2021年10月21日木曜日

『Bike in the sky』#256 〇ー〇ーはすぐ壊れるって?

「昔と比べて労働時間は減少し足元も横ばいで推移している。しかし自由な時間は減ったと感じている人が増えている。」

と、あるビジネス紙面に現代の労働事情が掲載されておりました。

そこにはテクノロジーの進化で余暇と仕事の境界が曖昧になり「マルチタスク化」が一層進んだことが関係しているようです。

さらにコロナ禍でリモートワークが浸透し、その傾向はより顕著になりました。

そこで、ふと疑問!

その余暇を満足に自身の時間として取得できている人は、いったいどれほど存在しているのか!?
(上記画像と本文内容とは直接、関係はありません)
中には余暇でオフロードレースなどを楽しむ人たちもいますが・・・

以前、毎度の月ヶ瀬早朝会議?で、そこに居合わせた早朝組ライダーに余暇に絡み「定年退職時期」について私見ながら考え方を説いておりました。

特に「バイクにいつまでも乗っていたい」や「バイクと関わっていたい」などなどが潜在的にあれば参考程度に「絶対、退職は早い方が良い」と経験上の持論を話しておりました。

当然、退職後の生活設計を立てることは必要ですが・・・

また今すぐに、そこまでは考慮せずとも現状でも我々は上手に休むことを覚えなければならないでしょう!

少々固い話しになりましたが、あくまで私の経験則です。

その経験則とは・・・

まずバイカーにですがバイクに楽しく乗るにはある程度、体力も求められます。

ところが私の場合、55歳を過ぎた辺りから毎年、体力の低下が自覚できました。

「このままあと10年頑張ったとして65歳で引退した時、大型バイクで峠をヒラヒラと乗れるのか!?」と、将来のバイクライフに一抹の不安!

「これでは最低でも60歳で引退しないとバイクを楽しむどころか『観てるだけ~』になるんちゃう!?」と自問自答と共に恐怖にも似た感情を持ちました。
(上記画像と本文内容とは関係ありません)
一昨年?の“古き二輪を愛でる会”から「観てるだけ」だった私のワンシーンです。

ちょっと話が長くなってます。

そんなことで、めでたく?60歳で引退しましたが、そこから65歳まで毎年ごとの体力の低下は「ドン!ドン!ドン!」と下落幅を数値化すれば感覚的に50cmづつぐらい落ちだしました。

さらに65歳から70歳までのあと数か月の現在までの下落幅は「ド~ン!ドド~ン!ドドド~ン!」と1m、1.5m、1.8m・・・ぐらいの倍速以上で低下している感覚です。

ということは元気にバイクに乗れる期間は私は既に少なかったという結論に至りました。

そんな事を思い返していた矢先、私が体力低下を感じた55歳より少し若いライダーが先日の土曜にT-PADDOCK630にやってきました。

そのライダーは
土曜日の月ヶ瀬に「久々の連休が取れた」と高松からお越しのHir〇さん!

相変わらず“イチビリ”ですが元気そうでした。

当日はMat〇さんによる「ひとり試乗会Part4?」が開催中で・・・
Oka〇さんのYAMAHA MT-09ですが先週も別のMT-09乗ってるのに何を知りたく試乗に臨んでいるのか!?

そして高松からお越しになったHir〇さんのバイクにも・・・
ハーレー・スポーツスター1200です。

先週試乗会のハーレー883よりはさらに大排気量車!

で、その乗り味は・・・

このバイクについては後ほど、別の話題が・・・

またMat〇さんはこの方のBMWの試乗を、なぜチャレンジしないのか?
月ケ瀬の名誉会長?Na〇さんのBMWですが、バイクよりもNa〇さんに遠慮したのか、さては試乗は済ませていたのか!?

上の画像はNa〇さんが新しく買われたヘルメットにT-PADDOCK630のステッカーを貼って頂いた記念の一枚です。

そしてこの後、ドラマが起きます!

私は、月ヶ瀬から針テラスに向かってお馴染みのCB450ライダー、Haya〇さんとジョインします。
ジョインしてからお茶してるところに画像の外人さんが寄ってきて・・・

「このバイクは(CB450を指して)、あなたのですか?」と私に聞いてきました。

「いや、この人(Haya〇さん)のです。」と私が返すと、その外人さんは・・・

「ボク、メッチャ好きですねん!」と、いきなりの流暢な関西弁で話してきました。

思わずHaya〇さんと笑いながら・・・私は

「日本は長いのですか?」と質問をすると

「そうですねん!もう30年ぐらいになりますわ!」と

そして私は質問を続け

「え~、そうですの!?どちらの国からですか?」と聞くと

「アメリカのニューヨークですねん!」

そこで私は

「アメリカのど真ん中(中心地)の人やったら本場のハーレーがありますやん!」と言いましたら

「いや~、ハーレーはあきません!すぐ壊れますやん!」

それを聞いて私とHaya〇さんは大笑いしました。

そして質問を続け「じゃ~今日は何に乗って来たんですか?」

すると

「あれですねん!」

と、黒っぽいハーレーのようなフォルムのバイクを指さして・・・

あまりにその外人さんが面白い方だったのでそのバイクの写真を撮り忘れておりました。
ニューヨーク滞在時に撮ったSUZUKIの何とかいうバイクですが、その外人さんのバイクはこれと同しで色は黒だったのです。

その後、話はさらに盛り上がりましたが、その外人さんは

「そろそろ行きますわ!帰んのが遅なったら嫁さんに怒られますねん!」

と、暮らしぶりまでそのまんま関西のお父さんになってはりました。

その針テラスから、私は昼前にガレージに戻ってきたのですが同時に近くから「ドッ ドッ ドッ ドッ」と、誰が聞いてもハーレーとわかる排気音が近づいてT-PADDOCK前で止りました。

朝方、月ケ瀬にいたHir〇さんです。

「そんなに私に会いたかったのか!?」と錯覚しつつガレージ内に招き入れて

「え~、どしたん?」と尋ねると

「高松に帰るとこで阪奈道路走ってる途中、左のクランクケースから『グルグルグル』と、ちょっと異音というか、嫌な感じの音が出だしましてん!」

「で、ちょっと気になるのでクランクの点検ができそうな所がないか、頭ん中を巡らしてたら『アッ!タツミさんとこがあるやん!』ってことで来ましてん!」でした。

さてここからが問題がいろいろと・・・

で、早速作業開始です!

私はハーレーの知識が皆無ですのでHir〇さんが要望される工具を出す、言わば器械出しのオペナースのような立場でお手伝い。

まずT-PADDOCKの手術台にハーレーを乗せ、Hir〇さんはクランク左側のプライマリーチェーン?がある点検口を開け始めます。

その点検口を止めるビス頭はトルクス形状!

それに合うトルクスレンチはあったのですが、トルクス先端を点検口にセットして左回りに力を入れ、さらにグッと力をかけた瞬間、「バキッ!」っとトルクス先端が折れてしまいました。

しかし、別のトルクス・ビットでなんとか開いてチェーンの弛みを点検するも問題なし!

となると、その異音の出どころはHir〇さんの経験上でクランクシャフト周りに疑惑があるとのこと。

この段階で、今からクランクケース左カバーを全開し修理となると作業的に大仰になります。

そこでどうしたものか!?と問題点を特定したくHir〇さんは思案をしてたのですが・・・

ふと思いついた私は

「近所にハーレー系のエンジン触らせたら、けっこう”ヤル”おっさん知ってるで!」

「ちょっと気性は『そんなもん、あ~やって、こ~やったら治るやんけッ!』とえらそうに上から喋るおっさんやけどな!」というと

Hir〇さんは「えぇ~そうですの!?でも、そんなに詳しい人がいたはるんやったらお願いしますわ~」となり早速、そのオッサンを呼ぶべく電話をします。

すると、そのオッサンは「今、タイヤ交換中やねんけど・・・う~ん・・・う~ん・・・わかった!すぐ行く!」

で、ほんまに10分ほどでT-PADDOCKに到着!

こんなバイクで登場!
近所の「パパさん(883)」ことIshi〇さんですが、見るなりHir〇さんは

「なんや!Ishi〇さんですかいな!?どんなオッサンがくるのかと思てましたやん!」と苦笑い。

で、到着してからIshi〇さんはHir〇さんに症状について根掘り葉掘りと質問!

いろいろと質疑を経て・・・

「あ~、それは十中八九、クランク左側エンドのビッグナットの緩みやわ!」
とIshi〇さん。

しかし念の為、その他の症状についてお二人でディスカス!

内容は「ハーレーのエンジンはここが弱いとか、あれがあかんとか・・・」でした。

その時、私はこの場で針テラスの外人さんを思い出し

「ハーレーは、よう壊れるから乗れへんって言うてるアメリカ人に今日、針で会うてきたで!」

と、上述のアメリカ人の話しをしたらお二人とも大笑いをしながら

「たしかにその通りやわ!」と、そのアメリカ人に納得?してはりました。

結果として

その他にもHir〇さんハーレーに問題があった場合T-PADDOCKではどの道、対処ができないことからHir〇さんは高松まで公共交通機関で帰り軽バンで明日、引取りに来ることになりました。
この後、3人でハーレー談議で盛り上がるのですが私はハーレーのメカ?と言うよりハーレーそのものについて、あまり知識がなくお二人の会話に付いて行けませんでした。

なので上の画像のHir〇さんが着用しているスウェットが「Tatsu-G(タツジイ)トレーナー」なのですが、以前Hir〇さんに強奪された話をして、お二人の会話に割り込んだったんです。

・・・時も流れ

ご依頼通りスポスタはT-PADDOCKで一晩預かることになったのですが、ここからHir〇さんには公共交通機関で帰っていただくのは少々気の毒と思い・・・

「うちのDucati MHeで乗って帰って、そっちの軽バンにMHeを積んで明日来たら楽ちゃうの?」とお勧めしたのですが・・・

「いや~やめときますわ!」

で結局、T-PADDOCK最寄り駅の新石切までお送りしました。

そして、明くる日の夕方6時

軽バンでHir〇さんは引取りで再度お越し!
早速、軽バンに積み込むにしても邪魔になるミラー等を外す作業用のインチ工具持参です。

この大柄なハーレーが何とか積載できるよう各所に工夫された軽バン!

ちゃんと収まりました。

無事に戻られた明くる日の月曜夜、Hir〇さんから律儀にお礼のコメントと画像が届きます。
以下はHir〇さんのコメントの抜粋です。

「Ishi〇さんのお見立て通りクランクエンドのナット(上の画像の指さし箇所)が緩んでおりました。このあとマグネットローターを外しスプラインもチェックしましたが気になる打刻痕もなく問題はなさそうです。」

さらにHir〇さんのコメント

「『なんやしょうもな!』とか言う声が聞こえてきそうですが(笑)明日は赤のネジロック買うてきて組むことしま~す。✌」

と、アメリカ人が言う「ハーレーはすぐ壊れる」の話しを聞いた直後で起きた今回の出来事!

非常に説得力のある話題でしたが、話を冒頭のバイク趣味人の退職時期に戻して・・・

今回の出来事はすべて『Bike in the sky(バイクに纏わる絵空事)』そのもののような話題でした。

しかし、バイクに乗るにも楽しさ満載の大型バイクはやはり体力が欠かせません。

また今回のようにエンジン修理となると、さらに脳ミソを駆使する知力も欠かせません。

かくいう私、体力も知力も落ちて笑えない日々です。

「ジィさん、ジィさん、ちゃんと起きれたか?」

「夜中にオシッコ、何回いくの?」

と、また月ヶ瀬ライダーの労り?の声が聞こえてきます。

では!
T-PADDOCK630 T/Tatsumi

2021年10月14日木曜日

『Bike in the sky』#255 何をさておいても・・・

先週来、私が銘打った「月ヶ瀬ひとり試乗会」がにわかに注目を集めている。

そこには、とあるライダーの新旧バイクに感じる「乗り味」から各社の開発秘話を探ろうとするいわゆる「温故知新」的な想いがあります。

今週は、その第2弾を取り上げます。

その、とあるライダーの試乗会は先日の土日、二日に渡って開催?されました。

先ず土曜日の試乗会Part2の様子です。

1台目は・・・
お寺さんであるShin〇さんのトライアンフ Speed Triple!

このバイクは私もちょっと乗ってみたかったかな!?と興味を引かれます。

次の2台目は月ケ瀬早朝組のHach〇のNinjaから・・・
オーナーが長く大切に乗っておらるマシンですので気を許しては乗れません。

ハイポテンシャルのパーツを何気に随所に進行形で換えられ進化していってます。

そして3台目!
Yag〇さんのKawasaki ZZR1100。

こちらのバイクも長年、愛情をもって乗っておられるバイクの一台です。

しかし、重たそう!ではなく重たいのでしょう!

続いて・・・
こちらも重量では負けておりません。

T-PADDOCKのCB750英国仕様!

このCBに関してはダイレクトで私に感想を頂いております。

非常に興味深く読ませて頂きましたが、総論で今号の最後に纏めをしております。

また飛び入りで私も先週に興味をもったYam〇さんのKTM890に試乗させてもらいました。
(Asa〇師匠の撮影です)
まず跨っての第一印象はとにかく「軽っる~!」でした。

普段からCB750やW1など質量を感じるバイクに乗っておりますのでその反動でしょう。

そして乗っての感想は250ccオフ車のような軽快感と一瞬で〇〇〇以上の速度域に導くエンジンには「まぁ何とも表現できないパワフルさ」を感じざるを得ません。

またそのパワー故なのか月ヶ瀬の道が荒れているからなのか、とにかくじゃじゃ馬感が凄いバイクです。

かと言って恐怖を感じるのではなく楽しさの方が勝っておりました。

ちょっと欲しいかな・・・

と試乗会Part2の様子ですがPart3の前に記事は少し脱線します。

それはAsa〇師匠のスズキ・2スト250リアカウルに貼られた下のステッカーのお話し。
このステッカー、何のステッカーかご存知でしょうか?

相当前に巷では少し流行ったと聞き及んだのですが私は全く読めず?しかも漢字であるにも関わらず左から縦に読んで・・・

「これって一文字間違ってない?」とAsa〇師匠にダメ出しを浴びせておりました。

Asa〇師匠は「えっ?どこ?」と言われ私は

「感染除菌(かんせんじょきん)の”除“の部首の“こざとへん”が”金”になってるで!」と。

するとAsa〇師匠は

「ちゃいますやん!右から読んで“スズキンカンセン”です。」

「昔、スズキ車フェチをスズキに感染しているスズキファン用にと作られたステッカーですねん!」

とのことでした。

しかし私は今のコロナ禍で過敏になっている所為か「感染」に先ず目がいきました。

そこから日本文法を無視って左から読み進め右行に読み移った時は完全にコロナ禍における「除菌」の誤字だと解釈してしまいました。

そこには、目が悪くなっていることも手伝い「鈴」の部首右の「令」を「余」と誤読。

となると「鈴」の”カネヘン”は”こざとへん”で「除では?」と迷わずの指摘をしていたのでした。

まぁなんともお恥ずかしい話しですが、これもボケの始まりと笑って済ませていただきました。

そして記念にいただいた「鈴菌感染」のステッカーはT-PADDOCKの現在唯一のスズキ車、チョロQのフロントに!
アップして・・・
ありがとうございました。

そしてステッカーの続きで、この月ヶ瀬では久しぶりにT-PADDOCKのステッカーを貼って頂きました。
最近、仲良くしていただいてますDuke390乗りのWat〇さんです。

「以前、よく見かけたT-PADDOCK630のステッカーが欲しい」とリクエストを頂いて貼って頂いてます。
ヘルメットのリアにも・・・Snap-onのステッカーと並んで・・・

うれしいです。

そして明くる日の試乗会Part3に移ります。
Part3先発のバイクは昨日、ZZRで来られたYag〇さんの本日のバイク、ハーレースポーツスターです。

今までの中では最も重量感を感じるバイクかもしれません。

私も以前、ここでスポーツスターに乗らせて頂きましたが、ハーレーってバイクはとにかく低回転でよく走るバイク、単純に速いと思えるバイクであったのを覚えております。

そして2台目は・・・
月ケ瀬に月1回か月2回ぐらいのペースでお見えになる画像左のYamag〇さんのYAMAHA MT09!

実は当日初めて知ったのですがこのMT09は3気筒だとか・・・

であれば兄弟車種のMT07とはまったく違う乗り味なのでしょうね!?

このバイクも敵対車種の冒頭にアップしましたトライアンフ同様、一度乗ってみたいなと思います。

最後はT-PADDOCK630のYAMAHA 初期型XS1です。
このXSの試乗は私の方から乗って欲しいと依頼をしてのことです。

試乗後の感想は・・・

「とにかく振動が凄すぎて・・・インプレッションが難しい」とのことでした。

そして今回の全てのバイクの試乗をされたインプレッションはMat〇さんから詳しくFBかなにかで発信されると思います。

Mat〇さんは私のような年寄りからすると比較的若いライダーです。

よってバイクの開発者の思いや造られた時代の背景などで年代的に「乗り味」という抽象的に表現される各車の属性を感じるにはやや無理があるのではと思います。

そんなことから私の方のコメントは一切控えたいと思います。

ただ言えるのは大多数のバイクは非日常的な乗り物ゆえ、求められるのはやはり「乗ってて楽しい」
ではないでしょうか!?

何をさておいても・・・

では!
T-PADDOCK630 T/Tatsumi

2021年10月7日木曜日

『Bike in the sky』#254 やっぱりイジられますね・・・

先週の土日は気持ちの良い天候に恵まれ関西東部のバイカー・メッカである月ヶ瀬、針テラスでも大賑わいでした。

まず月ヶ瀬お茶屋さん前

朝の8時前ですが台数にして40台ほど集まってるような賑わいです。

そんな中で一人の早朝組ライダーが仲間内の数台のバイクを一人試乗会!

そのライダーは下の画像手前に写るYAMAHA YZFに乗るMat〇さん!
(この画像は前日の土曜日撮影です)

試乗の順番は前後しますが先ずHig〇さん所有の「Buell」から。
その右の黒ツナギの御仁はこの試乗会の世話役?をされてましたYam〇さんです。

そして次のバイクは・・・
Ducati Monsterですが、どなたのMonsterか、確認し忘れております。すみません。

それよりYam〇さんの「写りたがり」はどうしたものか!?

続いて・・・
一人暮らしを謳歌?されてますKur〇さんのBMW S1000!だと思うのですが・・・

BMWでのMat〇さんの試乗状態は取り忘れておりました。

更に続いて・・・
今回試乗のお世話役、Yam〇さんのKTMを試乗!

しかしMat〇さんが他のバイクを試乗する時のYam〇さんの表情は打って変わって先ほどまでとは別人でYam〇さんから笑顔が消えてます。

やはり自身のバイクに乗せるとなると些かの不安があるのでしょうか(笑)

その他にも、たしかShi〇さんのYAMAHA MT-07も試乗していたと思いますが私が到着間なしだったもので画像はありません。

と、5台ほどのMat〇さんの一人試乗会でしたが周りからは・・・

「最後はこのバイクの試乗もせんとあかんで!」

で、そのバイクは・・・
上の画像の早朝組ライダーに囲まれる1955年のNSU Sports Max!

当日の日曜日、数か月振りで出動しましたが相変わらず元気で快調に走ってくれました。

しかしMat〇さんは皆に試乗を促されても無言でただ苦笑い!

正直なところ、このNSUに「乗ってもエエよ!」と言われても全くNSUの予備知識がなければ私も「いや~やめときます。」と返事をするでしょう。

ましてや旧車にあまり馴染みがない、おまけに1950年代のバイクともなればパーツもない!

さらに、まずエンジンをかけられるか、またローにシフトを入れてもスムーズに発進させることができるか!?

さらに発進できたとして4速ミッションをスムーズにアップ、ダウンの操作を熟せるか・・・

などなど、とにかく癖?や不良?なのか未だに掴み切れないところが満載です。

それゆえ乗ってましてもNSUの機嫌がいい時はすこぶる快感とでも言いましょうか楽しいバイクなのです。

そうこうしている内に私は、ここから針テラスに移動しましたのでMat〇さんの試乗会はこの後も続いたのか不明です。

その針テラスで・・・
(CB450のHay〇さん撮影の画像をお借りしています)

針テラスは月ヶ瀬ほどコアなバイカーもおらず、台数もいつもの休日よりは少ない状態でした。

ところが遠目で他のバイクを眺めておりましたら・・・

「うん?あのバイクはナニモノ?」と明らかに異彩を放っている上の画像のバイクが目に留まりました。

近く寄って繁々と観察していましたが推測でフレームは1960年以前のHONDAの250cc ドリームC71?C72?と思われる?

そこにはエンジンがどう観てもCB72だろうでフレームにマウントするにしても250の車格が必要なのでは?から推測しました。

画像では左サイドが分かりませんが下の画像のCL用のアップマフラーが使われていました。
で、
前からの表情は・・・
前からではエンジンのクランクケースの出っ張りがCB72よりだいぶ出ているようにも見えます。

ということはやはりC71かC72なのか!?

それはともかくメーターも角型ヘッドライトの上にツインの分離タイプ。

そして一瞬「えっ?ダブルパネル?」と目を疑うようにフロントブレーキのドラムに目が奪われました。

それほどドラム周りのフロントの造形は、なかなかの趣味人な方だなと感服しておりました。

ところが、その趣味人な方がCB450乗りのHay〇さんのFBで私の東生駒居住時代のご近所さんであることが分かりビックリしておりました。

その方の現所在は不明ですが、たしか奈良の某工業高校の教師で私の東生駒の家にもチョコチョコ遊びに来て頂いてましたKub〇さんだったのです。

とにかくメカニズムが特異な乗り物がお好きで・・・
1962年頃のHONDAから発売されたジュノオ125ccでこの上には170ccの上級モデルもありました。

このジュノオを乗って拙宅に遊びに来て頂いてましたが、来られると・・・

「こいつね!変速機が珍しいんですよ!」と・・・

私は「え~、何がですの?」と・・・

まるで子供同士のオモチャの見せ合いのような雰囲気で楽しい時間を過ごしていました。

その変速機とは今で言う「トルコン(トルクコンバーター)」のような油圧変速や流体変速機と手動2速と合わせて走ることができたとかの変わり種スクーターだったのです。

そんなKub〇さんだと分かって上のC72改の造詣の凝りようが理解できました。

その造詣ではないのですが、話題が変わってCB750に新たな新兵器を搭載!
ボディが真っ黒な艶消しの「ステルス・バッテリー」

ではなくCB750の通常バッテリー14型と同じ大きさの「リチウムイオンバッテリー」なのです。

上面のデジタル窓は・・・
このバッテリーを車体の電極に繋いだままで横のボタンを押すと現状の電圧が表示されるという便利な機能が付いてます。

さらにCB750の通常バッテリーは余裕で重量が3Kgを越えますが、このステルスバッテリーは、なんと1.2Kgほどです。

このバッテリーが宅配で届けられた時、手にして余りの軽さに・・・

「えッ?荷物、バッテリ―やけど間違ってない?」と宅配のお兄ちゃんに尋ねる始末!

で、しっかり確認してもらって確かにバッテリーだったのですがCBにつけてエンジンをかけるまで信用をしておりませんでした。

しかし装着してセルボタンを押すとエンジンは瞬時に目覚め雄叫びを上げました。

それを確認して・・・なんか近代兵器を手に入れた感覚に陥りました。

それを言いたくて前日の土曜の月ヶ瀬!
当然CB750で参上!

着くなり早朝ライダーに「見て見て!新兵器やで!」と・・・下の画像の面々に・・・
すると・・・このあと・・・

「また、怪しいモンに喰い付いて・・・」

「どうせ、しばらくしたら電圧、下がるんちゃうの?」

「いきなりレギュレターとか飛ぶんちゃうか?」などなど・・・

覚悟はしてましたが「そないボロクソに言わんでも・・・」

と、お馴染みの年寄りいじりに火が付きます。

さて、このバッテリーの今後のインプレッションは如何に?

ではまた!
T-PADDOCK630 T/Tatsumi

2021年9月30日木曜日

『Bike in the sky』#253 愛のゆくえ

もし自分がジェームズ・ボンドだったら・・・

そんな気持ちを子供の頃から持っていましたが最近、紙面のオメガの時計のコマーシャルで目にしました。

上の画像は6代目ボンド役のダニエル・クレイグですがボンド役は先ずお洒落でなくてはなりません。

そして身に着ける小道具は一流のブランドものは必須アイテム。

さらに乗り物は・・・・

ということで私が紙面のコマーシャルで目に留まったのがバックに写るクルマだったのです。

OO7と言えば英車の1964年製アストンマーティンの「DB5」ですが、上の紙面コマーシャルでも年式はアバウトですが1980年頃?製アストンマーティンの「ヴァンテージ」が使われています。

OO7では他車のいろんなクルマが使われてきました。

しかし方程式的には「OO7と言えばアストンマーティンでしょう!?」となります。

そこで、私的には時計のオメガ社の販促部隊は「DB5」ではなく「ヴァンテージ」をもってきたところが「分かっとるなぁ」と・・・

そのコマーシャルの出来もあったのですが、紙面中の全ての小道具のマッチングに抜群のセンスを感じました。

って、偉そうに分かった風に語っております。

しかし今は旧車ブームもあるのですが実際、アストンマーティンであっても程度の良い、またエンジンも快調と言えるのは超フルレストアされた億単位の高額車では見つかると思います。

でも“一般ピーポー”には手が出せません!

そんな中で私が好きな乗り物で手が出せたのがバイクだったのですが・・・

その数多(あまた)あるバイクの旧車の中で常々語られるCB750には1968年の発表当時、センセーショナルな話題がありました。

その時代の私はまだ高校1年生だったのですが、CB750と同時にその時代背景がとてつもなく楽しいかった時代でもあったのです。

よってT-PADDOCK630のCB750も、そんな青春を呼び起こしたい一心で手に入れました。

とは言え、そのCBも50年以上の時が経ち私と同様に老いが顕著に目立ち出しております。

今、当のCBは健康診断で神経系(電装)に問題があったのでメインハーネスは新品リプロ品に交換。

それでもボケが出始めましたので脳外科手術でウオタニSP2の移植!

そしてボケが治ったかと思いきや今度は不整脈が出だし心臓に問題が発覚。

ということで心臓の各弁の診察でキャブレターの各ジェットのマッチングを図ります。

4気筒のキャブレターを整備するのは、けっこう気合がいります。

不整脈の原因はジェット類のどこかで目詰まりか?なのですが見た目ではなかなか特定できません。

また同時にマッチングの問題も再定義(私なりに)し、スロージェットとメインジェットを交換します。
スロージェットはノーマルに戻し#40!

メインジェットはガンガンの高速走行をしない限り普通の走りではさほど影響しません。

ただプラグの焼け具合から#120をチョイス!

そしてニードルの段目を変えます。
今回は上から2番目に濃くなるようにしました。

そして、折角ですのでエアークリナーもリプロ新品に交換。
上の画像は10,000キロぐらい走ったでしょうか!?替え時です!

そして同画像に写る黒いゴムですが、これはガソリンタンク後部下をフレームに引っかけてタンクを保持するパーツです。

こんなところのパーツでも時代の変わり目を感じます。

それまでの1968年以前のタンクの取付はボルトでフレームに取り付ける方式が多く、わりと面倒くさかったように思います。

シリンダー状のスロットルバルブ内を掃除!

そして組み上げて
バキュームゲージで負圧の同調を取ります。

以前のメインジェットでの同調ではゲージは24~25cmHGでしたが今回の#120のメインジェットでは21cmHGと負圧の許容範囲ど真ん中。

そして、またもや阪奈道路でのテスト走行を約20kmほどこなしてプラグをチェック!
画像では灯りの加減で少し黒く見えますがタヌキ色ぐらいで、もう少し乗り込めばタヌキとキツネの間ぐらいの焼け具合になると思います。

こうして電気系、燃料系のセッティングが一応、終わりました。

如何に名車と言えども走りが満足でなければ乗っていても決して楽しいとは言えません。

とは言え専門業者に依頼すれば、それなりの費用はかかります。

海外の旧車エンスーは、お金持ちや庶民に関係なく自身で手間をかけ修理をされる方を多く見受けます。

そこには元々の移動手段がクルマという文明と文化に根付いた生活様式がそのような知恵を付けたのだ思います。

同時に自身で手をかけてコンディションを維持するというのは昔の人が馬の手入れを欠かさない愛情にも似たものを感じます。

やはり旧車は生き物と同様、愛情をかけてあげないとすぐに愚図る、拗ねるというふうにご主人様に訴えてきます。

実はT-PADDOCK630のCB750も最近、重たさゆえ私の体力では、いささか持て余し気味に感じており、そろそろ手放し時かなと思っておりました。

しかし、電装やキャブの再セッティングで走行テストをすると・・・

「お~、メッチャ気持ちええやん!」と、ここしばらくの走りからは考えられない爽快感が体中を抜けていきました。

「やっぱり手離せんなぁ~」

そんな先週から昨日までのCB750との共生のひとコマでしたが、とても楽しいひと時でした。

ではまた。
T-PADDOCK630 T/Tatsumi