2023年1月26日木曜日

『Bike in the sky』#321 プロとアマチュアの違い

昨日から日本全土は10年ぶりと言われる最強寒波に覆われている

この予報は先週から流されていた

よって、とてもじゃないがその先週の土日はバイクなんぞには乗ってられやしない

そこで最近の月ヶ瀬詣での定番になりつつあるBeckで月ヶ瀬に行ったのだが・・・

Beckは夏場で乗るより断然、冬場の方が防寒対策さえ怠らなければ快適なのだ

ところが当日は結果的には快適ではなかった

それは朝の9時前にT-PADDOCK630ガレージを出発し、阪奈道路を経て間もなく奈良市内というところで一台の軽4輪が左車線からBeckの前に割り込もうとしてきた

それも、いきなりの強引な割り込みだったのでホーンを鳴らしっぱなしの警告的に数秒鳴らし続けたが平然と割り込んできた

お陰で、その強引な軽四との車間は1m少々になり、やや急ブレーキを余儀なくされた

その後、その軽四は更に前の数台のクルマをジグザク状態で左に右にレーンを変え消えていった

最近、テレビの報道でもよく見かける危険運転の輩(やから)が現実に目の前に現れたのには少々、時代の世知辛さを感じずにはいられなかった

同時にせっかくの休日の朝が嫌な気分になってしまったことも・・・

だが事件?は、このあとに起きたのだ

バカな軽四から離れ、いつもの般若寺セブンでコーヒーブレイクしようと15分少々でセブンに着いた

そしてパーキングに入ろうとした間際でタコメーターを見ると針が動いていない

「うん?」と思ったが一先ずコーヒーを飲みながらメーター裏周りの各電線端子の接触が悪いのかとゴソゴソ触ってみたが針は動かない

「さ~て・・・このまま月ヶ瀬に向かう?」

「いや、引き返して修理する?」

と自問自答をしているとタコメーターの針がピョンと動きだした

そして「一先ず行けそう・・・」で月ヶ瀬に向かった

そしてそして月ヶ瀬お茶屋手前のクネクネ峠道を下り切ったT字路になる手前で右ウィンカーを操作した時・・・

「うん?」

ウィンカーの点滅を示すインジケーターランプが点いていない

「今度はウィンカーが逝かれたのか」

と思いつつお茶屋に着いた
この寒空でも毎度の月ヶ瀬信者は来ていた

そして着くなり先着の月ヶ瀬メンバーに、その旨を話すと・・・
「あーや、こーや!」と・・・

いろいろダメ出しをして頂く
で、更に皆に各部のチェックを手伝ってもらって・・・

1,タコメーターが作動しない
2,ウィンカーが点滅しない
3,ブレーキランプも点灯していない
4,ホーンも鳴らない

と言うことから「ヒューズ飛んだんちゃう?」と皆の顔には半ば笑みを浮かべながら「人の不幸は蜜の味」を地で行く点検の一幕だった

と、自身も苦笑いしたが笑っている場合ではない

ヒューズボックスの在り処を見つけなければならない

ところが皆にも手伝ってもらう?が・・・

ヒューズボックスは見つからなかった

いや見つけられなかった

いや寒いし本気で見つける気がなかった

いずれにせよ見つからないので、帰りはキープレフトで速度も法令順守

信号待ち等の停車時は停車寸前でハザードランプを随時使い、停車した時点でハザードを切る

その繰り返しで帰った

さらにウィンカーを必要としない極力、直線道路経由で無事にガレージに戻った

そしてランチも終わったところで気を入れ直し、ヒューズボックスを探すが、なかなか見つけられない

その内、「Beckってヒューズボックスないのか」と、ド素人ような疑問まで抱く

思わず「そんなアホな」と呟いていたが、よくよくしっかり昔にBeckのスイッチ類のカスタムをした時の事を思い出していた

そのカスタムとは
超めんどくさかったが当初の各スイッチ類は3段プル式のスイッチが一つか二つとホーンはステアリング中央のプッシュタイプなどで全く味気ないものだった

ここはポルシェ550のオリジナルがどんな仕様か、まったく気にせず自分色の複雑な仕様に今から25~30年近く前に丸一日を要し配線も接続もひき直し、スイッチ類も換えて上の画像のようにレイアウトを変えた

その時、たしかヒューズボックスがあって、その内のヒューズが変な別ものがあり交換したことを思い出した

そしてハンドル周りの裏側を大捜索で、やっと見つけた
配線の裏側に隠れていてパッと探すぐらいでは見つけられない場所にあった

さっそく切れているヒューズを外して見ると・・・
ちょっと確認しづらいが画像はヒューズを斜め上から見たところでヒューズ管の両端金属部分の側面に「10」と数字が刻まれている

いわゆる10Aのヒューズだが日本のヒューズでは両端側面には無くガラス管と同面金属部分に刻印されている

このヒューズはUSA製?の「$#&%\」という読めないメーカーのモノだった

ということは、このBeckは35年前に新車で購入したが35年前のまま今日まで耐えていたことになる

よくぞ生きていたとビックリするが、そもそもヒューズの切れた原因を探さなければ、また切れることになる

思い当たるのは当日の軽四が割り込んできた時、警告でホーンを長めに鳴らし続けたことが電流に負荷が乗ってヒューズを切ったのではと推測している

ただ、そんな理屈が電気理論として正しいかどうかは浅学の自身は何とも言えない

まぁそれは良しとしてBeckの電気類は復活したがヒューズ交換の為に運転席の裏側に潜るには頭を逆さ向けにして奥まで潜らなければ作業はできない

お陰で作業が終わった時は血が頭に昇って少々クラクラ気味で気持ち悪くなるが、スイッチ類のカスタムを35年前に丸一日かけてとは、よくやったものだ

今では歳の事もあるが絶対やりたくない作業だ

今回は軽四のドライバーを威嚇するほどにホーンを鳴らし続けた大人げない所作にBeckの守護神が自身に忠告されたのだとしておく

そしてガラッと変わって晴れやかな話題として、明くる日の日曜日はT-PADDOCK630三重支局長の長男、自身の孫にあたるタイチが阪奈道路近くの「ライダースパーク」で今年初戦のレースに出走した
排気量も65ccに上がっていたが、走行中の排気音は65ccとは思えない、なかなかのレーシーな2スト音で見ている方がドキドキさせられた

レースはヒート3の三戦を走り、その総合得点で勝敗が決まる

そのレースの一コマで
逆ハンを切りながらジャンプする孫のタイチ(大会のカメラマンの画像を借用)

果敢にバンクのついたコーナーを疾走する孫(大会のカメラマンの画像を借用)

それを応援する三重支局長

孫のバイクは
65ccだがフルチューンをかけられたレース専用車

チャンバーもレーシングチャンバー
音と速度を確認していたが125㏄と見間違う迫力と速さだった

その孫のタイチは
あどけなさも残る、まだ小学2年生だが3年生の先輩を抑えてヒート1ではトップでゴール

2戦目のヒート2では惜しくも2位

このまま3戦目も同レベルでゴールすれば優勝も目前だったのだが、ヒート3では大転倒で一時は最下位まで落ちたが、そこから怒涛の追い上げで7位?だったか・・・

結局は
総合2位でレースを終えた

2023年幕開けの初レースで2位とは幸先のいいスタートを切ったと思うが、これから大きくなるにつれて危険度も大きくなる

とにかく大きなケガをせず無事に過ごしてくれたらと願うばかりだが・・・

そして当日は
今年の始めにオフシーズンの冬場は乗れないNSUのガスタンクを三重支局に出していたが孫のレースで阪奈に来たことから修理をして、ついでに持って来てくれた

仕上りを「綺麗に仕上げた見た目より絶対、漏れないようにして欲しい」と依頼した
仕上りは全然問題ないレベルだ

画像のこの箇所は東大阪の職人さんの溶接でも何度もガス漏れが起きるぐらい難しい溶接になるらしい

さてH●Cの方が以前、支局長の技術を見て「このフレーム、誰が溶接した?」とビックリされたようにNSUのタンクにも活かせられたのか・・・結果が楽しみだ

だが、もう一か所
側面に微妙な漏れが生じるところはタンクの厚みが2mmあるかないかということで微妙と聞いている

だが見た目は東大阪の溶接屋より格段にキレイに仕上がっている

どちらにしてもプロの職人技には感服するが、自身のバイク屋ごっこレベルでは到底比較の対象にもならない

今のT-PADDOCK630のお遊び作業は
いまだにセルペットに掛かりッ切りだ

走行テストで不調の原因は「キャブレターの油面位置だ」と、当ブログの2週連続で記している

だが、油面位置の特定にあと0コンマ何ミリ単位の詰めで苦戦中である

それ以外に先週、T-PADDOCK630に遊びにきた「近所のおっちゃん」になりつつあるIsh〇さんがガソリン漏れの箇所を見つけてくれた

それは非常にタイムリーで嬉しかったのだが、その原因の方が大いに問題なのである

それはガソリンタンクのコックのOFFが効いてないのである

なので上画像のようにタンクを外してコックをバラさなければならない
バラシてみたがレバーが抜けるぐらいで、あとは一体物だ

一先ず開けてみたが中からシールテープが巻かれた残骸とゴミが出てきた

見るなり「そらぁ漏るわな」

問題はシールテープに代わる漏れを止める何かを見つけなければならない

「う~ん・・・」

まだまだセルペットの快調な走りを堪能できるには時間がかかりそうだ

T-PADDOCK630 T/Tatsumi

2023年1月19日木曜日

『Bike in the sky』#320 Bike in the skyは基本中の基本の中にあった

前号ブログの最後で「家電(いえでん)しか通信手段のないHin〇さんの安否が心配だ」と記した

そのあとの先週の日曜日は自身は月ヶ瀬に行った

気温も10度近く春を感じさせる天候で月ヶ瀬ライダーは、それなりに集まっていた

しかし当日の月ヶ瀬の天候は暖かめではあったが深夜の雨のせいか路面はけっこう濡れていた

自身は路面の状態は予測できたので・・・
乗り出したバイクはマルチユースのシェルパで参上した

そして着くなり毎度の”たわいのない話し”だが、今回は「主語と述語の成り立ちで会話が成立している」と・・・

それが何の話からか、そんなことで盛り上がり自身の老化防止の一助になった

と、そこに冒頭の安否を心配していたHin〇さんがやってきた
「おー、生きてたんや!」と会うなり自身は開口一番

そして「電話かけたけど返信ないし、メッセージも入れたけどそれも反応ないし・・・」と続け様に話す

すると・・・

「アッ!すんません、返信忘れてました・・・」だった

まぁ生きてて良かった話だが、Hin〇さんの超マイペースには驚かされる

要は前号ブログではセルペットのプラグでお尋ねがあったのだがHin〇さんもセルペットを買われたらしい

そのセルペットのプラグの番手の問い合わせだが現行のバイク用プラグではセルペットの特殊プラグが無い事は伝えた
上画像の左のB-4と記されているプラグが現在、自身のセルペットに元々ついていたプラグだ

そして右のプラグが一般的に現行で販売されているネジ部が短いショートタイプのプラグだが比較すると電極部分の僅かの長さが高いのがわかる

この現行のショートタイプのプラグではセルペットに装着すると、自身も取り付けてゆっくりピストンを動かし、チェックしてみたが僅かの高さでピストンに当ってしまうのだ

このピストンに当たる話をHin〇さんに電話で伝えていたらHin〇さんはホームセンターに行ってプラグを見つけたとのことだった

聞くと、なんと芝刈り機用のプラグが使えるとのこと

それを聞いた自身は、「まさか芝刈り機用が合うとは・・・」と露ほどにも浮かばなかった

まぁ、こういった情報も月ヶ瀬のコミュニティがあるからだろう

機会があればホームセンターに行くことにしよう

だがT-PADDOCK630のセルペットでは先週から未だに不調続きで心当たりを再度一つひとつ手を加えて再調整をしている

そして残った課題の一つで今回は点火時期もキチっと合わす
上画像下に映る青い円筒形のライトが「タイミングライト」と言われ、このライトをエンジンをかけてフライホイルに照射する

するとストロボ効果でポイントが開いた瞬間(=プラグの点火時)をホイル側とケース側の合いマークで確認することができる
上画像はエンジンがアイドル状態だがフライホイルが回っていてもストロボでホイル側面の矢印が真下に写っているのが見える

その矢印と矢印先のクランクケース側の合いマークの位置が合ってれば点火タイミングが合っていることになる

そして、この状態でアクセルを回しエンジン回転を上げていった時、ホイル側の矢印位置が回転に合わせて進角すればエンジンは正常に作動しているとなる

結果的にはアイドル状態で数度ズレていたがポイント台座を若干、修正することで合いマークは合った

これで組み上げて再度、走行テスト

結果、スタートはゆっくり発進し中速まで引っ張って2速に入れると愚図り、3速にギアを入れると愚図った状態から間が開いてからググっと加速しだす

「う~んんん・・・」

これで原因は確定した

それは一つひとつ疑わしい所を解決していって残るところはここしかない

そういった感覚で間違いなくフロート内の油面の高さが高すぎると結論を出す

そして、またエンジンを下ろして
この1963年のセルペットのキャブ調整はエンジンを都度都度下ろさないと作業できない

とにかくメンテナンス性がスコブル悪いのが玉に瑕なのだ

だが、このセルペットの調子を出すのに既に3,4回はエンジンを「下ろしては組んで」を繰返している

お蔭で、「バラす組む」に慣れてきたと同時に、ちょっと楽しくなっている自身がいるのに気づいた

そして本題の油面調整だが
この画像は初めてキャブレーターを開けた時の画像なので、こってり汚れている

このチャンバーに溜まるガソリンの上面が油面位置なのだが・・・

こちらの画像も同様に初めて開けた時のものだ
今回の油面の調整は上画像のフロート位置を修正して油面を下げる作業なのだが、症状からして2~3mm油面を下げたい

即ち上画像の左右フロートを繋いでいる真鍮の渡しの真ん中にあるクリップを拡げ、その下にあるフロートバルブが速く閉じるように調整する作業なのだ

元々は油面調整の定石とした位置でセットしたが症状からしてクリップの拡げる幅は1mmそこそこ

この作業はクリップを少し拡げてはキャブを仮組し車体のガスタンクから出ている燃料ホースを直接キャブの注入口に繋ぎ燃料コックを開け数秒の間をおいて、またコックを閉じる

そしてキャブ本体からフロートチャンバーを開け油面を確認する

これを油面の目標位置になるまで繰り返すが2,3回のチェックで決まった…と思う

どちらにしても大変面倒くさい作業だ

そして、サクサクっと組み上げ再度、テスト走行

エンジンは一発で始動

アイドリングは安定している

アクセルを数回、あおる

「ギャ~ン、ギャ~ン、ヴォ、ヴォ、ヴォ、ギャ~ン、ギャ~ン」

「なんかエエ感じちゃうん」

で、実走テスト

T-PADDOCK630ガレージから近所の1kmほど走ってみた

1速に入れ、少し引っ張って2速に入れ、3速に入れ最高速は約60km/h!

明らかに改善した

ただ100点満点とは言えない

チェンジ毎に若干の愚図りが少しある

だが採点は85点というところだ

「今日はこのぐらいにしといたるわ!」で自身も疲れた

だが今回の前号以前から続くセルペットの整備は約60年前のバイクということで走る原理が非常にシンプルであることだ

よって基本中の基本の作業で、その基本をキチっと、こなすことでバイクは応えてくれる

今時のCP搭載の電子部品が多い乗り物と違い原因が絞り易い点は「Bike in the sky」の由来となるバイクの楽しさを教えてくれる

結果としては「乗ってて楽しい」となるのである

そんな話は先週のT-PADDOCK630へのお客様とも共有できた
伊賀市からお越しのTuf〇さん御夫妻

Tuf〇さん御夫妻とは、お付き合いは相当長くなってきたが相変わらず仲良くして頂いている

このTuf〇さんは画像のCB750とW1S、そして昨年にはXS1も購入され、新たに自宅ガレージも3台が余裕で並べられるスペースも確保されてと充実したバイクライフを楽しまれている

自身と同様、仕事もリタイアされ整備スペースも相まってバイクライフが更に充実されている

なので平日でもツーリングを兼ね、T-PADDOCK630でバイク談議でひと時を過ごして頂ける

でも奥様を乗せ、常にバイクで一緒に出かけられるという方はバイカーの中でもグッと少くなるだろう

羨ましい

この奥様、自身は「タマちゃん」と気安く呼ばせて頂いているが非常にかわいらしい奥様なのだ

だが、このタマちゃん、ゴルフをさせると・・・

それは、またいつかの機会で!

T-PADDOCK630 T/Tatsumi

2023年1月12日木曜日

『Bike in the sky』#319 情報も伝わらないことがある

新年が明け早くも半月が過ぎようとしている

であるのに昨年からのT-PADDOCK630内のバイク達の愚図り様は収まる気配はない

特にその筆頭は最も新参者のこいつだ

昨年4月に来た1963年製SUZUKI セルペットだがT-PADDOCK630内では、まだルーキーだ

にも拘わらず先輩バイクを差し置いて我が儘を言いたい放題なのだ

会社組織で表現すれば採用時の面接では思いっきり「お利口さん」を演じ、それに騙されて採用した途端

「そんな仕事、面接では聞いてませんけど・・・」てな物言いで全く「働かない中途採用者」のようだ

実はそんな採用者は現役時代の自社で一、二度あったことを思い出した

そんな話はどうでもいいが採用したからには、こやつの性根を叩き直さなければならない

「分かった!じゃ~君は何をしたいのかな?」と一歩引いて相手の意向を探ってみた

すると「もう歳なんで早く走らなあかんのは嫌なんです!気楽にノンビリ走れたらエエのです!」だった

「そうか!じゃぁ君の配属場所は・・・」てな具合で、1963年当時の2ストの仕様データを調べることにした

ところが、そのデータは意外とピンポイントでは、なかなか出てこない

出てきたところでは燃料の混合比ぐらいだった

購入当初はガス対オイルを40:1で混合し快調に走っていたが昨年晩秋頃から愚図り出し、走行中3速に入れた辺りでは「ブォ、ブォ、ブォ、ブォ~」と吹けなくなっていた

「う~ん・・・なんでやねん!」

で、年明け早々からセルペットに掛かり切りになり出した

そんなことから再度、エンジンを下ろし電気系から燃料系、吸気系等々一通り見直しに掛かりだした

そんな作業に掛かり出したところにT-PADDOCK630に初のお客様が・・・

VWのルポ?だったか、その中でもハイスペックのGTI

自身も欲しいと思ったクルマでお越しの方だ

その初の御仁は
月ヶ瀬信者のKaw〇さんだ

例のBMWのパーツの修復でお手伝いさせて頂いたお礼でのお越しだ

自身は何もしておらず修復したのはT-PADDOCK630三重支局長なのだが・・・

2時間弱の滞在だったがT-PADDOCK630内の設備やらガレージを創る経緯やらで楽しく談笑させて頂いた

で、話を戻すがセルペットの修理は走るための関係するところは全部見直すが症状からして最も怪しいところは、やはりキャブレター
全バラにし再度、大掃除

そしてキャブ内のフロートによる調整で油面を若干上げ下げしてフロート室内の燃料を適正?だろうにセット

ただ上画像のアイドルスクリューやエアスクリューは微妙なガタを感じるが・・・

同時に
キャブからシリンダー内に燃料を送る継手の通称インマニのシリンダー側にシール剤を塗布

続いて
アクセル開度に合わせてワイヤーの動きにタイムラグも微妙にあったのでワイヤー内に潤滑オイルを注入

スコスコを動くようになった

同時に
アクセルグリップ内のスライダーもグリスが経年で劣化&冬場では冷気で固まっているようにも感じる重たさ

故にオーバーホールと新鮮なグリスアップで相当軽くなった

そして次は点火系
ポイントの両面をペーパーヤスリで研磨&クリアランス調整

配線系は
本来なら全線、ひき直して別途製作が望ましいが今のところスパークプラグの火は60年も前とは思えない強い火が飛んでいる

よって最も摺動する電極辺りを作り直して電流の流れを整流化

などなど素人作業としては分かる範囲をやり直した

そして最後に燃料の混合比を40:1から今時の原チャは50:1ということがネットでも出ていた

しかし、少々気になっていたことからセルペット購入先に関与していた三重支局長に問い合わせてみた

すると・・・

「オイルにもよりますが今でも混合比は30:1です」だった

少し間をおいて再度、返信がきた

「調べたら20:1っぽいです」で、さらにさらに会社の旧車乗りの方にも確認をしてくれたみたいで「恐らく20:1じゃないかな」だった

自身は、けっこう旧車には精通している方だと思っていたが、思わぬ化けの皮が剥がれたようだ

そして「さ~て・・・」と思っていた矢先、ご近所のIsh〇さんが・・・

「まいどォ~」とT-PADDOCK630にきた

思わず「え~とこに来た」と心の内で思っていたところだったが

Ish〇さんが着くなり「セルペット、調子どう?」と尋ねてきた

自身は50:1で躊躇していたので、その旨を伝えると・・・

「いや50:1はあかんと思う。20:1か30:1でないと危ないで」だった

やはり三重支局長と同意見だった

ただ40:1で昨年の春から晩秋にかけて近所界隈だが100km近くはギャンギャン走っていた

時には最高速に近い60km/hでも気持ち良く走れていた

でも、いろんな声から「たまたま走れただけでは・・・」と不安が過ぎり混合比を変えることにした

ここまでで思うことはバイクに限らず機械もんは人とのネットワークは非常に重要な要素だ

今回の混合比では特に、そう感じる

今や乗り物は電気だけで走る時代だ

2スト車は70年代前から既にオートルブで機械の仕組みの中で自動的に混合油にされ走れるようになっていた

自ら混合油にして走る乗り物は今や化石車だ

だが、そんな情報もバイクを通じた友人から教示頂ける

その情報では
先日の連休中の月ヶ瀬に、またもやBeckで行ってきた

その際、手前に映るケーターハム・セブンのTog〇さんに会ってきた
月ヶ瀬の猛者が、なにやらセブンを覗き込んでいるが、この面々はバイク以外にもいろいろ興味を示す、言わば子供のまま大人になったメンバーなのだ

それ故、いろんな情報を持っている

そのBeckできた当日の月ヶ瀬詣でに向かう往路では、こんな形でBeckが撮影されていた
バックミラーに写っているのかと思いきや実はリアのドライブレコーダーから送られてくるモニターなのだそうだ

もう自身には付いて行けない世界に入っているようだ

このドラレコはファミリーカーではなくアルファロメオのフェラーリのようなスタイルの4Ⅽ TSIに搭載されているのだ
この4ⅭのYam〇さんも情報通だ

また別の日には同じアルファロメオでも
同じく月ヶ瀬だが、先のセブンのお友達でMor〇さんが乗って来られたアルファロメオの1960年代のスパイダーだ

パッと見た瞬間「カルマンギアか?」と見間違おたが・・・

このクルマのオーナーさんも、なかなかの拘り様で上の画像のホイルの材質は鉄やアルミではなく純粋のマグネシウムのホイルを探されて装着されたとか

また運転席周りも
相当な労力と執念で綺麗に仕上げられている

ここでも自身は「このパーツは何処で手に入れましたん?」と、いろいろとお尋ねしてご教示を頂いた次第だ

今年もあらゆる人の助けで一年を過ごすことになりそうだが自身からお役に立てる情報は非常に少なく情けなくなる

だが、奇遇なことにこんな情報の少ない自身にも問い合わせがきた

それは一昨日の夕刻、自身の携帯が鳴った

「もしもし、Hin〇ですが、ちょっと教えて欲しいのです」

自身は「えッ?どしたん?」

「いや、タツミさんとこのセルペットで聞きたい事がありまして・・・」

「えっ?セルペットの、なんなん?」

「いや、プラグの番手を教えて欲しいのです。実はタツミさんがセルペットは頭が短いプラグでもピストンに当るって言うたはりましたやん」

「おー、それがどないしたん?」と聞き返すと

「2ST用の頭が低い(短い)番手のプラグでエンジン掛けたらコンコン当たってる音がしますねん」

「で、開けたらピストンの頭に傷が付いていて・・・」だった

「そらぁ、あかんわ!セルペット用のプラグは現行の一番頭が低いモノから更に電極の高さ分くらい低い、今では特殊なプラグやわ」と返した

で、品番を教えて欲しいとの事だが今すぐは分からんので「確認して折り返しメールしとくわ」と返したが

「アッ!Hin〇さん、携帯持ってなかったんやね!そしたらこの電話に留守電入れとくわ」で
終わったが・・・

明くる日、Hin〇さんの家電に留守電を入れておいた

だが、その後Hin〇さんからなんの連絡もない

「え~、まさかこの寒さで凍死してるんとちゃうのか・・・」と少し気になっている

今時は情報はネットワークさえあれば、いとも簡単に手に入る時代だ

だがHin〇さんに関しては安否確認も容易ではない

どうか生きてて欲しいと願うが・・・

T-PADDOCK630 T/Tatsumi

2023年1月5日木曜日

『Bike in the sky』#318 有事の備えが必要な今年

2023年

店頭販売を生業としている所を除いた一般企業は早いところでは昨日の4日から既に仕事が始まっているらしい

だが大企業の仕事始めが遅いところでは来週の10日からが開始のようだ

仕事始めだけで一週間近くも差があるとは、自身には全く関係無くもない話だが2023年も企業をはじめ格差が生じそうだ

だが今や、これらの社会事情も自身は他人事のように眺めている

唯一、他人事ではないのが自身のライフワーク?と化している月ヶ瀬事情は他人事ではない

今年は元旦から月ヶ瀬初詣に出かけた
元旦の朝10時前の様子だが1台のバイクどころか人っ子一人いない月ヶ瀬お茶屋前だ

元旦ゆえか、誰もいないとは・・・

少々寂しくなったところに月ヶ瀬信者のライダーが一人、二人と・・・
「まったり林道部」主事のShim〇さんと同メンバーのケニーさんがやってきた

年始の挨拶を交わして、ひと時を過ごしたがライダーの少なさに侘しさを感じた

だが今年の正月だけの話しではなく、この月ヶ瀬も一昨年辺りから「高齢化」が進んできているのではと感じることは少なくない

昨年の正月4日は

やはり少なかった

手前のバイクは自身のボバー風CL77だが、その2台奥の黄色のBMWは昨年末に事が起き現在不動のKaw〇さんのバイクだ

上の画像は昨年の正月4日撮影だが、なぜか今年の正月3日に、もう治って走っているではないか
3日の般若寺セブンの駐車場にいた

だがオーナーはKaw〇さんではなかった

最初はKaw〇さん?と、ちょっとビックリしたが最近月ヶ瀬でちょくちょくお見かけする方だった

この3日の自身は元旦のリベンジで再度月ヶ瀬に行こうと円成寺付近まで行ったが道中、路面が怪しくなってきた

ところどころ路面にピカっと光るところや進行方向に立て筋の霜のような氷のような、思わず身構えるところがチラホラ

極めつきは円成寺手前の幾つかの池の表面を見た時だった

薄っすらではなく完璧に表面がパキっとした感じで凍っているではないか

「アッ!これは無理!危ない!撤収だ!」

で、般若寺セブンに引き返してきた次第だ

ここでコーヒーを飲みながら一息入れている時に上述のBMWのオーナーさんと談笑していた次第だが当日の円成寺辺りの路面の様子をお伝えして自身は帰路に着いた

そして、明くる日の4日に月ヶ瀬で再び、このBMWオーナーさんにお会いしたら昨日は・・・

「あの後、ご忠告に通り30分ほど間をおいて月ヶ瀬に向かいましてん!」だった

無事で何よりだ!

再三、語っているが自身も月ヶ瀬お茶屋手前の橋の上でCB750で凍結転倒を経験している

その怖さは初対面のライダーであっても同じライダーとして伝えるようにはしている

で、昨日4日の自身は月ヶ瀬には4輪で行くことにした
4日目も、やはり月ヶ瀬は少な目だ

前日が路面凍結をビビって引き返した経緯から、この日はBeckで、それもオープンでだ

「冬場にオープンとは・・・」と、けっこうな割合で驚かれることがあるが夏場のオープンの方がよほど堪えられない

冬場は少し厚手の「ピーコート」にゼロ戦隊員のような耳当てがある「飛行帽」を被れば寒さは十分凌げる
その当日は5,6名の隊員?ではなく月ヶ瀬信者が来ていたが10時半過ぎには誰もいなくなってしまった

上の画像奥に写る黄色のBMWが前出のオーナーさんで先ほどの話しを伺った

この2023年もいよいよ始まった

しかし2023年の予測として各ビジネス誌や新聞等でも厳しい内容で取り上げている

総論で言えば「『有事』に備えよ」だ

今年のこの有事とは「いろんな事が起きること」なのだが・・・今年は心配事が尽きることはなさそうだ

各紙は「最悪の事態を想定し備えねばならない」としている

ちょっとビビる表現だ

だが、そう言われても「う~ん・・・何を、いつまでに、どう備えねばならないのか」だろうか

一先ず自身が備えられるとしたら次の乗り物探しは休止だ(対策のレベルが低い)

それよりも、このバイクのガソリンタンクの修理が先だ(もっとレベルが低い)
3月までは乗れないバイクなので、冬場のこの2カ月間で修復ができれば「有事には備えられる」

「うん?有事を履き違えている?」

またもや人様の警告を無視している無責任なジジィが今年も健在ではないか

しかし今までのように冗談にしている場合ではなさそうな雰囲気だが・・・

T-PADDOCK630 T/Tatsumi