2015年11月30日月曜日

『Bike in the sky』#9 instagramの驚きの展開

こんにちは。

T-PADDOCK630のタツミです。

今回はinstagram(インスタ)のその後を検証しておりまして、意外なデータが出ました。

それはT‐PADDOCK630が所有しておりますYAMAHA XS1のことです。

ただ今のところ、当該車のXS(ペケエス)は入院中ですが、先日の土曜にインスタに
アップしましたところ1日でアッという間に60件の「いいね!」が入り、2日目には120件を
サッと超えていきました。

更に、アップ前の当インスタのフォロワー数も40件ぐらいであったのが、こちらもアッという間に
80件を超え「え~、なんでなんで、何がおきたん?」と、ちょっと戸惑う始末で「いいね!」の
お返しをするのに大変な時間を要してしまいました。

T‐PADDOCK630は「売れないバイク屋」と自ら名乗っております通り、知名度も低くなかなか
当サイトにお越し頂くのに時間を要しておりました。

そこで、「どうしたら当サイトにお越し頂けるか?」というところから、「インスタをやってみよう」
と、1ヶ月半ほど前よりはじめました。

当初は「いいね!」数が多くて30件ぐらい、平均で20件を切るぐらいでした。

始めたばかりだという事もありましたがキーワードである程度、バイク大好き人間様、もしくは
カッコええやん的バイク屋様、及びビルダー様がお越し頂けるようにとフィルターをかけました。

それ故、いいね!数やフォロワー数だけを求めていた訳ではなく、やはり当サイトのバイクを
大事に乗って頂ける方、そして「一度見てみよう」と思って頂ける方などなどを求めておりました。

しかし、海外の方の反応はいいのですが、肝心の日本の方の訪問が今一つ!という事で
キーワードも少し日本語を入れてみたりと、いろいろ試みてきました。

その甲斐あって、今回の数値に繋がりました。(と勝手に思っているのですが・・・)

下の画像が上位のベスト3です。
The First 1970年YAMAHA Arranged XS1650
得票数 126票

The Second 2001年 Ducati Arranged MH900e
得票数 78票

The Third 1956年NSU Arranged Super Max250
得票数 55票


Same The Third 1969年Kawasaki Arranged W1S 650
得票数 55票
という現段階での結果ですが、XSをアップするまではやはり世界的にDucati(ドゥカ)が人気だなと
感じておりました。

ところがXSをアップすると、「え~!なんで!?」と様相が一変しました。
得票数だけではなく、「いいね!」の入る速度がビックリする速さでした。

いま、バイクに限らずクルマの方の旧車も人気で、確かに旧車ブームの感はあります。
バイクに限って言えば、日本ではZⅡを筆頭に500万超え、CB750K0が400万超え、
MachⅢKAが300万超えと異常な値で取引されているそうです。

海外でも、特にアメリカではHonda勢の人気がすごく、CB750K0が日本と同程度の価値で
NYで売られてる最近のバイク雑誌にも掲載されております。
その中でCB500、550のカスタム車の人気が、けっこうあるのもちょっと意外でした。

そこで、今回のXSをアップしての結果で世界のいろんな所から「いいね!」を頂いた訳ですが
XSの人気には違う意味で意外でした。

まだ、インスタにはアップしておりませんが、T‐PADDOCK630仕様のCB750K0をアップした時
どのような結果になるのか、ちょっと楽しみな気分です。

とういうようなところが、現在でのインスタ効果です。

実は今朝、早速にXSのお問い合わせも頂き、合わせてビックリなT‐PADDOCK630の主でした。

正直なところ、「齢もいってきたので大型のバイクをそろそろ減らしていかなくては・・・」
という思いで始めたバイクサイトでしたが、Machも売約が入り、もしXSも・・・となれば
やはり、ちょっと寂しい気持ちになってきます。

でも手放さなくては・・・・

そこに、私の女房の鶴の一声・・・
「お父さん!65歳になったらバイク下りてくださいねっ!!」

ではまた。


2015年11月23日月曜日

『Bike in the sky』Additional for your information

こんちは。

T‐PADDOCK630 タツミです。

今日は2度目のアップになりますが、ちょっと書き忘れたことがこの土日にありました。

それは『Bkie in the sky』#8のタイトルが「月ヶ瀬の経済効果は・・・」と題しておりました事に
関係しておりまして

実は土曜に、私自身が長く(おおよそ30年近く)乗り続けてますBECK550という車の
車検上がりで、引き取り行っておりました。

このBECK、かの有名なジェームスディーンが映画の撮影中に1955年製?
ポルシェ550スパイダーに乗って事故り、死亡したという伝説の車のレプリカです。

レプリカながら、面白い車でなかなか手放せず今に至っております。

このBECKはブラジルの家具屋さんの社長がクルマ好きでワーゲンのエンジンを
積んでポルシェ356のレプリカとは違うモノを製作しようとなって作り始めたと聞いております。

私のは初期型、空冷エンジンで一番、本物の550スパイダーに近い状態のものと言われ
ボアアップの1600cc、SOLEXツインキャブ、タコ足、SABELT4点式、
セミレーシングシート(ヘッドレストなし)が標準装備で購入した車です。

そのあとの後期型は水冷エンジンでどちらかと言えば限りなく「今っぽい」車になってます。

しかし、前後期どちらも生産は既に終了しており、更に手放せなくなってきているというのが
実情です。

ただ、30年近くも乗り続けておりますが、走行距離がまだ56,000㎞と少ない個体です。

しかし、30年はやはり年数でみれば少しづつですが細かいところで車に影響は出始めてます。

そこで、今回の車検に合わせて予てより気になっておりましたプラグの火を、もう少し強く
したいと思い『MSD』というイグニッションシステムを装着しました。

もともと、このBECKはフルトラなのですが今時のフルトラ並みとは言えず、そこでこの
MSDという云わばアンプのような増幅装置でカバーしようとなりました。

それが下の画像です。
エンジンルーム内のムードは、なかなかエエかんじです。
(下の画像の黄色いオープンカーが私のBECKです)

で、BECKの話はこのくらいにしまして・・・肝心の出来事のことです。

というのは車検を出しているクルマ屋さんですが、これもまたびっくりです。

今、日本は”アベノミクス”とやらで政府は景気対策を行っています。
一応、デフレの脱却はできたようですが庶民の給料は上がらず、なかなか効果のほどは
実感できていないのが実態のようにも思えます。

ところがです。お金はあるところにはあるものです。
下の画像、そのクルマ屋さんには俗にいうスーパーカーだらけでした。


ここは、今の主力ビジネスが高級車の特殊ボディコーティングがメインだそうで
かっては、TOYOTA2000GTやハコスカGTR、60年代のマスタングなど名車のレストアも
やっていたところです。

しかし、全国から今もけっこう高級車のメンテやらコーティングの仕事が来ているようです。

まあ、そんな羨ましい限りの今のこの店にいくと、ただただ溜息ばかりが出てくるのですが
日本も”格差社会”の始まりなのかと思わずにはいられませんでした。

しかし、モノは考えようで月ヶ瀬詣での中にも前述しましたようにカスタムバイクで世界一に
なった御仁もいらっしゃるし、古い名車で詣でる方もいらっしゃるし・・・

頑張れば、このクルマ屋さんにある「スーパーカーにも乗れる環境はあるんだ!」
という事は感じました。

では、何をしたらこうなれるのか?

それは、私も知りたい事であるのは自信をもって言えます。

ではまた。

『Bike in the sky』# 8 月ヶ瀬にはひょっとして経済効果が・・・

こんちは。

T-PADDOCK630の巽です。

飽きもせず、今回も月ヶ瀬の様子を書きます。

というのも、何故月ヶ瀬詣でが飽きないのか!?

その答えが今日は凝縮した一日という事で、再確認したのと同時に
なかなか楽しい一日でした。

それは天気も良く、バイク日和であったのも手伝っていると思われますが
今日の月ヶ瀬はバイクだけではなく、四輪の旧車の方達もたくさん来られており
例えば、アルファロメオ1600GTなどのアルファ集団が5台ぐらい。

また、いつもの月ヶ瀬詣でのバイカーで、本日は推定1970年代後期かな!?
ベンツの280SL?縦目ヘッドライトのアメリカンライトブルーの2ドアハードトップ。

そして1960年代後期?のVOLVO1800Sのクーペ?。
当時、メチャカッコがええなぁ!?で超憧れた車でした。

などなど、ワ~、ワ~!言うておりました。
(画像が無いのが残念です。興奮しすぎて写真に収めるのを忘れてました。)

そんな折、バイクが1台、その月ヶ瀬に到着しました。

このバイク一見するとKAWASAKIのZ1のカスタムかな!?と見えるのですが
よくよく観ると、スゴイことになってました。

下の画像は跳ね石とか路面の水とかを防ぐ(だけ?)前輪に装着されたスペシャル自作パーツ
次の画像。これまたビックリ!
実はこのZ1はGASタンクがノーマルではなく幅が相当広いのですが、キャブレター位置が
上部にきた為、底が上げられており見た目ほどタンクの容量は少ないとの事でした。

そこで予備タンクがアンダーカウル後部に設けられており電磁ポンプでキャブに吸い上げる
という何ともスゴイことをされておりました。

その予備タンクの給油口が本来はサイドカバーが着いているだけなのですが、そのサイドカバーも
アルミ製で造型された四輪と同様の感覚で給油口とされてました。
また、下の画像が前後しますが、上述のキャブレターの位置が上部にと書いた理由のひとつで
画像の様にシート後ろに左右に排気口が見えています。

というように自ずとエキパイはシートの下に取回されておりキャブレターとの不干渉距離も
稼がなければとなった訳だそうです。

しかし、ここから排気をさせようというアイデアがすごいです。

ただ、問題もあるそうで雨の時がたいへんらしいです。
現実に雨が入ってエンジンが何番か失火したそうです。でもスゴイっす!
(リアカウルもアルミですが、その後ろに立ってるアメリカ国旗。風でナビイテいるように
 見えると思いますが台座ごとアルミ製です。)
 
そして、更に下の画像。
ちょっとアップで近づき過ぎ、見にくいかもしれませんがリアフェンダー上の後部に深海魚の
提灯アンコウに観られる、正に提灯のような点滅LEDライトが可愛らしく鎮座してました。

これは、トンネル内で後続車から見ると「ぽわ~ん、ぽわ~ん」と灯るように見えるそうです。

あまり役立ってないそうですが、これも発想がユニークで「何とも・・・」って感じでした。
と、いうようにほんの一部を紹介させてもらってますが

このバイクのフレームも実は自作されておりまして、その原材料が排気系を除きほとんどが
アルミ材です。そのアルミを下の画像のステアリングステムもアルゴンガス溶接で自作。

これが口で言うほど簡単な仕事ではありません。

画像のように等間隔で綺麗にウロコ状するのが如何に技術を必要とするか・・・
ほんまにビックリです。
その他、説明がし切れないほどですので、以下の写真でご堪能ください。

とにかく、このバイクの所有者は、たぶん皆さんもご存じの方だと思います。

私はこの月ヶ瀬で知り合いになりました大阪在住のⅠ氏に「一回、行っといで!スゴイから・・・」と噂は聞いておりました。
それが、今回たまたまお会いできたということです。

それがこの方で大阪八尾、『タバックスエンジニアリングの田端さん』です。
更に、カスタムバイクの世界大会で一度チャンピオンになられた超有名人です。

よって、今回の田端さん自身のバイクを、もし「作ってください。」とお願いするとしたら
推測ですが1000万!最低でも7、800万というところでしょうか!?

とにかく、”開いた口が塞がらない”とは今日のような事を言うのでしょうね・・・

私もこのサイトでビジネスではないにしても一応、「バイク屋」と冠を付けてます。

最初、サイトの開設にあたり「カスタムショップ」で立上げようと思ってましたが、
「カスタム屋は世に五万とおるからな・・・」と分かっておりましたので、到底カスタムとは
言えない、というところから「アレンジバイク」にした経緯があります。

今日、田端さんのカスタムを見て、「カスタム」という言葉をつけなくて良かったと
ほんとに心から思いました。
お恥ずかしい限りです。

でも、感動はさせてもらいました。ありがとうございました。

2015年11月18日水曜日

『Bike in the sky』# 7 平日に乗るバイクはボケ防止?

こんちは。

T‐PADDOCK630のタツミです。

早速ですが、このサイトのブログは基本として週に一度を目処にアップする事を心掛けて
おりますが、今日は特別にバイクに思うことを書きたいと思いました。

と言いますのも毎週、土曜、日曜と早朝からほぼ午前中に月ヶ瀬~針テラスと約140㎞の
道程を二日間合わせて280㎞をバイクで駆け回っております。

ところが、その土日の午前中が雨であったりとか野暮用が入ったりとかで走れない時が
たまにあります。
先日の土日が丁度、そんな感じで乗れず仕舞いでした。

ところが、この月曜はうって変って超快晴じゃありませんか!?

で、ここから本題ですが、普通の方達は当然ながら、それぞれお仕事がありますから
晴れてようが、大雨であろうが会社なりにお勤めに行かなくてはなりません。

しかし、私共の様に60歳を越えて長年の勤労から引退した、いわゆる退職組みは
如何に平日を気持ちの部分で豊かに過ごすか!?

これも一つの課題(ボケ防止)でもあるわけです。

ここでちょっと本題から逸れますが、私の場合、昨年末に自社を引退しましてから
今年に入り、ガレージ(当サイトにもアップしております)内の一角にオフィスデスクを
自作、設置して一応、OFFICEとしました。

そのOFFICEと言いますのも、今までのアパレルの仕事と海外ビジネスの経験を活かして
「何か世の中のお役に立てれば」という思いから新たに仕事を始める拠点としました。

そのOFFICE名は『Business design works T-PADDOCK630』という、
バイク関係の「T‐PADDOCK630]とは別で、真面目なビジネス絡みの、あえて申せば
”プチ”コンサルのような仕事を始めました。(当サイトのOTHERSにリンクしております)

よって平日の朝8時から昼の2時頃までは、ほぼそこでデスクワークをしております。
そして、その2時頃から夕方6時過ぎまでは今度はバイク絡みの仕事?いわゆる楽しい
時間になる訳です。

というように、けっこう規則正しく日々を過ごしておる訳ですが・・・

ここで話を戻します。

土日にバイクに乗れない時ですが、何か自分のバイオリズム?が崩れた感じのような
上手く表現できませんが気持ち的にストレス感が残存しています。

そんな気持ちが、この土日に発病!
そして、この月曜日の快晴を迎えるわけです。

もうここからは多くの説明を要さなくても、お解りと思います。

「よし!今日はバイクに乗ろう!」
と月曜ですが昼前頃からいつもの月ヶ瀬に向かいました。
気温も20℃越えでバイクに乗るには最高の状態。

道中も、さほど混んでおらず奈良市内を抜けると更に道は空いており気分は爽快でした。

と普段の平日、真面目に仕事をされてるバイク乗りに「平日に乗るバイクは気持ちエエぞ!」
これを言いたかったわけです。

なんてまた嫌味なことを書くと「アホか!死ね!」とか言われそうですが・・・

しかし、ほんとに言いたいことは別にありまして・・・

最近よく耳にする退職後、特に現役時代にバリバリ仕事をしてた方に多く観られる”認知症”
いわゆる”ボケ”の早期発症についてです。

このような暗い話は本来、書くべきか躊躇しましたが言いたいのは「頭を使って楽しいことを
しているとボケない!」ということです。
(そんなこと、言うてるお前は既にボケとるで!と言われてると思います。)

それが100%かどうかは分かりませんが、少なからず良い影響はすると思います。
それと時間の使い方!
時間の使い方は私なりにあるのですが、ここはまた別の機会にします。

で、「頭を使って楽しい事する」とはですが、これは人それぞれ、いろんな事があると思います。

私の場合で申せば、バイクをただ乗るだけではなく、ちょっと極短に表現しますが
「自分で手を掛けたバイクに乗る」という事です。

その「手を掛ける」というところがポイントです。
この「手を掛ける」の幅をドンドン”自分でやる”という風にチャレンジしていくことお勧めします。

その幅は、キリがありませんが旧車は”ボケ防止の宝庫”です。

「自分で手を掛けた」という意味のゴールは”ポンコツのバイクをエンジンまでバラして
組み立て、当時の新車に戻す”などなど・・・

そして、そのバイクで気持ち良く峠の山道を快走させる。
これは、新車で味わえない”心の充足感”を満たしてくれます。

けっして、新車に乗る事を否定しているわけではなく、あくまで私の”ボケ防止”としてです。

また、この話を定年退職の方だけににしているのではなく、40代、50代の方には特に
チャレンジしてもらいたいと思います。

なぜなら早い内に、アマチュアなりに乗り物の構造やメカの知識を習得し実技で試しおくと
あとあと、更に知識が拡がるからです。(念の為、私はまだまだ発展途上です)

当然ながら、レストアを始めた最初のころは「なんでエンジン、かからんの?」の連続です。
この「なんで?」が頭を鍛えてくれます。

ということで、まだまだ書きたいことはありますが、月曜の月ヶ瀬の様子にもどします。

そこで、月ヶ瀬のいつものお茶屋に行くと7,8台のバイクが来ているじゃありませんか!?
ちょっと意外でした。

そこには下の画像の旧車。1969年製のHONDA CB450K1。
着くなり思わず、「持ち主はこの人だろう・・。」という方に声をかけました。
すると、以前お会いしていた方で、そこから30~40分ほど旧車話に花が咲き
楽しい時間を過ごすことができました。

その楽しい旧車談義があったので今回の上述の記事をちょっと書いてみようと思った訳です。

このCB450の所有者は京都府在住のH氏。

一所におられた他の方が「エンジン音、聴かせて!」とおっしゃったのでH氏は快く、
キックをひと踏み!
一発でエンジンがかかり、ちょっと表現できないのですが1970年前後のHONDAサウンド!

それもそのはず、通称モナカマフラーの中のデュフューザー?の排気口側の遮蔽部分に
当時流行ったレンコン穴が開けられて、懐かしい当時あこがれた音を聴かせてもらいました。

そこからH氏はハンドルが一文字なので「バックステップにしたい・・・」とか、まだまだ
いろいろこのCBに手を入れていきたい心根が手に取るように分かった気がしました。

そこで私は「バックステップは自分で作りはったら!?」と助言をさせて頂いたのですが
H氏いわく、「ブレーキ側の加工が・・・」と、確かにそこの加工はブレーキだけに簡単には
いかないところでした。

まぁ、こんな風に「あ~したい、こ~したい!」と考えてる時が、それも自作で!

このような事を考えている時が、また一番楽しい時間であり、絶対と言っていいぐらい
”ボケ”ないな!と思える瞬間でした。

Hさん、ありがとうございました。
また、インスタにもビックリするぐらい「いいね!」頂き重ねてありがとうございました。

ということで長くなりましたが”ボケ”た今回のブログでした。

それでは、また!





2015年11月14日土曜日

『Bike in the sky』#6 RT‐1とXS1のその後

こんにちは。
T‐PADDOCK630の暇な主、タツミです。

今日は雨で、いつもの早朝、月ヶ瀬詣ではちょっとお休みです。
たぶん、常連の月ヶ瀬信者の皆も自宅で暇してるのではないでしょうか!?

さてお題のRT1とXS1ですが、先ずXS1です。

前回の記事では「完全復調」といい気分の記事を書いておりました。
その後の話になります。

先週の段階ではアイドリングのみでしたので、今回は20㎞テストをまず行いました。
キーをONに、チョークを引き、そしてアクセル開けずキックを一気に踏み下ろす!
すると、あっさり「ドッ、ドッ、ドッ・・・」と静かにエンジンは目を覚ます。
ほんの数秒、チョークを引いたままにする。

そして、チョークを戻し軽くアクセルを捻る。
「ドド~ン、ドド~ン」とエンジンが心地よく唸る。

「オー!ええ感じやん!」

で、そこからいつもの「凄腕バイク屋」に向かう。
距離にして20㎞弱の所にあるので、テスト走行はいつも、そこに向かう。

というのも、もし万が一トラブってもレスキューも可能と勝手に「凄腕バイク屋」の
都合も考えず、”ウマヘタメカニック”の私は保険をかけて走り始めました。

「凄腕バイク屋」までは市街地ゆえ、けっこう信号が多く頻繁に信号待ちに合い
止まらなくてはならない状況になります。
しかし、テストには丁度よい条件です。

5㎞、10㎞、15㎞と順調に走り、信号待ちの状態でもXS1のエンジンの調子は
まったく乱れず、ここで「オッ、ウマヘタメカニックの修理andセッティングもなかなかやん!」
と自画自賛に酔いしれておりました。

そして、エンジンもだいぶ温もってきたせいかアイドリングがちょっと高めになってきました。
そこで、キャブのアイドルスクリューを左右緩め、やや回転数を少し下げました。

あと1~2㎞でバイク屋に到着というところで、マフラーからまた”悲劇の爆発音”が発生!
「え~!なんで!?」と一気に気持ちが萎えた瞬間です。

とりあえず、バイク屋まではなんとか辿り着き・・・・

そこで、本来はウマヘタメカニックの腕を自慢する為に行ったはずが・・・
「何が? どこが?」と自慢するはずが一気に相談事に変っておりました。

「まだまだアマチュアだ」と自覚させられ、意気消沈で落ち込んだ瞬間です。

ただ、故障であるのは確かなのですが、少し救いもありました。

と言うのも、「凄腕バイク屋」のチーフメカの店長もなかなか原因が特定できず、
また、オヤジ殿も「う~ん・・・」と唸りながら手こずってる姿をみると、不謹慎では
あるのですが心の中で「プロでもムズイんや!」とニンマリしている嫌な自分が
おりました。

とは言っても結局は、バイク屋にXSを預ける羽目にはなってしまいました。トホホ・・・
上の写真左が入院中のXS1。隣のトライアンフは間もなく退院!

また後日、不具合の原因が分かれば記事にして参りたいと思います。

そして次はRT1
前回の記事でRT1のリアリムのスポークが一本折れて、しばらく走行できません。
と書きましたが、やっと、そのスポークが手に入り本日、交換することができました。
上の画像は本体からタイヤを外したところ
こちらの画像はたった一本のスポークの取り換えであっても、他のちゃんと組まれたスポークを
緩めてリムとスポークをダラダラの状態にしないと一本のスポークであっても組めないのが
相当、めんどくさい作業になります。 
一応、仮組をしてから更にニップルのネジ部が隠れる様に徐々にリムを張っていきます。
そして、上の画像のように先ず、リムの縦方向の振れを修正し、続いて横方向の修正と
いう風に作業に入ります。

だいたい、旧車に多く使われるスポークタイプのリムの縦横の振れの許容範囲は
2㎜以内に収めるのが基本とされているらしいのですが、2㎜と言えばけっこうな振れ幅
ですので、画像にあるマイクロゲージを使い0.1mm以下になるよう調整することにしました。

マイクロゲージは1/100mmまでを計測できる、素人には超優れもののツールです。
T‐PADDOCK630でも普段なかなか登場しないので今回の登場となりました。

先ず、振れている所を特定し、その反対側のニップルを締め上げて徐々に振れを
無くしていきます。
調整に入って、約30分!ほぼ振れは目視では消えた感じです。
マイクロゲージでの数値は縦方向5/100mm、横方向9/100mmという結果です。

ウマヘタメカニックとしては上出来でしょう!?
と、またも自画自賛!
なんて調子に乗ってると、またトラブルので今日の所はこのぐらいにしておきます。
一応、上の画像が装着した写真です。
このタイヤは息子が今、トライアルにハマっておりまして、先日遊びに来たおり
「このタイヤ、レースでは、もう使えんからやるわ!」と言って置き土産においていきました。

観ると、レースでは無理でも街乗りでは十分使えると思い早速、今回履くことにしました。
一応、ミシュラン製CROSS AC10 でサイズは100/100と少し細くなりましたが、ブロックの
キャラメル度がイイ感じですのでRT1ならではの雰囲気は出ました。

思わず、またひとりで「ええ感じやん!」とニンマリしてました。

しかし、このタイヤ、公道走って大丈夫なのかな!?

ではまた。

2015年11月9日月曜日

『Bike in the sky』#5 やっぱりNSUは・・・

こんにちは

T‐PADDOCK630のタツミです。

きょうは2度目のブログ作業。
本日は朝から雨模様。まったく外に出る気にもなれずブログ書きをします。

二作目はタイトルのNSUのことです。

実はXS1も直り(一応、直ってる思うのですが・・・)ちょっといい気分なので
NSUを「NSUはこうでしょう!?」と画像の通り、元のレーサー仕様に戻しておりました。

以前と何が変わったのか!?
下の画像が先週までのNSU
簡単に言えばゼッケンの有る、無しとタンク両サイドのNSUのマークです。
新たに付けたタンクのエンブレムのシールは本来のNSUのオリジナルをリプロで製作しました。

元々、入手した時は保安部品もなく全くのレース仕様でした。
そこから、街乗りもできるように保安部品も付け、タコメーターはSTACK社製の4000r.p.mまでは
クロノ風の針の動きをする、「オ~!」と思わず唸るモノを装着。

マフラーは元々のレーシングマフラーでは爆音でNG!
よって、排気効率も考慮するとSuperTrappが今のところGood!

ただ、Trappマフラーの排気口のメクラ蓋は、そのままではまったくパワーが掛からず
その蓋部の真ん中に25㎜程度のホールを開けることになり、装着完了。

と、ここまでくるとやはりNSU Super MAXの雰囲気に近付けたいと思い再度、ゼッケンの
製作に取り掛かっておりました。
とは言え、公道を走る訳ですから「ヘッドライトをどう処理するか!?」となり
結局、前部のゼッケンにヘッドライトを強引に装着。
次回、いつもの月ヶ瀬で、いつものバイク乗り仲間の感想を聞いてこようと思ってます。
その感想記事はまた、次回でアップします。

という事で『売れないバイク屋』のT-PADDOCK630の”暇な主”はバイクアレンジで
暇な時間を無駄にせず、寸暇を惜しんでアテンションアップに日々努力を続けております。

それではまた!

『Bike in the sky』#4 ご機嫌ななめなバイク

こんにちは
T‐PADDOCK630のタツミです。

今回は先週、先々週と立て続けに3台のバイクが乗れない状況になりその現状を
記事にします。

まず、1台目がYAMAHA RT‐1
リアリムのスポークの1本がハブ側の根っこで折れ、今その代替のスポーク1本を捜索中。

続いて2代目 CB750K0
せっかく836㏄にボアアップ行い、3000㎞の馴らし運転もほぼ終わり、「これからガンガン
楽しく乗れるぞ!」と思ってた矢先にスピードメーターが壊れました。

こちらはメーターのレストア屋に修理依頼中ですが、メーター内部の歯車のダメージで
作動不可との事。
そして、その代替の歯車が入手困難で「さてどうするか!?」で思案中です。

更に3台目 YAMAHA XS‐1
こちらは、絶好調で走れてたところ、突然マフラーから強烈なアフターファイヤーで
爆発音のような音に周囲の人やクルマをビックリさせる有様でした。
なんとか、ガレージに戻れましたが・・・

とりあえず、RT-1とCB750は後日談としますが、取り急ぎのXS1をなんとかしなければ・・・

さて、その原因を探すわけですが先ず、

①燃焼状態の確認でプラグの焼け具合のチェック 
  キツネ色から、やや白くなり気味で明らかに混合気が薄い症状

②よってキャブレターを分解
  フロート室に細かい錆粉が左右のキャブに少々滞留。
  ここからはお決まりの各ジェット類やキャブ内部の清掃と同時に油面等のチェック。

これで、プラグも交換して一旦、元の走行レベルに直ったのも束の間。
また、どちらのマフラーかに関わらず同様の爆音アフターファイヤー!

そこで、次は点火系を疑いそのチェックにかかる。

このXSは10数年前にレストアを行い、当時点火系を既にフルトラ仕様に変更済み。
しかし、レストア後の走行距離が少ないとは言え、しばらくはお飾り状態で乗車しておりません。
よって、いろんな所に影響が出始めております。

まず、先ほどの「キャブのフロート室に錆粉が滞留」もガスタンク内の錆が原因と思われ
こちらもレストア時にタンク内の錆を除去、そしてタンク内の錆止めコーティング処理済み
にも関わらず経年で、そのコーティングが乾燥による剥離を起こしておりました。
そこからまた新たな錆の発生を招いたのが原因でした。

そういう状況ですので、この際きちっとタンク内を再コーティングしました。

という事で点火系!

③以前のトランジスターを新品の英BOYER製に交換(下記画像)










このフルトラキットはBSA、TRIUMPH用やXS用のツインエンジンに対応しており イグニッション
コイルとセット販売です。

一先ず、トランジスター本体の交換をして、ちゃんと走るかどうか・・・
一応、20㎞弱走るも特に問題なく直った様子。

ところが翌日、「さぁ、乗るぞ!」とエンジン始動させようと試みるも昨日とはうって変って
全くかからず、やっとかかっても、また爆発音のアフターファイヤー!

今度は、はっきりと左エンジン!
「え~!トランジスター新品でなんでやねん!?」「う~ん・・・・」

④「ひょっとしてコイル?」と思い、コイルも交換することに・・・

ところがコイルを変えると更にエンジンの症状は悪化!
「う~ん・・・・」 ただ、頭を抱えて悩むだけ!

「本日はここまで!」と、その時の修理は一旦終了!

翌日にまた修理にかかるもここで、いつもの「スゴ腕バイク屋」に相談。

ここのオヤジさんは私の尊敬する、「技術に関しては直せないバイクはないのでは・・・」
と思えるぐらいすごい方で、からこれ25年以上のお付き合いをさせてもらってる方です。

「ここまで、手を入れた所を逆にもどれ!」と言われ、修理再開!

今度は、ここまでを来た所を逆にチェックをしながら

⑤ ④で変えたコイルを元に戻してエンジン始動。
   ここでは不良は直らず。

⑥ ③で変えたトランジスター本体を元に戻そうと思うも、ちょっと冷静に考え
   「トランジスター交換時は一旦ちゃんと走った」ということから、ここは元に
   戻さず、キャブレターに戻る。

さて、ここでまたキャブのオーバーホールというのは考えにくいと思い
アフターファイヤーの断続的な症状から、ガソリンがちゃんとキャブに適量きているか?
で、キャブがエンジンに取り付けられた状態で油量チェック。

⑦キャブのフロート室内の油面チェック
  左右のフロート室のガソリンを溢さないように、そろそろ取り外す。
  
  すると、「ビンゴ!」
  
  正確な油面の高さのデータはないが、右キャブは「ほぼこの高さだろう」というところ。
  問題は左キャブ。
  目分量で見ても、右キャブの半分の油面の高さ。
  何らかの要因でフロートバルブが作動せず、ガソリンがフロート室に溜まらない
  状況になったと思われる。

⑧フロートのフロートバルブを作動させる爪を調整。
  左右のキャブを組み付け、エンジン始動。

これでメデタシ、メデタシ!となるはずでエンジンはとりあえずかかった。

ところが、左右のマフラーから以前のような爆発音ではないが、まだバラついている。

ちょっとメゲそうになるが・・・

⑨左右のプラグを再度、新品に交換。
 古いプラグから、新品のプラグに替え、燻ってはプラグを外して清掃し
 また取り付けて・・・と数回繰り返している直近で交換したプラグ。

 ここは、「たかがプラグ。されどプラグ!」ということで
 数㎞しか使ってないプラグでも、「手を入れた所に戻れ!」の鉄則。

 最後の砦・・・・交換して・・・エンジン始動!    
 お~! 完璧に蘇った瞬間 (メッチャ気持ちエエ~!) 

まだ、走行テストはしてないが、近くを軽く2㎞ほど走るも全く不安なく快調にはしった。

それ以降は、昨日、今日と雨模様で100㎞程の走行テストはお預け。

ただ、この2日間の始動状態とアイドル状態でも以前とは全くちがうエンジンの調子。

特に朝一番の冷えた状態。
キーをONにし、チョークを引き、アクセルグリップから手を放した状態でキック一発で始動。

少し暖まっている状態でもチョーク引かず、同じくアクセルから手を放した状態で
キック一発で、それも低回転でゆっくりエンジンが回りだす。

そして軽く、アクセルグリップを捻る。
すると、「ドド~ン、ドッ、ドッ、ドッ、ドド~ン!」と完璧なレスポンス。

ここまでで一応、修理完了となるが、本テストの報告は後日改めてさせて頂きます。

結局のところ原因は???となるのですが
一言で申せば、暫く放置しておりました故の複合的な故障だと思います。

以前にも書きましたように特に旧車は、「適度に乗ってあげないとダダをこねる」
この言葉通りの事が起きたように思います。

まだ、あと2台!ダダをこねてすねてるバイクがあります。

トホホ・・・

2015年11月1日日曜日

開設2カ月記念イベント

こんにちは

T‐PADDOCK630のタツミです。

今回は『Bike in the sky』をちょっとひと休みさせて頂いて別のご案内です。

それは「T‐PADDOCK630」のStore&Siteを開設しまして、そろそろ2カ月が
経とうとしております。

その2カ月を振り返りまして直接Storeにお越し頂いたお客様は約10名程です。
また、その間に売約を頂いたお客様は開設少し前の方も含めまして2名です。

この途中経過での結果として、この数字は良いのか、悪いのか・・・
『売れないバイク屋』と、いうところでは上出来な気がしないでもないですが・・・

とは言っても、「もうちょっと遊びに来て欲しいなぁ」と言うのが本音なところです。

そこで、遊びに来て頂いた方に下の写真のステッカーをもれなく差し上げようと
大大キャンペーンを催します。

大きい方はバイクなどに貼っていただけるおおきさです。
貼りつけた感じは下の写真をご覧ください。

また、小さい方はヘルメットなどに合わせた大きさです。
こちらも画像をご覧ください。

と、ご覧のような感じですので是非、一度「T‐PADDOCK630」Storeに遊びにきてください。

暇な私がオモテナシさせていただきます。
また、お越しいただいたお客様にはとっても美味しいインスタントコーヒーも
サービスしております。

あっ!キャンペーンの期間ですが
明日からステッカーが無くなるまで!とさせてもらいます。
(たぶん当分あると思います)

それではまた!