2019年1月31日木曜日

『Bike in the sky』#115 月ヶ瀬リベンジ詣でが・・・

こんにちは

今日は2019年1月最後の日です。

早いもので、あっという間に1月も終わりです。

明日から2月に入るわけですが、バイカーにとりまして2月に入ると気持ちは「3月が早よ来て欲しい・・・」と
気持ちよくバイクに乗れる絶好の季節を待ち望んでしまわれるでしょう!?

かく言う筆者もその一人ですが筆者の場合、とりわけ月ヶ瀬にはバイクで行きたいモードが人一倍なのです。

それは月ヶ瀬には再三、記事にしております年明けの2日より一度もバイクで乗り出していないことです。

先週には、せっかくCBのリアタイヤを交換もして万全の態勢で準備もしたのに・・・
画像はタイヤ交換が終わって両サイドの油分をガソリンで除去したところです。

ただ、タイヤ交換作業は「真冬にはするもんではない」と一言だけ付け加えます。

それは、タイヤレバーを使って、先ず古いタイヤの取り外し。
そして次は新品のタイヤをはめる!

言葉にすれば簡単なのですが、冬場は気温が低くタイヤが、やたら硬く四苦八苦しての作業になります。
さらに筆者は”前期?高齢者”ゆえ体力も落ちていることから汗だくで作業をしました。

タイヤは踏んだりして揉んであげると柔らかくなるのですが、冬場はそう簡単ではありません。
そこで終いにはヒートガン(7、800度にもなる)まで使って何とか柔らかくしたのですが・・・
それでも大変でした!

話しをもどして・・・

2日以降は2,3度バイクで、それもCB750K0でリベンジ詣でを試みているのですが、詣で途中で
雨が降ってきたり、また奈良市内に入る辺りでCBに不具合が出て、ガレージに引き返したり・・・

と、なかなかリベンジ詣でが果たせておりません。 

その、なかなか月ヶ瀬に行けないのは、ひょっとして「まだ月ヶ瀬に詣でるのは早い!」と
”天の声”が聞こえているような・・・

そこで、ここは今一度自重せよと捉え、先週に続きCBの不具合のメンテ作業に!

今回のメンテはCBの4連キャブの同調!
CBの不具合というのは、快調は快調に走るのですが時折、2番シリンダーが失火気味になって
原因を探っておりますが未だに原因が特定できておりません。

大きくは原因は2つに絞れ、一つは電気系による失火!
もう一つは燃料系、それもキャブレター!

電気系は素人なりに考えてみたのですが、メインハーネスは交換済み。
次はコイル不良を疑います。IGコイルは1、4番用と2,3番用の2個あります。
現象は2番ですからコイルが原因であれば1番も失火するはず!
となるとコイルから先のプラグキャップまでを疑うのですが、新品に交換してまだ日も浅い。
となると次は燃料系ということで、一先ず4つのキャブの”真空圧”をバキュームゲージにて計測。

計った結果・・・う~ん、わからん!(なぜわからんのか・・・は省略します)
で、一からセッティング作業をしようとしたところで・・・T-PADDOCK630に来客!

その来客の方と1時間半?ぐらいの談笑をしたのですが、ちょっと遅めの年始のご挨拶だったのか・・・

こんな手土産をいただきました。
これは2019年のカレンダーなのですが12カ月の各月の写真は、それはそれは超プロ級カメラマンによる
ベストショットばかりでモトGPのバイクがコーナーを攻めるシーンもあったり・・・とほんまにエエもんを頂きました。
聞くところによると、関西だけで5部しか手に入らない?レアものだとか・・・

また、同様にこちらのカレンダーも・・・

こちらは、お客様の会社のカレンダー!
このカレンダーも月が終わればフレームに入れれば十分、オブジェにもなり得るきれいな画像のクルマです。

さらに、こんなカレンダーも・・・
最初のカレンダーと同ブランドのカレンダーですが、男性相手のお客様には、やはりキレイ処は必須!
ということで頂戴しましたが、筆者は前述の通り前期?高齢者!

すでに、この手のキレイ処は「もう用済みですわ!」と頂くのはご辞退せて頂いたのですが、
「いやいや、そう言わんとお役立てください!」と・・・

で、お帰りになって考えてみると「この齢で何に役立てるのか?」
筆者は高校生でもないし・・・その夜は悶々として・・・

ではまた!
T-PADDOCK630 T/Tatsumi

2019年1月24日木曜日

『Bike in the sky』#114 あの悪夢から・・・

こんにちは。

タイトルの「あの悪夢から・・・」ですが、年もあけて早いもので間もなく1月も終わろうとしています。

その1月の2日に、まさかの路面凍結の”trap"にはまり、バイクを長年乗ってきまして特に旧車に限って
初めての転倒を経験しました。

幸い、大したケガもなくバイクのダメージも軽微なもので済みましたが、やはり気持ち的には落ち込みます。

そんなこともあって、年明けから旧車を乗りだしたのは2日以来ありません。

一つには土日の天候も悪かったってのもあります。

そんな、乗れない時は、ひたすらメンテ&磨きです。
これはこれで楽しいもので、磨きこんでピッカピカの愛車を愛でる!
また、メンテをして快調になったところを体感で得れる・・・などなどです。

そこで今号はCB750のメンテ、そしてBeckの特にエンジンにとって重要なオイルのお話です。
画像のCB750のリアタイヤですが、スリップサインも”デッドライン”を超えて、マジやばい状態。

このタイヤの銘柄はDUNLOPの”K300”という80年代初めにHONDA 「CB750F」に装着されて人気を博したタイヤです。

本来、1969年の「CB750K0」は、そのCBの為に開発された、同じくDUNLOPのK87という当時としては
ハイグリップタイヤを装着しておりました。

しかしK87で峠を走るには、ややカーブでのグリップに不安も感じます。
またCBをバックから眺めた時に車格に対して4.00インチは細く見え、どこか貧相にも感じます。

当時は「すごくブッとい!」と思っていたのですが、今の時代では少々迫力不足です。

そこで現状のリムに4インチ以上ではめられるサイズは120mmまで!
さらにグリップもそこそことなればK300がベストマッチとチョイスしました。

ただ、このタイヤを履いての走行距離は凡そ4000kmぐらいと、減りは比較的早いのが「玉に瑕」です。

それでもフロントも同じK300ということで、再びK300を購入。
画像一番右端がK300 !

しかし、なぜ4本もあるのか!?

今どき、タイヤを自身で交換できるのであれば平均的にネットで購入するのが一番安い。
また、2本以上に纏めれば送料無料やポイントでさらにお安く!

ということでT-PADDOCK630内の、「もうそろそろ交換」というタイヤをチェックし、ついでに発注となりました。

真ん中の2本は旧車御用達のTT100でT-PADDOCK630の貴婦人的存在のYAMAHA XS1用。
そして、左がT-PADDOCK630のサイトに新たに登場しましたNSUリア用のTT900です。

このTT900のチョイスは筆者の場合、以前に茂木のHONDAコレクションホールへ行った際、
かっての往年のRCレーサーたちのほとんどが、このTT900を履いていたことによる単なる”カブレ的”チョイスです。

しかし、4本まとめての発注は、やっぱり出費がかさみます。

さぁ、CB750のタイヤを変えれば月ヶ瀬詣でに再トライですが、例の”凍結橋”を無事クリアできるのか!?
乞うご期待です!

次のメンテはBeckのオイルチェンジです。

Beckのオイルチェンジはいつも悩むのですが、やはり「走行距離が少ないのに月日は経っている!」です。

このBeck、そもそも30年以上乗ってまして走行距離が未だに59000kmです。
特にここ数年は年間1000kmぐらい!

となるとオイルはいつ変えるべきか!?
で、ここ最近では車検時を一つの目処としてきたのですが、今回はエンジンルーム内の清掃点検。
そして、このBeck購入以来、一度も清掃していないエンジンの底内部。

通常のクルマであればオイルパンと言われるエンジン底部にオイルを堪めるナベのようなモノがあります。
しかし、このBeckにはオイルパンもなく、またオイルフィルターなるモノもなく?(昔から探しているが見当たらない)

では、そうとう底内部に泥状オイルが堪っているのでは!?

で、一先ずオイル交換になるのですがオイル温度を上げるためにしばらく暖気運転。
温もったあたりでオイルを抜き、次はフラッシングオイルでエンジン内部の洗浄。
規定量の半分ぐらいの量を入れ再びエンジンを掛け洗浄!

待つこと6、7分ですべてを抜き取ります。
ほぼ抜き取ったところで、画像の真ん中辺りの円形状底蓋の6本のボルトを外し、内部の点検をしました。
しかし、30年以上で初めて開けた割には比較的、泥状の物質は薄く付着しているレベル。

これもきれいに洗浄して液体ガスケットを塗布し、ボルトを均一に占めこんで終了。

そして、いよいよオイルの注入!
と大袈裟に書いておりますが、今回のオイルは今、話題の!?
ドイツの”LIQUI MOLY"(リキモリ)という高性能オイルで、ヨーロッパではレースにもよく使われる
超メジャーなオイルブランドです。

筆者は既にDUCATI MH900eでは使用しております。
もともとMHeは筆者にとりましては高性能バイクですので、よく言われる「いいオイルを入れると走りが全く滑らか!」
というような体感は残念ながら感じることできておりません。

しかし、心なしか気持ちよくエンジンが回っている感は感じられたような・・・

で、今回のLIQUI MOLYのチョイスしたオイルは
4輪旧車用の20W-50 CLASSICという鉱物油オイルです。

本来、LIQUI MOLYのオイルを使うなら化学合成オイルが良いのでしょうが、化学合成油は
どうしても古い乗り物のオイルシールに対してはダメージがあるようです。

よって、CLASSICという旧車対応にしました。

そして、あとは一年ぶりの大掃除とワックスがけ!
ツルッツルになって、ピッカピカです!

これで、あの悪夢も除去できたのか!?
できた。だろう・・・ってことで、また今年も仕事に・・・趣味に・・・頑張れそうです。

ではまた!
T-PADDOCK630 T/Tatsumi

2019年1月17日木曜日

『Bike in the sky』#113 新年早々に・・・これって厄払いか!?

こんにちは。

T-PADDOCK630のブログ記事を今年から再開することになり今号が、その第3弾!

今回の記事はタイトルの「新年早々に厄払いか!?」ですが新年の初詣で、おみくじを引き
”大凶”が出たというものではありません。

しかし、現実に正月三が日の1月2日には月ヶ瀬へ初詣?
その月ヶ瀬のお茶屋さん手前の橋の上で・・・事件が・・・

そんなこともあって13日の日曜まで月ヶ瀬詣では自粛することに。

しかし、その13日はお天気も良く、バイクに乗るには冬場としては”まぁまぁ”ってコンディションです。
とは言え、バイクに乗るには少々気が引け、結局はBeckで詣でることに・・・

久しぶりに月ヶ瀬に引っ張り出したBeck550Spider!
2輪ではなく4輪ですが、このBeckの乗り味は完全に2輪と同じなのです。

月ヶ瀬の峠道しかり、また阪奈道路のような直線の多い道でもタコ足、直管マフラーからの快音を
響かせながら非常に気持ちよく走ってくれます。

しかし、寒さの体感はほとんどバイクです。
月ヶ瀬に着けば、数台の月ヶ瀬信者のバイクが・・・

着くなり、信者さん達からは2日の事件の詰問攻めに・・・

信者1:「どう?治ったん?」
筆者 :「お~!治ったよ!」
信者2:「いくらかかったん?」
筆者 :「パーツ代で4万ちょっとかな。別にJAFの2万が痛いわ!」
信者3:「ケガは?」
筆者 :「いや~、右の拳がちょっと・・・」
信者4:「じゃあ電熱のグローブは?」
筆者 :「おかげさんで電熱の損傷はなし!」

と言うような有様で筆者への身体の気遣いは、極わずか・・・

よって、当日は早々と退散!

すると、携帯に「明日、Beckでもう一回、月ヶ瀬においでや!」とメッセージが・・・
送り主は月ヶ瀬林道部部長のN川氏。

さらにメッセージには「月ヶ瀬から、そのあと”カフェ7”に行こうや!」と・・・

で、翌日は”成人の日”ということで休日。
とうぜんN川部長のお誘いは断れることなど滅相もないことで、「参ります。」と返事。

そして翌日、昨日にも増して天気は快晴。
のどかな平和な月ヶ瀬での楽しい雑談で10時まで過ごし一路、カフェ7まで!

筆者は月ヶ瀬信者の間でよく話に出るカフェ7には今まで行ったこともなかったので
ちょっと楽しみにして向かいました。
(上の画像、カフェ7さんに撮影していただきました)
カフェ7までは月ヶ瀬お茶屋から約15分ぐらいで着きましたが意外と離れた所にありました。

カフェ7に着くとコブラ(レプリカですがエンジンはマジの427)やらBMW2002、
1980年頃のポルシェ911タルガ、ケイマンGT3仕様?などなど・・・
すごいクルマや「乗りてぇ~!」と筆者も思うクルマなど、なかなか楽しいカフェでした。
(上の画像、カフェ7さんに撮影していただきました)
右のロードスターはN川氏のクルマ!

このカフェ7で小1時間の大人の時間をN川氏と過ごし、「たまにはこういう時間も良いモノだ。」と
思ったところで引き上げました。

さて、ここで「厄払い」の話しに戻しますが、いったい何で厄払いをしたのか!?

それはT-PADDOCK630が所有します看板バイク、CB750K0です。

冒頭2日の事件の詳細ですが、当日の早朝に家を出て8時ぐらいだったでしょうか、
月ヶ瀬お茶屋さん手前の橋に近づいた辺り、10m前でおばちゃんが運転する普通車がもたもたしておりました。
止まるでもなく、進むでもなくという状態で、筆者はゆっくりとCBで右から抜きにかかりました。
そして、前日の雨もあって橋の上は「ぜったい凍結してるかも・・・」と用心に用心を重ね・・・
橋に対して直角に進入!

橋の鉄板にCBのフロントタイヤがかかり、そこから数メートル進んで「そのまま真っすぐ進むだけ・・・」
と思った途端、フロントタイヤの接地感がツルンという感じでもなく、ふわ~という感じでもなく
気がついたら左にドンガラガッチャ~ン~~!ガリガリ、ガッチャ~ン!
と2,3m進んで横倒しでストップ!

完全に氷の上に乗ってしまっての転倒です。

慌ててCBを起こし左クランクケースを見るとダイナモカバーが・・・
(ガレージに戻っての撮影です。)
結局、そこでCBの心臓は止まってしまいました。

慌ててCBを起こし、橋を渡ったところの駐車場でレスキューを手配。
そこから、お茶屋まで50mちょっと?の距離を押して移動!

あと僅かのところで先着の信者さんたちが気づいてくれ、お手伝いを頂いてお茶屋に到着。

そこで待つこと1時間ほでレスキュー車に載せT-PADDOCK630ガレージへという
真に「大凶」という事件だったわけです。

しかし、戻ってからも何が悔しいかって、凍結予測をしていたのに・・・
そして、月ヶ瀬名物の「凍結橋に進入する時は真っすぐ直角に進入すべし」と
格言も理解して進入したにも関わらず・・・です!

で、腹を立てても仕方ないので「まぁ、厄払いやと思って・・・このぐらいのダメージで良しとしよう!」
って話です。

戻って、直ぐにダメージ箇所を特定し、そのパーツを発注!翌週には到着して交換作業&周辺の分解清掃!
画像の通り、難なく修復完了ですがダイナモカバーだけが、やたらキレイ。
この色差をどうするか、新品パーツにエイジングをかけるのか・・・

この状態を、また月ヶ瀬に行った時にでも信者さんの意見を聞いてみようと思います。

どちらにしても筆者は年齢も十分、ジィさんの領域。
一年一年、老化で体力は格段に落ちてきております。
「安全を確実に担保できる状態でないと乗ってはいけない」と天の声と心得、今年一年を過ごしたいと思いました。

バイクに乗られる皆さん!
くれぐれも過信は禁物です!

それではまた!

T-PADDOCK630 T/Tatsumi

2019年1月10日木曜日

『Bike in the sky』#112 VespaCarの続きのはなし

こんにちは。

2019年も、いよいよ本格的に始動し始めました。

また、本日は「十日えびす」!
今年のビジネスの成功を祈願されに各神社に行かれる方も多いのではと思います。

そこで「今年の景気は・・・?」と、毎年この時期になりますといろんなところで景気のアナリストの如く
”にわか評論家”が世間では増えます。

その今年の”にわか評論家”の多い中小企業さんの声で一番多く感じたのが皆さん、けっこう楽観視されていることでした。
この手の話しをすると、どんどん長くなりますので、こちらの話しは「T-PADDOCK630のビジネスブログ」の方で機会があれば記事にしたいと思います。

当のT-PADDOCK630の景気は・・・となると筆者はいきなり”寡黙”にならざるを得ません。

それは、やはりT-PADDOCK630内の在庫が増えてきていることに起因します。
在庫と言いましても、けっして”不良在庫”?ではないのですが・・・

その在庫話で本日は年末に挙げました”VespaCar P50”の続きの「へ~、そんな事もあるんや!」の話しです。
画像のこのVespaCar、T-PADDOCK630に来たのが昨年の4月。

それ以前のオーナーが平野だったと思う?のN口さん。

そのN口さんはどこから、このVespaCarを手にいれられたのかは不明です。

ここからは半分は推測で話を進めますが・・・たぶん
N口さんの前の方との間に”雑貨屋”さん的なところで、しばらくは置いてあったらしい感じです。

その雑貨屋さんにVespaCarを貸出ししていた方が・・・
このお方、私の今や友人で「Under Wood Brand」(Under Wood Brandはこちらで)
のオーナーの木〇さん!

年末に久しぶりでT-PADDOCK630に遊びに来られました。
そして、T-PADDOCK630に来て、VespaCarを見るなり・・・

「え~、珍しいモンありますやん?」
と、繁々とVespaCarを嘗め回すように検分!

そこから
「う~ん・・・う~ん、う~ん!」と唸りだし、
「こいつ、僕のですやん!」と所有権の誇示!

筆者は「え~、ほんまかいな!?」と聞き返すも
木〇さんは
上の画像のキャビンバックの左サイドから右サイドまでの黒い点々を指して
「この点々、僕がエイジングで味付けした時のマンマですやん!」と更に所有権を誇示。

で、手放した経緯を聞くと・・・

このVespaCarは”Under Wood Brand"には10数年前に貸出し専用でビジネスで使われていたそうです。
よって、有名どころのイベント用には引き合いが多数あったそうで、その中の上述の”雑貨屋”に貸出ししたそうです。

ところが、その雑貨屋が店内の飾りでVespaCarを鎮座させたところで店内の改装?なのか、その辺りは不明瞭ですが、とにかく気がつくとVespaCarは外に出せない状態になってしまたという、マンガみたいな状態になったらしいです。

で、そのまま何年もその雑貨屋にあって、
「もう、あげたつもりで、ほってましてん!」

そして、しばらくして、その雑貨屋は店を畳んだ?だったかな・・・
木〇さんが雑貨屋に行った時、「VespaCarは?」と尋ねると
雑貨屋のオーナーは
「すんません。処分しました!」
と行方知れずになってしまったそうです。

その雑貨屋から筆者が譲ってもらったN口さんにダイレクトに渡ったかは不明ですが、回り回って
T-PADDOCK630に来るのは、やはり世間は狭いと言いますか、または縁があったと言いますか、
数奇な運命をこのVespaCarには感じます。

在庫が増えて・・・と嘆いているように聞こえますが、こういう裏話を知ると人間に例えれば
なにかの理由で苦労を背負った子供さんをT-PADDOCK630が保護しているような慈善活動にも思えてきます。

いやいや、そんなこと言うてる場合ではありません。
やはり、在庫は減らさなくては・・・在庫はこちらt-paddock630.com!!

とにかく、偽善活動と思われても・・・です。


ではまた!
T-PADDOCK630 T/Tatsumi

2019年1月1日火曜日

『Bike in the sky』#111 Happy New Year 2019

あけましておめでとうございます。



いよいよ、2019年のはじまりです。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、新年にあたってT-PADDOCK630のブログを再開いたします。

その新年第1段は昨年末にご案内させていただきましたT-PADDOCK630サイトに
新たなバイクを仲間入りさせたところから始めたいと思います。

今回、サイトにあげましたバイクは3台です。
そのうちの1台は年末にご紹介いたしました''VespaCar P50 Ape''ですが、残り2台は・・・


まず、''Ducati Mach1(マッハ1)''です。

月ヶ瀬信者の皆様には、すでにお馴染みのことと思いますが、
不動車状態から走るようになるまでのストーリーは、たしか、まだであったような・・・

画像は、その不動状態から走れるようになるまでの''お助け本''
いわゆる''サービスマニュアル''ですが、この本に至ってはただのサービスマニュアルではありません。

というより1964年製バイクのサービスマニュアル、それもイタリア製となると、それはもう手に入らないコレクターズアイテムと言えるでしょう!?

この本はサービスマニュアルにより、さらにマニア向けの''Ducati Singles Restoration''というレストア教本です。

そもそもMach1も手に入りにくいバイクですが、このレストア教本もいったいどこで手に入れたのか!?

それは、東京代官山の「TSUTAYA書店」です。
ちょっと、リサーチで代官山に行った時のことです。
「ここのTSUTAYAやったら、ひょっとしたらマッハ1の本があるのでは・・・」と店内のそれらしきコーナーへ!
すると・・・
「お〜!あるやないの!」
で、手に取り、中身をパラパラ!
「え〜!レストアマニュアル?すごっ!」

で、お値段は>と裏表紙に目をやると・・・なな、なんと!
「21,000え~んんん!」
「でも、まぁするやろな・・・」ってことでお買い上げに至りました。

そんなこんなで、再始動後ほぼ半年以上が経ち、品質にも一応の目処が立ったということでサイトアップが決まりました。

そして、3台目が、
これも月ヶ瀬信者にはお馴染みの"NSU Sports Max"

このNSUは本田宗一郎さんも、たぶん相当参考にしたであろうバイクですが、現在のバイク乗りには

「それが、どうしたぁ!?」と言わんばかりに''ゲテモノ''でも見るような暖かい?眼差し!

しかし、筆者にとりましては初めて見た時・・・「うわぁ~めっちゃ、かっこエエ!」と・・・
筆者は最近、人様と趣向が相当ずれている? または違う言い方をすれば人と同じものでは満足できない?
もしくは、とにかく個性が欲しい!と・・・やや変態ではと思うのです。

こういう方向は皆さまには如何でしょう?

是非、ちょっと変わったT-PADDOCK630サイトt-paddock630.comにお越しください!

では、次回はVespaCarの続きのお話です。

T-PADDOCK630   T/Tatsumi