2020年11月26日木曜日

『Bike in the sky』#209 マンガみたいなお話し

 こんにちは。

前回のSRX問題?

あれから1週間後のERさんのSRXの様子はどうなったのか!?

ということで21日からの3連休を迎えた初日の土曜日!

月ヶ瀬には件のSRXのその後を知りたい?と毎度の早朝組ライダーが・・・

そのSRXを囲んで皆で・・・

「どう?調子は?」と尋ねるも・・・

当のSRXのERさんは・・・

「それが、あれから何事もなくほぼ一発でエンジンは掛かるんですよ!」

早朝組の一同は・・・

「・・・・・・・」

ということで前回までの“Death Zone”にハマる原因は特定できずでした。

ところが、その日乗り出しました私の初期型XSが帰りの道中で少し調子を崩し気味に!

こちらの原因は右エンジンのキャブに何かが時々詰まるような不整脈の現象!

めんどくさいキャブを外してのオーバーホール作業が必要です。

そして3連休、2日目の日曜も快晴!

こんな日はやはり気持ちの良いバイク、CB77で月ヶ瀬に向かいました。

ところが往路の道中で事件が発生!

それは走行中、右側マフラーが突然・・・
バッバッバッバッ、バリバリバリと大爆音を発します!

一瞬、「何が起きた!?ウッ、マフラー外れた!?」と走りながら右足元を確認するもマフラーは着いている!

そして路肩にCB77を止めてマフラーを確認すると・・・
上の画像では分かりにくいですが右側のマフラー内にあるデュフューザーパイプ、いわゆる排気流の流れを変えて
結果的にサイレンサーの役目をする通称 “す” と言われるパイプが無い!

「そらぁ~うるさいはずやわ!」と納得してる場合ではありません!

で、来た道を100mほど戻って、そのインナーパイプを探すことに!

しかし探しながら頭を過ったのが「そう言えばこの間もW1のナンバープレート落として道中を引き返して探しとったよなぁ・・・」と!

今回はすぐに見つかったのですが・・・まぁ情けない・・・

そして「さて、ここから引き返すか、この爆音で月ヶ瀬に向かうか!?」で悩みました。

でも「月ヶ瀬に行かんかったら皆、心配する?やろなぁ」で月ヶ瀬に向かいました。

ところが、また事件です。

月ヶ瀬まで約あと15kmあたりで私の前方、数台の車列の先頭に国家権力の白いバイクが・・・

「え~、ウッソやろ~!」と思いながら付いて行くのですが進むにつれて私の前の車やバイクが一台づつ消えていき
いつの間にか私の前、約10mには白いバイクしかいない!

止るに止まれず、抜くに抜けない真っすぐな一本道!

すると前を行く白いバイクは速度を落とし左によってから右手で「先に行って・・・」と合図!

またまた「え~、ウッソォ~!」

で、恐る恐る息を凝らし?ながら、アクセルグリップは排気音が「パタパタパタ」ぐらいの最も静か?と思われる低速で
ロックオン!

そして白いバイクを抜きにかかります。

このまま私の後をついて来られたら爆音でアウトであろうと思ってミラーで後ろを確認すると白いバイクは止まったまま!

「おッ、チャンス!」とばかりミラーで後ろを見がら徐々に徐々に速度を上げて月ヶ瀬に到着!

今回は、月ヶ瀬までがなんと遠かったことか!

その月ヶ瀬では早朝組の連中にマフラーのサイレンサーを落とした話をすると大笑いされるやら、イジられるやら・・・

ところがこの日、私を上回る大笑いの2件目の事件が!
画像右の赤いTシャツの御仁!

月ヶ瀬棟梁ことGo〇さんが引き起こしたマンガみたいな話です。

それはGo〇さんが一旦、月ヶ瀬から帰路につかれたのですが、しばらくして戻って来やはりました。

そして皆に「どしたん?」と尋ねられると

「いや~、携帯どっかに置き忘れたみたいやねん!」と言われると、まずトイレを捜索!

しかしトイレには無く、皆には

「トイレの便器に落としたんちゃう?」やら「あ~や、こ~や・・・」と好き勝手言われる始末!

そして「大(だい)のあとツナギ着る時、ツナギの内側に落したんちゃうの?」と誰かの声にGo〇さんがツナギを手探り。

すると信者のSimoちゃんが「アッ、ありますやん!」とお尻の下あたりを指さし!
これが、その時の携帯がツナギの内側に隠れていたところです!

早速のツナギのフロントジッパーを下げて左太ももに隠れていた携帯を無事回収!

「けど、そんなとこに携帯があるのになんでわからんねん!?」と突っ込まれる、ツッコミ満載でした。

とにかく月ヶ瀬お茶屋前のライダー全員は久々に大笑い、高笑いのめでたいめでたい一幕でした。

しかし、イジられるGo〇さんもアイドル化してまんざらでもない様子でした。

そして3連休最後の月曜

前日からのあいにくの雨で路面は奈良市内から柳生までは30%ウェット!

柳生から月ヶ瀬までは50%から70%ウェットとバッドコンディション!

私がガレージを出発する時、路面は乾いておりましたので躊躇することなく月ヶ瀬へ!
画像は山〇さんのNewカブ125に跨るYa〇さん!

この日はさすがに月ヶ瀬には10名ほどで極小人数よるミーティングです!

しかし早朝組は少人数であっても話題に困ることはありません。

当日の話題も昭和30~40年代、テレビの洋物番組の話題で盛り上がります。

そして、私は当日最悪の路面状態でしたがNSUにて参上!

それでも月ヶ瀬に来た証として・・・
濡れた路面にエンジンオイルによるマーキングです!綺麗な虹色の輪が・・・

このNSUは約65年前のバイクですが当初、T-PADDOCK630に来た時はエンジンやらフレーム内のオイルタンクからや
オイルが滲むように漏れておりました。

しかし今ではエンジン下のドレンプラグから数滴のオイルが漏れるぐらいまでになりました。

しかし、このNSUも真冬が来るまでにあと1、2回ほどしか乗れないでしょう!?

そんな長期休暇があるバイクは良いのですが真冬でも走り続けられるバイクは、やはり上述のXSやCB77のように
メンテが必要になります。

そこで早速、先の事件のCB77のインナーパイプの修復、取付です。
CB77のメガホンマフラーには、このインナーパイプのデュフューザーは本来はありません。

CB72,77用のメガホンマフラーはレース用のY(ワイ)パーツであることから当時の性能的にはデュフューザーは不要なのです。

しかし、このデュフューザーパイプが無ければ先の事件のように大爆音で街乗りは絶対不可です。

よって多方面の教えを請いながら製作するのですが、上のバイスに挟んでますパイプの右側のレンコン上の円盤!

外径85mmと内径35mmをどうやって鉄板から切り取るか!?を考えながら10有余年毎に修理しており今回が3回目の製作です。

約55年前のバイクですが如何にCBの排圧が高く振動が多いのかです!

そして先に不調を訴えましたXS1の右エンジンの点検!

こちらも前回、キャブレターのオーバーホールを行ってから約5年ほど乗りっぱなしの状態!

よって症状的にもキャブレターのお掃除で解決すると思われます。
フロート室を開けると、ぼわ~っとガソリン中で浮遊しているゴミが・・・

ガソリンを捨てると画像のようにフロート室の底にゴミが溜まっております。

早速、オーバーホール開始。
キャブのオーバーホールは定期的に行わなければならないのですが症状が出ない限りなかなか作業にはかかることはありません。

これで快調をとり戻してくれると思いますが・・・

バイク、特に旧車(私の旧車の定義は1970年以前)は人間と同じで定期的なメンテはやはり欠かせません。

横着はご法度です!

と言いつつ私は今年、コロナの影響で毎年の人間ドッグ検診は受けておりません!

ふと、バイクを手入れしながら不安になってきた・・・

けど病院も怖いし・・・

どうすっか!?

T-PADDOCK630 T/Tatsumi

2020年11月19日木曜日

『Bike in the sky』#208 トラブルもまた楽し!

 こんにちは。

先週の日曜日。

毎度の月ヶ瀬事情からです。

天気も良く、気温も寒からず暑からず最高のライディング日和!

当日は真冬に弱いDucati Mach1にて出動!
(その弱い訳はキャブレターがエアクリーナー無しのファンネル仕様の為)

特に問題もなくガレージから出発する時のエンジンの始動は「儀式」を踏んでから2,3回のキックでかかります。

しかし、ガレージと月ヶ瀬の中間点の般若寺セブンでモーニングコーヒー後、エンジンの再始動の時は2,3回のキックでは
かからずティクラでしっかりガスを呼び込んでアクセルをけっこう捻り気味で始動をさせました。

やはり夏場と比べてエンジンが不調ではないのですが「気を許さない」独特の「おまえに乗りこなせるか?」とでも
言われているようで「ライダーが試されている」かのような「ピリッ!」とさせられる気になります。

さらに今時のセル一発でエンジンがかかるバイクとは明らかに一線を画し、エンジンが掛かった時は逆に
何とも言えない征服感があります。

そして、気分も良いところで月ヶ瀬に向かい30分ほどで到着!

いつものように月ヶ瀬信者との談笑中、ここ数年の中で知り合いになりましたERさんがYAMAHAの名機、SRXにて登場!

そのSRXを囲んで・・・
上の画像はERさんが「走ってきてエンジンを切ると次にかける時、なかなかエンジンがかからないんですよ・・・!」
と皆に相談!

で、「エンジン停止後15分ぐらいの一番かかりにくい状況」で、その症状を確認すべくキックを踏んでもらいました。

そこから10回ぐらい、エンジン掛けのトライをするもなかなか掛からず、まさに「Death Vally」ならぬ「Death Zone」に
はまってしまってます!

皆は「燃料が濃い」の「薄い」のや「点火時期が・・・」などなど、どれもあり得る原因なのですが
この症状はT-PADDOCK630の初期型XS1とまったく同じ症状だったのです!
数年前、このXSには大変苦労をさせられましたが今では原因が掴めて、先ほどのERさんの症状にも問題なく対応できております。

ただ、2気筒のXSと単気筒のSRX、またYAMAHAにとって約50年前の初の4サイクルと走りに磨きを掛けた約30年前とでは
明らかに構造的にも「同じく」とは言い難いと思います。

しかし、YAMAHAという硬派?なメーカーゆえDNAまではそう変わるとは思えません!

これは私の独善的な見解ですが、今回のSRXの症状は初期XS由来の「癖」ではと思います。

で、皆でわいわい話している中で何気にERさんが「バッテリーも古くて・・・」と言われた時、私は喰いつきました。

私は「そのバッテリー、いつから?」と尋ねると

ERさん「あまり自慢できないのですが7年ぐらいは経ってると思います。」

私「アッ!それやわ!」と、まるで何かの大発見をしたかのような態度!

そこには裏付けがあるのですが・・・

しかし、その場の皆さんは・・・

「し~~ん!・・・」でした。

バッテリーが原因の理由をお知りになりたい方はいつでもお尋ねください。

またそれだけでもないのですが・・・因果応報とでも言いましょうか!的な話です。

そしてシーンは変わって、私はガレージに戻って、また新たな乗り物の製作?です。

それは・・・
先日まではHONDAのNautyやMonkeyがありましたので「ちょっとそこまで」的な用事はけっこう気楽にクリアできておりました。

ところが一気に2台とも消えてしまいましたので、最近は少々不便を感じる始末!

と言ってまた新たに購入するのもおかしい!

よって「ならば、造るしかない。」と言うことで部品取り用のタクトを蘇らせることに!

ところが・・・
部品取りでいろいろ歯抜けな状態!

足りないものが多々あるのですが在りもので進めるにも「先ずエンジンは掛かるのか?」

よってエンジンを始動させるのですが、これがなかなかの曲者!

なんとか掛かってもエンジンの回転がけっこう高く回転が落ちる気配がない!

キャブレター周りを見るとインマニ辺りに燃料口とは別のやや細い口があります。そこを指で押さえると回転は下がり気味になります。

「うん、なんじゃこら!」

で、月ヶ瀬信者の「なんでも知ってる?バカさん」に尋ねると

「そこから2次空気吸うてるわ!それは〇〇〇用の〇〇〇やし!」とご教示頂いたのですがその〇〇〇が思い出せず・・・

まぁ、その口に一先ずキャップをして先に進めることにしましたが次はもっと大問題。

電気系をいろいろ確認しながらチェックしてまして「何かが足らんぞ!」となって気がついたのが
レギュレターです!

これは困った!

今回の原チャ復活プロジェクトは「コスト、ゼロ!」なのです!

「さぁ~て!どうすっかな!」

と思案中、T-PADDOCK630三重支局長から連絡が入りました。

それは先日来始めました「T-PADDOCK630 Welding Repair Service」の一時休止連絡です。

最初、「何が起きたのか!?」と心配しましたが取り越し苦労で「溶接による修復」の依頼をけっこう頂いているようです。

そんな理由で、本業もありますので段取りがつくまでしばらくお休みとなりました。

やはりレースでの転倒などでバイクの損傷が想像以上に多かったのが、やや誤算だったようでありがたい悲鳴です。

最も多いご依頼はハンドル・グリップ周りの折損や割損です。
ブレーキレバー・ホルダー側が折れて・・・
またステップ周りも・・・
ブレーキぺダルが折れて・・・

修復して以前より強度は上がってますが・・・

と一例をご紹介しましたが新品に近い状態にも仕上げることは可能です!

あくまで状態を確認しないと何とも言えませんことはご理解ください。

さぁ~て私のチョイ乗りバイクの修復も何処まで仕上げるのか!?

別にレースもしないので綺麗に仕上げたいのだが・・・

でも掛けられるコストはゼロ!

う~ん!!!

では!
T-PADDOCK630 T/Tatsumi

2020年11月12日木曜日

『Bike in the sky』#207 非日常とは・・・

 こんにちは。

いきなりですが・・・

上の画像、T-PADDOCK630のCL77“カリフォルニア風仕様”に先日、お客様がいらっしゃいました。

このCLのベースは1966年、ホンダがアメリカ向けにCL72の247ccを305㏄にボアアップしたCL77の国内仕様です。

ではアメリカ仕様は・・・
上の画像がUSA仕様で国内仕様との外見の違いはマフラーエンドにサブマフラーが着いていることです。

そのお客様は当初、上の画像のようなノーマルをお求めのようでしたが・・・
現物をご覧いただくと気に入っていただいたご様子!

お友達も「どれどれ!」と

お二人とも当日はバイクでお越しです。
奥のCSが今回のお客様のバイクです。

2時間ほどいらっしゃいましたが、お話を伺っていると「余生でのんびり乗れるバイク」をお探しでした。

とは言え、ある程度のインパクトも欲しいということでT-PADDOCK630のCLがお気に召したようです。

さてお買い上げになるのかな!?

やはりバイクは今回のお客様のように“非日常”を求めたくなる乗り物であるのはどなたも同じですね!

その非日常で話しは変わってT-PADDOCK630三重支局長が、また快挙です!

先日の日曜に岐阜県の鈴蘭高原スキー場跡地で行われました「JNCC 第6戦」にて2位に入る健闘をみせてくれました。
スタート風景は
「何台おるねん?」というバイクの数の中で・・・

スタート直後の集団の中
ゼッケン#156が支局長!

ですが、こんなガレガレの中で・・・
こちらも
鬼のような轍、ギャップ
こういうガレ場の走行は、見た目ほど簡単ではありません!

それでも・・・
果敢に攻め込む!

またこんなところも
傾斜角は何度なのか!?
見た目45度ぐらいですが30度以上はあるのでは?

この下りは怖いぞォ~

レースも佳境に入り・・・
周回を重ね、いよいよゴールに向かって・・・
結果はCOMP-Aクラス34台中、2位と今年最高の結果が出ました。

また全168台中では12位と大健闘しました!

そして何よりも驚きがガレ場だらけの13周を2時間47分の約3時間にも及ぼうという長丁場を走り切ったということです!

私も今年の始めや昨年にも少しガレ場のある林道の中をオフ車で走ったことはありますがちょっと2,30分走るだけでヘトヘトです。

それをノンストップで3時間弱を走るなんぞ狂気の沙汰としか言いようがない耐久レースです。

これを「非日常として楽しむ」とは・・・

私にはこの「非日常」はどうやら必要ないようです!

では!
T-PADDOCK630 T/Tatsumi

2020年11月5日木曜日

『Bike in the sky』#206 お天気がいいと・・・

 こんにちは。

先日の盛況な月ヶ瀬からです。

気温はやや肌寒い状態でしたが申し分のない快晴で月ヶ瀬はけっこうな賑わい!

さらに今回、ブログのネタとしてはいろいろな話題がありました。

まず、その筆頭が・・・
1968年の初期型510、ニッサンの三代目ブルーバードSSS(スリーエス)!

この3S 510は月ヶ瀬でお馴染みのN〇氏、M〇氏のお知り合いの方が手に入れられたとか・・・

当時、私は高一でしたが一般の乗用車から初めてフロントドア側ウィンドの三角窓(若い方はわからないかも)が無くなり
「スーパー・ソニックライン」と言われる流麗なフォルムで鮮烈なデビューを飾ったことを今でも鮮烈に覚えております。

日産はブルーバード、トヨタはコロナでお互いが凌ぎ合ってたこの時代は日本が世界に輝き始めた時代でもあります。

あぁ~、あの時代に今でも戻りたい・・・この感覚は同世代で私だけでしょうか!?

他にもいっぱいおると思うねんけどなぁ~!

そして室内
シンプルですがステアリングが「こんなに大きかったか?」と一瞬戸惑いました。

同時にインスツルメンツパネルは
ラジオはAMのみ。速度計も180km/hまでの表示ですが当時は「航空機のコクピットのよう!」とマニアをワクワクさせてました。

続いてエンジンルームは
50年以上も前のエンジンルームですが比較的綺麗な状態!
当時の各社のクルマが「スポーツ車」を名乗る時のポイントは先ず吸気系チューンのキャブレターがツインであること。
そしてチェンジシフトがフロアシフトになりタコメーターが装備されていること!

それだけで、その時代ではクルマ好きがワ~、ワ~騒いでいました。

それもキャブレターは各社ほとんどが上の画像の3S 510と同じ負圧式の“SUキャブ”であったのも懐かしく感じます。

皆でエンジンルームを覗き込んだその時・・・

M〇氏が「底は地面が見えとるがなっ!」

「今のクルマは地面どころか全く下が見えんもんなぁ」と時代を感じさせてくれる会話の一コマでした。

最後はバックスタイル。
この色気、堪りません!

テールレンズは初期型限定の赤色一枚モノ!

ホイルは当時モノのWATANABE製!

これは「ほっすィ~!」と声が出そうです!


そして次の話題は強引にテール繋がりで「おNEWなバイク」です!

1968年のクルマから時間を早送りして現在のバイクでは・・・
月ヶ瀬のヘイデンさんことY〇さんのBMW S1000RR!

このY〇さん、ここ数年ずっとBMWを乗り継いで今回ので、たしか3台目?だったかな。

上述の510からテクノロジーを早送り過ぎておりますが・・・

まずメーター周り!
このインジケーターに走行上のあらゆる情報が送られてくるそうで例えばバンク角?だったかな・・・
そんな情報の必要操作が手元のグリップでコントロールできるそうです。

またバックのテールランプは・・・
従来のバイクにあるはずのテールランプは見当たりません。

実はブレーキを掛けると画像のように左右のウィンカーが点灯してストップランプの役目をしています。

ではブレーキランプが点灯した時はどうなるのか!?
上の画像のブレーキランプはウィンカーレンズ周囲に赤色LEDが数個点っています。

よってウィンカーはレンズ真ん中でオレンジ色で点るような一体型になっているのです。

他にも前後のホイールはカーボン製とか、とにかく軽量化に200馬力超えの大パワー!

たぶん、だいぶ?速いバイクと思います。

そして「おNEW」繋がりで・・・
こちらは月ヶ瀬の私の師匠!

バイクの電気系はじめ、いろいろな「技」でお世話になってますバカさんこと浅〇さん。

で、何が「おNEW」なのか!?

画像のようにツナギとブーツです。

この出で立ちからすると、まだ「峠族の走り屋」その現役を続けるということでしょうね!?

私はこの姿を見て「もうそんなに若ないのに・・・」と、要らんお節介です!

次は一般的に旧車と言えば旧車です。
たぶん年式は1973年以降のSUZUKIハスラー TS125?です。

最近ちょこちょこ月ヶ瀬にお見えで建築士の日〇さん!

本日は「ギャ~ン、ギャ~ン!」と吹け上りも良さそうでした。

前週の日〇さんは・・・
エンジンの形状から1977年辺りのSUZUKI RG50シリーズのどれか!?では?

フロント周りは・・・
左右のウィンカーのレンズが色違いでなんとも、言葉を見失います。

また、エンジン始動のキーは無いので
エンジンの停止はプラグキャップを外して止める仕様!

と言うことは始動は押し掛けです!

とにかくヤレ感を通り越して・・・
言葉は悪いですが、ガ〇〇〇状態!

私は思わず「あかんで!もっと綺麗にしたらんと・・・」と、また余計なことを・・・

しかし、日〇さんの名誉の為にお持ちのクルマをご紹介しますと渋いところのシトロエンのチャールストンをお持ちです。

そのヤレ感の「これぞヤレ感!」というバイクが話は前後しますが針テラスに来ておりました。
1948年のインディアン!

エンジンも一発で始動。

アクセルを開けた時も気持ち良く吹け上り非常に快調のようで整備が行き届いてる様子が窺えます。

そして針から帰られる時の排気音は「ズバババババッ~」と煙も一切出ず、渋い重低音を響かせて消えられました。

そして月ヶ瀬に話題を戻します。

その番外編では東大阪繋がりで
冒頭の510オーナーさんのお友達、色鉛筆アーティストのM〇さん。

お久しぶりの月ヶ瀬詣でです。

同じく東大阪、T-PADDOCK630ご近所のタイヤ屋さん、山〇さんのバイクは
上のM〇さのバイクと同じような違うような、私には同じバイクにしか見えないのだが・・・

また、こちらの東大阪月ヶ瀬レギュラー会員のI〇さん。
当日の早朝、いつもはT-PADDOCK630前を爆音を響かせて通過されるのですが、本日はまったく聞こえなかったことから
家人が「I〇さん、今朝はどうしやはったんかな!?」と心配をしておりました。

よって、その旨をお伝えしたのですが・・・取り越し苦労でした。

同じ東大阪の当日の私は、休日ローテションからCB77で参りました。

しかし久々に楽しい月ヶ瀬詣でであったことから話も弾み自身のバイク画像を撮り忘れておりました。

ところが月ヶ瀬から先ほどのインディアン画像の針テラスに向かうと旧車仲間のCB450のライダーHAYA〇〇さんに遭遇!

おおよそ30分ほどの雑談で帰り際に動画を撮っていただきました。

それがこちら!
HAYA〇〇さんは「エエ音してましたで!」とメッセージを頂きましたが、ただうるさいだけでは、と毎度気を遣うバイクです。

しかし当日は先日のCB750に続いて同じく大変気持ち良く走れました。

月ヶ瀬の峠でも苦手なタイトな右カーブをしっかり寝かせ込めスムーズにクリアできました。

ただ多少スピードに乗ってたせいで寝かせ過ぎたのか“ギャ~ン”と金属を削る音が・・・

ガレージに戻ると
右メガホンマフラー、直径最大値のエンド部分に痛々しい擦り傷が・・・

このマフラーエンドがバンクセンサーになって
リアタイヤの端は画像なようなところが限界です!

まぁ古希前の私にはこの辺が楽しく走る限界と同時に「ホドホドライン」と言えるのではないでしょうか!?

しかし実はもっと怖いことが帰りの道中でありまして・・・

ガレージに戻ってから分かったことなのですが・・・
帰って当日ハメておりました4眼ゴーグルをとったところ、「うん?なんかおる!」

裏返してよく観ると・・・
蜂やないですか!?

経緯はゴーグル着用時は曇り止めを兼ねてゴーグル上部をヘルッメトに少しかかるように着けております。

よってゴーグル左右端側の上部には少し隙間があります。

そういう状態での当日の帰り、奈良市内に入る辺りを走行中、とつぜんゴーグルに何か当たったと思った矢先、
ゴーグル左レンズ側の中に虫が入ったようでバタバタしています。

当然、左目は反射的に閉じますの前方を見るも非常にバランスが悪くまともには走れません。

「急遽バイクを道端左に止め、ゴーグルの下を大きく持ち上げてゴーグルをブルブル振って虫を追い出しました。

そして「どこかに飛んで行ったであろう」を何度もゴーグルを着けたり外したりして確かめました。

そして上述の話しになるのですがガレージに戻ってゴーグルを外すまで蜂とは知らず、また侵入後からガレージに戻るまでの間
どこに隠れてどのようにジッとしていたのか!?

不可解です!

それよりも走行中、ゴーグルの中で暴れて突然、眼球に張り付いてきたら瞼も閉じられずパニックなっていたのでは・・・

そう想像するとゾッとします!

ほんまにバイクは乗り手だけが注意をしてもそれだけでは身を守れません!
それは蜂とて同じことを思っているのでは・・・

まぁ私も蜂もお互い無事で何よりでした!

では!
T-PADDOCK630 T/Tatsumi