが現在保有しますXS650なのです。
と、今回の「愛でる会」は他にもたくさんの珍しいバイクや、またご無沙汰しております珍しいお方や
なかなか久しぶりに同窓会にでも行ったような楽しい時間を過ごすことができました。
本来、当日の筆者は自走で東大阪から南丹市日吉まで“勝負バイク”のNSUで参加と前日から準備をしておったのですが
思わぬトラブルでCB77で自走で行ってきました。
下道で片道75kmほどでしたが1回の休憩も含め約2時間ちょっとで着きましたがCB77で行って正解だったかもです。
NSUで行ってたら首が回らんようになってたかもです。
さてNSUの修理です。
このNSUは筆者と同じで本番に弱い、気の小さい臆病者なのです。
ってウソです!
いや!半分はほんまです。
ではまた
T-PADDOCK630 T/Tatsumi
先日の日曜日、久しぶりに毎年この時期に開催される「古き良き二輪を愛でる会」に行ってまいりました。
しばらく「愛でる会」には都合が合わずなかなか伺うことができておりませんでした。
しかし、今年の「愛でる会」はあくまで筆者の感想ですが近年の中では最も見ごたえのある催しになっていたように
感じました。
当日の会場は前日の雨の影響で足元はご覧のように一部が、ぬかるんだ状態でした。
それでも会場は人・人・人・・・
この「愛でる会」ですが記憶してる限りでは20数年前に京都の教習所?跡地?だったかで第1回が開催され、
その後、京都競馬場近くの空き地で長らく開催されてたのですが参加台数が増えた?ことから数年前より
南丹市の日吉ダム横の“府民の森ひよし”で開催されております。
毎年毎年、少しづつ参加台数が増えているように感じるのですが今年はパッと見て200台ぐらい、いや300台ぐらいは
参加しているようにも感じるぐらい台数は多かったです。
そんな中でも当日No.1の参加車両が・・・
英国が生んだ名車、1950年のヴィンセット ブラックシャドー!
ピッカピカに磨き上げられたフルレストア車で岡山からお越しでした。
たぶんトランポに積んでお越しになったと思います。
そして、次に筆者が食いついたのが
超超ミニなホンダのカブ!
最近発売されて一躍大ヒットに!
なんて声が聞こえてきそうなほど完成度の高いカスタム車!
足回りはたぶん初期型モンキーZ50Mを流用されたであろう感じでスイングアームやフロントサスは完全に
ワンオフの別作でした。
とにかくオーナーさんのセンスの良さを感じずにはおれませんでした。
カスタム部門では、このミニカブがNo.1です。
ほっしィ~~!
こんなバイクを見れるのがこの「愛でる会」の楽しみで、また昔と違ってオリジナルだけではなく最近はカスタム車も
けっこう増えてきております。
この現象は前号のブログでも記事にしましたがツマラナイ?乗り物が増えた反動で「個性のある乗り物」が
求まられていると立証されたようにも感じました。
と思っていたところに「タツミさ~ん・・・」と筆者を呼ぶ声が・・・振り返るとそこには・・・
月ヶ瀬にはたまにお見えになります古希を超えたスーパーライダー!
サーキットを走らせたらバカっ早の山崎さんやないですか!?
山崎さんは上の画像の1964年製YAMAHA YDS3でお越しでしたが筆者は一つ疑問に・・・
それは山崎さんは今どきの速いバイクがお好みと思っていたのですが何故、55年前のバイクをお持ちなのか?
その疑問を晴らすべくお尋ねすると
山崎さん:「いや~、わしな古いバイク好きやで!」
筆者:「え~!ほんまですか?」
山崎さん:「ほんまやで。このYD,新車から乗ってんねんで!」
筆者:「うっそ~!」
山崎さん:「ほんまやて!それもな、ほぼノン、ノン、ノン・・・う~ん・・ほれ綺麗にすること・・・
なんて言うたかな・・・」
筆者:「レストア?・・・ですか?」
山崎さん:「そうそう、レストア!そのレストアしてない・・・ノンノン・・・ノンレストア!で、
適とうに磨いたってんねん!」
筆者:「どんな方法で磨いてますの?」
山崎さん:「パ~とパーツクリーナーかけてブワ~とエアで飛ばしたんねん!」
筆者:「ゴムとかは?」
山崎さん:「ゴム用の油あるやん!?それをパ~とかけてブワ~とエアで飛ばしたねん!」
と嬉しそうに語るお茶目な山崎さんがいました。
そして・・・「たまにのんびり走りたい時はこいつで走ってんねん!それが気持ちエエねん!」と・・・
思わず筆者は「いや~、嬉しいわ!こんな速い人が旧車好きで・・・」
でもYDS、50年以上前とは思えないコンディションで走行距離もまだ15000kmほど!
また筆者に、ご近所のお兄ちゃんがお一人増えました。
そして、またフラフラしてると・・・
「タツミさ~ん!」と筆者を呼ぶ声が・・・
上の画像の持ち主でBMWマニアの木下さん
「今はもうコイツだけやねん!」と言いつつも・・・このBM、ただのBMのサイドカーではありません。
バイク本体とサイドカーの間にあるリンクのついたパーツ・・・
実はこのパーツ、4輪のパワーステアリング機構を移植してハンドリングを軽くしたとか・・・
理屈では理解しても実際に取り付けるとなると素人では簡単にできることではありません。
この「愛でる会」にはこのような“猛者”がけっこういらっしゃいます。
また、その他の珍しいバイクで・・・
以前に当ブログでご紹介しました「キャブトンマフラー」のキャブトンは日本だけで通用するパーツ名で
そのパーツ名の由来となるバイクがこの“みずほ自動車”の1954年頃のキャブトンなのです。
こちらも珍しいところで・・・
1957年頃のHONDAベンリイJC58?だと思うのですが・・・
エンジンヘッドの形状から2STぽいですが4サイクルの200cc
フロントサスペンションには“アサマレーサー”からフィードバックされた“リーディングリンク”が採用されて当時の話題に!
他にも
そして
1972年のYAMAHA TX750! ヤマハ初の量産型ナナハン!
このTX750は当時、ナナハンブームの中では地味と言われたバイクなのです。
しかし、実は印象だけでマシンそのものは先進的であったことはあまり知られておりません。
それはバランサーを生かしたバイブレス機構が運動性を大きく上げたと言われXS650にあった横方向の振動もなく
さらに深いバンク角も与えられてコーナリングは実にスムーズだったのです。
しかし当時、ガセネタか真実かは今となってはわかりませんが「すぐにオーバーヒートする」と言われ意外と売れなかった
悲運のバイクなのです。
一説にはシリンダーフィンの隙間が狭すぎてオーバーヒートするとか・・・
この話がガセか真か、そうなったのは筆者が思うにフィンの隙間が狭くなるということは裏を返せばフィンの数が増え
エンジンの表面積が大きく広くなるわけですから放熱性、言い換えれば冷却の為の空気にあたる面積が増えて
冷却効果は問題とないと思うのですが・・・
でも“火の無いところに煙は立たず”の諺でいけば「やっぱりそうなのか・・・」とも!
筆者はこのTX750が発売された時(まだ20歳前)すぐに実物を見学に近所のバイク屋にいって
「わ~!なんとシンプルでカッコいいバイクなんだろう」と当時のCB750より欲しいと思った記憶が蘇ります。
そこから数十年が経ってこのTX750を探しましたがあまりにも不人気者であったことから中古市場で玉が
なかなか見つからなかった経緯があります。
その時に代わりに転がり込んだのが現在保有しますXS650なのです。
と、今回の「愛でる会」は他にもたくさんの珍しいバイクや、またご無沙汰しております珍しいお方や
なかなか久しぶりに同窓会にでも行ったような楽しい時間を過ごすことができました。
本来、当日の筆者は自走で東大阪から南丹市日吉まで“勝負バイク”のNSUで参加と前日から準備をしておったのですが
思わぬトラブルでCB77で自走で行ってきました。
下道で片道75kmほどでしたが1回の休憩も含め約2時間ちょっとで着きましたがCB77で行って正解だったかもです。
NSUで行ってたら首が回らんようになってたかもです。
さてNSUの修理です。
このNSUは筆者と同じで本番に弱い、気の小さい臆病者なのです。
ってウソです!
いや!半分はほんまです。
ではまた
T-PADDOCK630 T/Tatsumi
2019年10月17日木曜日
『Bike in the sky』#152 「MaaS」って知ってる?
こんにちは。
先週の週末には東海、中部、関東、東北と広範囲に台風19号の被害が発生し、亡くなられた方も多数おられ
言葉もありません。
前号のブログで関西方面に台風が来ても対処できるようにと注意喚起をしましたが、もし関西も直撃となって
おりましたら同じように多数の被害が出たと思います。
今の日本は災害大国と言っても過言ではないでしょう!
難しいこととは思いますが普段からの準備と心構えがとにかく重要だと実感しました。
そんな時にブログを書くにしても、そのネタが不謹慎にならないようにとは思うのですが・・・
先週の台風が通り過ぎた明くる日の日曜日!
T-PADDOCK630があります東大阪の善根寺町では秋祭りでだんじりが繰り出されておりました。
「こんな時に・・・」と言う声も聞こえてきそうですが、平穏無事に過ごせることに感謝の気持ちは必要です。
そして、子供用?の小さなだんじりも・・・
その日曜昼間の筆者、月ヶ瀬には行かず針テラスのみでした。
当日の針テラスでは・・・
筆者は当日、天候が怪しかったので比較的、掃除の楽なDucati MHeで出動!
しかし、予想に反して針テラスではそこそこのバイクの数。
その中で目を引いたのが・・・
筆者の隣に止められた1980年頃のDucati 900SSベベル
筆者にとりましてはDucati と言えば、このベベルが最もホットなDucati です。
オーナーさんと30分少々、Ducati 談議をさせてもらいましたが欠品パーツの入手には手こずっておられる様子でした。
このDucati と同じスタイルの750㏄のモデルは今や1000万円で売り出されているモノもあるとか・・・
ここでやっと本題に入りますが今回のタイトルの「MaaSって・・・」の「MaaS=マース」は最近耳にされたり
またビジネス雑誌とかで目にされたりとかあると思います。
この「MaaS」は今年に入り一気に脚光を浴び出しました新たな移動手段による社会問題を解決するビジネス名なのです。
MaaS=Mobility as a Service=サービスとしての移動というビジネスモデルのことで簡単に申せば将来的に乗り物を
所有しない人を相手にするビジネスなのです。
現在、ざっくりですがクルマの利用バランスは乗用利用:商用利用は3:1なのですが2030年頃には
その比率が1:1になると言われております。
要するに普段に乗る車は間違いなく減少すると言われております。
その減少を埋めるビジネスがMaaSなのです。
では何をするのか?
特に大都市圏の人は普段に車は必要とせず電車、バス、タクシーで事足りるというわけで
逆に効率的なモノにはお金を払っても良いと考えるわけです。
例えば人が移動する代わりにモノやサービスを移動させるという「手間を代行する」「時間をモノに変える」という
観点に立った新たなサービスビジネスなのです。
この辺りの話しをすると大変長くなりますのでカットしますが、要はクルマに興味がなくなっている人が多く
だから自動車メーカーも昔のように個性を前面に出した車ではなく移動手段として楽で安全で環境にやさしい
乗り物しか造らなくなってきた訳なのです。
しかし、その反動が実は最近、声として上がっており、そのターゲットが旧車に向きだしたと
ある調査で傾向が出たようです。
昨年までは投資家が投資対象に旧車を選んでいると言われてたのですが、個性を求める乗り物好きが
旧車にホンモノの個性があると気がついたとか・・・
その証拠に数社のメーカーも旧車のパーツの供給を再開したと、ちらほら耳にします。
やはり、人はどこかで「私だけの・・・ここだけの・・・」という人とは違うモノを探しているのです。
筆者は昔から人が何と言おうと基本、人と同じモノは極力避けてきました。
例えば筆者が手に入れてから、はや14年になるSUZUKIのツインという二人乗りクーペがあります。
このツイン、2005年6月で販売不振から生産中止になりましたが絶版車になってから今や人気車となり
近場御用達のコミューターに化けました。
このツインを走行1000kmの中古車を茨城県で見つけ、見た途端、個性創造の手を入れるポイントは秒殺で沸きました。
最近は市場にはアバルト仕様っぽいカスタムなど、お金を掛けたメチャ渋いツインがたくさん出回っております。
そこまではコストも掛けれない中で、どこまで遊べるか・・・
一番最初にイメージできたのが「Ford 427コブラのプチ版にする」です。
よって、縦に入るストライプは実物コブラの寸法を縮尺で幅とピッチを決めました。
同時に前後のバンパーはボディ色と同色にしてから大胆なストライプを入れました。
そして極めつけのアクセントと言いますか、非常に探しましたコブラのステッカーで仕上げ!
これだけインパクトを付けると次はバランスが重要で高かった車高を下げ、その雰囲気をさらに上げる足周りに
“ワタナベ”のホイル!
このサイズになるとバイオーダーによる別注です!
そして、どんどんレーシーな雰囲気になってくると次は室内に・・・
レース用RECAROのフルバケシートを廃番の新品で購入。
となると、ミーハーですがお決まりのSabeltフルハ-ネスをカラーコーディネイトでセット。
さらにシートが決まると次はステアリング。
モチーフはコブラだというのにステアリングはイタリア製NARDI。
イタリア繋がりでタコメーターはDucati MHeの戦利品をイメージで・・・
最後は乗り物は排気サウンドが大事ということで・・・
このマフラーもMHeの戦利品で迫力満点なサウンド(少々アウトローな)
そして色気のバックスタイル!
と、筆者の奥さん用に仕上げたのですが・・・
当初は機嫌よく乗ってもらってたのですがショックが固い所為か「頭が揺れて幅寄せでけへん!」と不評でした。
で、今は筆者専用のなんちゃってドラッグレース仕様で60年代風ステッカーチューンで楽しんでいます。
このように如何にコストを掛けず好きな自分だけのクルマに仕上げるかを考えているだけで乗り物は楽しくなります。
さらに本題の記述に戻しますとMaaSが乗り物の主流になってきたとしても唯一の自分だけの時間や寛げる空間は
別にもいろいろツールはあると思います。
例の“ディアゴスティーニ”のTOYOTA2000GTを仕上げるのに〇十万円かかるとか、また出来上がった2000GTは
高値で売買されているとか・・・
これらも全て反動のような気がします。
T-PADDOCK630の旧車保存会?もこれからの寂しくなる時代の個性創造の一助になれば幸いです。
その前に台風被害に遭われた方たちの一助にならないといけないのですが・・・
今回も・・・う~ん・・・
ではまた!
T-PADDOCK630 T/Tatsumi
先週の週末には東海、中部、関東、東北と広範囲に台風19号の被害が発生し、亡くなられた方も多数おられ
言葉もありません。
前号のブログで関西方面に台風が来ても対処できるようにと注意喚起をしましたが、もし関西も直撃となって
おりましたら同じように多数の被害が出たと思います。
今の日本は災害大国と言っても過言ではないでしょう!
難しいこととは思いますが普段からの準備と心構えがとにかく重要だと実感しました。
そんな時にブログを書くにしても、そのネタが不謹慎にならないようにとは思うのですが・・・
先週の台風が通り過ぎた明くる日の日曜日!
T-PADDOCK630があります東大阪の善根寺町では秋祭りでだんじりが繰り出されておりました。
「こんな時に・・・」と言う声も聞こえてきそうですが、平穏無事に過ごせることに感謝の気持ちは必要です。
そして、子供用?の小さなだんじりも・・・
その日曜昼間の筆者、月ヶ瀬には行かず針テラスのみでした。
当日の針テラスでは・・・
筆者は当日、天候が怪しかったので比較的、掃除の楽なDucati MHeで出動!
しかし、予想に反して針テラスではそこそこのバイクの数。
その中で目を引いたのが・・・
筆者の隣に止められた1980年頃のDucati 900SSベベル
筆者にとりましてはDucati と言えば、このベベルが最もホットなDucati です。
オーナーさんと30分少々、Ducati 談議をさせてもらいましたが欠品パーツの入手には手こずっておられる様子でした。
このDucati と同じスタイルの750㏄のモデルは今や1000万円で売り出されているモノもあるとか・・・
ここでやっと本題に入りますが今回のタイトルの「MaaSって・・・」の「MaaS=マース」は最近耳にされたり
またビジネス雑誌とかで目にされたりとかあると思います。
この「MaaS」は今年に入り一気に脚光を浴び出しました新たな移動手段による社会問題を解決するビジネス名なのです。
MaaS=Mobility as a Service=サービスとしての移動というビジネスモデルのことで簡単に申せば将来的に乗り物を
所有しない人を相手にするビジネスなのです。
現在、ざっくりですがクルマの利用バランスは乗用利用:商用利用は3:1なのですが2030年頃には
その比率が1:1になると言われております。
要するに普段に乗る車は間違いなく減少すると言われております。
その減少を埋めるビジネスがMaaSなのです。
では何をするのか?
特に大都市圏の人は普段に車は必要とせず電車、バス、タクシーで事足りるというわけで
逆に効率的なモノにはお金を払っても良いと考えるわけです。
例えば人が移動する代わりにモノやサービスを移動させるという「手間を代行する」「時間をモノに変える」という
観点に立った新たなサービスビジネスなのです。
この辺りの話しをすると大変長くなりますのでカットしますが、要はクルマに興味がなくなっている人が多く
だから自動車メーカーも昔のように個性を前面に出した車ではなく移動手段として楽で安全で環境にやさしい
乗り物しか造らなくなってきた訳なのです。
しかし、その反動が実は最近、声として上がっており、そのターゲットが旧車に向きだしたと
ある調査で傾向が出たようです。
昨年までは投資家が投資対象に旧車を選んでいると言われてたのですが、個性を求める乗り物好きが
旧車にホンモノの個性があると気がついたとか・・・
その証拠に数社のメーカーも旧車のパーツの供給を再開したと、ちらほら耳にします。
やはり、人はどこかで「私だけの・・・ここだけの・・・」という人とは違うモノを探しているのです。
筆者は昔から人が何と言おうと基本、人と同じモノは極力避けてきました。
例えば筆者が手に入れてから、はや14年になるSUZUKIのツインという二人乗りクーペがあります。
このツイン、2005年6月で販売不振から生産中止になりましたが絶版車になってから今や人気車となり
近場御用達のコミューターに化けました。
このツインを走行1000kmの中古車を茨城県で見つけ、見た途端、個性創造の手を入れるポイントは秒殺で沸きました。
最近は市場にはアバルト仕様っぽいカスタムなど、お金を掛けたメチャ渋いツインがたくさん出回っております。
そこまではコストも掛けれない中で、どこまで遊べるか・・・
一番最初にイメージできたのが「Ford 427コブラのプチ版にする」です。
よって、縦に入るストライプは実物コブラの寸法を縮尺で幅とピッチを決めました。
同時に前後のバンパーはボディ色と同色にしてから大胆なストライプを入れました。
そして極めつけのアクセントと言いますか、非常に探しましたコブラのステッカーで仕上げ!
これだけインパクトを付けると次はバランスが重要で高かった車高を下げ、その雰囲気をさらに上げる足周りに
“ワタナベ”のホイル!
このサイズになるとバイオーダーによる別注です!
そして、どんどんレーシーな雰囲気になってくると次は室内に・・・
レース用RECAROのフルバケシートを廃番の新品で購入。
となると、ミーハーですがお決まりのSabeltフルハ-ネスをカラーコーディネイトでセット。
さらにシートが決まると次はステアリング。
モチーフはコブラだというのにステアリングはイタリア製NARDI。
イタリア繋がりでタコメーターはDucati MHeの戦利品をイメージで・・・
最後は乗り物は排気サウンドが大事ということで・・・
このマフラーもMHeの戦利品で迫力満点なサウンド(少々アウトローな)
そして色気のバックスタイル!
と、筆者の奥さん用に仕上げたのですが・・・
当初は機嫌よく乗ってもらってたのですがショックが固い所為か「頭が揺れて幅寄せでけへん!」と不評でした。
で、今は筆者専用のなんちゃってドラッグレース仕様で60年代風ステッカーチューンで楽しんでいます。
このように如何にコストを掛けず好きな自分だけのクルマに仕上げるかを考えているだけで乗り物は楽しくなります。
さらに本題の記述に戻しますとMaaSが乗り物の主流になってきたとしても唯一の自分だけの時間や寛げる空間は
別にもいろいろツールはあると思います。
例の“ディアゴスティーニ”のTOYOTA2000GTを仕上げるのに〇十万円かかるとか、また出来上がった2000GTは
高値で売買されているとか・・・
これらも全て反動のような気がします。
T-PADDOCK630の旧車保存会?もこれからの寂しくなる時代の個性創造の一助になれば幸いです。
その前に台風被害に遭われた方たちの一助にならないといけないのですが・・・
今回も・・・う~ん・・・
ではまた!
T-PADDOCK630 T/Tatsumi
2019年10月10日木曜日
『Bike in the sky』#151 のんびりバイクと超過激台風の関係は・・・
こんにちは。
今週末は日本列島に超ド級の台風19号が上陸します。
いつもであれば「なんで週末に台風が来るねん!?」と、週末にバイクに乗れない嘆きをブログで綴るのですが
今回は、そんな不謹慎なことを言ってはおれません。
と言うのも前回の台風15号によって千葉県を直撃し、千葉の広範囲において大停電と屋根が強風で飛ばされる被害が
多発しました。
毎日の報道でも電気は一部を除いて、ほぼ回復したようですが屋根の修復には、まだまだ手付かずで
未だにブルーシートで屋根を覆う一時凌ぎの家屋を多く目にします。
そこに今回の超大型の台風が直撃すれば・・・
台風19号は瞬間最大風速75m/秒は昨年の関西を襲い大きな被害を出した台風21号が58m/秒であったことを
考えると、とんでもない大きさの台風であることは想像に難くはありません。
直撃するにしても、なんとか勢力を落としてもらえるか、または進路変更をしてもられるか、と願うばかりです。
今年は特に台風、それも大型の台風や大雨など、いわゆる“異常気象”が多発して各地に被害をもたらしております。
その“異常気象”の原因が地球の温暖化によるもの!
また、その温暖化の原因が帰納的に申せば二酸化炭素の排出量が増えたからとなってます。
問題は、その二酸化炭素が増えたのは化石燃料による功罪であることは紛れもない事実でその主因たるはクルマなのです。
さらに敷衍的に申せば、そのクルマ、それも現代のクルマの起源は英国発の第一次産業革命の蒸気機関から始まり、
第二次産業革命の大量生産方式に繋がるアメリカ・フォード社のT型フォードと言えるでしょう。
そして、フォード社は世界の人々にとって世の中のお役に立つ企業として称賛され、その盟主になります。
それから110年以上の時を経て、そのクルマは地球を破壊するモノとして「便利だけど環境には良くない」となって
エネルギー源を化石燃料から電気へと・・・
しかし、その電気を生む仕組みを水資源の水力発電から化石燃料を使う火力発電、さらには原子力発電へと・・・
ここまで書けば根っこのエネルギー源の地球温暖化対策は、ほとんどできていないことがわかります。
というより世界人口が増え、かっては後進国と言われた国も短期間で今やGDPで世界2位になり、
文明を享受するようになると文化度は急激に上がり当然、便利なクルマは増え続けます。
となると、そのクルマのエネルギー源は減らすどころか益々、需要が旺盛で減ることはありません。
いわゆる「ポラリティ―現象(陰陽の両極性)」といわれる矛盾的な現象です。
話しを戻します。
その異常気象を防ぐには、まず我々が率先してクルマに乗ることを控えるのが良いのですが・・・
では少しでも二酸化炭素の排出量の少ない「バイクに乗ろう」と声を出しても説得力は無いでしょう!?
筆者も分かったような事を能書きってますが、ライダーとしては「う~ん・・・」と答は持ち合せておりません。
その証左に先週の土曜日は気持ち良いバイク日和で上述の懸念など脳内は「まったくゼロ」と言い切れます。
この日の月ヶ瀬は珍しくハーレー系エンジン車が4台!
その内、スポーツスター883が3台と今までの走り屋御用達のレーサー系は最近ドンドン減少気味。
この現象は先週号にも記述しました「流れゆく空気・・・」のひとつのようにも思えます。
その変わりゆく空気を最も醸し出しているのが手前のハーレー883(パパサン)の石原さんでしょう!
上の画像、黄色のパパサン後ろの黒いハーレーも同パパサンで石原さん行きつけのハーレーショップのお方の所有です。
そして、石原さんのパパサンに毒人達?が群がってきて・・・
久しぶりの月ヶ瀬詣でにお越しの“走る棟梁”こと、CBRに乗る後藤さん!
また何やら毒を吐いているような悪ガキっぽい目つき!
たぶん「エンジン落ちそうやん!」とでも言ってるような・・・(これは月ヶ瀬では誉め言葉?)
どちらにしても当分は、このパパサンで月ヶ瀬の話題を独占しそうな・・・
と言うのも当日、筆者は画像の真ん中の石原さん横に写る“渋い、素敵な、カッコイイ”色のXS-1を写真に収めようと
したのですが・・・
いきなり人様のヘルメットを被って撮影妨害?
ではなく・・・
当日の石原さんは今までのBuell用のフルフェイスでお越しでした。
そこで月ヶ瀬の信者さん達に「パパサンにフルフェイスはあかんで。やっぱりジェットヘルやで!」と言われ
早速、先ほどのハーレーショップの方のジェットヘルを被ってポーズにとなりました。
さて、石原さん!
「ジェットヘルはどうすんの~!?」
で、翌日の日曜日! 超快晴!
筆者は残念ながらと言うのか、「お~、晴れてよかったなぁ」と言うのか・・・
そうなんです。
筆者のお孫さんの大運動会!
まず、孫で筆者の長女の娘、小2のサエちゃんです。
“フン転がし”ならぬ大玉転がし競技に出演中の左の女の子!(とっても可愛いのですが顔が見えず残念です)
また、同じく小5の長女でリンちゃんは放送担当で真ん中赤い帽子の子の左隣でアナウンスを任されてました。
この間までオムツをしていたと思ってましたが、立派に大きくなってここにも時の流れを感じます。
そして、その日曜日の昼過ぎには自宅に戻って来ましたので、またまたXS-1の整備!
今回は後輪のタイヤ交換。
今年の春先にはスリップサインが「もうちょっとかな・・・」と思ってたのですが、なかなか「交換」となるには
ちょっと時間を要しました。
本来ならスリップサインが認識できた時点で交換なのですがT-PADDOCK630には他にもいろいろバイクを
抱えておりますので経費節減の観点からできる限り先延ばしをするという貧乏経営企業?なのです。
ということで・・・
やっとこさ、交換しました。
ここで・・・次の課題で・・・今まで・・・キチっと・・・治しておきたい・・・でも・・・どうやって・・・
修復するか・・・ってところに・・・着手!
実は気持ちにもちょっと余裕ができたことと、ちょっと知識も少し充填できたこともあり、その辺のバイク屋では
たぶん?気がつかない?だろう・・・ということで結果は・・・
完璧です。
この修復はプロの、特に今時バイクしか扱わないバイク屋にお願いしても治せず、またネットでそのHowを探しても
ヒットせず、ある所である言葉にヒントを得て修復できました。
この内容はまたの機会に・・・けっこう特許的?なことで・・・
それこそ最近、お見えになりませんが月ヶ瀬教の教祖様の「はっは~ん!」です。
また話が逸れております。
戻します。
そして、昨日の水曜日。
世間の人はお仕事モードで普通には好きなバイクには乗れない状況!
ところが、その日の午後!
筆者の携帯が鳴ります。
「今、居てはりまっか?」
「お~、おるで!」
「今、奈良でスタバでお茶でもしよか思ってましてんけど、タツミさんとこでコーヒー飲めます?」
「お~!飲めるよ。」
「じゃあ、20分ぐらいで行きまっさ!」
「へ~い!待ってます。」
と、なんとも田舎の長閑なやり取りか!?
そして、来やはったのが・・・
どこかで見たようなパパサン。
またまた、ご登場の石原さん。
先週の土曜に月ヶ瀬で「フルフェイスはあかんで!」が気になられたのか本日は新たにパパサン用のヘルメットを
お買い求めになるため、会社を休まれた?とか・・・
SHOEIの高級ヘルメットご購入で嬉しそうな・・・
そして、いつもの楽しい会話?でありがとうございました。
会話の内容はやはり「流れゆく空気を感じながら・・・」でしたが「おいしいコーヒーありがとうございました。」
と、お礼までいただいたことに「人をこんなに穏やかにさせるんや!パパサンって!」
なんか筆者もノンビリバイクが欲しくなってきたなぁ・・・
いやいや、その前にもっと今あるバイクを減らさんと・・・
いやいや、その前に週末の台風対策せんとあかんで!
ではまた!
T-PADDOCK630 T/Tatsumi
今週末は日本列島に超ド級の台風19号が上陸します。
いつもであれば「なんで週末に台風が来るねん!?」と、週末にバイクに乗れない嘆きをブログで綴るのですが
今回は、そんな不謹慎なことを言ってはおれません。
と言うのも前回の台風15号によって千葉県を直撃し、千葉の広範囲において大停電と屋根が強風で飛ばされる被害が
多発しました。
毎日の報道でも電気は一部を除いて、ほぼ回復したようですが屋根の修復には、まだまだ手付かずで
未だにブルーシートで屋根を覆う一時凌ぎの家屋を多く目にします。
そこに今回の超大型の台風が直撃すれば・・・
台風19号は瞬間最大風速75m/秒は昨年の関西を襲い大きな被害を出した台風21号が58m/秒であったことを
考えると、とんでもない大きさの台風であることは想像に難くはありません。
直撃するにしても、なんとか勢力を落としてもらえるか、または進路変更をしてもられるか、と願うばかりです。
今年は特に台風、それも大型の台風や大雨など、いわゆる“異常気象”が多発して各地に被害をもたらしております。
その“異常気象”の原因が地球の温暖化によるもの!
また、その温暖化の原因が帰納的に申せば二酸化炭素の排出量が増えたからとなってます。
問題は、その二酸化炭素が増えたのは化石燃料による功罪であることは紛れもない事実でその主因たるはクルマなのです。
さらに敷衍的に申せば、そのクルマ、それも現代のクルマの起源は英国発の第一次産業革命の蒸気機関から始まり、
第二次産業革命の大量生産方式に繋がるアメリカ・フォード社のT型フォードと言えるでしょう。
そして、フォード社は世界の人々にとって世の中のお役に立つ企業として称賛され、その盟主になります。
それから110年以上の時を経て、そのクルマは地球を破壊するモノとして「便利だけど環境には良くない」となって
エネルギー源を化石燃料から電気へと・・・
しかし、その電気を生む仕組みを水資源の水力発電から化石燃料を使う火力発電、さらには原子力発電へと・・・
ここまで書けば根っこのエネルギー源の地球温暖化対策は、ほとんどできていないことがわかります。
というより世界人口が増え、かっては後進国と言われた国も短期間で今やGDPで世界2位になり、
文明を享受するようになると文化度は急激に上がり当然、便利なクルマは増え続けます。
となると、そのクルマのエネルギー源は減らすどころか益々、需要が旺盛で減ることはありません。
いわゆる「ポラリティ―現象(陰陽の両極性)」といわれる矛盾的な現象です。
話しを戻します。
その異常気象を防ぐには、まず我々が率先してクルマに乗ることを控えるのが良いのですが・・・
では少しでも二酸化炭素の排出量の少ない「バイクに乗ろう」と声を出しても説得力は無いでしょう!?
筆者も分かったような事を能書きってますが、ライダーとしては「う~ん・・・」と答は持ち合せておりません。
その証左に先週の土曜日は気持ち良いバイク日和で上述の懸念など脳内は「まったくゼロ」と言い切れます。
この日の月ヶ瀬は珍しくハーレー系エンジン車が4台!
その内、スポーツスター883が3台と今までの走り屋御用達のレーサー系は最近ドンドン減少気味。
この現象は先週号にも記述しました「流れゆく空気・・・」のひとつのようにも思えます。
その変わりゆく空気を最も醸し出しているのが手前のハーレー883(パパサン)の石原さんでしょう!
上の画像、黄色のパパサン後ろの黒いハーレーも同パパサンで石原さん行きつけのハーレーショップのお方の所有です。
そして、石原さんのパパサンに毒人達?が群がってきて・・・
久しぶりの月ヶ瀬詣でにお越しの“走る棟梁”こと、CBRに乗る後藤さん!
また何やら毒を吐いているような悪ガキっぽい目つき!
たぶん「エンジン落ちそうやん!」とでも言ってるような・・・(これは月ヶ瀬では誉め言葉?)
どちらにしても当分は、このパパサンで月ヶ瀬の話題を独占しそうな・・・
と言うのも当日、筆者は画像の真ん中の石原さん横に写る“渋い、素敵な、カッコイイ”色のXS-1を写真に収めようと
したのですが・・・
いきなり人様のヘルメットを被って撮影妨害?
ではなく・・・
当日の石原さんは今までのBuell用のフルフェイスでお越しでした。
そこで月ヶ瀬の信者さん達に「パパサンにフルフェイスはあかんで。やっぱりジェットヘルやで!」と言われ
早速、先ほどのハーレーショップの方のジェットヘルを被ってポーズにとなりました。
さて、石原さん!
「ジェットヘルはどうすんの~!?」
で、翌日の日曜日! 超快晴!
筆者は残念ながらと言うのか、「お~、晴れてよかったなぁ」と言うのか・・・
そうなんです。
筆者のお孫さんの大運動会!
まず、孫で筆者の長女の娘、小2のサエちゃんです。
“フン転がし”ならぬ大玉転がし競技に出演中の左の女の子!(とっても可愛いのですが顔が見えず残念です)
また、同じく小5の長女でリンちゃんは放送担当で真ん中赤い帽子の子の左隣でアナウンスを任されてました。
この間までオムツをしていたと思ってましたが、立派に大きくなってここにも時の流れを感じます。
そして、その日曜日の昼過ぎには自宅に戻って来ましたので、またまたXS-1の整備!
今回は後輪のタイヤ交換。
今年の春先にはスリップサインが「もうちょっとかな・・・」と思ってたのですが、なかなか「交換」となるには
ちょっと時間を要しました。
本来ならスリップサインが認識できた時点で交換なのですがT-PADDOCK630には他にもいろいろバイクを
抱えておりますので経費節減の観点からできる限り先延ばしをするという貧乏経営企業?なのです。
ということで・・・
やっとこさ、交換しました。
ここで・・・次の課題で・・・今まで・・・キチっと・・・治しておきたい・・・でも・・・どうやって・・・
修復するか・・・ってところに・・・着手!
実は気持ちにもちょっと余裕ができたことと、ちょっと知識も少し充填できたこともあり、その辺のバイク屋では
たぶん?気がつかない?だろう・・・ということで結果は・・・
完璧です。
この修復はプロの、特に今時バイクしか扱わないバイク屋にお願いしても治せず、またネットでそのHowを探しても
ヒットせず、ある所である言葉にヒントを得て修復できました。
この内容はまたの機会に・・・けっこう特許的?なことで・・・
それこそ最近、お見えになりませんが月ヶ瀬教の教祖様の「はっは~ん!」です。
また話が逸れております。
戻します。
そして、昨日の水曜日。
世間の人はお仕事モードで普通には好きなバイクには乗れない状況!
ところが、その日の午後!
筆者の携帯が鳴ります。
「今、居てはりまっか?」
「お~、おるで!」
「今、奈良でスタバでお茶でもしよか思ってましてんけど、タツミさんとこでコーヒー飲めます?」
「お~!飲めるよ。」
「じゃあ、20分ぐらいで行きまっさ!」
「へ~い!待ってます。」
と、なんとも田舎の長閑なやり取りか!?
そして、来やはったのが・・・
どこかで見たようなパパサン。
またまた、ご登場の石原さん。
先週の土曜に月ヶ瀬で「フルフェイスはあかんで!」が気になられたのか本日は新たにパパサン用のヘルメットを
お買い求めになるため、会社を休まれた?とか・・・
SHOEIの高級ヘルメットご購入で嬉しそうな・・・
そして、いつもの楽しい会話?でありがとうございました。
会話の内容はやはり「流れゆく空気を感じながら・・・」でしたが「おいしいコーヒーありがとうございました。」
と、お礼までいただいたことに「人をこんなに穏やかにさせるんや!パパサンって!」
なんか筆者もノンビリバイクが欲しくなってきたなぁ・・・
いやいや、その前にもっと今あるバイクを減らさんと・・・
いやいや、その前に週末の台風対策せんとあかんで!
ではまた!
T-PADDOCK630 T/Tatsumi
2019年10月3日木曜日
『Bike in the sky』#150 流れゆく空気を感じながら・・・
こんにちは。
T-PADDOCK630がお送りしてますブログ『Bike in the sky』も早いもので150回目を迎えました。
2017年9月で一度、当ブログを休止したのですが今年に入り再開をしました。
その節目の150回で休止前と再開後で何かが大きく変わったというのはないのですが・・・
何か目に見えない「変化」と言いますか「時代の流れ」と言うような空気感が流れていくのは感じます。
それは月ヶ瀬や針テラスといった毎週バイクで乗り付けて、ほんのひと時を何気に過ごす時間の中でも感じます。
そんな流れゆく流れの中で筆者が思う変わらぬモノが「バイクに乗る楽しさ」でしょうか!?
先週の日曜の月ヶ瀬に突如現れたハーレーダビッドソンの883(通称パパサン)
このパパサンと上述の「バイクに乗る楽しさ」と、どう関係しているのか!?
そこにはバイク乗りの悲哀に満ちた性とでもいうのでしょうか・・・
バイカーは若いころからバイクに乗り始めても、そのきっかけになる入り口は千差万別。
だいたいは、やはり速いバイクから始まり齢と共に穏やかなノンビリバイクを楽しむといったパターンになります。
そのパターンを絵に描いたように・・・
このパパサンのオーナーさんはBuellというハーレーのエンジンを載せたスポーツバイクを長年乗っておられる石原さんですが
ライディングの姿勢がキツイことから、少しライディングスタイルが楽なバイクにと2台目?として購入されたとか・・・
ただ、この話がほんとのことなのか、全くの出まかせなのか・・・
そのあたりは不明です。
しかし、筆者が言いたいのはバイク乗りは一度バイクの楽しさを知ってしまうと周りの環境や時代の流れが変わろうと
バイクからはなかなか離れられない。
離れたとしても、いつかまたバイクに乗りたくなる・・・まるで麻薬のような中毒性があるのです。
そして今回は期せずして、もうひとり同じようなパターンでバイクを乗り換えられたお方が・・・
以前はDucati のモンスター?だったかな、なかなか過激なスポーツバイクに乗っておられた小林さんなのですが
やはりライディングの姿勢が「長距離となると首が痛くて年齢と共に段々キツクなってきた」とか・・・
そこで最近、BMWのツアラーバイクに乗り換えられた様子です。
バイカーはしんどくなっても何とかバイクには乗っていたい気持ちは抜けない・・・
やはり麻薬です!
筆者もその一人で、筆者が初めてバイクに乗ったのが今から51年前の中学3年生の時、誰のバイクだったか正確には
覚えていないのですがHONDAのカブでした。
とにかく初めて乗った時の衝撃は今でも忘れられず「勝手に走るやん!」でした。
そこから高校に入りCL仕様のCB72、DT-1、W1、2代目モンキーとバイトしまくりでバイクを乗り回しておりました。
しかし、社会に出て30歳で起業するころにはバイクとは離れておりましたが創業からしばらくすると会社も落ち着き
ふとした時「バイクにのりてぇ~」と・・・
その時、筆者の友人が英車の旧車レストア屋を始めたことから1960年前後の超過激なBSA GOLDSTAR(通称ゴルディ)の500cc単気筒を購入
ここからがバイク道再開の道に進むことに・・・
そして、ゴルディがあまりにも過激だったことから、同じくBSAの2気筒650ccロケットゴールドスターと交換。
しかし品質が今一つということでトライアンフ・ボンネビルの試乗もするも・・・
トライアンフはよく走るのですが、なぜか背中で感じる不安が拭えず・・・
結局、ロケットゴールドスターを下取りで現在のW1を年齢も40歳を回った頃で青春のバイクの思い出で購入
Kawasaki W1Sなのですが昔のオリジナルと違って購入するなり、直ぐに英車風カスタムに・・・
この日は後ろに写ってます林さんのCB450K1と、この後針テラスへ
この林さん、筆者と同い年で、それも筆者の高校時代のバイクでの宿敵CB450を大事に乗っておられます。
マフラーもエキパイを2in1にして右出し1本のペンシルコンチに変更。
そしてバックステップ、一文字ハンドルとカフェ風にカスタム。
針テラスでお茶をしてても話題は目に見えない流れゆく空気を感じながら・・・
「齢いったら段々バイク乗るのがキツなるなぁ」です。
いかにバイクが好きでも寄る年波には勝てません。
しかし年齢に関係なくバイクのメンテはしっかりしてあげないと古いバイクはてき面です。
2輪ではありませんが3輪ベスパの右リアホイルが、なんか引きづっている感触。
少し走って右リアドラムに手をあてるとしっかり熱を持った状態。
ということで上の画像がドラムの分解清掃修理中の様子です。
そこをアップで・・・
ブレーキパネル下側のシリンダー内が長年、手入れされてなく内部のピストンが固着状態。
ここからが意外と手間がかかってしまいましたがなんとか修復はできました。
ただ、ひとりでブレーキホース内のエアー抜きはちょっと手こずりましたが、抜けたのかな・・・
テスト後は一応、制動的には効いている。
そして、さらには・・・
ベスパのブレーキエアー抜きでコンプレッサーを使ってますと突然、「ブッシュ~」と上の画像のホースリール内から
空気が漏れる音。
リール側とホースの端っこのジョイント部辺りからのエアー漏れの様子。
このリールも現在のガレージに越してからですから早14年は使用しております。
まぁよく持った方でしょう。
で、こちらもリールを分解してジョイントし直して修復完了。
で、さらにさらに・・・
乗り出したW1の掃除をしてますと・・・「うん、クラック?」
ということでW1のリアフェンダーステーの根元にクラック。
この箇所はW1の振動によって数年経つ度に左右にクラックが入り慢性化しております。
根本的な解決策を講じないとあきません。
とは言っても結局はこのステーを一先ず溶接することで終了!
その溶接後の冷却中に丁度W1のオイル交換時期を思い出し交換をするのですが・・・
このW1は、ほんとに壊れることもないのですが長年の手入れでなかなか手を入れられない所をこの機会に!
画像のW1のエンジン底部の四角いケースがオイルパンで、その分解清掃。
ドライサンプのオイル交換でフラッシングまで行った場合エンジン底部の古いオイルやフラッシングオイルは
オイルタンクを通してでは完全には抜け切ることはできません。
よって底部のオイルパンを分解するのが一番完璧に抜け切ることができます。
これでなんかお風呂上がりの気持ち良い感覚が感じ取れます。
先週末は、なんだか手入れだけの週末だったような・・・
筆者の身体の手入れをT-PADDOCKの乗り物は見ていたようなタイミングでした。
それではまた。
T-PADDOCK630 T/Tatsumi
T-PADDOCK630がお送りしてますブログ『Bike in the sky』も早いもので150回目を迎えました。
2017年9月で一度、当ブログを休止したのですが今年に入り再開をしました。
その節目の150回で休止前と再開後で何かが大きく変わったというのはないのですが・・・
何か目に見えない「変化」と言いますか「時代の流れ」と言うような空気感が流れていくのは感じます。
それは月ヶ瀬や針テラスといった毎週バイクで乗り付けて、ほんのひと時を何気に過ごす時間の中でも感じます。
そんな流れゆく流れの中で筆者が思う変わらぬモノが「バイクに乗る楽しさ」でしょうか!?
先週の日曜の月ヶ瀬に突如現れたハーレーダビッドソンの883(通称パパサン)
このパパサンと上述の「バイクに乗る楽しさ」と、どう関係しているのか!?
そこにはバイク乗りの悲哀に満ちた性とでもいうのでしょうか・・・
バイカーは若いころからバイクに乗り始めても、そのきっかけになる入り口は千差万別。
だいたいは、やはり速いバイクから始まり齢と共に穏やかなノンビリバイクを楽しむといったパターンになります。
そのパターンを絵に描いたように・・・
このパパサンのオーナーさんはBuellというハーレーのエンジンを載せたスポーツバイクを長年乗っておられる石原さんですが
ライディングの姿勢がキツイことから、少しライディングスタイルが楽なバイクにと2台目?として購入されたとか・・・
ただ、この話がほんとのことなのか、全くの出まかせなのか・・・
そのあたりは不明です。
しかし、筆者が言いたいのはバイク乗りは一度バイクの楽しさを知ってしまうと周りの環境や時代の流れが変わろうと
バイクからはなかなか離れられない。
離れたとしても、いつかまたバイクに乗りたくなる・・・まるで麻薬のような中毒性があるのです。
そして今回は期せずして、もうひとり同じようなパターンでバイクを乗り換えられたお方が・・・
以前はDucati のモンスター?だったかな、なかなか過激なスポーツバイクに乗っておられた小林さんなのですが
やはりライディングの姿勢が「長距離となると首が痛くて年齢と共に段々キツクなってきた」とか・・・
そこで最近、BMWのツアラーバイクに乗り換えられた様子です。
バイカーはしんどくなっても何とかバイクには乗っていたい気持ちは抜けない・・・
やはり麻薬です!
筆者もその一人で、筆者が初めてバイクに乗ったのが今から51年前の中学3年生の時、誰のバイクだったか正確には
覚えていないのですがHONDAのカブでした。
とにかく初めて乗った時の衝撃は今でも忘れられず「勝手に走るやん!」でした。
そこから高校に入りCL仕様のCB72、DT-1、W1、2代目モンキーとバイトしまくりでバイクを乗り回しておりました。
しかし、社会に出て30歳で起業するころにはバイクとは離れておりましたが創業からしばらくすると会社も落ち着き
ふとした時「バイクにのりてぇ~」と・・・
その時、筆者の友人が英車の旧車レストア屋を始めたことから1960年前後の超過激なBSA GOLDSTAR(通称ゴルディ)の500cc単気筒を購入
ここからがバイク道再開の道に進むことに・・・
そして、ゴルディがあまりにも過激だったことから、同じくBSAの2気筒650ccロケットゴールドスターと交換。
しかし品質が今一つということでトライアンフ・ボンネビルの試乗もするも・・・
トライアンフはよく走るのですが、なぜか背中で感じる不安が拭えず・・・
結局、ロケットゴールドスターを下取りで現在のW1を年齢も40歳を回った頃で青春のバイクの思い出で購入
Kawasaki W1Sなのですが昔のオリジナルと違って購入するなり、直ぐに英車風カスタムに・・・
この日は後ろに写ってます林さんのCB450K1と、この後針テラスへ
この林さん、筆者と同い年で、それも筆者の高校時代のバイクでの宿敵CB450を大事に乗っておられます。
マフラーもエキパイを2in1にして右出し1本のペンシルコンチに変更。
そしてバックステップ、一文字ハンドルとカフェ風にカスタム。
針テラスでお茶をしてても話題は目に見えない流れゆく空気を感じながら・・・
「齢いったら段々バイク乗るのがキツなるなぁ」です。
いかにバイクが好きでも寄る年波には勝てません。
しかし年齢に関係なくバイクのメンテはしっかりしてあげないと古いバイクはてき面です。
2輪ではありませんが3輪ベスパの右リアホイルが、なんか引きづっている感触。
少し走って右リアドラムに手をあてるとしっかり熱を持った状態。
ということで上の画像がドラムの分解清掃修理中の様子です。
そこをアップで・・・
ブレーキパネル下側のシリンダー内が長年、手入れされてなく内部のピストンが固着状態。
ここからが意外と手間がかかってしまいましたがなんとか修復はできました。
ただ、ひとりでブレーキホース内のエアー抜きはちょっと手こずりましたが、抜けたのかな・・・
テスト後は一応、制動的には効いている。
そして、さらには・・・
ベスパのブレーキエアー抜きでコンプレッサーを使ってますと突然、「ブッシュ~」と上の画像のホースリール内から
空気が漏れる音。
リール側とホースの端っこのジョイント部辺りからのエアー漏れの様子。
このリールも現在のガレージに越してからですから早14年は使用しております。
まぁよく持った方でしょう。
で、こちらもリールを分解してジョイントし直して修復完了。
で、さらにさらに・・・
乗り出したW1の掃除をしてますと・・・「うん、クラック?」
ということでW1のリアフェンダーステーの根元にクラック。
この箇所はW1の振動によって数年経つ度に左右にクラックが入り慢性化しております。
根本的な解決策を講じないとあきません。
とは言っても結局はこのステーを一先ず溶接することで終了!
その溶接後の冷却中に丁度W1のオイル交換時期を思い出し交換をするのですが・・・
このW1は、ほんとに壊れることもないのですが長年の手入れでなかなか手を入れられない所をこの機会に!
画像のW1のエンジン底部の四角いケースがオイルパンで、その分解清掃。
ドライサンプのオイル交換でフラッシングまで行った場合エンジン底部の古いオイルやフラッシングオイルは
オイルタンクを通してでは完全には抜け切ることはできません。
よって底部のオイルパンを分解するのが一番完璧に抜け切ることができます。
これでなんかお風呂上がりの気持ち良い感覚が感じ取れます。
先週末は、なんだか手入れだけの週末だったような・・・
筆者の身体の手入れをT-PADDOCKの乗り物は見ていたようなタイミングでした。
それではまた。
T-PADDOCK630 T/Tatsumi
登録:
投稿 (Atom)