2020年5月28日木曜日

『Bike in the sky』#183 え~、落とした!?

こんにちは。

新型コロナウィルスに伴う緊急事態宣言も解除されましたが、まだまだ油断は禁物です。

しかし、緊急事態宣言前の例のマスクは皆さんには届いたのでしょうか!?

拙宅には未だ届いておりません。

そのマスクは“アベノマスク”と世間では言われておりますが、ここで安倍首相の“読み”は凄いなと思います。

何が凄いのか?

要は安倍首相は「自粛解禁で人々は必ず油断をして第2波の感染が起きる」?と読まれたのでしょうか!?

そう考えると第2波のタイミングに合わせてアベノマスクを届ければ喜んでもらえると思われたのか・・・

であれば皆さん、感謝しましょう!

その感謝で先週の月ヶ瀬では
月ヶ瀬常連さんの西藪さんから頂いた“便利ツール”です。

いったい、何に使うのか!?
スポーク仕様の旧車の足回り清掃用にと頂きました。

元々は食器を洗った後に水切りをする為のカゴ?などのキッチン周り清掃用グッズだそうです!

早速使ってみました。

感想は・・・

「う~ん・・・・」

御察しください。

西藪さん、ありがとうございました。

そして、またもう一つの感謝しなければならないことが・・・

それは時間を追って言いますと・・・

同日のその日は早朝に出発をして、いつも通り般若寺セブンにて点検&コーヒーブレイクをしました。

ここ最近、乗り出す機会が多いDucati Mach1なのですが当日で自賠責保険が切れることからの出動です。

その般若寺セブンで・・・
上の画像のお方は、よく考えるとお名前をお聞きしておりませんでしたがこの1年少々前から
この般若寺セブンでよくお会いしており仲良くさせて頂いてました。

そして当日もMach1を写真に収めて頂いておる中で「跨っていいですか?」となった画像が上の画像です。

この方はいつも般若寺セブンでは月ヶ瀬からの帰りで立ち寄られてます。

そして「今日も月ヶ瀬は既にけっこうなバイクの数でしたよ!」とか・・・

その時、般若寺セブンを通り過ぎる“青いBuell"が目に入ると「あのBuell、めっちゃ飛ばしますよね!?」とか・・・

筆者は「そうやねん!けっこう飛ばすやろ!?」と返答するも月ヶ瀬の連中は意外と知られているのが分かります。

「でも月ヶ瀬の連中はバイクの走りの事もあるけどメカの事もよう知ってて、そんな情報でもオモロイとこやねん!」

と、こんな会話で終わり月ヶ瀬に向かいました。
この画像は前日の月ヶ瀬の様子ですがCB77のサイドスタンドの出来具合のダメ出しを信者さん達に頂く為に乗り出しました。

しかし出来栄えが良かったのか?「ふ~ん・・・」と意外とリアクションは薄くちょっと拍子抜け!

ところが、そのMach1で来た当日はアキレス腱ならぬ筆者の手を入れた所などをグサグサと突いてきます。

で、いつもと同様な感じで月ヶ瀬を引き上げ帰路につき阪奈道路に入って快調に頂上付近まで来た辺りで・・・
シフトダウンをしようとチェンジペダルに右足を掛けようとするも・・・

「えっ、チェンジペダルがない!」


慌てて阪奈道路の頂上信号交差点の脇に寄せて・・・
チェンジペダルを確認すると・・・

ちゃんと着いているがマフラーにお辞儀をしている!
リンケージロッドのペダル側のロックナットが緩んでロッドが外れておりました!

実はこのロッドのロックナットの緩みを当日の月ヶ瀬にて月ヶ瀬猛者の浅田氏からご指摘を頂いてました。

「ここのロッドの両サイドのロックナットはキチっと締めとかんとあかんで!」と言われていた矢先の出来事でした。

月ヶ瀬でご注意を頂いた時に念の為、ロックナットは増し締めしたのですが・・・

頭の片隅で「分かっとるわい!」と、ありがたいご忠告に感謝の気持ちを持たず「ちゃんと締まっとるわい!」と
高を括る筆者がいたのでしょう!?

ここで冒頭の“感謝”なのです!

月ヶ瀬では増し締めをしたのですが阪奈道路に入ってから〇〇〇Kmぐらいでちょっと飛ばしていたことから
ジ~ンとくる細かい振動で緩んだと思われます。

もし、増し締めをせずトップギアでずっと阪奈道路を飛ばしていたら頂上に着く前のどこかで
ロッドごと落としていたかもわかりません。

そう考えると「浅田氏、ご忠告ありがとうございました。」と言わざるを得ません!

今、ビジネス界では「コロナ・エフェクト」と言われるコロナウィルスの影響からこの先をどう考えるか!?
が話題になってます。

そんな中、ビジネスにも「寄り添う心のビジネス」いわゆる「ソーシャル・ビジネス」がキーワードです。

であれば普段の日常でも人と人の関係の中でやはり「お互いを思いやる気持ち」と「感謝する気持ち」は必要でしょう!

と、ちょっと年寄り臭くなってきましたのでこの辺で終わりますが・・・

その年寄りの楽しい話題も・・・

先週の土曜の昼下がり!
T-PADDOCK630 Journal『Bike in the sky』#181でアップしました「籠るのが楽しい」とおっしゃる方の第2幕です。

「ボアアップキットが届いたで!」の連絡からシリンダーの交換作業です!

年寄りが集まると、ちょっと作業しては休憩!そして作業してまた休憩!

これだけの作業で約4時間を費やしました!
一応、組みあがったのですが・・・

このエンジンは、なかなか奥が深い謎がいろいろあって試行錯誤の連続でした。
画像の指を指しているカムチェーンのガイドローラー・ボルトだけが新品ではなく以前のボルトを使用することに・・・

その他のシリンダー周りのボルトは全て新品なのですが・・・

謎ですが、一先ずこの旧ボルトで!

と、基本的なところは全て確認して組めたと思いますが・・・

あとは“火入れ式”で無事エンジンが掛かることを祈ります!

たったこれだけのことですがエンジンが掛かった時は例えカブのエンジンでもCB750のエンジンでも感動は同じなのです!

その気持ち良さが、できる限り自身で行うからこそ味わえることなのです。

そして、その感情を表した表現の『Bike in the sky』=『バイクに纏わる絵空事』は、バイク絡みで些細な事や
ちょっと気合を入れて楽しかった事などをご紹介しています。

今回はそんな代表編ですが「Bike in the sky」に通じます。

では!
T-PADDOCK630 T/Tatsumi

2020年5月21日木曜日

『Bike in the sky』#182 自粛でできること!Part2

こんにちは。

コロナの緊急事態宣言が奈良で解除された最初の週末ですが、ワクチンが開発されていない状態ではまだまだ不安が残ります。

しかし、人という生き物は過去の艱難も幾度となく乗り越えてきました。

そこには、過去の艱難から更に学習する能力と人々の不屈の精神で乗り越えてきた歴史が物語っています。

が、今回のコロナウィルスに関しては今までとは様相が違います。

それは昔と違って既に高度な文明を持ち合せていながら世界経済が壊滅的な打撃を受けている事です。

この状況でこれからの世界はどうなるのか!?

その壊滅的な経済から新たなビジネスチャンスを生み出すヒントは自宅にて自粛の“巣ごもり”にあります。

それを語る前に筆者の自粛状況は真面目に自粛をされておられる方から見れば「自分勝手な自粛だ!」と
言われても反論はできません。

と、言いますのも筆者はほぼ毎週、月ヶ瀬に“見回り”と称して出向いております。

これでは上述のように語っても不謹慎として説得力を欠きますし、非難されても仕方ありません。

では筆者の「身勝手な自粛の意味とは・・・」になるのですが筆者の住まいは東大阪の善根寺町という
東大阪市の最北東に位置し生駒山の麓になります。

よって、コロナによる自粛要請が出てからは大阪の170号線、通称外環状線から西側の人が多数住まうエリアには
ほぼ一切出向いておりません。

また自粛下において生駒山を超え奈良側に入りましても生駒市、奈良市等の人々が多く集まる繁華街等にも
一切、足を踏み入れておりません。

精々、月ヶ瀬のお茶屋さんに来るぐらいです。

そのお茶屋さん前の土日は、それなりのライダーがおりますが筆者は“密”になるベンチには座らず
できる限り距離を保ちながらマスクをして(たまに忘れます)小一時間を過ごします。

そこで“炎上”覚悟で言いたいのはコロナウィルスの感染力や今の自粛を必要とする状況を理解し
行動することが最も大事なのでは!?と・・・

更に付け加えたいのが“コロナ籠り”で気持ちまで落ち込むストレスを溜めないことも重要と思っております。

と言ってストレス発散のために密になる遊興施設に出向くのは間違いでしょう!?

また自粛を履き違えた“自粛警察”と揶揄?される方達がいますが、これらの方達の行動も間違いと思います

と、勝手な方便です。

その屁理屈で・・・先週の日曜の月ヶ瀬。
当日はBeckにて見回りですが、奈良が解禁になったことから月ヶ瀬は大賑わいでした。

筆者は久々のBeckですが着けば上の画像のように2台のロードスターが先着でした。

手前が中川氏のロードスター、奥のロードスターは最近お友達になって頂いたとっても若い井戸ノ上君!

ここでは自粛中での巣ごもりの過ごし方談議でバイクやクルマのカスタムをどのように楽しんでいるのか!?でした。

そのカスタムでは若い井戸ノ上君がなかなかの「モノ創り大好き人間」であることから中川氏と共に参考にさせてもらいました。

しかし当日は、さすがに筆者も「ちょっと皆、緩み過ぎちゃうの!?」と言いたくなるほどでした。

お茶屋さん前も一般のライダーがツーリングなのか大挙襲来で3蜜状態の一歩手前!

よって、いつもの信者ライダーや筆者は3蜜を避けるため退散いたしました。

そこで今週は今までとは逆に外出を避けガレージに籠り集中的にヤルことを片付けていくようにと考えております。

その一つが・・・
T-PADDOCK630のバイクの中でも秀逸の一台!HONDA CB77です。

この車両の諸元と伝説はまたの機会で記しますが、一部を紹介しますとマフラーがノーマルではなく
1965年以降の当時物“Yパーツ”と言われるレース用パーツ?に換装しております。

そのマフラーゆえ、問題があります。

それはメインスタンドを立てて駐車します。そして駐車時から動かすべく車体を前に進めますとメインスタンドが地面より跳ね上がり
このメガホンマフラーの中腹辺りをガッチャ~ンという胃が痛くなる音を響かせながら直撃します。

よってメインスタンドが跳ね上がらないように右足の爪先をスタンドに掛けて、そおっとマフラーに当てて乗るようにしております。

しかし、レストアしてから約23,4年の間でスタンドを直撃させないよう気をつけてきましたが幾度となく直撃したことから
昨年、微妙にマフラーにクラックが見つかりました。

幸い、T-PADDOCK630三重支局長の腕前を借りまして修復はできたのですが、やはり気を抜いて車両を動かした時
またもやガッチャ~ンと・・・

そこで乗り出した時はメインスタンドではなくサイドスタンドがあれば不用意に動かした時でもマフラーを痛めることは回避できます。

よってCB77の、その「サイドスタンドを付けようプロジェクト」なのです。

この考えは予てから思っていたことでしたが、肝心のサイドスタンドの手当が問題で時間を要してました。

オークションでCB77や72で探しても、もはや砂丘で宝石を探すような行為です。

と言ってても見つかる時はオークションでも見つかるのですが・・・

そこで巣ごもり中ですのでT-PADDOCK630ジャンクパーツを改めて探し始めました。

ところがいろいろ探すのですが、なかなか見つからず何気に“なんちゃってショールーム”のショーケースを
ジッと眺めていると・・・

「エッ!?なんであるん?」
車種は分かりませんが非常にマッチングが良さそうな、それも再塗装が施された代物!

早速、取付られるかの確認!
なんか合いそうな・・・

結局、フレームに取り付けるにしてもフレームとサイドスタンドを繋ぐ、それも相当な強度をもつジョイント的な
パーツが必要になります。

そのジョイントパーツを造ることになるのですが、その強度を有する肉厚の鉄材があるのか!?

ここでまたガレージ内の鉄材を漁っていますと・・・

ありました、ありました!

肉厚が約10mmの打って付けの鉄材!

筆者は昔から父親に「なんかゴミになりそうなものでも、それをジッと眺めて『何か使えそうか』とイメージすることが
宝の山を見つけるコツや!」と中学生ぐらいから言われておりました。

その甲斐あってT-PADDOCK630内にはガラクタの山です。

しかし今回は父親の教えが生きました!

そして、その10㎜の鉄材とタイヤチェーンの一部、L型のアングル鉄材、10㎜内径のロングナットを地合わせで、ほぼ丸一日を費やしました。
そして、一つ付けては仮溶接、またひとつ付けては仮溶接と何度も繰り返しながらジョイントパーツを形にしていきました。

そして上の画像のように黒塗装でパーツは完成!

塗装が乾燥して早速、つけてみます。
おーーっ!エエ感じです!

サイドスタンド用のスプリングはジャンクパーツからですが、このスプリングを掛けるフックの位置決めは
けっこう手こずりました。

理屈ではサイドスタンドの上と下の対角線になるようにフック位置を決めればいいのですが、
このスプリングの引きの強度(バネレート)を大体で進めました。

でもサイドスタンドを横に上げて決まれば大体の引きは読み通りで当たりです。
上げてみました!

少し甘いかなっ!ってとこですが、なかなかの出来栄えで自画自賛です!

そして、実際に地面に着けてみて・・・
一応、上手く止まったように見えましたがこの位置から少し車体に体重を掛けてみますと・・・

この位置からサイドスタンドの先端が左側に移る、要するに車体がグッと寝てくる状態になってきます。

ここでサイドスタンドを一旦外して画像の位置ほどで止るようにストッパーに溶接機を使って肉盛りをします!

結果・・・
いい角度で出来上がりました!
完成しますと、やはりそのバイクで出かけてみたくなるものです。

バイクライフはライダーによっていろんな楽しみ方があります。

一つには気の合う仲間とツーリングに行く!

ある者はサーキットで全開で思いっきり走る!

またある者はオフロードコースを腕がパンパンになるまで駆け回る!

そして、古いバイクをレストアし甦らすレストアラー!

さらには好きなバイクを眺めて、いわゆる床の間バイクとして愛でるメデラー!

などなど、どれも楽しいバイクライフですが・・・

筆者の場合のバイクライフは意外と上記を適度に掛け合わせたバイクライフかもわかりません。

ただサーキットは年齢からくる動体視力の低下でそちらに意識が行くことは今はあまりありません。
でも、機会があればまた走ってみたいものです!

どちらにしても今はコロナの影響が落ち着くまで状況を各自がしっかり見極めながら自粛と行動の分別と
対策をすることが重要と思います。

『Bike in the sky』=『バイクに纏わる絵空事』のようにバイクライフとしてもっと楽しい記事がお送りできるよう
気を抜くことなく用心をしながらバイクの楽しさを綴って行きたいと願っております!

ではまた!
T-PADDOCK630  T/Tatsumi

2020年5月14日木曜日

『Bike in the sky』#181 自粛でできること!

こんにちは。

新型コロナウィルスの感染状況も少し落ち着いてきたようにも感じますが、まだまだ自粛ムードの様相です。

その中でT-PADDOCK630NY支局のスタッフに「アメリカから日本はどう見えているか?」を聴きましたら
日本は如何に危機感が薄くノンビリしているのかがよくわかりました。

その最たることは「日本人は危機感があるように一見できるがパチンコに興じる人たちや群がってバーベキュー、
ゴルフの打ちっぱなし練習などはあまりにも軽薄!」と、映っているようです。

それを聞いて筆者も他人事とは思えず「少し耳が痛い!」と思いました。

それが先週の土曜日の月ヶ瀬です。
毎週毎週、月ヶ瀬に“3蜜の取り締まり”と称して「見回りに来ています!」と記事にしておりますが
実体は、筆者もけっこう不謹慎と言われても仕方ないほど各信者さん達とは“密接度”は微妙でしょう!?

本来は「ステイホーム」で自粛しなければならないのですが気持ち的には「土日だけは人との距離はちゃんと
取るからバイクに乗らせて!」と・・・

こんな行動が海外からは“軽薄”と映るのでしょう!?そして、何を言っても自己都合の不届き者です。

その土曜当日はYAMAHA XS-1で月ヶ瀬に参上ですが・・・

XSの乗り味だけを語れば、やはり「気持ち良かったぁ~!」と感じる独特のエンジンフィール!
そしてフレームのしなやかさから感じるコーナーフィールがたまりません。
(ただ、左にバンクさせた時はサイドスタンドの先が路面で削られるのがたまにきずです)

そんな感想を月ヶ瀬の猛者を相手に述べているのが上の画像です。

皆さんの表情は「ほんまにィ~?」とでも言いたそうです。

こんな会話ができるところ、それが自粛もせず月ヶ瀬に来てしまうところかもしれません。

明くる日の日曜は、その反省もあってガレージに籠ることに・・・

そこには最近、「籠ることが楽しい」と思われたお方のお手伝いでエンジンのブラスト掛けがありました。

まずヘッドを外して・・・
さらに
ヘッドからカムシャフトやバルブ等のパーツを外します。
そして
ヘッド内にブラスト時、砂が入るのを極力防ぐマスキング処理を・・・
そのブラストマシン
この箱の中で圧縮された空気と共に対象物に細かいアルミなどの粒を金属の素地がでるまで吹き付けます。
一先ず仕上がったのが・・・
久々にブラストをしましたが以前まで使った砂と言われる金属粉を網戸の網をフィルターにして一度、綺麗にしておりました。
その甲斐あって
ヘッドの各パーツもご覧の通り、アルミの素地が綺麗に露出!
そして
ヘッドを組立てて・・・終了!

一先ず、今回はここまでで次のボアアップシリンダーやガスケット類のパーツの到着待ちです。

そして先週には、こんなお客さんが。
HONDAのズーマーです。
近所の大学生が「走ってて突然エンジンがストップしてそれから全くエンジンがかからんようになって・・・」
と、T-PADDOCK630ガレージに駆け込んできました。

この大学生の子は以前にこのバイクのハンドルグリップが取れずでT-PADDOCK630に来たことがありました。

その時に簡単に外してあげたことから今回も訪ねてくれたのでしょう!?

で、診断した結果バッテリーあがり!
セルボタンを押すもカチ!カチ!っというだけでセルは回らない!
なのですが、バッテリーが突然あがってしまってエンジンが突然止まる・・・って、ちょっと考えにくい現象です。

一応キックがあるのでキックを踏んで掛けると簡単にエンジンはかかりました。

でも、原因は特定できていませんのでここは、その子の自宅が近所ということで今回は一旦お預かり!

そして原因を探ることに・・・
まず、怪しいバッテリーを取り外して
バッテリーを外した途端、バッテリーのプラス端子が画像のバッテリーボックス左端にコロコロと落ちました。

原因はこれです。

要はバッテリーが弱っていたことが問題ではなくプラス端子が以前から折れており何かの拍子で端子から外れたのが
突然のエンジンストップになったと考えられます。

原因は掴んだのですが、そのプラス端子はこのズーマー専用の特殊なパーツ!

本来、そのパーツを手配して交換するのですが、そこまではしなくても代用を造れば済む話です。
それが
バッテリー端子のジョイントパーツ!
これを取り付けて、バッテリーをフル充電して完了!

引取り連絡をしたら現在は大学もオンライン授業とやらで、さっとは動けない様子でした。

しかし、その合間をみてすぐに引取りにきました。

そして「エンジンをかけてみて!」と促すと・・・
「キュル・・・バッバッバッ・・・ブ~ン」と一発で始動!

その学生の子は「イヤ~、感動です!」と大喜びで帰って頂きました。

大した修理でもないのですが「感動です!」って言われると何か凄く気分がいいもんです!

これもガレージライフの一コマです!

そのガレージライフで筆者のT-PADDOCK630から徒歩2,3分のところにこの方のガレージが・・・
今から3年前ほどにT-PADDOCK630にお越しのお写真です。
Kawasaki MachⅢ乗りの高山さんです。

以前よりお邪魔したいと思ってましたが、今年定年退職をされたことからやっとお伺いさせてもらいました。
筆者の前の東生駒の自宅ガレージと同じ“おとなのおもちゃ箱”です。

そして置物が・・・
70年前後でしょうか・・・ステレオです!
中身はちゃんと機能して
さらに
30年間乗っておられたSR311こと“ダットサン・フェアレディ2000”の記念フォトフレーム
そして
フェアレディのイベント出展時のインフォボード!
下のインフォはフェアレディの時代背景が記載されており、それを読んでいるだけで当時にタイムスリップします。

他には
とにかく工夫の塊で「これ、どこで手に入れましたん?」とか・・・いろいろ教えてもらいながら遊ばせてもらいました。

突然お邪魔いたしましたが、ありがとうございました。

他にもお邪魔したい方がいらっしゃるのですが今やガレージではなくアトリエになっているのでは!?というお方!

その方は最後に同じくジモティーの南野画伯が・・・色鉛筆アートをお送り頂きました。
今回はDucati Osaka Eastオーナーの金田さんで、昨年のスズカ8耐のワンシーンだそうです!

今回の作品は画伯にも返しましたが今までで最も綺麗という印象です。
特に全体のバランス感が最高ではと思いました。

しかし、自粛で自分自身を見直すと意外といろんなことができるものですね!?

さて筆者も思いついたことが・・・
ほんとにやるのかな!?

ではまた。
T-PADDOCK630 T/Tatsumi

2020年5月7日木曜日

『Bike in the sky』#180 子どもが可哀そう!

こんにちは。

例年でしたら「GWも終わって、また仕事です。」から始まるところですが今年はそんな悠長なことを
言える状況ではありません。

まだまだ先の見えないコロナウィルス事情ですが、その真っ只中の今年のGWは・・・

まず、2日の月ヶ瀬の様子から。
筆者はGW期間中は3蜜対策の外出自粛を破る取り締まりの見回り?で月ヶ瀬に参上しました。

例年でしたら何十台ものバイクが駐車場にひしめき合って大賑わいになるところですが閑散としています。

しかし、毎度のお茶屋さん前は・・・
けっこう密接状態ですが、それも和やかです。

お茶屋さん前はいつも通りのバイクが密集で取り締まりの対象です。
時間が経つと・・・
ここ最近の旧車市場でよく見かけます人気の?BMW R90Sです。

この方もBMW後方の月ヶ瀬常連さんのTE27さんと同様にコロナ自粛のストレスからお越しになったような・・・

そして次の3日の取り締まりは・・・
前日よりさらに濃密に!

当日の筆者のパトロールバイクはCL77ですが前日はRT1でした。

このあたりのバイクは月に1度、乗るか乗らないかの頻度ですが適度なトレーニングは動態維持のためにも
乗ってあげないと、かえって不調をきたします。

今回CLを乗り出した時、阪奈道路の奈良行登り辺りからピタッとついてくる一台の白い普通車が・・・
そして給油で生駒のガソリンスタンドに入ると、その普通車も入ってきました。

「あ~、このクルマも給油するんや!」と思った矢先!
50歳中ごろぐらいのドライバーの方がツカツカと寄って来られCLの横に突然しゃがみこまれました。

「うん!?」

何か文句でも言われるのかと思いきや・・・

「これ、CLですよね!?めちゃかっこええですわ!」
「昔、あこがれてまして・・・」

と、ものの5,6分の会話でしたがその方はガソリンも入れずに立ち去られました。
ちょっと不思議な出会いでした。

そして話を月ヶ瀬の取り締まりに戻して・・・

当日は、そのCLが濃密接触の餌食?に
月ヶ瀬信者に囲まれ先ほどのドライバーの方とは打って変わってCLは“けちょんけちょん”に言われる始末!

そして雨の4日は飛ばして5日の月ヶ瀬の様子。
当日はDucati  mach1にて見回りに来たのですが、実は月ヶ瀬に来る前に筆者はいつも奈良市内の般若寺セブンイレブンで
バイクの点検も兼ねてコーヒーブレイクをします。

そこでまた・・・

コーヒーを飲みながらmach1の点検中、先日のCLに着いてこられたドライバーさんが・・・

「今日はドゥカティですか?」と、いきなり声を掛けられて

「え~、なんでここに居たはりますの?」と思わず失礼な返答!

「いや~私、ラジコンが趣味でこれから飛ばしに行きますねん!」と!

そして筆者は「バイクもお好きなんですか?」とお尋ねすると

「昔はCBK0に始まってDT1、XS1、やらを・・・」と言われ先日の不思議な出会いの謎が解けました。

しかし、その方はラジコンの翼の幅が2m超の大型のラジコンを飛ばされてるような方でした。

世の中には筆者の知らない楽しい世界を謳歌しておられる方が、たくさんいらっしゃるようです。

話しを月ヶ瀬に戻します。

その月ヶ瀬は
当日も更にさらに濃密!
これでは一人でも潜在感染者がおれば完全にクラスター感染を引き起こすでしょう。

その疑惑で当日は・・・
奈良県の白いバイクが見回りで・・・
(実は奈良の白いバイクには筆者は変な嫌疑が掛けられている?様子?なのです。現在調査中です。)

賢明なこちらのお二人は
集団からソーシャル・ディスタンス(距離)をとって・・・

そしてGW最後の6日の月ヶ瀬
この日は前日とは打って変わってマスク姿に原チャでお越しの石原さん。(ウソです)

ただ次のバイクは原チャが欲しいのか、真剣に吟味中!

石原さん、前回のブログ最後でご登場いただきました!

その石原さんが「何かを造っておられる」という記事で終わりましたがその造作物は・・・
わかりますでしょうか?

ハーレースポスタのサイドスタンドの先端は短くて、駐車する時に非常に不便であることから先端を
自作で造られ延長をされたのでした。

これを筆者は前回「要らんで!」と好き勝手なことをほざいていたのですが・・・

要る要らんは別として筆者が驚嘆するのは鏡面の仕上げです。

仕上げの最後は確か♯2000のペーパー?を使って仕上げるとか・・・

すごいです!
T-PADDOCK630からの帰り際、「どやっ!」とでも言いたげにピースサイン!(女子高生か!?)

その「何かしなければ」繋がりで、こんな方も・・・
今や塗装職人と化していらっしゃる植木職人さん!

3日の日に3蜜を控えてご自宅ガレージでパテ埋め作業をされておられました。

この製作記事は今後、特集でお送りできたらと取材スタッフ一同プランニング中です。

そしてGW最後の日まで月ヶ瀬見回り記事を綴ってきましたが針テラスはどうなのか!?
6日の針テラスの様子ですが月ヶ瀬とは大違い!

がらんがらんで数台のバイクしかいませんでした。

やはり政府の自粛要請に協力している様子で8割の自粛でした。

しかし今の自粛要請を守ったとしても大人でも疲れてきます。

中にはその疲れた大人がストレスで我が子に暴力を振るう児童虐待のニュースを耳にしたりします。

今のままでは子供が可哀そうです。

早急にコロナウィルス撲滅のワクチン等を使えるようにし、経済や生活を元に戻して欲しいものです。

その子供でT-PADDOCK630三重支局長の長男が、まだ5歳ですがオフロード初ジャンプの様子を送ってくれました。
前のめりに30cmほどでしょうか!?飛んでます!

さらに大人に混じっての特訓も。
と、親ばか的になってますが子どもは、とにかく外に出してあげて欲しいと思うのは筆者だけでしょうか!?

早くコロナウィルスの収束を願うばかりです!

では。
T-PADDOCK630 T/Tatsumi