2021年4月8日木曜日

『Bike in the sky』#228 またかいな!

 先週の土曜日、またもや警察のお世話に・・・?

その対象車は今年に入って初めて乗り出しましたバイクで、ドイツ車のNSU!

と言いますのも、このNSUは外気温が5℃を下回りますとキャブレター内の混合比がバラつきだし満足に走ることができません。

ましてや零度を下回りますとアイシングを起こしエンジンが「カンカン」と異常な音を出だします。

そんな事情で毎年、3月にならないと満足に走れません。

その3月も土日はけっこう気候が不順で出番がありませんでした。

4月に入りやっと出番が巡って来たのです。

さすがに4月ともなれば早朝の気温も10℃近くになりますのでNSUはすこぶる快調に走ってくれました。

いつもの月ヶ瀬までの奈良市内からの峠道、霧雨のような雨にあたられましたが問題なく月ヶ瀬に到着!

その月ヶ瀬では先週に続いて、またまた珍車?に遭遇!

先週のコレダと同じ所有者の原付バイクですが・・・
1983年発売の50cc SUZUKI 蘭スーパーDX!

この蘭が月ケ瀬に表れた時、先着のライダー諸氏は

「オー、何が来たん? 何、あれ?」と全員が食いつき「蘭」を囲むように集まります。

原チャですから別に目新しいことはないのですが、どこかノスタルジーとでも言いましょうか懐かしさのオーラが出ていました。

とにかく綺麗な状態で40年近く経っているとは思えません。

エンジンの調子もよく、当時のカタログ通り最高時速50km/hはキチっと出ているそうです。
フロントのスクリーンも、ほとんど濁りもなく透明度の高い状態でした。

唯一、前カゴだけが何故か錆びています。

メーター周りも、とにかく綺麗で程度抜群!
この1983年にはSUZUKIは同様の花シリーズで上記の「蘭」よりスマートで小さくした「薔薇」を発売しました。

この時代で花シリーズ車は女性用にとタイヤサイズも8インチとしたことから女性には歓迎されたようです。

話を本題に戻します!!

この後、月ヶ瀬から、これも毎度のルーティンコースの針テラスに向かいます。

その針からの帰りは柳生経由で奈良市内に入り、阪奈道路にて帰路につきますが・・・

阪奈道路は特段、混んでいる様子もなかったので奈良市内を抜けた辺りから非常に気持ち良くNSUは走ってくれました。

その気持ち良さが悪かったのか・・・

阪奈道路、富雄辺りに近い「三碓」交差点では赤信号に引っかかります。

(Wikipedia画像から)

そこで調子に乗ったせいか、私はマナー違反も犯してしまいます。

この交差点は交差点手前からは約20mの左折レーン、直進2レーンの各間に黄色のラインが引かれ車線変更禁止になっております。

しかし、各レーンの巾がやや広いことからバイクの場合「すり抜け」がし易く感じるのです。

で、NSUは黄色ラインを跨がないように真ん中レーンを抜けたつもりで先頭に立った瞬間、信号が青になりました。

NSUは躊躇せず一気に加速をはじめ後続車を見る見る引き離していきます。

バックミラーで確認すると、おおよそ200m以上は差をつけた感じでしたが目を前方に向けたところで・・・

どこからともなく「ウ~~ウ~~」とパトカーのサイレン音が聞こえだしました。

当初はどこで鳴っているのか分からず再びバックミラーに目をやるとくるくる回る赤色灯が目に入りました。

「えっ!パトカー?」と思ったのですがパトカーの姿はミラーには映っていない。

ミラーをよく見ると何やら白いハイエースのような車が赤色灯を回しながら他のクルマを縫うように先頭に出ようとしている。

「まさか!?」

と思いつつ左レーンに移り、速度も60km/hに前ブレーキ操作で減速!

すると、その赤色灯を点した白いバンは右レーンからNSUの右後方5mぐらいの至近距離に近づきマイク超しに

「は~い、そこの〇△Χ※ЖΦΩ、ここは〇△Χ※ЖΦΩできま・・・〇△Χ※ЖΦΩです。」

と何を言ってるのかスピーカーからの声が割れて、さっぱり聞き取れませんでした。

すると、その白バンは右レーンから左ウィンカーを点けNSUの前方の左レーンに入ってきました。

NSUの前方に入るときも「〇△Χ※ЖΦΩで、〇△Χ※ЖΦΩだけ・・〇△Χ※ЖΦΩ・・・」

とまたもや何を言ってるのか聞き取れず!

でも白バンがNSUの前に出たということは「どこかの退避できるところまで誘導して切符を切ろうと思っているのか?」

と嫌な光景が頭を過ぎります。

ここで私の守護神?は「前の白バンと少し間を空けるように速度を落とせ!」と指示?がでます。

すると白バンとNSUの間は開き出し、他のクルマが2台ほど入ってきます。

速度は50km/hから60km/hぐらいで、そのまましばらくすると先の他のクルマたちは今度は右の追い越しレーンに車線を変え、そのまま走り去っていきます。

「さ~て、こっちは、ここはどうしたものか!?」と・・・

「このまま白バンに付いて行って切符を切られるのか!?」と悩むのですが・・・

ここは一か八かゆっくり白バンを抜いてみようと右レーンに車線を移します。

じわじわ左レーンを走る白バンに追いつき、右真横に並び、流し目で運転席の制服姿のお巡りさんを確認します。

するとお巡りさんはこちらに気づき、顔をこちらに向けてきた瞬間・・・

私は目ん玉を前方に移し目を合わさない様にしました。

そして、じわじわと白バンより前に出、安全距離を確認して左レーンに移ります。

しばらくして左に葬儀社が近づいたところで白バンから、またもや・・・

「〇△Χ※ЖΦΩで、〇△Χ※ЖΦΩ、〇△Χ※ЖΦΩください・・・」と聞き取れず!

すると生駒インター出口が目の前に近づいてきました。

先のアナウンスは「生駒インターのレーンに入って止まれ!」と言ったのではと勝手に解釈。

そしてNSUをインターのレーンに入ったすぐの所で停車させました。

「あ~ぁ。いったい何の違反なんや!」

と思いつつ、後ろの白バンがNSUの前方にきました。

そして私は、なぜか観念した境地で・・・

白バンが停車すると・・・

ここで奇跡?が起きます。

この続きは次回で!

では!

T-PADDOCK630 T/Tatsumi

2021年4月1日木曜日

『Bike in the sky』#227 バイクはこれだ!

 今年は気のせいか週末に雨が多いように思います。

先週も日曜は一日中雨で、予定しておりましたバイク屋主催のツーリングは中止になってしまいました。

しかし、前日の土曜日は久しぶりの超快晴。

翌日が100%の確立で雨予報でしたのでツーリングに乗り出すはずのCB750で月ヶ瀬へ!

最近の私は歳のせいか、この重たいCBに跨る機会がド~ンと減ってしまいました。

しかし、いざ乗り出すとやはり「HM300」と呼ばれるマフラーの排気音がワクワクさせてくれます。

このような高揚感を味わうために毎週、毎週、月ヶ瀬までの約50km、特に奈良市内からの25kmの峠道は重たいCBであっても気分は爽快です。

また、それ以外の月ヶ瀬に向かう別の理由として・・・

一つには、気さくな月ヶ瀬ライダーとの会話!

そして、もう一つが特に昨年辺りからほぼ毎週か隔週で現れる「旧車」と括られるゾーンのクルマやバイクに出会えることが楽しみなのです。

今回もやはり現れました。

奈良在住のHi〇さんの非常に珍しいバイクで1959年発売のスズキ コレダ セルツインSB

「ジェットライン」と名付けられた車体に「世界初の2サイクルツイン125cc高性能エンジンを積んだ」を謳い文句にしたスズキの野心作だったようです。
タンクからサイドカバーまでを流れるように纏めたところを「ジェットライン」と名付けた当時のデザイナーがワクワクしていた様が伝わります。

戦後、数十社とあった日本のバイクメーカーはバイクのネーミングに希望を持てるような横文字を多用します。

有名なところでは「ポインター」や「ラビット」「ライラック」などなどですがホンダでも当初はバイク名に「ドリーム」や「ベンリー」といったネーミングを使いました。

同様にスズキでも「コレダ」というネーミングを1950年代初めで使われますが1954年には「コレダ CO-K 90」が発売され、その年に「鈴木式織機」社は「鈴木自動車工業」に社名を変えていきます。

そしてスズキは「コレダ COX 1」「COX 2」そして「コレダST1」「同ST2」シリーズと続き1956年には「コレダ TT250」の250ccを出します。

1957年には「コレダ ST 3」となり同時にTT250型の廉価版として当時は国産最強18馬力の250㏄「コレダ TP」を出しました。

この1950年代は日本は激動の年でもありますが大きな希望にも満ちた年代もあったようです。

因みにヤマハの車名は横文字の単語ではなく「YA1」「YB1」といったようにアルファベット文字と数字だけで何となくヤマハらしさ?が窺えます。

そして話をコレダのセルツインに戻します。
メーター周りですがメーター内の少し見にくいインジケーターランプが丸ではなく四角にしているところがスズキらしく
なぜ四角にしたのか、その意図が知りたく思います。

どちらにしても今は間違いなく旧車が多くなったようですが当日の某所にも・・・
サイドバルブのエンジンを積むハーレー。(Haya〇さんのFB画像をお借りしてます)
1929年から1973年まで造られたエンジンですが、このハーレーも希少ゆえ絶滅危惧種に登録されるのではと思います。

と、人様のバイクを取り上げてきましたが当のT-PADDOCK630バイクは最近、現行車に手こずってます。

とりわけ入手しましてから2,3年ですが、入手時よりのオイル漏れと各部のサビが気になっておるKAWASAKIシェルパ。
エンジンは調子が良いのですが、やはりもう少し綺麗にしてやりたい。

よって、ここは一度、エンジンを下ろして大掃除!
オフロード車なので丸裸にすぐできると思ったのですが、狭い所に電装パーツやキャブレターが押し込まれたように収納されており意外と取り外しに苦労します。

一先ず、全バラにする予定ですが、あまり時間を掛けれません。

その理由はこれだ!

近所への足バイクがない!

がんばります。

では!
T-PADDOCK630 T/Tatsumi

2021年3月25日木曜日

『Bike in the sky』#226 うれしいやないですか!?

 T-PADDOCK630にバイクではありませんがヴィンテージと言われる、旧車の中でも名車のクルマがお見えになりました。

その名車は昨日の昼下がり、T-PADDOCK630ガレージ前を生駒山に向かって通り過ぎていきました。

通り過ぎる前に私はガレージで作業をしておりました。

すると遠くから重低音を響かせる車の排気音が聞こえてきたのですが、その音は明らかに当方に向かっている感じ。

「うんっ!何が来たのか?」

で、入口に目をやるとT-PADDOCK630前を通過した瞬間で白いクルマのお尻だけが目に入りました。

慌てて外に飛び出し、通過していった方に目をやると・・・
そのクルマは影も形もなく、道の奥の方へと消え去っていきました。

そして、しばらくすると今度は山の方から重低音の排気音が戻ってきました。

今度こそ、その正体を確かめてやろうと再びガレージから飛び出すと・・・

なんとイギリスの名車、オースチン・ヒィリー・スプライトではないですか!

(日本では「カニ目」の愛称を持ちオースチン・ヒーレーと呼ばれる名車です)

この名車に乗っておられる方は半年ほど前にT-PADDOCK630のMonkeyをお買い上げいただいたCafeレストランのオーナー、Tani〇さんでした。

実は当日の午前中にTani〇さんから、お電話で当方に遊びに来るとご連絡をいただいていたのですが私はてっきり以前のN車でお見えになると思っておりました。

それが真かのまさかでオースチン・ヒィリーでお越しとは・・・

このオースチンは1960年ものだそうで昨年末に、とある方から譲ってもらったそうです。

現車は完全レストアされた超極上車で細部までほんまにキレイに仕上げられております。

当然、費用もそれなりと想像に難くはありません。

そして、フェンダー一体型のフロントフードを開けると・・・
ピカピカのエンジンが顔を出します。

エンジンはミニのエンジンを縦方向にレイアウトし後輪駆動になっています。
948ccの排気量に負圧式のSU型キャブレターを装着。

エアークリーナーカバーもピッカピカです。

そしてリアフードも開くのかと思いきや、リアフードは開かずボディと一体で収納されておりますスペアタイヤはドライビングシートを移動させて引きだします。
もしパンク等でタイヤを取り出すには、これは些か大変な労苦を必要とします。

運転席は・・・
3本スポークのステアリングホイールに赤の革張り?のダッシュボードが60年代を象徴しています。

しかし英車なのに左ハンドルとは輸出仕様のようです。
速度計はkm/hとMPHが併記されたタイプで100M/hがMax表記!

回転計もMaxが60✖100rpm表記であることから走りはジェントリーな感覚であろうが想像できます。

またシフトレバーには
当時モノのノブが年季が入ったまま、味として使用されています。

その他ディティールは
英車のミニによく使われてます燃料注入口のキャップに通称「ベロ」が革製でジェントリーな雰囲気に一役!

また
リアのスプライトのエンブレムの上には懐かしのVAV jac(ヴァンジャケット)のマグネットステッカー!

こちらのフロントフェンダーサイドにも
VAN Jacとは切っても切れない1960年代メンズファッションの「IVY(アイビー)文化」を育てた一人、「くろすとしゆき」さんのステッカー。

こちらサイドにも
VAN絡みのステッカー!

VANを知る世代は俗にいう団塊世代の昭和22年から24年生まれが中心です。

その人たちが青春を謳歌した昭和39年から45年までがVANの最盛期で日本のメンズファッションの礎と言えるでしょう!?
そんなステッカーチューンで楽しまれるTani〇さんは2時間ほどの御滞在でした!

そして、その間、いろいろ乗り物談議で花が咲きますがTani〇さんは、そろそろバイクにも乗りたいご様子でした!

しかしT-PADDOCK630にはいろんなバイクは来ますがクルマでのご来訪で旧車は過去に
フランスの2CV(ドゥーシーボゥー)というお洒落なクルマが唯一です。

ただ不思議なことに、この2CVの方も、今回のオースチンのTani〇さんもT-PADDOCK630のバイクでは
このCLがお気に入りなのです!

しかし私が知るバイカーにはあまり興味は持ってもらえませんが、分かっていただける方はいらっしゃいました!

私は街乗りでは気に入って乗ってますのでご理解を頂ける方がいらっしゃると非常にうれしいやないですか!?

その街乗りバイクで最近完成したとお知らせしました「カマキリ号」は実は廃車としました。
それは電装系で異常な熱が発生することが分かり何となく原因は掴めたのですが、対処にこれ以上の費用(現在まで3500円ほど)をかけるのは経済の合理性に合わないと判断しました。

よって、画像のように再度全バラとし廃車しました。

因みに2年の自賠責保険の解約返金は3500円で差引費用は組立てた遊び代だと思えば、まぁここでの廃車は正しい判断としておきましょう!

ではまた!
T-PADDOCK630 T/Tatsumi

2021年3月18日木曜日

『Bike in the sky』#225 言えんよなぁ・・・

 いよいよ春本番!

バイクに乗るには絶好の季節となりましたが今年はなぜか週末に雨が重なります。

先週の土曜日も朝から、しとしとと雨模様でしたが当日はT-PADDOCK630挙げてのイベントに参加してきました。

ここは河内長野に位置する「プラザ阪下」というオフロードコースです。

ここで翌日の日曜日、今年のJNCC主催のレースが開幕します。
その開幕にあたって当日の土曜日は「JNCC FCX PW Class」いわゆるキッズクラスのレースが開催されました。

そのキッズレースの第1幕が電動バイクのFCXクラスで10台弱ほどの参加。

その第1幕の開始は午後から始まりましたが電動バイクゆえ、非常に静かな?レースでした。

続いて第2幕が内燃機関のエンジンを積むPWバイクでのレースです。

第2幕のPWクラスレースにはT-PADDOCK630三重支局長の小学入学前の息子(私にとりましては一番下、6番目の孫)が初参戦しました。

そして
子にとって師匠である三重支局長からのアドバイスを受ける孫。

親子共々、真剣な表情で・・・作戦会議?

そして、いよいよ・・・
上の画像、前列左から3台目の白ヘル、青プロテクターが孫です。

PWクラスは15,6台のエントリーですがその内の4,5台が変速機搭載のエンジンを積み、残りが変速機無しのYAMAHA PW50での混走レースです。

そして第2幕のスタートですが当の参戦する孫本人より私や周りの大人の方が緊張してくる有様です。

全長1kmあるかないかのコースですが、そのコースを10分間走って最も周回を重ねたライダーが勝者になるレースです。
スタートしたところでは孫は混走全車中、4位で発進。

すぐさま一人抜き3位に順位を上げていきます。
周回を重ねてコースに少し慣れてきた頃ですが・・・
変速機搭載車に少しづつ離されていきますが・・・

必死で追いかける孫のバイク!
そして10分が経ち・・・

チェッカーフラッグが振られレースは終了!
孫はPWクラス、トップでゴールを果たしました。

そして、孫の名前が呼ばれますが・・・
選手が所属するチームなどに入っていれば名前より前に所属チーム名を先に紹介されます。

この時、アナウンスは
「PWクラス優勝はティーパドックのタツミ タイチく~ん~!」と言ったように聞こえました。

ちょっと感動しました!
初レースで初優勝を飾り、その感想にインタビューを受ける孫!

泥だらけですが、満面の笑み!
レースも終了し・・・
優勝メダルと共にピースサインの孫。

そして、そして肝心の三重支局長の翌日のレース結果は・・・
グランドスタンド?前に障害物としてセッティングされた大型タイヤを越えるT-PADDOCK630三重支局長!

開幕第1戦。

スタートは孫と同じく4番手で出られ序盤で3位に上がり中盤までは5位をキープするも、その後は練習不足がたたり、スタミナ切れで・・・

結果は10と何位で・・・

原因は「転職シンドローム?」とのことでした。

どちらにしてもケガもなく親子でバイクレースを楽しめて良かったと思います。

しかしバイクに乗り始めた孫は将来、街乗り。そしてサーキットなどなどを走りに行くと思います。

そうなると孫のこれからが心配です。

「だれや!孫にこんな危ないモンを教えたのは!?」と言いたいのですが・・・

私の口からは言えないのです!

では。
T-PADDOCK630 T/Tatsumi

2021年3月11日木曜日

『Bike in the sky』#224 そんなアホな!

 今日、3月11日は東日本大震災からちょうど10年の節目の日です。

10年前のその日の発生時は大阪本町の自社本社ビル6階におりましたが突然の凄い揺れに、その場にいた社員共々身が竦む思いをしたのを今でも鮮明に覚えております。

その揺れの瞬間、私の頭の中は1995年1月17日早朝に起きました阪神淡路大震災の揺れを思い出しました。

よって「この揺れはまた近場で大きな地震が来た!」と直感で思ったのですが、まさか東北で起きていたとは・・・

また東北の震災の後遺症はもう一つの側面に福島の原発事故もあって人災とも言われております。

そして、あれから10年が経ち実感的には世の中は徐々に震災の怖さが薄れていっているようにも感じます。

今日の震災の日を迎え先月末に読んだ新聞の一文に「人新世(ひとしんせい)」という耳慣れない言葉を目にしたことが浮かびました。

その「人新世」とは地球の時代を表す名前の一つで「環境破壊などによる危機的な状況」を表す言葉として本や新聞で使われるそうです。

その意味は「人類の活動が地層に影響を残す新しい地質時代」という意味だそうです。

もう少し詳しく言えば地球ができてからの46億年をそれぞれの時代の特徴で分けた呼び名で恐竜が栄えた「ジュラ紀」や「白亜紀」が有名です。

現代は正式には「新生代第四紀完新世」と呼ばれ人が関係しているから「人新世」と呼ばれているそうです。

人が造ったコンクリートやプラスチックは地中にいつまでも残り「工業技術の化石」とも呼ばれています。

現代は工業化や都市化、戦争などで地球全体で二酸化炭素濃度が上昇、土壌汚染、手つかずの森の破壊が進んでいます。

こうした地球環境の変化を未来の人類が「地層に残ったモノ」から読み取るかもしれません。

正式な地質として「人新世」にするかは、これからだそうですが核実験が繰り返され放射能汚染の跡が地層に残る1950年代からとする案が有力だそうです。

ということから私が憂いたところで何も解決しないのですが、やはり気になるのが現在の乗り物の燃料のことです。

今、世界の自動車メーカーは2050年までに完全に電動化する。早ければ2030年から35年までに新車登録は全て電動クルマにする。

など、欧米や中国も宣言しております。

ということは早晩、日本もそうなるのは間違いありません。

であれば私が所有します1970年前後の化石燃料でしか動かない化石車はいったいどうなるのか・・・

また地球環境を目に見えて汚す煙を吐きまくる2ストローク車はもっとヤバくなるのでは・・・

など懸念が治まりません。

とは言え私にできることは現所有の化石車の燃焼効率を最大値になるようベストなセッティングをして排気を少しでもクリーンにすることぐらいでしょうか!

ですが実態は逆行しておりまして、ここ数週間は蔵車の一部が不調をきたしております。

まず一台目。

昭和最後の1988年から約32年間、乗り続けておりますBeck 550 Spyder!

この32年間で故障らしい故障は2度ほどで20年ほど前に豊橋市でアクセルワイヤーが切れて立ち往生。
幸い近くの電気屋さんが「治してあげるよ」で無事に帰れました。

2度目は東生駒に住んでいる時、出かけようと自宅から少し走ったところでエンジンがブスブスいいだしてパワーが出ない。

その症状を今でも面倒をみてもらっている当時のマルカツのメカニックに電話で伝えると「う~ん、たぶんコイルやと思います。」と教えてもらい自身で交換して回復!

というところで、それ以来、何のトラブルもなく快調に走っていたのですが、数週間前から回転を上げていくと「パスッ、パスッ、」とアフターファイアー?っぽい症状!

「うん?」
「これはキャブが詰まっている?」
と自己診断。

そして先週にキャブをオーバーホール!
先ず左のSOLEXキャブを車体から外して全バラにし、各ジェットやキャブ本体の小さな穴を洗浄。

同時に各部のチェックと洗浄を繰り返し圧縮エアーで各部を清掃。

そしてベースガスケット類を造り直し、そこに薄く液体ガスケットを塗布して組立。

ところがバラした時に注意はしてたのですがダイヤフラム的な箇所の渦巻き状のスプリングがついたスロットル・バタフライバルブの戻り強度が分からない様になりました。

こんなこともあろうと思っておりましたので右側のキャブを外してバラす前の状態を参考にしながら先のキャブを組み立てました。

一応、左右のキャブの組立はできたのですが感想としてキャブ内部のパーツ数はバイクキャブの倍ほどでした。

また構造がバイクほど単純ではなくなかなか面白い体験ができました。

そしてエンジンに取付!
セルボタンを押します。

しばらくはガソリンを呼び込んでいますのでセルモーターが回る音だけが5,6秒ガレージに響きわたります。

すると「ボッボッボッ、ブォ~ン、ブォ~ン・・・ブォーーーーーーーン・・・」と2000回転以上で左右バラバラの排気音!

エンジンは水平対向の左右に2気筒づつ配されたワーゲンのエンジン!

よって回転の高い方からセッティング。そして大急ぎで反対側に回って同様にセッティング。
ですがガレージ内はガソリンの匂いと排気ガスで超劣悪な環境に・・・

なんとかアイドリングも1000rpmで安定。

そして一気にアクセルペダルを踏み込むと「クォ~ン、クォ~ン、ブォブォブォ・・・」とエエ感じに戻りました。

早速、阪奈道路タイチ側の登りを頂上までテストラン。

気のせいかカーブ手前でのシフトダウンからカーブを抜けるところまでの感覚がキレキレ!

その時のダブルクラッチの間の空ぶかしがオーバーホール前とは比較にならないレスポンス!

タイヤも数か月前に換えたばかり!

気分は完全に「イニシャルD」・・・って、高校生か!?です。

そして次のトラブルは
HONDA CB77です。

このCBも故障知らずで30年近く所有しておりますが目立った事件はありません。

ところが今回「え~、こんなとこ壊れる?」ってことが起きました。

それは上の画像、左サイドカバーの右上にあるエンジンキーが壊れました。

それを見つけてちょっと嫌な予感がしたのですが案の定、純正は既に皆無に等しい。出たとしても2万円以上。
結局、外品新品で手配できたのですが問題がオリジナルは電極が5か所。

外品は4か所!

同時に電極にくる各線の色が全くの別色。

で少しレクチャーを受けて結線はできたのですが、何か様子がおかしい!

それはバッテリーに充電されていない症状。

テスターを+-につけエンジンの回転数を4000回転にあげても12Vから全く動かない。

レギュレーターが逝っちゃい(パンク)ました。
このレギュレーター、約20年前にオリジナルのセレン整流器と交換した代物です。

まぁ小排気量のレギュレーターは寿命が短いと言いますが大よそ20年は良しとしましょう。

そして早速、新たなレギュレーターの発注をかけ取り付けました。
前回のレギュレーターと配線の4色は同じなのでサッサと繋ぎ同様にテスターで発電状況を確認すると・・・

アクセルを捻りエンジンの回転数を4000回転に徐々に上げていくと・・・

なんとテスターの針は12Vから下方向の11Vにジワッと向かいます。

「え~、なんで?」

と思いましたが空かさず新レギュレーター4本の内の真ん中2本の黄色を車体側の茶と白とを入れ替えました。

テスターの針はCB72,77の仕様通り12.5Vまで上がりました。

と、古い乗り物はキチッと整備をしてあげないと環境問題以前に「ご主人様と遊んで欲しい」と軽い病気で拗ねてくるのが先なのです。

これが旧車を所有する者にはベンチマークになって環境問題に少しでも役立てられたら?と思います。

しかし、一般論で言えば今後は全く通用しない「ただの独り善がり」で片づけられるてしまうでしょう!

と、将来を憂いている時にまたもや問題!

例の「近所回り用バイク」にまったく原因が掴めないトラブルが・・・
少し前に完成してナンバーも取得したTACT AF16なのですが突然、ウィンカーやブレーキランプが点灯しない。

ヘッドライトは点灯する。

そして、しばらくしてバッテリーの電圧を測ると5V!

まったく充電していない。

またもやレギュレーター?と思い交換するも全く症状は改善しない。

ヒューズも直ぐに飛ぶ!

10A。15A・・・20Aと換えていくが切れる。

ちょっと強引に30Aに換えると切れないが、どこかがコゲ臭い!

慌ててキーを切る!

やはり古いバイクに地球が「古い原チャなんぞ乗るもんやない!」と怒っているのか・・・

独り善がりのT-PADDOCK630バイクに地球が試練を与えているのか・・・

T-PADDOCK630も「SDGs」に沿った目標を持たなくてはいけないのか・・・

そんなアホな!
T-PADDOCK630 T/Tatsumi