2023年7月27日木曜日

『Bike in the sky』#346 熱い想いと暑い思いの狭間で・・・

暑くて堪らんのおぉ~

からだが溶けそうじゃぁ~

そんな酷暑の昨日26日はCB77の月命日

その5か月前の2月26日はCB77が逝った日になる・・・はずだった

その逝った日になるはずの転倒直後のCB77
そのCBはフロントを中心に大破していた

また、このCBの撤去では月ヶ瀬早朝メンバーに大変お世話になり、未だ感謝しかない

そして転倒で気落ちしていたことから「もう廃車か、手放そうか・・・」と考えていた

だがガレージに持ち帰り、日が経つにつれ、CBを眺めていると何やらCBが唸っている

「私は死んでません!まだ生きております」と言ってるような・・・
こんな状態で聞いた「私は生きています」の呻き声

その声が聞こえたかは不明だが自身の心根は「無」の状態で、おもむろにホースからキャブにダイレクト、ガソリンを注入していた

そしてバッテリーを繋ぎ、セルボタンを押していた

セルは回り出し数秒のクランキングで「ブォ、ブォ、ブォ、ブォ・・・ブォ~ン、ブォ~ン・・・」とエンジンは始動した

で、即、エンジンを切りCBが「瀕死でも生きている」ことを確認した

「これではキチっと治して助けてあげねば・・・」と手術に掛かった次第だ

そして数か月が経ち・・・
フォークカバー等の塗装も上がってきて

純正シートの取付状況も確認し

オークションや知人からのパーツ供給もあり、なんとか形にはなってきた

そして、いよいよ・・・

これがCB77の今の現在地だ
以前のレーサータイプではないがオリジナルのスタイルも悪くない

最も損傷パーツで苦労したのがフロントフェンダー
損傷したフロントフェンダー

オークションでも後期型のフェンダーはなかなか見当たらず、かと言って元のフェンダーを修理にするにも、上画像のような加工硬化状態での板金複製は手間ばかり掛って嫌がられる仕事だ

でも、その仕事をしてくれる業者を見つけないと・・・と思ってた矢先の先日

奇跡が起きた

そのフェンダーが知人を通じて手に入ったことは再生に大きく影響した

フェンダー入手後の作業は
大きく歪んだヘッドライト一式

そして新しいライトケース
同時にポジションスイッチ等も交換し配線もこの際、アーシングの導通度を上げる為、ひき直し

当然、ヘッドライト側のリム部やライト部も新品同様の在庫パーツをゲット
一見「オッ、サラみたいや」だ!

フロントウィンカーも
左右ともにレンズからボディまで破壊、もしくは歪んだ状態だった

このパーツは
昔にCLを購入時、純正新品パーツをストックとして保存していた

CBのウィンカーはリプロ品として他の旧車でも人気のパーツだ

自身のCBも純正新品のウィンカーは万が一の為に保存した状態でリプロ品を使っていた

その万が一が起きて純正ウィンカーの出番となった

早速、着けてみたが・・・
さすが純正!

ヘッドライトケースに取り付けを試みて分かる純正観だった

例えばウィンカー側の雄ネジはヘッドライトケース側の雌ネジ部にピッチ、長さとも適寸にされている

また細かいところではウィンカー本体からの配線が丁度良い適寸で、リプロ品のような余分な長さでカットの必要はない

また極め付けは左右で配線色が違い車体側の配線色と合っていることだ

まぁ、こういった領域は言葉は悪いが「オタクの趣向」だが・・・

しかしキチっと合えば確かに気分はいいものだ

こうして組んだところでターミナル線を電源のバッテリーに繋ぎ全灯火系等を点灯チェック
当初は配線ミス等で「おや?」という箇所もあったが・・・

一応、全ての灯火系は点滅、点灯はクリア

そしてホーンもセルも正常に機能している

その次は、いよいよ最終段階で右ステップの歪みを修復できれば、一先ずは乗り出せるところまでは来た

死んだと思っていたCB77だったが、結果的に意外と軽症だったようだ

だが修復が完成しても、実際に一般道で発進、加速、停止、そして曲がる等のテストでダメ出しをしないと何とも言えない

このCB修復が終われば次は、あの面倒なセルペットが待っている

セルペットの今の課題はプラグに火が飛ばない

この件では先週に「オートレストア・コマツ」さんに伺いイグニッションコイルの件で相談にのってもらったが求めていた解は得られなかった

その後、コマツさんに同行してもらったHin〇さんが先週金曜日、T-PADDOCK630にコイルやダイナモ一式を届けてくれた
IGコイルだが現状実走車より、わざわざ取り外して持ってきてくれた

ホンダのカブ等であれば簡単に取り外して・・・となって「助かるわ」ぐらいの言葉が出る

だがセルペットから取り外すとなると、そんな社交辞令程度の言葉では済まされない

この難儀な件は当ブログでも毎々あげている

キャブ調整だけでも場合によってはエンジンを下ろさなければならない

そのエンジンを下ろすにはエキパイも外さなければならない

その過程を踏んでメインフレーム奥に潜む、IGコイルを取り外すのだ
まぁ、こんな状態にしないと軽整備もできないとは・・・

そんな事を経てHin〇さんは、さらにエンジンからダイナモ系一式とブレーカー一式も外し、念の為と言うことで持って来てくれた
たしかに IGコイルが原因でなければ当然、どんどん電源に近づきブレーカー、ダイナモへと疑いが向けられていく

さて、セルペットも息を吹き返す日が来るのか

だがこの暑さだ

今日の大阪は日中38度になるとのこと

ジジィのカラダが暑さで溶ける・・・いや暑さで、さらにボケる・・・

急がずボチボチと前に進めよう

T-PADDOCK630 T/Tatsumi

2023年7月20日木曜日

『Bike in the sky』#345 ジジィの悪だくみ

先週からの異常な暑さで自身の脳機能はパンク寸前だ

そもそも老化による影響で既に脳機能が衰えているところに、さらにこの暑さだ

だが自身の自慢の一つに昼食後の昼寝は70歳超えても若い時から、ほぼまったくと言っていいほど経験したことがなかった

ところがここ最近、昼食後に30分から1時間弱、知らず知らずの内にリビングのソファーで口を開けて寝てしまっているらしい

なんとも・・・

まぁ無理をせず気楽に暮らすとしよう

その気楽な日常でT-PADDOCK630に激震が走る事件が飛び込んできた

それは先週土曜日、夜の9時半頃、自宅のドアフォンがなった

出るとお向かいの方が「今、タツミさんとこの前に若い女の子が原チャを止めっていったで」と教えてくれた

確認すると自宅前、確かに怪しい原付Ⅱ種が止まっているではないか

そして、その原チャを繁々観ていくと、メータの上にまたまた怪しいメモが貼られている

そのメモが上の画像だ

「バイクを修理して欲しい」とある

早速、記載の番号に電話をしてみると・・・

電話の呼び出し音が聞こえるだけで相手は出ない

仕方なく留守電にメッセージを入れて相手からの連絡を待つ

明くる日になって連絡があった

相手はどう聞いても若い感じだが、今時の?口をちゃんと開けて喋らない?口籠ったような喋り方をする?

女の子だった

そして原チャを置いていった経緯を確認したら

奈良まで原チャで遊びにいった帰り、阪奈下りで突然ブスブスいい出して止まってしまったとの事

そこで、Googleマップでバイク屋を探したらしい

すると近かったのがT-PADDOCK630だったことで押して来たと言っていた

この段階では相手の素性も分からない上に、あまりにも常識外れな行動

さらに改造しまくりの怪しい原チャ

よって「この原チャは修理はできんから引取りにきて!」と突っ返す

そして明くる日の夕方5時頃、なぜか二人連れの女の子が引取りにきた

聞くと大阪の十三から来たとの事で3度ビックリだ

外見で人を判断するのは大人として問題だが歳の頃は二人とも高校生ぐらいだろか

頭は超金髪と、もう一人は濃い目の茶髪に染め上げられていた

いわゆるヤ〇キ〇風だ

当初は偏見も確かにあったが、その子たちは外見とは裏腹で受け応えや態度は礼儀正しく好感は持てた
そして問題はバイクだがキックペダルもない

そのキックの存在も知らなかったようだ
またエンジンのマウントボルトは長さが違うモノで締められており、ネジの胴部が頭から10mmほど車体からはみ出した状態で使われている

またバックミラーもガムテープでホールドするグルグル巻き仕様
とにかく随所に怪しいところが満載なのだ

極めつけは写真を撮り忘れたが前後のタイヤがツルツルでパターンが消えたスリックタイヤ状態

特に後輪は表面のゴム材が、ところどころ擦り減ってカーカス材が剥き出しているではないか

その状態で乗ると、どれだけ危険かを話すと、やっと理解したようだが今まで全く気にもせず乗っていたようだ

そんな状況で十三から来た女の子を追い返すのは忍びなかったが当T-PADDOCK630は整備ライセンスは取得していない

ある程度、修理をしてあげたとしても、もし事故った場合、その女の子の取巻き達がクレームをつけるかもしれない

よって他のバイク屋を当たる様に薦めたら早速、ネットで調べ近くのレッドバロンに行きますとなった

そして二人と原チャを見送るわけだが・・・一人の女の子が・・・

「預かってもらった上に危ないとこも教えてもらったり、いろいろご迷惑をおかけしてすいませんでした」

と、礼儀正しくちゃんとしてるではないか

「おっちゃんとしては何んもでけんで、ごめんなっ」と心の中で謝りながら見送った

「レッドバロンでちゃんと診てもらえたんやろか」と、少々気にはなっている

そんな週末の寸劇のような一幕だった

話は前後するが寸劇の前日には少し蒸し暑かったが月ケ瀬には行ってきた

しかし、毎度の月ヶ瀬ライダーも少なくメンバーは早々と月ヶ瀬から引き上げていった

自身も引き上げの帰路についたが、その道中、前から見慣れた風貌のライダーが通り過ぎた

「オッ!Hin〇さんや!」と、思い当たることがあったのでUターンをして追いかけた

そして再び月ヶ瀬お茶屋前にて

「セルペットのイグニッションコイルの予備、持ってない?」と尋ねた

すると「あるけど取り外しに時間がかかります」とのことだったが即座に別の提案を頂いた

「コマツさんとこに一緒に行きましょか?」

「コマツさんとこやったら帰り道やしコイルも持ったはると思います」

ということで、Hin〇さんと一緒にコマツさんとこに向かった

そのコマツさんは近鉄筒井駅から東に行ったところにお店?工場?廃品回収屋?どれもハマりそうな業種を営まれている

以前から一度は尋ねてみたいと思っていたコマツさんの店?

まぁスゴイところだった

5,60年前の過去にタイムスリップしたようなお店
正面入り口だ

その中の整備場?が・・・
所狭しとレストア中や並べられた古いバイクが20台以上かな

現在は5,6台ほどだったか、並行して作業を進められているとか・・・

その横には
部品取り用やレストア待ちのバイクが何台も、ひしめき合っている

そしてメインの2階、博物館ホールに上がると
昭和の看板と一緒に・・・

ここからは説明が不要なので画像を纏めて一挙掲載







などなどの軽量級の旧車がひしめき合っていた

そして外にも
モンキーではなくカブをベースにカスタムも

このカブカスタム車のシートは着座位置を上下に換えられる可動式だ

またこんなカスタムも
浅間火山レース仕様のレプリカ

当時の臭いが満載でムードは満点だ

またタンクは自作らしい

そして現在、進行形のカスタム車は
パッと見た段階ではスズキのGT750の復活作業のように見えたが・・・

なんとGT750の水冷3気筒は使わず原付エンジンに乗せ換え、前後ハブとタイヤ幅も3インチ以内の細身に換えて登録をされるらしい

想像するだけで笑いがこみ上げるか、はたまた・・・になるだろう

自身とは方向が違うが小一時間の滞在で楽しいモノを見せてもらった

で、肝心のイグニッションコイルの件をお訪ねすると

「私、電気系は苦手で・・・」だった

中華製の新品のコイルは3個ほど出して頂き抵抗値を図るために

「テスター借りれます?」とテスターをお願いすると・・・

「しばらく使ってないので・・・」と仰りながら2台のテスターを準備いただいた

で、新品のコイルを計測するとテスターの表示は全く動かない

そんなこんなの20分少々の時が流れた時

「新品と言うても中華は怪しいからね」とコマツさんが仰りながらコイル2次側先端のプラグキャップを外された

そして再度、テスターを当てると反応はあり抵抗値が表示されるが表示が安定せず計測は断念となった

で、結局、Hin〇さん所有のコイルを借りることになって帰路に着いた

まぁ、これはこれで楽しい時間を過ごすことができ良かったと思っている

とにかく老後はバイクに乗るにしてもバイクをイジるにしても「楽しくないと、あかん!」と思っている

だが、楽しくないこともあるのだ

最も楽しくない作業は以前からもどうしても好きとは言えない、やはりタイヤ交換作業だろう

特に旧車はチューブを使うタイプが多く、新しいタイヤに履き替えさせる時が最も気を使う

要はリムに新しいタイヤの片側ビードをはめ、もう片方からチューブをタイヤ内にねじれない様、押し込める

問題はここからだ

2本のタイヤレバーを使い、チューブを入れた側からタイヤのビードをリムにハメて行くのだ

徐々に徐々にタイヤビードをリムにハメていくがハメる作業が最後の段階でレバーの動きはグッと硬くなる

この時が最も要注意なのだ

リムからタイヤレバーが外れないよう、この辺りでレバーをリム内に押し込むか

またはレバーの先端を逆にしてフック状に変えるか

どちらにしても、そこから力任せでタイヤビードをリムに入れた時、ヘタをすればレバーの先端でチューブに穴を空けてしまうのだ

過去に何度かチューブに穴を空けた経験はあるが、このやり直しの作業は最も気分的にも疲れる作業だ

そのタイヤ交換作業が今週の仕事だ

日々の雑用やらの仕事?でもガレージに籠るとスイッチは入る

今週は先週に発注を忘れていたCB77のタイヤが届いた

早速、嫌なタイヤ交換作業だが真っ先に確認したのが

届いたタイヤの製造年月の確認

今年の10週目の製造とある

すなわち今年3月初めの製造となっているが、皮肉なモノでCB77で転倒したのが2月の末日だった

ということはタイヤ屋からは自身の転倒を確認してから「お届けにあがりました」と言われているような気分になる

思わず「転ける前に届けてよ!」とでも言いたい気分だ

CBのタイヤの事では、まだまだ引き摺りそうだ

そして、そそくさと交換作業は終わった
TT900は比較的、ゴム質は柔らかいと思っていたが久々のタイヤ交換

「記憶違いか?」と思えるほどビードをハメる時は硬かった

ここにも加齢の影響は出たのか、要した時間は3,40分も費やしてしまった

そして交換の終わったタイヤに空気を入れるが空気圧は一般的に2kg/㎠だ

だが自身はタイヤ交換直後は4kg/㎠~5kg/㎠ぐらいを入れる

この高圧で30分から1時間を堪え、空気圧が全く落ちていなかったら100%チューブに穴は空いていないことが確かめられる

以前に2kg/㎠の空気圧でタイヤ交換が終わった時、明くる日に確認すると微妙にタイヤがヘタっているように見えた

「うん?水に浸けて穴あきの有無もムシ(タイヤバルブ)もチェックしたのに・・・」

で、ゲージで測ってみると1kg/㎠を切っていたことがあった

再度、バラシてチューブを水に浸けると非常に微細な泡が出ている箇所があった

それはチューブを見ればすぐわかったがタイヤレバーで突いて穴を空けていた!だった

そしてCB77のフロントタイヤ交換も終わり、リムの振れ修正も終わった

あとはフォークカバー、ヘッドライトケースの塗装が終われば一先ず組立られ仮走行は出来る手前まで来た

そこに携帯が鳴る

「塗装、終わったで!」

なんとグッドタイミングな連絡だ!

それはフォークカバーとヘッドライトケースの塗装が終わった知らせだ

30年ほどの付合いになる旧車仲間のSe〇君だ

当初、持ち込んだ時は「半年待ち」と言われた

「ジジィをいたわると思って早めてや!」とお願いすると笑とった

何も言わず笑うだけで2週間ほどで上げてくれた

やっぱり歳いくと得することもあるもんだ!

「ということは、この手は他でも使えるじゃん!」

「アホか!このくそジジィ!」と聞こえたような・・・

T-PADDOCK630 T/Tatsumi

2023年7月13日木曜日

『Bike in the sky』#344 老後のパラダイスとは

ブログネタがない

ここ最近、土日の月ケ瀬詣でに行っても雨模様も手伝ってか、一時の勢いがない
先週の月ヶ瀬だが・・・

メンバーも
常連のコアな月ヶ瀬ライダー達だが、10名ほどだ

そして毎度のメンバーも齢を重ねていく

それは自身が年老いてきたから、そう感じるのか

とにかくネタがない

そう思いつつも・・・今週も自身の老化防止のブログを書き記すとしよう

今週は整備作業でベック、CB77、セルペットなどなどだ

その中でも急ぎはベックとCB77に絞る

先ずBeckだが、予てより問題だった特定の10Aのヒューズ切れが頻繁に起こることだ
短い走行距離では当該ヒューズが切れることはない

だが、T-PADDOCK630ガレージから約50Km先の月ヶ瀬お茶屋さん手前の橋の近くで、ここ最近、それも毎回ほぼ同じ場所で切れるのだ

そして帰り際で予備のヒューズに換え、来た道を戻るのだが道中では5kmも走らぬ内にまた切れる

予備のヒューズも、そう何本も持参していない

よって帰りの道中、奈良公園手前辺りからは予備のヒューズも底が尽きて危険な状態になる

切れたヒューズの担当はブレーキランプ、ウィンカー、ホーンと対外的に警告系に集中している

よって追突でもされれば過失として当方が罰せられることになる

それ故、ヒューズが切れた緊急の代替手段としてブレーキランプは先ず後続車がいた場合、停止する手前からハザードランプを2,3度点灯させる

ウィンカーも後続車がいた場合、幸いベックは殆どオープンで乗っているため手信号で伝えるようにしている

ホーンは、よっぽどのことがない限り出番はない

というような事を出かける度に行わなければならない

と、なれば乗っている楽しさは半減、いやそれ以上に憂鬱になる

素人なりにヒューズBOX前後をチェックしてみたが、なかなか特定できない

ここはプロに診てもらうしかないと「係りつけのクルマ屋」に持参

そこへ持っていくにも道中は車両の通行量が非常に多い

よって当該の10Aのヒューズは15Aに換えて行くことにした

もし15Aでも切れるとなれば、簡単には乗り出しはできないが幸い15Aで無事にクルマ屋には辿り着いた
このクルマ屋は相変わらずスーパーカーで賑わっていた

少し話は逸れるが、そのクルマ屋でなぜか目がいってマジマジと眺めていたクルマがあった
トヨタのハチロクだと思ったが、何かムードが違う

その違うムードの原因・・・それはホイールなのだ

いわゆる鉄チンと言われるホイールなのだが、今時では大径のアルミホイールが全盛時代

であるのに敢えて鉄チンのホイールに・・・

しかも、その鉄チンのホイールはピカピカに磨き込まれていた

だが自身はムードで「こういった演出は有り有り・・・」と思い眺めていた

そこには、トヨタの商用バンで「プロボックス」というクルマがある

巷では、このプロボックスの車高をラリーカーの様に上げ、車体色も綺麗なオレンジや艶消しブラックにしたりして雰囲気をガラッと変えている

そこに鉄チンのホイールにオフロード用のタイヤを履かせ・・・

「なんとセンスがいいではないか」と唸ったほどだ

それらを見ていた所為だろうか、他のスーパーカーにはさほど惹かれることなく、この86がかえって気になっていた

だが86のような走りを優先するクルマにはムードも大事だが鉄チンのホイールでは犠牲にするものの方が大きいようにも感じる

話をベックに戻して

その86もあったクルマ屋、自身の「ベックの主治医」とでも表そうか25年~30年近くを診察してくれているメカニックのYam〇さんにヒューズ切れの診断をお願いした
Yam〇さんは先ずは頭に血が上る態勢でヒューズBOX周りをチェック

続いてエンジン周りの発電系やらをチェック

そこまでは不審なところは見つからずだった

それ以外を疑うとすると、このベックは既に35年ほどが経っていることから車体内を流れるワイヤーハーネスが痩せて?導通不良になることがあるとのこと

そうなると新品のハーネス一式に換えた方が良いとの事だった

そして「自宅からここまで15Aで問題なかったんであれば、そのまま15Aにしヒューズをリレー式にしてちょっと様子を見るという手もありますよ」だった

であればそのぐらいの造作はW1?だったか?

取り付けた記憶はあった

念の為、取付の簡単なレクチャーを受け早速、換えてみた
またまた潜って頭に血が上る作業だが、下準備ができていれば意外と容易い

そして電流がオーバーロードになればヒューズが切れた状態になり上述の3か所の点灯系等が機能しない

そこで
上画像の赤いリレースイッチを押せば断たれた機能は回復する

だが、リレースイッチがあっても何度も何度もリレースイッチに頼ることになればワイヤーハーネスの交換となるだろう

余談だが、今回の点検に小1時間を要した費用

またリレースイッチと太めの複線約1mの実費の費用

その合計に自身は帰り際「今回の費用はいくら?」と尋ねた

そしたら「いや~、100%治ったとは言えませんから・・・いいですよ!」だった

先週のCBのフェンダーの主に続いて、ここにも自身にとっていい人がいたではないか

そして先月の最後の日曜日

月ヶ瀬までの般若寺経由の50Km、そして帰りの教育大経由の50Km、合わせて約100Kmを走ったが無事、何事も無く・・・

またオーバーロードによるゴムが焼けたような焦げクサイ臭いもなく、走行途中ではリレーの配線に手を当ててみても熱を持っている様子も無かった

一応、一旦解決としておくが10Aのヒューズが何度も切れた事実は原因が不明でそのままだ

次の作業はCB77復活戦のPart4だ

今週は先週末尾に挙げたフロントリムの修正教本を先ず見つけなけばならない

そこで数あるバイクに関わる蔵書から探す
自身は30年ほどになるだろうか、必要と思えるメンテ雑誌を溜め込んでいた

几帳面にも作業内容の必要なページに付箋が付けられている

目的の本を探す為に無駄な時間を節約する工夫として付箋を付けている訳だ

合理的、且つ典型的なA型の人間だ

そしてスポーク張りの教本は見つかった

そして、その教本の内容を確認しておいて良かった

と言うのも、以前に振れを修正した作業は相当以前の話

よって、うる覚えだった為、念の為に確認してみたわけだが・・・

結果、やはり勘違いがあった
「横方向の外側にブレている反対側を締めこんで調整していく」の「反対側」を誤って記憶していた

やはり、うる覚えの記憶は危ない

ただ、「念の為に確認を・・・」と思ったのは冷静に考えれば「おや?うん?」「なんかおかしい」ことに気づいたからだ

そして修正も終わって・・・また何かを忘れている
TT900のフロントタイヤだ

転倒した時に履いていたTT900だが
何度も見ても痛々しい

そして外したのはいいが眺めているだけで、なんか忘れている?

じっと古いタイヤを眺めていて・・・新たなタイヤの発注を忘れていたのだ

「そらぁ、いつになってもタイヤは届かんわ!」だった

早速、オーダーをしたが・・・タイヤの価格が相当上がっていた

まぁ、これは日本経済にとっても致し方無いことで我慢をしよう

次に作業としては
CB77のオリジナルの赤スポシートだ

ガソリンタンクがビッグキャブのせいで若干ヒップアップになっていたがシートを着けてもさほど違和感を感じず、さらに意外と簡単に取り付けられた

ということでタイヤ待ちの為、作業はここでストップ

続いて今週は新たな自身の免許証を最寄りの警察署に取りに行ってきた

分かってはいたが・・・
次回の更新は5年後の2028年になるはずだったのが・・・

なんと4年後の2027年とある

確認はしていないが「75歳までは今まで通りの通常更新が可能」で、それ以降の「75歳からは老人向けの新たなテスト」をクリアしないと更新は不可とされるのか

だが疑問が一つある

74歳で更新した人は75歳までの1年間しか「通常更新」の免許を貰えないのか

マジで齢をとると、いろんな事に制限をかけられてくる、この現実と向き合わなければならない

だが、報道等で知る今時の老人のブレーキとアクセルの踏み間違いで痛ましい事故が相次いでいる

この現実を見ていると、この措置も致し方ないことかもしれない

自身もいよいよ「真の老人」の域に入ってきた

60歳の還暦から70歳を越えた辺りまでの「長いと思った10年あまり」は一瞬で過ぎ去った

「引退してノンビリ好きな事をして余生を・・・」と思っていたこの10年

振り返ってみて、できた事、楽しめた事・・・

あったことはあったが、とにかく一瞬で流れていった

そして70歳を超えて気が付いた時は、身体は思うように動いていない

いかん、いかん!

後世の為にも老後がパラダイスと感じれるような生き方を見せたいものだ

T-PADDOCK630 T/Tatsumi