2020年3月26日木曜日

『Bike in the sky』#174 ちょっと纏まらんなぁ・・・

こんにちは。

世間はコロナウィルス一色で感染が収まる気配はなかなか感じ取ることはできません。

逆に「2020東京オリンピックが1年延期」と報道され「やっぱりなっ・・・」と落胆する気持ちが半分、
そして「まずコロナの撲滅でしょ!」と1年延期を歓迎する気持ちが半分と揺れ揺れの1週間です。

今回も少しでも皆さんが元気になればと・・・いろんな話題をお届けします。

先ずは前号の続きで「T-PADDOCK630にまた新たな乗り物・・・」のお話から!
その新たな乗り物ですが、これを「乗り物」と言えるのかどうかは微妙です!

今から30年ほど前にアメリカから来て当時、巷ではけっこうガレージセールとかで目にしました。

アメリカ生まれの「ラジオ・フライヤー」です。

実は近所の「粗大ゴミ」で捨てられていたのを拾ってきたのですが・・・
発見するなり何の躊躇もせずガレージに持ち帰っておりました。

これにエンジンを付けたり、カートっぽくしたり・・・とカスタムしていろいろ遊べそうです。

そのカスタムで先週の月ヶ瀬には・・・
最近、ちょこちょこお見かけする若い世代のバイカー君でカスタムがお好きのよう!
カブをベースにオーストラリアの「DEUS(デウス)」風カスタムに・・・
なかなかカラーリングといいお洒落に仕上げてました。

因みに「DEUS」のカスタムバイクの一部は・・・こんな感じ!
日本にも原宿にショップがあり元々はオーストラリアでサーファー相手にカスタムを始めたとか・・・

日本でも台場でカスタムバイクなどの世界大会を催すなど精力的な活動を行っています。
そして、先ほどのカスタム・カブのディティールではこんなところにウィンカースイッチを持ってきて楽しさの演出!
アリです。アリです!
ただ、法令では違反になるかも・・・(グリップからスイッチまでの距離で)

また前日の月ヶ瀬は天候も快晴で!
久しぶりに多くの信者ライダーが集まってバイク談議に花が咲きます。

そうこうしている時に・・・
カスタムではないですが、こんな乗り物も・・・
超レアな1960年代後期のFIAT850!

オーナーさんは上の画像、サングラスの森〇さんで他にも同年代のアルファロメオを2台お持ちです。

たしかイタリアンレストランを経営されておられることから大のイタリア好きなお方なのでしょう!?
今、日本ではこの10年ぐらいでFIATは人気車です。

そのなかでも500のチンクは特に人気があり高値相場になっていますが、この850の方が筆者的にはストライクかと思います。
室内のシンプルさが堪りません!

今の時代だから言えることですが乗り物は1960年代の個性溢れる色気が独特です。
速さより、パワーより・・・人間味を感じます!

人間味とパワーで遊ぶモータースポーツにと・・・強引に話題を変えます。

同じく先週にまたまたT-PADDOCK630三重支局長が快挙?です。
「WEXいなべ」にて開催されましたJNCC主催のレース!
今回も10分ハンデの最後尾スタート。
結果は総合7/36位、クラス5位でしたが、いったい何が快挙なのか!?
本人もびっくりの当日の最速ラップタイムを出したようです!

そんな時にT-PADDOCK630本部では先ほどの1960年代での乗り物ではありませんが、ガレージの片づけをしておりましたら・・・
スタンプの日付が「昭和41年7月13日」、1966年の今から54年前のモノ!

いったい、なんなのか?
動力のブレーカー! 箱が超昭和です!
その中身が・・・
なにかオブジェに使えないかなと・・・

また、こんな箱も・・・
「ナショナル」のロゴマーク!松下電工ですが今の社名は?

その中身が・・・
ヤレてますが全て新品のようです!

さらに・・・
またもやナショナルの箱!
箱のサイドには「セパラブルプラグボディ」と・・・
価格が「正価1コ20円」と今ではあり得ない単価!

中身は・・・
これって、現在の「Panasonic」の前身、松下電器の創業者、松下幸之助さんが戦後に発明?して大儲けしたとされる
「二股ソケット」の相方パーツでは・・・

その二股ソケットも・・・
他にも・・・
こんなむき出しなもんも・・・
またこんな三つ股ソケットも・・・
他にも昭和30年代のスイッチ!
同じく昭和の・・・
自転車の警笛ボタンや玄関の呼び鈴(ブザー)のプッシュボタンなどなど!

とにかく出てくる、出てくる!
たぶん筆者の父が工場を経営していた時に予備としてストックしていたものと思われます。

それを引越した時にどこかで紛れ混んだと思われますが・・・

さてどうするか!?
捨てるに捨てられず・・・

ですがこれらのジャンク物もいつかどこかで日の目を見ます。

例えば・・・
これも前回のDucati マッハ1のブレーキ加工に続き今回はチェンジペダルの加工に短めのペダルがお役立ち!
現行Ducati と同じ125mmに収まりました!

と、今回は非常に纏まりのない記事になってしまいました。

次回はもう少し簡潔にお届けしたいと思います。

では!
T-PADDOCK630 T/Tatsumi

2020年3月19日木曜日

『Bike in the sky』#173 コロナの影響か?また増殖している?

こんにちは。

すでに“耳タコ”だと思いますが毎日報道される新型コロナウィルスに関しては感染者の数よりも、それに伴う経済面での
対策をどうするかを考えなければマジでヤバくなる企業も出てきております。

この件に関して私がとやかく言いましても何の解決にもなりません。

それよりも過敏な報道に振り回されることなく各個人が冷静に状況に応じた判断をし対応することが求められると思います。

よってT-PADDOCK630のブログはいつも通りマイペースでお届けします。

まず先週の金曜の月ヶ瀬!
明くる日の土曜日は雨予報でしたので365連休の筆者はこの平日に先取り振り替え休日としてやってきました。

案の定、誰もいなかったのですが天候も最高のバイク日和ということで今年初乗りのDucati mach1にてやってきました。

このマッハは3カ月以上、まったくエンジンすらかけていなかったのですが4,5回のキックで難なくエンジンはかかり
気持ち良く月ヶ瀬に来れました。

そしていつものお茶屋さんで・・・しばらくすると2台のバイクがやってきました。
まったく毛色の違うバイクでしたがお二人とも50歳を過ぎたぐらいの方たちで、その方達から筆者のマッハについてお尋ねがありました。

「何年のバイクですか?」から始まり
筆者が「1965年前後で・・・」とお応えすると
今度は「どこのバイクですか?」と聞かれ
そして「Ducati のマッハ1というバイクです」と再び返答すると
「え~、古いホンダのバイクやと思いましたわ!」
筆者は「・・・・・・・・・・」

まだまだバイカーにはいろんな方がいらっしゃって「これは知ってるやろ!?」などの自己都合の常識や先入観は
自身の“エゴ”だと思い知らされました。

それから3、40分でしたが別の話題でバイク談議を楽しませて頂きました。

そして明くる日の土曜日は案の定、雨!

こんな時は溜まっているバイクのメンテで過ごします。
今回乗り出しましたマッハ1なのですが、購入しましてからずっと気になっておりました左ブレーキのペダル部分が同じく
左キックのアームと干渉することから本体側に逃がされておりました。
よってブレーキを踏む時、つま先をオカマ歩きのように内側に向けないと踏めない状態になっておりました。

ノーマルポジションのブレーキとキックは・・・
FB画像からですがノーマルのペダル、キックは独特な造作物で前述の問題を回避しております。

しかし、当方のマッハはバックステップ仕様!
よって、Ducati 文献を参考に・・・
文献ではバックステップの場合、ブレーキのペダル部分が折り畳める仕様になっております。
理屈では簡単な構造なのですが、いざ造るとなるとなかなかそうは簡単にはいきません。

そこで思いついたのが・・・原チャのキックペダルです。
次にストックのジャンクパーツの中からブレーキペダルを探し原チャのキックペダルを溶接することに・・・
ひとまず溶接して本体に取付ます。
そしてキックペダルが干渉せず踏み下ろせるのか!
ブレーキのペダル部分を内側に畳んでキックを下げると・・・完璧です!
そしてマッハに跨りブレーキを踏みます。

今までとはまったく違う非常に踏みやすい、と言うより安全なレイアウトになりました。

「これで月ヶ瀬に向かう峠でもガンガン攻められるぜ!」って思った矢先・・・
先日のモトGP開幕戦のモト2クラスにて13台抜きで優勝を果たした長島哲太選手!

大感動をしたってことでまたまた南野さんからライディングフォームをイラストにして送って頂きました。

話しを戻して・・・
リターンスプリングもキチっと戻る強めのスプリングに変え、ストッパーも造り直して一先ず完成!

一度、実走で踏み心地のチェックをしてから更なる仕上げに向かいます。

このように上手く機能した時はとっても楽しい作業時間になります!

そして次の日曜の月ヶ瀬
(バイクに乗らないライダーの長門さんのFB画像から)
久しぶりにお越しの山口さんが筆者より先に月ヶ瀬に来られてました。

それもとんでもない重量級のバイクで・・・
BMWの並列?6気筒1600ccのK1600B!

山口さんは元々ビモータなどのレーサー系やスポーツバイクに乗っておられたのですが首を痛められてからは
ツアラー的バイク、いわゆる殿様バイクにシフトチェンジされてはりました。

そして、しばらくお見受けしないと思っていた矢先、殿様どころか国王級のビッグバイクでご登場!

このバイクに筆者は何を語るということはありません。

ただ山口さんが帰り際、このビッグバイクの前に1台のバイクが駐車しており前には進めませんでした。

その時、突然ウィ~ンとモーター音がしたと思った瞬間、このビッグバイクはゆっくり後ろに動き出したのです。

一同「え~、バックギヤあるんや!」と、わ~わ~言うてました。

ハーレーのサイドカーなどは昔から見かけてましたが、まさか2輪状態で、しかもBMW!

意表を突かれました!

とにかく筆者の中にはこのバイクの選択肢はないということだけは間違いありません。

あまりにも重すぎる匂いが満点です。

筆者のこの日のバイクは超軽量の今から65年前のNSU!
Ducati mach1に続いて数か月乗り出しておりませんでしたので出動いたしました。

今、T-PADDOCK630内のバイクでモンキーなどを除いて最も軽いバイクがこのNSUだと思います。

たぶん体重?は100kgそこそこと思われますが今の筆者にはちょうど良さげな車格!

そして何よりも筆者が乗り味の次に大事にしている“アテンション”!

この日も月ヶ瀬から針テラスで・・・
この日の針テラスはいよいよ春を感じさせるようにバイクも増殖しはじめておりました。

ここではいつもコーヒー休憩を30分ほどして帰るのですが・・・

毎回その30分の間にどれだけの方に観ていただいているのかと言うほど凝視に近い見られ方です。

そして、このNSUで来た時の帰り際は非常に恥ずかしいのです!

ヘルメットを被ってから・・・儀式を踏まえてエンジンをかけるまで・・・凄い視線を感じます。
って、言いながらそれが快感!

そして観られてなんぼ!でしょうか!?

やはり乗り物は乗り味とその次に観られることに価値があるのではと!

そしてT-PADDOCK630に増殖した新たな?観られる?乗り物?が・・・

T-PADDOCK630は早々に台数を減らさなくてはならないのに・・・
困ったものです!

ではまた!
T-PADDOCK630 T/Tatsumi

2020年3月12日木曜日

『Bike in the sky』#172 これが月ヶ瀬会議!

こんにちは。

3月も中旬にさしかかり本来なら穏やかに春を迎える季節なのですが今年は世界中に猛威を振るうコロナウィルスの影響で
日本国内は政治、経済両面で自粛ムードが漂っています。

こんな時に“お気楽な”T-PADDOCK630ブログを認めるのは如何なものかと・・・
やはり、ここは自粛気味に記事にしなくては・・・とも思います。

しかし、それではT-PADDOCK630らしくないということで、こんな時こそここは今まで通りに綴っていきます。

先ずはタイトルの「これが月ヶ瀬会議」と言うに相応しい2月下旬頃の画像がありましたのでそれからです。
「梅まつり」が始まった頃ですがまだ寒い中にも暖かい日差しを感じながら長閑に過ごす信者さん達の日向ぼっこの様子!

ベンチに座る信者も暖かいせいか、また歳のせいか、お眠な表情です。

さらにその暖かい日差しが・・・
お茶屋さんのベンチ前で別の信者グループによる立席ミーティングに降りかかって・・・

昨年以前の当ブログでは、こんな様子をお届けしながら月ヶ瀬ミーティングの様子や会議内容などをお伝えしてきました。

最近は少々、目線を月ヶ瀬から外してお届けしてきましたが、そこには常連と言われる月ヶ瀬信者が心なしか減少傾向に
感じることから筆者も体感で月ヶ瀬ネタにマンネリ感を覚えたのかもしれません。

その証左として月ヶ瀬教教祖様が昨年の夏ごろ?から、とんとお見受けしません。

その教祖様は後ほど違う形でご登場いただきます。

話しを戻して改めて月ヶ瀬ミーティング事情を確認しますと・・・

そこにはビジネスの最前線で働く男たちの唯一の息抜きと仲間からもらう新鮮なバイタリティーやエネルギーの補給場所!

これが本来の月ヶ瀬ミーティングの良いところでしょう!?

ここに信者が滞在する時間は平均で2時間ぐらいでしょうか!?
それも非常に“濃い”時間なのです。

そして・・・月ヶ瀬にはまた違う楽しみもあります。

先週の月ヶ瀬に筆者は新たに手を加えたCL77のフォークブーツの馴染み具合の確認で乗り出しました。
当日は気候も春本番を感じさせる天候でCLのフォークブーツも全く問題なく月ヶ瀬には来れました。

その月ヶ瀬に到着した途端、CLを駐車場所に留めるなり目に入った乗り物が・・・
フルレストア?の超極上車、1972年BMWインジェクションモデルの2002tii(通称マル二、ティーアイアイ)

筆者はCLから下りるなり信者さん達と挨拶もせず、そのままこのマル2のオーナーさんと30分ぐらい歓談させてもらいました。

筆者にとりましてはこのマル2は仕事で独立を志した時、街中を走るマル2を見て「いつかは成功して乗ってやる!」と
志しへのモチベーションを与えてくれた思い出があります。

このマル2のオーナーさんもまだお若い45歳前後の造園やガレージ施工の会社経営者でしたが、
やはり仕事のご褒美で購入されたご様子でした。

因みに購入費用は「片手〇〇万円ぐらいですか?」と筆者が言うと「ほぼ・・・」と返事されました。

最近の中級?国産車でも普通にそのぐらいの価格設定ですから、筆者的には仕事の励みになるのであれば断然、
こういうクルマを買った方が仕事の頑張りのモチベーションになるのではと思います!

同様な方が昨年の暮にも月ヶ瀬にいらっしゃいました。
初期型?のHONDA NSX!

この方も仕事を頑張って「いつかは乗りたい!」で購入されたとか・・・
エンジンフードはカーボンに、シートもレース用に換装済みで嬉しそうに語っておられました。

また、NSXの後ろに写る“バイクに乗らないバイカー”の長門さんは長年お仕事を頑張ってこられて退職のご褒美で
ポルシェのケイマンを奥様にプレゼントされた?とか・・・

まぁ素敵なクルマやバイクはどちらにしても仕事を頑張れる糧になるのは、この月ヶ瀬に限っては間違いないでしょう!

また、「仕事を頑張っていつまでもDucati に・・・」かどうかは分かりませんが針テラスでお会いしました御仁。
針では数年前からちょこちょこお会いしてました“どか親父”さん。

このDucati 996が好きで好きで長らくの時を大切に乗っておられます。
既に走行距離も10万キロを超えているとのこと!

今回はDucati のタイミングベルトの交換時期について「どう思います?20000kmで交換って?」でした。

それ以外のメンテパーツの情報も頂きました。
結論は「Ducati のディーラー戦略に乗らんように・・・」でした。

そんなDucati で、またまた東大阪が誇る?イラストレーターの南野さんがDucati 799に乗る片岡さんのサーキットシーンを
色鉛筆だけで描いて送って頂きました。
そして、当ブログ序盤で記しました月ヶ瀬教教祖様の近況伺いでどこで何をしてるのやら!?

それはYAMAHA FZRに乗って・・・
同じく色鉛筆画伯、南野さんのモデルになってはりました。

いったい実在の教祖様はどこに行かれたのやら・・・

しかし、この“暇人”?の南野さん!
色鉛筆だけでこんなに繊細に描けるとは毎回びっくりさせられます。

やっぱり“暇”が大事なのか!?

筆者もやっと“暇”ができたのだが・・・「おまえには無理!」って声が聞こえてきそうな!

せいぜいSuper Chair を運ばせてもらうぐらい・・・で、Apeで運んでいるところを撮られてました。
これはこれで筆者は楽しいのです!

ではまた!
T-PADDOCK630 T/Tatsumi