2016年12月29日木曜日

『Bike in the sky』 #70 今年最後のお客様・・・

こんにちは。

「Bike in the sky」のブログも今回で70回目を迎えます。
一年間、ご愛読いただきましてありがとうございました。

前回までの閲覧数も約29,500と、たくさんの方に読んでいただきました。

当初より、非常にピンポイントな情報をピンポイントな方に向けて発信して参りましたが
これだけたくさんの方に観て頂けるとは思いもしませんでした。

来年に向けては更に“旧車の楽しさ”を知って頂きたく記事の内容に磨きを掛ければと思っております。

その“旧車の楽しさ”の楽しさにはバイクそのものに乗るのは当然あるのですが、
それよりも楽しいのは旧車、現行車を問わずバイクが「三度の飯より好き!」という
バイク仲間とバイクだけに留まらない、いろんな話題でひと時を過ごせる時間ではないでしょうか!?

そんな楽しい時間を先日の日曜、2016年最後の月ヶ瀬で過ごしてきました。

その話題がバイクに乗る時の皮ツナギ・・・
この画像を見られて、「何をみせてんの?」と思われる向きもあると思いますが・・・

ツナギの股グリに当てられた花柄プリントとそのプリント生地がメッシュ“本体皮身ごろ”から解れ出し
下地のブルーのニットが覗いていることでのバカ話で花が咲いただけの話です。
そのツナギの主が画像(瀬〇さんのFBから)の真ん中の月ヶ瀬教総長こと陶芸家の井〇さんです。

そして、花咲話しで一番ボルテージが上がったのが「なぜ、この箇所に花柄プリントを使ったのか?」と・・・

「このツナギのメーカーは?」に対して「GEN〇〇〇!」・・・そして
「GEN〇〇〇は海外のメーカー?」に対して「東大阪やで!」と・・・そして
「やっぱり東大阪はオシャレやねぇ~!?」と一同大爆笑!

しかし、今回のブログを書くにあたって、ふと真面目に思った事が私的にはこのツナギのデザイナーは
「何を意図して、ここに花柄地を当てたのか?」と疑問が・・・

私も元アパレル関係の仕事をしておったことでメーカーへの、あまりの評論は避けなくてはならないのですが・・・

思うにツナギの無骨な“ハードウェア”に少し真逆の“ソフト”を加味する・・・いわゆる“プレゼンス”を示したかったのか!?

と、できるだけデザイナーの意図を探したのですが・・・
まぁ、経験上、消費者に認められるのは、ほんまに難しいことであるのは確かなことです。

ただ、“東大阪市”で笑いになるのは喜んでいいのやら・・・

この12月27日昼(米時間)、安部首相の真珠湾でのスピーチの一節をお借りすれば
「寛容の心」を東大阪市民はおおらかに持合わせているでしょう!?

そして当日の月ヶ瀬は年末の慌ただしさからか信者ライダーは少なめでしたが・・・

毎度の信者メンバーが寒さを堪えながらのミーティング!
その信者さん達のバイク画像(瀬〇さんのFBから)

この写真をとって頂いた方は同じく月ヶ瀬信者ライダーの瀬〇さん。
久々のミーティングにカメラ持参で参加!
瀬〇さんはYAMAHA R1に乗られているのですが、最近カメラにハマっておられて本日はちょっとしたカメラマンの雰囲気!

そして、その瀬〇さんに撮っていただいた、もう一つの素敵なアングルの写真が・・・
後のバイクが私のDUCATI MHeで手前バイク、浅〇さんのFZの引き立て役です。

実は私は当日、ニューステッカーのキャンペーン活動?ならぬコマーシャルでこのMHにステッカーを貼った感じを見てもらおうと・・・
ヘルメットにも貼って・・・
と、その活動の甲斐あってか・・・

今回の記事の「今年最後のお客様のご紹介」です。
そのお客様は二組いらっしゃいました。

先ず、お一人目が前回のブログでご紹介しました滅多にステッカーを貼らない主義代表格の浅〇さん!
その浅〇さんがステッカーをお求めに?T‐PADDOCKにお見えになりました。
無理やり、ステッカーをGetして喜んでいる体にして写真に収まって頂きました。
ありがとうございました。(実は訪問目的は別にあったのですが・・・)

そして、今年最後のお客様になるかな?
この日はゴールドモンキーでお越しですが・・・東大阪のご近所さん、北〇さん。
大の2ストマニア!
中でもKAWASAKIが1971年発売したマッハシリーズ第3弾のマッハ750SS(通称H2)をお持ちに・・・
そのマッハH2は当時世界最速の203km/hとSS1/4mile 12秒フラットを誇ったモンスターです。

この北〇さん、私より5歳お若い御齢ですが元はHONDAのRCレーサー?であったとか・・・
先週に続き連続で“往年のバイク乗り”にお越し頂きました。

その北〇さんをご紹介頂いたのが先週のお客様、R1の田〇さんですが当日もご一緒にアテンドでお越し頂きました。
この日の田〇さんは・・・
125ccの原チャで!(メーカー名は?)
リアサイドカウルにT‐PADDOCK630のステッカーが・・・

と、今年最後のブログになりましたが1年間、記事掲載にあたって月ヶ瀬信者の皆さんや、
また皆さんのガレージ訪問にあたっても取材にご協力頂いたりとたいへんお世話になりました、

その掲載記事におきましても事実を楽しくするために多少のデフォルメも快諾頂いたりで、
ご登場いただきました方々にもお礼を申し上げます。

あと僅かで今年も終わり、2017年の新たな年を迎えます。

その2017年は今年よりも更に「不確実な時代」と言われ、EU離脱のイギリス、トランプ大統領率いるアメリカ、
その動向次第では世界経済は良くも悪くも何かが起きる年となるでしょう!?

その「不確実な時代」での旧車の相場もどうなるやら・・・
少しは落ち着いてもらわないと旧車=投資家の獲物では旧車が可哀そうに思えます。

それでは、
2017年も楽しいバイクライフが過ごせますようにお祈りいたします。
そして、どうぞ良いお年をお迎えください。

PS:新年最初のブログは元旦に2016年のブログ閲覧トップ10(トップ5になるかも)をお送りします。
また年明けの正月休みに当T‐PADDOCKに遊びにお越しになりたい方は3日、4日の午後
ご連絡いただければ待機いたします。
ご連絡はこちらまで
携帯:090-5676-5382
T‐PADDOCK630 T/Tatsumi

2016年12月22日木曜日

『Bike in the sky』 #69 T-PADDOCK630のステッカー、早速のお客様・・・

こんにちは

先週はT‐PADDOCK630の新たなステッカーをご紹介させて頂きました。

そのステッカーをどうやって皆さんに貼っていただくか!?

この課題を解決する為に先週の土曜、日曜とまたしても月ヶ瀬にて早朝組ライダーの反応を確認に出動して参りました。

しかし、先週の土曜早朝は気温が大阪でも3℃前後とグッと冷え込んでおり、奈良市内から月ヶ瀬までの気温は、ほぼ0℃の様子。

となると道中のいたる所は凍結が心配されます。
その心配が案の定・・・

道中の柳生辺りでツーリング中の5台ほどのバイクに追いつき、そのままいつもの月ヶ瀬お茶屋さんまで最後尾を一緒に向かう事に・・・

そして、お茶屋さん手前の橋の上で先行していた5台の真ん中の1台のバイクがいきなり転倒!
シューっと滑る様に数メートルを滑走!

幸い速度も出ていない事からライダーは無傷な様子!
仲間のライダーが救護している様子を確認して私は、その集団をかわして間もなくお茶屋さんに到着!

すると、お茶屋さんには毎度の早朝組が先着で何やら今日の道中の凍結の話しで会議中。

聞くと、先ほどの転倒バイク以外にも数台のバイクがその橋の上で転倒!
また、軽4のクルマも滑って欄干に激突!そしてレッカーで運ばれることに・・・

という事情で土曜の月ヶ瀬ではステッカーの話どころではありません。

しかし、あくる日の日曜は少し気温も上がって月ヶ瀬にはバイクが集まってきておりました。

その中でパッと目を引いたのが・・・
月ヶ瀬信者ライダーのバカさんこと浅〇さんのYAMAHA FZ!

元々のオリジナルは・・・
このカラーリングがオリジナルですが・・・

そのFZにはないケニーカラーに最近、着せ替え!
この着せ替えに使われたカウルにバカさんは自身で塗装を・・・
それも缶スプレーではなくタンク付のスプレーガンを使用して・・・

私的にはアレンジが大好きなのでFZにはないケニーカラーは絶対オリジナルより格段アテンションは上がってると感じます。

そして、“YAMAHA”や“FZ”のデカールもPCで作成し“プチCAD”でプロットした自作!
「も~、プロも顔負け!」とはこういう人の事をいうのでしょうね!?

そして、ここでT‐PADDOCKのステッカーの話しになりますが・・・
このFZのようにアレンジしたバイクには特にT‐PADDOCKのステッカーを貼って欲しいのですが・・・

なかなかバカさんはお気に入り以外のステッカーは貼られない主義です。
FZのスイングアームにスプロケットで有名な“isa(イサ)”さんのステッカー!
この並びにいつかは・・・

さて、こう言った走りのスペシャリストにどうやってT‐PADDOCK630のステッカーを貼ってもらえるか!?

と、悩んでる矢先の日曜の午後4時過ぎにT-PADDOCKに月ヶ瀬のお友達!
T-PADDOCK630のシンボリックステッカーも既に貼っていただいているYAMAHA R1の・・・

りゅうやんこと、大東市在住の田〇さんです。
はい!新ステッカーGet、1番乗りでお越し頂きました。

今回は4種類+1種類の内の一番のお気に入りを手に記念撮影です。
当日に被ってこられたヘルメットにも・・・
ありがとうございます。

この田〇さん!
私より御齢は一回りお若い方ですが「往年のスペシャリスト」と言われるほどのバイク乗りで、
その昔、“Taichi本店”前から第一左ヘアピンカーブまでのほぼストレートを時速〇〇〇km/hで
突っ込んで行ったとか・・・

そんな80年代の武勇伝も交えて当時のバイク談義で楽しく過ごせてもらいました。

その当時の武勇伝を一緒に過ごされた田〇さんの走り仲間、Z1 Specialに乗る磯〇さんとはお友達で、
その磯〇さんにも近い内にT-PADDOCK630にお越し頂きたいものです。
上がりたてのステッカー、数量は〇〇枚限定だぜ!

とか、思っておるところに最近、知り合いになりましたお客様!
このお客様、当ブログ#65にご登場いただきました「スゴイ旧車の達人」
宇治市のSA〇〇Iさんです。

この写真はSA〇〇Iさんが「きたぞ~!」という証でFBに載せられてたのを拝借しております。

しかし、せっかくお越し頂いたにも関わらず私は近くまでちょっと留守をしておりました。
で、結局お会いできずお帰りになったのですが・・・残念です!すみませんでした。

という事情が最初の週のお客様の様子です。

さて、ステッカーをお求めに来ていただける次の方は・・・

と、待っているだけではお越し頂けそうにないので電話でもかけてT-PADDOCKに呼び込みをしなくては・・・

それでは!
T‐PADDOCK630 T/Tatsumi

2016年12月15日木曜日

『Bike in the sky』 #68 T-PADDOCK630のニューなステッカー!

こんにちは。

今年も残すところ、あと半月となりました。

バイカーにとってはシーズンオフに突入と少し寂しい時期にもなります。

しかし、このオフ時は来春に向けて普段あまりできないところの愛車のメンテをすることで、
バイクのもう一つの楽しさを味わえる時期でもあるのでしょうね!?

さて、今回の「Bike in the sky」は
先週にもお知らせしました通り、一年振りに新たに創りましたステッカーをご紹介いたします。

そのステッカーをザッとお見せすれば、こんな感じです。
この画像は、まだ印刷ベースです。
ここから、現物に仕上げていくわけですが・・・

その前に「なぜ、新たなステッカーが必要なのか!?」
そのあたりを少し説明させて頂きます。

ステッカーの本来の目的は企業であれば“自社のアイデンティティー”などを市場に広く認知をさせる。
乗り物に貼付させる場合は動く広告塔として“アイデンティティーの中に潜む色気”のようなモノを市場に広く認知をさせる。

また、消費者サイドからすれば特に有名ブランド等のステッカーを「私はセンスがいい人」もしくは
「私はモノが分かっている人」と言うように自身のステータスを上げるツールとして乗り物に貼ったり
衣服などのバックプリントを背負うわけです。

となるとT-PADDOCKのステッカーを創る目的は上述の先ず前者の目的、そして後者のバイカーのステータスを上げる為に・・・となり、
そのステッカーそのものの“色気”を上げなくては意味がないことになります。

今までのステッカーはある意味、T‐PADDOCKのシンボリックなものとしてデザインをしました!
上のステッカーはその初期デザイン(白×黒と白×グレー)に3色を追加した時のもので、
この3色は人気色となり直ぐに無くなりました。

そして最近の月ヶ瀬でも多くの月ヶ瀬信者ライダーに・・・
モトさんのメットに!
霜〇さんのメットに!
石〇さんの手造りエアーダクトに!
また、霜〇さんの入院中のSRXのリアに!

と、いろんなバイクやヘルメットなどに貼って頂きました。
もちろん、このステッカーはT‐PADDOCK630のシンボル的なものですから同時に追加生産はします。

そして、今回のステッカーでは上記説明文に従い更に楽しく感じて頂けるように
“アイデンティティーの中に潜む色気”を意識してデザインしました。

そこでT‐PADDOCK630のニューなステッカーの“色気”で皆さんのバイクやクルマのステータスがもっと上がればと・・・

例えばクルマであれば・・・
またバイクであれば・・・
国家権力のバイクでは、まず貼って頂くことはないと思いますが・・・
また、今回のステッカーのイメージやサイズの詳細などはT‐PADDOCK630サイトの「News」欄でご覧いただけますので、是非みてください!

そして、このステッカーは「いつ手に入るのか?」

それは一応、今週末には上がってきますが・・・

問題は「どのようにして皆さんにGetして頂くか!?」

また、私が月ヶ瀬や道の駅針テラスで以前と同じくティッシュ配りの様にバラ撒くのか!?

う~ん!
早く皆さんのバイクには貼って欲しいよなぁ・・・

と言って、ステッカーのステータスも上げたいのでT‐PADDOCK Garegeの“訪問者限定”にすべき
なのでは!?とも・・・

しかし、大事なポイントはT‐PADDOCKのバイクに「乗りたい」、T‐PADDOCKのガレージに「遊びに行きたい」と
根本的な魅力を上げないとステッカーの色気は伝わらないでしょうね!?

わかってはいるのですが・・・悩みどころです!

でも、『Bike in the sky』 で一番伝えたいのは「旧車は速さではなく、なんとも言えない人的なバイクの味わい」
ではないでしょうか!?

試乗もオッケーですので是非お越しください!

さて、このニューなステッカーの運命は・・・

では!
T‐PADDOCK630 T/Tatsumi

2016年12月8日木曜日

『Bike in the sky』 #67 T-PADDOCK630のモノ創り・・・

こんにちは。

今回は「T‐PADDOCK630でモノ創りができたらいいなぁ・・・」と密かな企みの話しです。

私は今、「モノ創りの町、東大阪市」に住まうわけですが東大阪市は「モノ創りの町」と標榜しているにも関わらず
大企業などの下請けとしてのモノ造りゆえにネジなどの単品製作の企業が大半を占めております。

と言って「下請け」の仕事をけっして批判的に捉えている訳ではありません。

ただ、経済的に日本企業の先行きを未来予測的に捉えても非常に不透明と言われ、
或いは一般ビジネスでも「不確実性の時代」とも言われております。

という事は大企業が先行きを読み違えると下請けの企業はもろに、その影響を受けてしまうことになります。
そんなことから「では東大阪で何かダイレクトなモノが創れないかな!?」と一念発起!

と、そんな大袈裟な話しではありませんが・・・

そこで東大阪の企業を観るとけっこう切削技術を有する工場が多いことから・・・
では切削と聞いてパッと思いつくのが・・・

T‐PADDOCKとすれば、「これでしょう!?」 
ステップ周りなどのパーツです!
この画像は月ヶ瀬信者ライダーの中〇さんのBMWからです。

他にも・・・
月ヶ瀬早朝組の東大阪のトランプこと石〇さんのBUELLのステップ!

石〇さんはご自身でバイクパーツをいろいろ作成される方ですが、このステップも自作?
って、「それはナイナイ!」でしょう!?
しかしブレーキペダルは、なんか石〇さんが造られた様にも見えるかな・・・

また、アフターパーツメーカーからでは、こんなバックステップキットも・・・
こちらの画像は同じく月ヶ瀬信者ライダーのモトさんこと山〇さんのアプリリアのバックステップ!
聞いたところによるとBaby Faceのバックステップキット!

また同じくアフターパーツメーカーのモノと思われるバックステップ。
こちらはHONDAのSS車?だったと思いますが・・・
たしか後〇さんのバイクであったような・・・間違ってたらすみません。

たぶん、このステップは見た目ノーマルではないような・・・

と、いろんなバックステップを紹介させて頂きましたが、
こんなバックステップを切削技術を活かして“ワンオフ”で、「好みのポジションで造れたらな」と思ったわけです!

その切削技術ですが東大阪企業の切削の精度は相当高く、まさにバイクのパーツを造るには最適ではと感じます。

実は、当ブログの「Bike in the sky」#64でも少し触れさせて頂きましたが、私は東大阪市の企業さんと既にモノ創りを始めています。
昨晩も「モノ創り会議」に行って参りました。

その中で「各企業の強みは?」という事の宿題でほんの僅かですが、皆さんがチャレンジで創られたモノがあります。
これは何なのかは、今は話せませんが・・・

また、こんなモノも・・・
これもいったい何なのか!?
そして
これも何?何に使うのか?

と、見せるだけ見せて何なのかは言わない!
と言うよりまだまだ、試験的な段階ですので・・・

ただ、もっと進みだし輪郭が見えてくると次は完全に“Confidential”扱いになると思います。
それだけ難しい事に取り組んで頂いている訳なのです。

とにかくお題を出せば、「造ってやろうじゃね~か!?」とさすがは職人さんのプライドがムクムクと・・・

打合せは、ほんまに皆さん真剣そのものです。

で、上の画像の企業さんの一社に先ほどのバックステップをお見せしたところ
「ちょっと時間のある時にチャレンジしてみるわ!」となりました。

さて、どこまでのモノが出来上がってくるのか!?
楽しみです!

しかし、私も東大阪の一員ですが私が造れるのは今のところ、せいぜいT‐PADDOCK630としてのステッカーぐらいです。

今、新たなT‐PADDOCK630ステッカーのプロトタイプは出来ましたが・・・
こちらもチラ見せだけ・・・

前のステッカーの在庫も切れており、チラ見せなどしている場合ではなく早く仕上げなくてはいけないのですが・・・

しかし、同時に私が進めなくてはならないことにモンキーの組み立てもあります。
今のところ当ブログの#65で紹介しましたようにシリンダーの組立てまででした。

そこから・・・
ヘッドを開けると各バルブにスラッジ・・・と言うかセメント状態で完全に固着しておりました。

先ずそれを除去する為に・・・
バルブ用のスプリングコンプレッサーなるSSTを使って各バルブをヘッドから取り外す作業!

そして、バルブのスラッジを除去し、各吸気口、排気口とタコ棒なるモノで面倒くさい摺り合せ作業!

どこまでの精度が出たかは・・・あとはエンジンをかけて・・・走ってみて・・・
一応、組み上がりカムスプロケットを取付、点火時期が合うようにカムチェーンをセット!

ここまでで大まかには仕上がってきました。
あとは、タペットクリアランスをややキツイ目にセッティング!

そして、タペットキャップのパッキンゴムを換えてキャップをするだけ!

さぁ、いよいよここから本体にエンジンを載せるわけですが・・・

しかし、ここ最近の私の仕事の遅さに自身でビックリです。
そこに東大阪の工場さんの仕事の速さを見せられると、さらに落ち込むことに・・・

と、言ってこの齢で速度を上げると、ここ最近の後期高齢者ドライバーの事故多発と同じようになってしまうのでは・・・
と不安を抱きつつ・・・先ほどのモンキーのバルブ摺り合せは大丈夫なのかい?

と、自覚があるのか、ないのか中途半端な前期高齢者な私です。

では!
T‐PADDOCK630 T/Tatsumi

2016年12月1日木曜日

『Bike in the sky』#66 ちょっとアメリカへ・・・

こんにちは

W1S Super Specialに乗ってアメリカまで行って来ました。

「って、どこのアメリカやねん!?・・・」
と、思われる方もいらっしゃると思いますが・・・

それが実はアメリカなんです!

アメリカのある街で・・・
ちゃんとハーレーもありました。
「そこら辺り?のアメリカちゃう?」と、思われるかも知れませんが・・・
そのアメリカのある方の取材の様子・・・

と、またしても先ず、「その前に・・・」

それは前回の「とんでもない旧車」の記事中での謎のバイクの詳細から!
このCubが、その謎のバイクで、Cubのご先祖さんのような画像を前回アップしましたが・・・

このバイク、1962年発売のホンダのC240ポートカブだそうです。
OHVのC100カブは1958年発売当時、¥55,000でした。
そのカブを買えなかった方の為にミッションを2速にしたりしてコストダウンを図り¥43,000の廉価版で販売されたとのこと。

さすがにここまでの事情は初めて知りました。
この情報は所有者のSA〇〇Iさんから頂戴しまして、さらに前回、同時にアップしましたブリヂストンBS90の校閲も・・・
正確には当時、市販車で世界初のポーラスクロムメッキ・シリンダーを採用した1967年以前のBS90EA2!

ポーラスクロムメッキとは簡単に言えばメッキ面の潤滑油の保持性を上げる為の加工で、
当時としては相当手間の掛かる、また特に2ストには「できればいいよな!?」的な高度な技術でしょう!
それをシリンダーに採用した。という事です。

またこのBS90EA2製造秘話としてブリヂストンと“ランペット”で名を馳せたトーハツ(東京発動機)の技術者が集まって造ったとの話も・・・

こんな裏話しを知るSA〇〇Iさんは、やはり旧車道の達人ですね!?

そのSA〇〇Iさんは実はこんな方です。
ご本人の了解の下にアップさせて頂きました。(実はこれは写真ではなく絵画のようで・・・)

前回のブログで、このSA〇〇Iさんのファンキーなお姿を・・・と思ったのですがNGが出ました。
しかし、今回はOkayがでましたので・・・

ファンキーではなく旧車の正統派バイク乗りに近いコスチュームで・・・
CB72でクロムウェル?のヘルメットが、またいい雰囲気です。


そして、お待たせです。
ここからは旧車でも、また一味違うテイストの旧車道を・・・

そこで「アメリカのある街の・・・」の続きに戻ります。

先ほどのハーレーですが・・・
ハンドル周り!
このハーレー!
1340cc?にオーバーサイズピストンを組み込んで仕上げられた1990年のFLSスプリンガーソフテール。
だそうです!

1990年と言えばまだ?26年前!
旧車というには少し若い年代!であるのに、このヤレ感!

実はオーナー自ら、往年のハーレーのような“エイジング”による仕上げで・・・
観てもらえればガソリンタンクのキャップからガソリンが漏れ、タンクが変色しているリアルな表現やマフラーの錆かたなど・・・

さすがアメリカ人!
古き良きハーレーを理解していないと、なかなかここまでは・・・

この所有者はアメリカ国籍?のメキシコ系アジア人?
生まれは何故か日本の岡山!

日本語は一応、ネイティブレベルで上手くしゃべられます。

そのアメリカ人の証しが・・・
マジ!アメリカのFDNY(Fire Department of the City of New York= ニューヨーク市消防局)?の耐熱防火服とヘルメットを着る隊員さん?

また、
普段は消火活動の合間で、この作業場で局のインフォプレートなどの製作も熟す方?

そのインフォプレート作製のツールには・・・
本場のステンシルで“Caution Plate”等の作製の雑用も・・・

そして、更に合間の合間で物資の搬送なども・・・
その物資たちを運ぶのもタフなフレーム製の台車で・・・
他にもこんな物資も・・・
さて、ここはどこでしょうか?
アメリカのある街?いや、ある街のアメリカ?

表の感じが・・・
このドアから中に入れば・・・

ハーレー以外には何故かHONDA車のみで、それも小型バイクだけ!
1974年製モンキーZ50J。モンキー初のリアにサスペンションが着いたモデル!
そしてモンキーの後ろにアーミーカラーの・・・
1982年製モトラ!
クルマで言えば4駆に乗ってる感覚が味わえる。

それは・・・
画像のチェンジペダル側クランクケースにサブミッションと3速×2段のローギアードになる仕掛けがあり23°の登坂力を発揮する。
軍モノ仕様でなかなか楽しそう!
そのモトラのまた後ろには・・・同じくHONDAのバイクが!
1986年製のCT110。
最初期は1968年のCT50!
カブベースで造られたことから通称「ハンターカブ」と呼ばれ1974年のCT90(K6)の輸出仕様を経て
1981年に国内で復活!

画像のCT110はその輸出仕様!
先ほどのモトラと同じくサブミッション搭載!ただし変速は4速×2段です。

現地で消火活動に乗っていたのか!?
さらに、このハンターカブには拘りのディテールが・・・
ハンドルポストの右マウントに取り付けられたホンダ純正キーロックのヘルメットホルダー!

と、いろいろな拘りを持つ楽しいバイクを紹介しました。

バイクにしても何でもそうですが、“拘り”というのは人それぞれで
「何に拘るか!?」がポイントになるのでは、と思います。

このバイクの所有者は実は拘りが「とにかくコアなアメリカ!」で一時、流行ったアメカジ系のアメリカ好きとは
明らかに一線を画しているホンモノのアメリカフェチな方です。
また先ほどのハーレーをバックのアングルで・・・
「あれっ!?ハーレーのナンバープレートが“大阪ナンバー”になっとるがな!?」

では先ほどの消防士の防炎服は?

その先ほどの画像をよ~くチェックすると防炎服の後ろに・・・
「なんで日本のスダレがあんねん?」と、アメリカ人と言うには・・・疑問が・・・

と、どこまでアメリカ人で通せるかと綴ってきましたが・・・
外見はアメリカ国籍?のメキシコ系アジア人?と紹介しても見た感じはそのままです。

外見がそうだからアメリカ人の様になったのか、アメリカのコアなところが好き過ぎてアメリカ病に感染し、
アメリカ人の様になったのか!?
その辺は謎ですが、間違いなく岡山生まれの生粋の日本人です。

しかし、若くしてコアなアメリカに魅せられアメリカングッズを集めている内に
お店がオープンできるほどに溜まりだした様です。(この辺りの話しは定かかどうか・・・)

それならば、店をオープンしようとなり・・・
アメリカではなく大阪は吹田のある街に出店されました。

その近さゆえ、今回はW1で訪問しました。

こちらのお店は店名を「Under Wood Brand」というアメリカン雑貨のお店です。
T‐PADDOCK630のサイトでもリンクさせて頂いておりますので扱い商品はご覧いただけます。

そのお店をもう少し紹介せて頂くと・・・
入ればすぐに、こんなグッズが目に入り・・・
画像の「DO NOT ENTER」と表示の看板の扉の向こうが先ほどのバイクなどが収まる作業場です。

そして、
入口を入ってすぐの階段で2階に上がると・・・
Under Woodさんはオープンして20年以上?は経っていると思いますが
本業は特殊内装業者さんです。

何が特殊なのか!?
それは普通の店舗などの内装もされるのですが、どちらかというと「楽しい店創り」をメインに仕事をしたはります。

その楽しい店創りで例を挙げれば・・・例えば
有名な所では皆さんもご存じの“USJ”のテーマブースを手掛けられたり、
またアメリカNYでは“Trico Field”というアパレル店など・・・

この方の創る店舗は、まず「自分が楽しい仕事かどうか!?」が基準で仕事をされます。
よって、この方が楽しく内装をされた店は、その店に訪れる消費者も当然楽しくなりますから
繁盛店になるという連鎖が生まれます。

というような訳ですから、ご自身のお店も・・・
アメリカングッズが所狭しと店内に満載!

ただ、ここのお店は内装より商品そのものにアメリカを感じるように展開されており
さらに日本人が思い描くアメリカテイスト寄りに!

さらにさらに、女性が欲しくなるアメリカの洗剤などの女子目線の充実度もなかなかです。
この画像はレジカウンター周り!

画像の左端に写る女性が奥様で、メチャカワイイとても素敵な方です。
奥のオレンジのダウンベストを着ておられるのが、この「Under Wood」のオーナー、木〇さんです。

奥様と並ぶとまさに美〇と野〇です!(私の印象ですみません。)

と、今回も、どこまでが本当の話しで、どこまで冗談か!?
という内容になってしまいましたが楽しくご覧いただけたら幸いです。

しかし、私もアメリカ大好き人間ですが、私に限らず日本人の中にはけっこうアメリカ好きの方がいらっしゃいます。

今回、このブログをご覧いただいた方でもっとコアなアメリカを知りたいと思われる方は
是非、尋ねられたら如何でしょう!?

私は今、この齢でバイクを通じ、いろんな方と知り合いにならせて頂いてお友達がたくさんできました。

そんな中で「好きな事を好きな時に好きなように楽しむ!」という方が、けっこうおられる事も発見でした。
まさに『Bike in the sky』の目指す「バイクライフの楽しさ」を伝えるブログの有り方です。

という事で2回連続、「人生を楽しく過ごされている方」として特集でお送りしました。

T‐PADDOCKも見倣ってもっと楽しく、またガレージをパラダイスにする方法などもお伝えできればと思っています。

という私は今、新たなステッカー創りで、パラダイスどころではありません。
そんな余裕すらないのですが・・・

ではまたです!
T‐PADDOCK630 T/Tatsumi