ここ最近の土日、天候がバイク日和になってきたと思ったら一気に寒くなってきた
昨年までは、このぐらいの天候であれば、いそいそと月ヶ瀬詣でに繰り出していたが昨今は些かの躊躇いを覚える
であるが先週の土日は月ヶ瀬らしい「Bike in the sky」に恵まれた
自身は今流行りの?ウクライナカラーを?纏ったRT1で出動
真冬並みの寒さではないが毎度の早朝メンバーとも出会えた
日頃の憂さを晴らすべく何やら雑談の様子だが全盛期からすると早朝信者の数は減少傾向にあるように思える
だが当日は「やっぱり月ヶ瀬はおもろい!」と言わしめる出来事があった
それは・・・
その内容は月ヶ瀬教の教祖様が既にFBに動画で挙げておられたので新鮮味には欠けるが、あまりにも愉快なネタなので自身も話題にしておく
がその教祖様のHONDA ゴールドウィング(GW)が上の画像だが、この同型の白いGWが当日、月ヶ瀬お茶屋前を行ったり来たりしていた
何となしに皆で「あのGW、さっきから行ったり来たりしてるけど何をしたいんやろね・・・」と話している最中、やっとお茶屋前の駐車場に白のGWを止められた
すると、先の信者達の大半が教祖様を先頭に一斉にその白のGWに近寄っていく
月ヶ瀬に来るバイクはレーサーレプリカ的なバイクを中心にDucatiやBMW、KTMなど外来種バイクや往年の旧車などでバイカーメッカらしいバイクが集まってくる
そんな中でGWは滅多に来ないが、来たとしても今までの信者達は特段、目に入っている様子もなく、ましてや近寄るなんてことはなかった
それが教祖様が黒いGWを所有されてから毎回のように月ヶ瀬に乗って来られるようになると他の信者達は洗脳されたのか、その白いGWに群がっていったのだ
そういう自身もその一人だ
そして教祖様を中心に、その白いGWのオーナーさんに質問を始める
教祖様:「車体の横のコマは転倒防止ですか?」的な質問をされる
そのコマとは
マフラー上部に見える台車用の車輪?を指している
すると
白GWのオーナー:「立ちごけしそうになっても倒れ切らんとこで留まってくれますねん!」だった
実際にGWを傾けられてコマが支えている様子が・・・
それも、図体のデカいGWを目の前で無造作に「ガチャ」とけっこうな衝撃音が出る雑さ?で倒された
ちょっと無造作な扱いにビックリしたが僅かな隙間を残して、まるで原チャを倒しているような感覚だった
そして話題の面白ネタがここからだが・・・
教祖様が「ここで留まってんやたら起こせますやんかいさ」と・・・
すると白GWオーナー:「私、もう歳で力が出んのですわぁ」と・・・
教祖様:「ほんならどうしますのん?」
白GWオーナー:「秘密兵器ありますんねん」
でGWの後部座席背面にあるトランク?から出てきたのが・・・
50cm弱のガス管のような管材が3本と同質の連結用材が2個
それを慣れた手つきでジョイントされ
その先に簡易用のチェーンブロックをセット
そのチェーンブロックのフック先端に先ほどのコマを取り付けた転倒時用のリアバンパーに巻き付けた画像紫色のタイダウンベルトに掛けられた
そしてチェーンブロックのハンドルをクルクル回されるとガス管下側先端が地面にしっかり喰い付きバンパーに巻き付けた紫ベルトがピーンと張ってくる
さらにクルクルとハンドルを回されると傾いた白GWはムクムクっと横たわった体制から真っすぐ起き始めた
一同、笑いを交えて「ウォ~~・・・」と歓声を挙げた
あの重たいGWがいとも簡単に起き上がり、起き上がったところでサイドスタンドを出せば一人でレスキューができるというわけだ
しかし、ここでひねくれ者の自身は白GWオーナーさんに質問をした
「体力が落ちた言うて、これほどのアイデア装備を必要とされてますが失礼ながら、おいくつですの?」
すると「68ですねん!」だった
自身は「え~、まだヤングですやん!」と、また余計な一言を放っていた
だが、よくよく考えると年齢に関係なくGWの重量はハンパない
やはり、この装備はあっても必然と考えるべきであろう
だがアイデアマンなオーナーさんだが、今回の緊急セットの一部品をGWの別の収納スペースから出される時、「なんと・・・」という面を目にしてしまった
なにか電子機器的なモノと一緒に小銭をジャラジャラと無造作に貯めこまられていた
人様のことなので自身から何かを言えるべき立場ではないが、やはり「バイクが可哀そう」と何故か思えてしまった
いや!人様のバイクなのでほっとけばよいのだが・・・自身の性格がおかしいのかも!
で、黒GWの教祖様は早速、ホームセンターに出向かれ今回の緊急セットを買われていた
ところが、なぜか3本必要なガス管が2本しか購入されておらず未だ用は足せないらしい
さすが教祖様だ!
また、この土日に最近では月ヶ瀬教に入信されたように思えるほど遠方から、それも4,50年前の原付でお越しのHin〇さんが来ていた
HONDAのモンキーが火付け役になったレジャーバイクブームの1970年前後
スズキではバンバンを手始めにレジャーバイクに参入
その1977,8年頃に発売されたSUZUKIランディでやってきたのだ
相変わらずのナチュラルエイジング仕様(錆びたままの状態)だがカウル類は綺麗でアンバランスな状態
まぁこれも人様の好みゆえ、外野がとやかく言えることではない
明くる日も、とある旧車を扱うバイク屋さんから頂いたという同じくSUZUKIのMシリーズかKSシリーズかの軽量級スクランブラーで来ていた(写真は撮り忘れている)
そのスクランブラーも同様の程度だが何やらエンジンの調子が悪そう
Hin〇さん本人は2ストゆえのオートルブのポンプがおかしいのではとカバーを外されて再セッティングをされようとしていた
そこで、その調子の様子を伺うと症状からして自身は
「マフラーの糞詰まりやわ!」と即断した
そして対処法として「マフラー外して、デュフューザーパイプ抜いて、其々をバーナーでしっかり焼いてカーボンがドバっとでるまで焼切んねん」と経験上のアドバイスをした
とは言ったものの言いっぱなしで、その場から自身は帰路についた
「なんと薄情な人間か!」と嫌な自身の姿がそこにあった
自身のガレージに戻ってから同じSUZUKIのセルペット眺めていた時・・・
「Hin〇さん、無事に帰れたんかなぁ~」と気になって電話しようとしたが
「あっ、Hin〇さん、携帯も持たない人やった」で連絡ができていない
そんな人様を見放すようなことで自身には罰(バチ)があたったようだ
それはSUZUKIの神様がお怒りになったのか
T-PADDOCK630では新参者の1963年のSUZUKIのセルペットがいる
こいつも2ストゆえマフラーのカーボン焼やキャブ掃除で息を吹き返した
よって次はアテンションアップをしてやろうと・・・
まぁ商用車ということでビジネス版デフォルメに特化・・・になったのか!?
荷台にT-PADDOCK630に転がっているオブジェのメキシコ製ドリンクメーカー、スクアート社の木枠ボトルラックを搭載
またもや黄と青系のウクライナテイスト
これで東大阪では巷の人気者になりそうだ
で、昨日、近所の郵便局や銀行巡りに走ってきた
往復2,3kmほどの道のりだが往路は快調に走っていたが復路の途中で、またもやブスブスと吹けが悪くなった
「うん?キャブにGasがいってないのか?」と走りながらコックを予備タンにするも改善しない
なんとか騙しだましガレージに戻ってきたが・・・
「またもやマフラーのカーボン詰まりか!?」
前回、マフラーのカーボン除去をして100kmも走ってない
その時、なぜか「うん、Hin〇さんの怨念か!?」と、頭を過ぎる
そして、その糞詰まりでは先週ブログ最後の外来種のトラブルで終わった「こやつ」もだ
一応、Apeもマフラーを外してカーボン焼で処置した
ついでに錆び対策もして
今のところ回復はしたようだが・・・
そしてセルペットは
コイツも再度、マフラーを外してカーボン除去
同時にエキパイも外してカーボン除去作業
もし、これでもダメな場合
以前に2ストタクトに付けていた250NSRのマフラーを使うことも検討する必要があるかもなのだ
このタクト用に改造されたチャンバーセット、タクトでの使用時はスコブル快調に走ってくれた秘密兵器だ
とは言ってもタクトでの話だ
その前に人様のことをとやかく言うバチがあたっているようにも思えるが・・・
やはり年寄りの毒舌は老害の何物でもない
T-PADDOCK630 T/Tatsumi