2020年7月2日木曜日

『Bike in the sky』#188 「はっは~ん!」と ひらめいて!

こんにちは。

一先ず完成しました!
「Bike in the sky」という当ブログのキャッチコピーはバイクに纏わることの楽しさの表現として使っております。

そのバイクの楽しみは大きく二つに分けることができると思います。

ひとつは何をおいても車種を問わずバイクに乗って「ツーリングを楽しむ」「サーキットを走る」「野山を駆け巡る」
などなどでしょう。

もう一つがバイクに触れる・・・

「磨きこんでピカピカにする」「ちょっとパーツを変えたりして自分バイクにする」「レストアする」「カスタムする」

こちらもいろんな楽しみ方があります。

筆者はと言えば若い頃は、やはり「乗ってなんぼ!」と、来る日も来る日もひたすらバイクに乗って・・・

最も長距離は高校3年の夏休み、東大阪から国道2号線を経由し九州に入り“やまなみハイウェイ”を寄り道し
熊本、鹿児島、宮崎、大分と九州を一周!

そして帰りは山陰周りで島根、鳥取から(たぶん)福知山を抜け約4,5日で友人の
谷GAKI君と西日本を一周してきました。

筆者はW1、友人はCL250EXPOで携帯電話もなく当然、ナビなどの近代兵器もなく宿泊もオールテント!

よって当時は“わらじや”の道路地図を見ながらできる限りの近道を探しながらのツーリングでした。

道中、(たぶん)鹿児島に向かう近道を見つけたのですが途中から未舗装の山道!
その山道で筆者のW1の後輪がパンク!

当時はそれなりに市中でもパンクはけっこうあり、ツーリング時はパンクの修理道具は必携でした。

その甲斐あってか、山中で30分?(いや1時間?、いやそれ以上?)でパンク修理はできました。

その時、たしか後輪はチェーンも外し、シャフトも抜いてチューブもタイヤレバーを使って引きだし
そして、当時は焼き付け用のパッチと言われるゴムを焼き付けて穴の開いた箇所を塞ぎます!

ということは、それらの修理道具を持ってのツーリングをしてました。

ちなみに当時のパンク修理キット?が・・・
画像奥の黄色の四角の缶に焼き付け用の凡そ縦30mm、横50㎜、厚み5㎜の楕円形パッチが数十個入っており
その内の何個かを持っていっておりました。

また画像左の器具はチューブのパンク箇所に上述のパッチを当て、その箇所をこの器具で挟み込み
パッチの火薬部分に着火して熱処理で修復するという“優れもの?”なのです!

同画像の長さ400㎜のタイヤレバーも50年前の当時物で今でもT-PADDOCK630内のタイヤ交換作業では現役です。

当時はこんな道具を携帯して、それも山中で焼き付け用の道具で・・・
今では絶対考えられないことでしょう!?

当時にも“ゴムのり”で貼る方法はあったのですが自転車レベルでは良いのですが高速走行は剥離することから

自動車、バイクは修理費が高額でも「焼き付けでお願いします」とガソリンスタンドでバイトをしていた筆者は
よくお客さんから注文を頂いておりました。
(50年前のガソリンスタンドは今時の自動車修理工場並みの設備と技術(整備士常駐)を有してました)

話しが思いっきり脱線してますが筆者の青春時代を思い出しました。

話しを戻します。

現在の筆者は乗ることも当然、大好き人間ですが同等にバイクに命を吹き込むような「手を入れる」というのも
なんとも言えない楽しさがあります。

特に雨時の今のような季節には思いっきり愛情を注いでやることができます。

その今回の1台がHONDA Monkey Z50Z(A)です。
以前までのカラーリングは・・・
赤白、一文字ハンドルの韋駄天使用でした。

しかし最近、月ヶ瀬の中川氏、イドちゃん達のカスタムカブに触発され、丁度Monkeyも「手入れを」と思っていた矢先!

まず、塗装の赤色を剥離したところで下地が黄色い!

これはオリジナルの元々の黄色であったのを思いだしたところから改装の方向がブレブレになってきておりました。

そこまでの経緯と作業内容は前号まででアップしてきました。

その続きが・・・
ガソリンタンク内の軽い錆び取りとコーティング!

今までの錆び取りコーティングはUSA製?の“練乳”のような白い液剤を使用していましたが数年前から
画像の「花咲かG」という液剤を使っております。

「効果は・・・?」と聞かれれば以前の練乳タイプの方が上のような気はしますが作業性等の手間は圧倒的に
花咲かGと思われます!

その花咲かGを使ってタンク内の処理に数時間を要します。

その間・・・
エンジン腰上のオーバーホールとクランクケースカバー左右のブラスト処理でエンジンオイルを抜いておりました。

よって今回は今までの10W-30からMOTUL10W-40に超グレードアップ!

しかし、このMonkeyは50年前の1970製!
こんな今時のハイグレードオイルでエンジン内のオイルシールが耐えられるか少々心配なところです。

まぁ、これもHONDA車でMonkeyゆえチャレンジできるところです!

そして、オイルも入れました。

次は組んだエンジンのセッティングです。
ここではセッティング時に絶対的に必要なガソリンタンク代わりの点滴器材です。

画像の右上の“CALTEX"ステッカーが貼られた容器にガソリンを入れて点滴器材のように吊るして使います。

この状態で2、30分以上の作業をする場合はオーバーヒート防止で・・・
工場等で使う業務用扇風機をバイクの正面から風を当てて冷却します。

これは大型バイク、特に4気筒のマルチシリンダー4連キャブレターのバキューム同調作業では絶対必須です。

そしてエンジンもすんなりかかり、異音もなく問題なくセッティングは終わりました。

ガソリンタンク内も乾き次は軽く実走行テスト!

テスト結果はクランクケース右側を開けた際、遠心クラッチの変則アジャスターをバラしたお陰で各シフト間に
息継ぎの間がなくシフトアップする度にピョンピョンとフロントが浮きます。

これはこれで面白いのですがエンジンにとってはけっして良いとは言えません!

まぁ、これもアジャストボルトをちょっと走っては右に左に回してベストな位置を探します。

で、冒頭の「一先ず完成しました!」となりました。

あとは仕上げです!

というのも何となく、まだちょっと中途半端で止っているようにも・・・

でも、「このままでメッチャええですやん!」という声があるのも事実です。

さて仕上げをどうするか・・・

そこにはまたしても月ヶ瀬の「新カスタム・カブ・クラブ」の影響が・・・
先週の月ヶ瀬ですが、T-PADDOCK630のNauty DAXをお買い上げ頂いたイドちゃんが早速月ヶ瀬に乗り出してくれました。

着くなり月ヶ瀬信者さんから「ほ~どれどれ・・・」とダメ出しの洗礼を浴びると思いきや
なんのなんの、まったくの「へ~、ほ~・・・」や「このエンジン、なんのん?」とか「初めて見たわ!」などで
ダメ出し以前に普通に珍しいモノを見た的な興味が優先していました。

果たしてそうなのか!?

もし筆者がNautyを乗って行ってたら、けっしてこんな風には収まっていなかったであろうは想像に難くはありません!

たぶん、けちょんけちょんに「このカラーリング変やでぇ」とか「タイヤ、パキパキやん」とか言われるのでしょう!

ちょっと歳の所為か最近、ひねくれモードが入ってます!

まぁ、それはさておきカスタブ・カブのイドちゃんやさらに中川氏の仕上げ具合を一度目にしますと

やはり「う~ん、どうしたものか・・・」と悩みます。

こんな時「はッは~ん!」と月ヶ瀬教教祖様のように閃いてくれたら良いのですが・・・
と頭を過ぎった刹那!

教祖様が「ご降~臨~!」

上の画像の真ん中に、ありがたいお坊様ヘアスタイルでいらっしゃいました。

時々、月ヶ瀬には来られていたようですが筆者は半年以上でしょうか久しぶりにお会いしました。

さて「はっは~ん!」と仕上げのアイデアが出るのか!?

今週の土日は雨模様!
「はっは~ん!時間はたっぷりあるやん!」

では!
T-PADDOCK630 T/Tatsumi

2020年6月25日木曜日

『Bike in the sky』#187 そういえばバイクと向き合えてる!?

こんにちは。

コロナ禍のさ中、T-PADDOCK630では久々に貯蔵車?のバイクをお求めに来られました。

そのご縁を頂いたバイクは・・・
1973年のHONDA Nauty DAX(ノーティ・ダックス) CY50です。
引き取っていただいて早速、その方のガレージにての画像を送って頂きました。

T-PADDOCK630のバイクは筆者が体力的にも限界が近い事から台数を減らす為に全て売り物としております。

本来なら「オークション」に掛ければ入札制度でそれなりの価格では早々に“かたづく”わけですが
ここまでT-PADDOCK630で大事に動態保存をしていたモノを“かたづく”的に台数を減らすというのには
筆者としましては非常に抵抗があります。

そこには筆者自身の青春の思い出や、あるいは筆者の子供たちの思い出なども一緒に“プライスレス”として乗っかてます。

上の画像のNauty自身は発売から47年の時を経ています。

その間、T-PADDOCK630に来る前の所有者は筆者も良く知る人物でBSAのスピットファイヤーに思いっきり情熱を
捧げるバイカーでした。

そこから、このNautyを筆者長男が東生駒の前自宅から美容師学校に通う通学バイクとして拙宅に来たのが
今から23年前です。

Nautyは、たかが原チャですがそこには数々のドラマもあります。

それゆえ、T-PADDOCK630のバイクは原チャであっても絶対、愛情をもって乗って頂ける方にしか
お譲りしない拘りがあるのです。

その拘りを理解してくれたご縁はひょんなことからでした。

その出会いが・・・

先週の土曜日!
前日が雨で当日は「路面が濡れてるだろう」と、いつもの月ヶ瀬には9時半を回る頃に到着!

バイカーはけっこういたのですが月ヶ瀬信者はほぼゼロ!

しかし、携帯を見ると月ヶ瀬レジェンドの中川氏より電話が入っている!

早速、コールバックをすると月ヶ瀬近くの「カフェセブンにイドちゃんとおるんでおいでや!」と・・・

筆者は10分ほどでカフェセブンに向かいそこで中川氏、月ヶ瀬ルーキーのイドちゃんこと井戸ノ上君とジョイン!

その時のカフェセブンの駐車場での写真が上の画像です!
(イドちゃんのカメラワークによる画像です)

この日の中川氏は上の画像手前のご自身でレストアされたカスタムカブで!

イドちゃんは真ん中のブルーのカスタムカブで筆者は、この手のカスタム達に違和感なく交わるには・・・
(イドちゃん提供画像)
CL77の“なんちゃってカリフォルニアカスタム”しかないだろう!でやってきました。

ここではカスタム談議で思いっきり話が盛り上がり時間がアッと言う間に過ぎ去っていきました。

そんな中で筆者の現在進行形のMonkeyの話しから皆さんは次のカスタム対象のバイクについていろいろ出てきます。

その時、イドちゃんから・・・
「DAXのカスタム製作にかかりはじめた・・・」という何気ない会話から「Nauty DAXも欲しい・・・」とかの
お互いの会話の内容がまったく掴みどころないもので・・・

筆者は「Nauty DAXやったらうちにあるやん!」

イドちゃん「でも売ってないでしょ!?」

筆者「いやいや、ぜんぜん売るよ!」(へんな日本語)

イドちゃん「ほんまですかぁ!?なんぼですの?」

筆者「なんぼでもエエよ!いくらやったら買う?」

イドちゃん「いや~、そんなん僕の方から言えませんわ!」

筆者「そらそうやな!今、相場で言えばたぶん〇万~〇万ちゃうか!」

イドちゃん、間髪入れず「じゃあ〇万で・・・」

と、即決で商談成立!

売買価格はさておき、自身で今欲しいモノのジャンルやそれに見合うモノの自身のコスト意識!
若いのにブレないところが筆者の「譲ってもいい!」と思えたところかもです!

そして、戻ってから引取り日を決めると・・・

イドちゃんの叔父さんが「T-PADDOCK630ガレージに行きたい・・・」となったそうであくる日の日曜になりました。
日曜日の午後からNautyの引取りもあったのですが、イドちゃんの叔父さんはえらく旧車がお気に入り!

よってNauty引取りのミッションはそっちのけで旧車談議に花が咲きます。

叔父さんは筆者より8つほどお若いのですが、なぜか筆者と世代が一緒かと思うほど当時の話しがシンクロします。

T-PADDOCK630ガレージのいたる所をつぶさに見て頂き感動?と共にお褒めを頂きました。

約2時間ほどでお帰りになられましたがNauty引取り関してはものの数10分ほどでした。

この叔父さん、旧車好きもあってか筆者は「バイク屋さんかな」と見間違うほどNautyの積み込みや
積んでからのロープ(タイダウン)のバイクに掛ける位置など非常に慣れた手つきでした。
(ようするに「おぬし、ただ者ではないな!」と言える方です)

Nautyを積み終わってさらにノーマルパーツやスペアエンジンもお渡しして終了!

冒頭にも記しましたが、たかが原チャでもやはり愛着のあるバイクがガレージから去っていくのは寂しいモノです。

「次のご主人様のところでも可愛がってもらえよ!」と心の奥底では少し“センチ”になってました。

そしてセンチになっている暇はありません。

早々に仕掛かっているMonkey Z50Zを早く仕上げなくてなりません。

前号ではエンジンの右側クランクケースカバーの仕上げをどうするか!?で終わりました。

結局、全体のヤレ具合に合わせてブラストと軽く磨きを掛けることにしました。

その仕上り具合の前にこれも前号の記事の続きでブラストマシンの修復効果は・・・
ブラストマシンの排気口からの砂の吹き出しは洗濯機ホースと排気口周りのコーキングで完璧に遮断できました。
そして、排気の砂はちゃんとブラストマシン下に吐き出されておりました。

各機械などが自身の修理によってキチっと作動する!
こういうこともガレージライフの楽しいところの一つです。

そして、肝心のクランクケースカバーは・・・
50年間の垢はやはりヘビーでした。
ブラストで軽く落としましたが50年間のツケはなかなかです。

そのクランク内は・・・
文字通りカバーとは裏腹にすごく綺麗な状態でホッとしました。

そしてケースカバーの磨きをするのですが、先ほども言いますようにヤレ具合に合わせて・・・
こてこてのピカピカではなく、それなりの鈍いひかり加減!
今回、仕上げ最後の研磨剤は・・・
ツールカンパニーの“ストレート”で販売されているもの使いました。

ここ最近、当ガレージに来られた2福さんに「ダイヤモンド入り研磨剤がエエよ!」と教えて頂いたのを
同じく先日、お越しになったご近所の石原さんにお話したら石原さんも「俺もダイヤモンド入り研磨剤を使てるで!」となり
「加納団地のストレートで売ってるで!」と教えて頂きました。

そのストレートはT-PADDOCK630から10分ほどのところの極近で、早速購入してきました。

そして左側のカバーも磨いてみました。
明らかに右側よりは輝きは上です。

この左右の差は左側の方が製造年が明らかに2,30年は若い、いわゆる材質の差ではなかろうかと思います。

そして少し前後しますが、このMonkeyは昨年の夏場、時速60km/h~70で連続して走っていますと
ちょっと熱ダレっぽい感じでオーバーヒート気味になっておりました。

そこで上の画像のようにエンジンを組み上げる前にシリンダーヘッドのオーバーホールもしてみました。
燃焼室内は0.数ミリぐらいでしょうか!?カーボンがしっかり固着しておりました。
一先ず、そのカーボンを落として・・・

となるとバルブ・フェース面やステム周りも研磨!
こちらは50年分のツケなのか“こってり”でこれ以上の研磨はバルブを閉じた時、燃焼室に隙間ができる恐れも
あり、ほどほどにキレイになったところで止めます。
排気側のバルブの方がカーボンスラッジがこってりです。

さぁ~て、組み上がって快調に月ヶ瀬詣でに向かうことができるのか!?

あと少しで完成です!

って、最近はコロナのお陰?でじっくりバイクと向き合うことができています!

これが、つまり最近よく耳にするライフスタイルの「ニュー・ノーマル」になるのか!?

と、意味不明なことをほざいとります!

ではまた!
T-PADDOCK630 T/Tatsumi

2020年6月18日木曜日

『Bike in the sky』#186 奥が深い!

こんにちは。

先週のこのブログの最後は・・・

「夢に出てきそうです!」で終わりましたが夢ではなく「リアルにて出てきた!」になりました。

そのリアルの前に・・・

ここ最近、当ブログ内の月ヶ瀬事情で何かとご登場頂いている“イドちゃん”(最近ついたハンドルネーム)から
「T-PADDOCK630に一度お邪魔したいのですが・・・」と連絡が入りました。

「是非是非・・・」と返信をして先週の金曜日!
中川氏に連れられ、氏のアクトラに便乗でやってきました!

ここではお二人がハマっているHONDA Cub談議で長時間の盛り上がり!

その中身は先ず「Cubで月ヶ瀬までのプチツーリング」の話題です。

よって筆者にも「Cubを手に入れぇ~や!」との中川氏からの御達し!

しかし筆者は既にバイクを複数台所有しておること。
そしてバイクを扱う体力不足で先に台数を減らさなくてはならない事情を説明。

よってCubと言えども更にバイクを増やすことは家庭内不和が勃発することも重ねて説明をしました。

巷では4、5年前から関東を中心にカブカスタムのクラブが勃興しました。

関西では最近になり10台前後でツーリングをしているカブの集団をよく目にします。

月ヶ瀬信者同士では“近スポ”で催される「カブ耐」というカブのワンメイクレースに参加するライダーは何人か
いますがツーリングをするというのは少し前の「月ヶ瀬林道部」ぐらいでどちらにしても“アクティブ”な集いです。

よって「カブでのどかに走りを楽しむ」というのは筆者的には“有り”なのですが、それとは別にカブを
プラモデルのように一から組み立てていくことも楽しい理由のような気がします。

その証しとして中川さんがカブをレストアして「レストアがこんなにオモロイとは・・」とおっしゃってます。

筆者もそのレストアの一端でお手伝いをさせていただきました。

そのおかげで筆者も久々にプチレストアを再開させました。

たまたま先週の土日は両日とも雨模様でバイクを触るには時間はたっぷりあると思っておりましたら・・・

その土曜日の早朝!

「爺さん、起きてる?」とラインにメッセージが・・・
ここからの記事が夢ではなく「リアルに出てきた」話の真相です。

そのリアルなお方が・・・
筆者はすっかり忘れておりました“水中カメラ”を引取りに来て頂きました。

このカメラ、T-PADDOCK630三重支局長がオフロードレースの戦利品としてゲットしたものでした。
いつか使おうと長らく保管しておりましたが「たぶん出番はないだろう」で月ヶ瀬猛者の浅田氏に・・・

それは以前、拙宅にありました50インチのプラズマテレビをある理由で持ち帰って頂きました。
まだ見れる状態だったのですが持ち帰られて「観ようとするも全く見れない。」ことになりました。
かえって申し訳ないことしたと思っていたことからそのお詫びで「カメラ要らん?」と声を掛けた次第でした。

「今度は役だってよ!」と願うばかりです。

そして本題です。

前回ブログ#185内(←クリックで閲覧可)のフロントブレーキ・リンケージロッドのロックナットの数の件で筆者なり
の調査の結果を記事にしました。

その見解の意見交換。
さらに今、筆者が進めておりますMonkey Z50Zのプチレストアの方向性についても意見交換ができました。

ここはお互いの意見を理解して大人的解釈(安全を担保するにはメカは万全であるべき)で終わりました。

また月曜日は・・・

枚方の2福さんから「今日、おる?」とメールが・・・

前回来られた時にT-PADDOCK630書架よりヴィンテージ雑誌を貸出ししましたら今回は2福さんの蔵書から
お持ちいただき、しばらくお借りすることになりました。
昭和58年6月号のバイク雑誌!
裏表紙は・・・
GPZ750!
月ヶ瀬信者にもこのシリーズのGPZ1100だったかな?愛好家が今でも健在でいます。
そしてもう一冊。
同58年10月号エキサイティング・バイク誌
中身はHONDA特集らしく日本のレース黎明期に纏わるバイクから始まり、やはりCBストーリーで構成された
既に何度も見聞きしてましても雑誌が変わるとCBもまた別の見え方がしてくるのが不思議なところです。

そしてこちらの裏表紙は
とあるバイク集団の方達には絶大なる人気を誇るCBX400!
たしか6,7年前だったかな、テレビで450万円で奥さんに内緒で買ったとかの放送をたまたま観てびっくりした記憶がありました。

未だにその集団には人気である様子です!

そして昨日の水曜には・・・
(以前のご来店時の画像から)
夕方4時過ぎに突然の襲来でした。

当日は会社に来るなと言われたらしく・・・ではなく「有休を取れ!」との達しで暇だったのかでお越しです!

当方の都合で50分ほどの滞在でしたが、やはり話題はW1のフロントブレーキ・リンケージロッドのナットに終始します。

この石原氏は某大手の電車を造る部署の管理職であることから構造的な理論は実践にて習得されております。

よって上述の浅田氏同様、現在の機械構造からすれば50年以上前の構造では強度等の問題でもアウトとなります。

しかし、現実にその50年以上前の乗り物が当時のままの構造で現在も動いているのを否定しても「先の話しが正しい
とまでは言えない」と裁判官のような言い回しになりました。

というような話でこちらも「そっかぁ~!」で大人的に意見交換は終わりました。

以上の千客万来が理由ででMonkey Z50Zプチレストアはなかなか進んでおりません。

少しだけでは・・・
エンジンのヘッド部分にブラストを掛けました。

ところが、ここにきてブラストマシンの圧力を逃す?排気口から細かい砂(アルミナ)がけっこう吹き出し始めました。

今までは吹き出す量もさほどではなかったのですが、ちょっと身体にも影響するレベルまでに・・・

よって「令和の大改良」に取り掛かりました。

結果。
ブラストマシンの裏側排気口に洗濯機の排水ホース(新品の余り)を差し込み、その周りをコーキング剤でかためます。
そしてパイプホルダーで止め、さらに透明のプラカバー(バイクパーツ等の商品カバー)を加工して
最後はガムテープで周りを固めます。

全体像はこんな感じです。
画像のホースの先はさらに太いホースで排出される砂をキャッチします。

この週末には排気テストをMonkeyの残りのパーツのブラストしてみて改良の効果がわかると思います。

その残りのパーツには・・・
Z50Zのエンジンクランクケース右側カバーです。

最近、FBでもアップされてます中川氏のカスタムカブの完成した画像を拝見してますと
とてもではありませんが
上の画像のようなままではあかんでしょう!?

となると筆者も中川氏ほどではないにしても多少は綺麗にはしなくては・・・

話しは少し変わりますが上の画像のケースのインフォにはオイルキャパが0.8Lとなってます。

ところが中川氏いわく同じカブでもケースには0.7Lの表記があるとか!
ましてや今時のカブになるとケースの鋳型表記ではなくシールでのインフォでオイルキャパも0.6Lだとか!
その中川氏のカブも最近のエンジンなのでしょう鋳型表記はありません。

「カブは奥が深い!」と、バイクのスペシャリストにも言わしめる乗り物です。

どちらにしても中川氏のカスタムカブ!
ピカピカで「はじめてレストアした」ってたぶん虚偽のお言葉でしょう!?

う~ん!
中川氏は奥が深い!

ではまた!
T-PADDOCK630 T/Tatsumi

2020年6月11日木曜日

『Bike in the sky』#185 夢の中でうなされる!

こんにちは。

コロナウィルスによる自粛も解け少しずつ元の日常に戻り始めた先週でしたが皆さんはいかがでしょうか!?

筆者はあまり大きな変化もなく、ひたすら読書とバイクメンテに明け暮れております。

ただ、週末はバイクの動態維持の為にもバイクに乗ることは欠かしておりません。

それは同時に筆者の身体的な動態維持にとっても重要なミッションの一つなのです。

そんな中での先週の日曜日!

天候も良く絶好のバイク日和でしたが、またまた「ダメ出し事件」に巻き込まれることに・・・

その事件の現場は・・・
当日7時半頃ですが月ヶ瀬には右から白、黒、青の3台のBuellが整列!

その3台の後ろに筆者が乗り出しましたW1 Super Specialが遠慮がちに映っております。
そのW1に月ヶ瀬信者からのダメ出しなのです。

そのダメ出しの内容は信者さん達いわく・・・
この画像のフロントブレーキのリンケージロッド(コネクティングロッド)の「ナットにダメ出し」です。

それは先ず上の画像のナットの前提が「ロックナット」であるということからダメ出しが始まります。

その当該ナットは画像のようにロッドの右端になくネジ部左に寄っていることから「このナット緩んでるやん!」と
信者さん達から指摘を受けました!

先日のDucati Mach1の事(Bike in the sky #183)もありましたので月ヶ瀬信者さんからお借りした10㎜スパナで
締めよとするもロッドごと回って緩む様子なし。

そしてロッドの左端も見ると・・・
こちらのナットは明らかに緩んでロックナットの役目を負ってます!

で、筆者は前述のナットが「こっちはロックナットちゃうで!」と反論するも・・・

「じゃあ、そこのロックナットはどこいったん!?落としたんちゃうの!?」と信者さん達から詰問攻め!

そう言われて「片一方にあれば要らんのとちゃうの?」と思いながらも言い返せない筆者でした。

「このロッドはオリジナルではなくW1クラブ製を買ったのをそのまま着けたから落とすはずないねんけどなあ」
と、何故か言い訳がましい。

結局、数人の信者達は筆者の過失で「ロッド右側のロックナットを無くした」と思い込んだまま
その場の事件は有耶無耶に・・・しかし、この問題はあとで解決?します。

と、そこに凄いマッチョなクルマが登場して話題は思いっきり変わります。
門真の〇〇さんが“シボレー・カマロ”で・・・
先日の原チャで来られた時とはエライ違いでお越しでした。

新車で購入されて、まだ1週間ほどだとか・・・

筆者は先日も記事にしましたがスーパーカーよりは断然この手のマッスルカーの方が好みです!

他に今のフォード・マスタングも同様ですが昔の面影を上手に残しながら今どき風に復刻させています。
そして、ビックリしたのがこのクルマの排気量です。
この手のクルマは昔は5700㏄の大排気量で「ゴボゴボゴボ・・・ゴロゴロゴロ・・・」と唸るような重低音を
響かせてましたが今ではなんと2000㏄の中型の排気量!

ただし、ターボ付きですのでパワー的には問題ないとか・・・

しかし、車幅は約2000mm弱で迫力は満点で圧巻でした。さらにお値段も圧巻の〇〇〇円で圧巻プライス!

そして、このあとは針テラスに向かいます。
針テラスのバイカー数は最盛期の状態から比較すれば、おおよそですが50~60%ぐらいというところでしょうか!?

まだバイクで出かけるのを躊躇されておられるライダーさんは参考にしてください。

ただし、コロナウィルスのワクチンが未開発ですのでライダー同士の距離はご注意ください。

このあとガレージに戻りますが帰りの道中、やはりW1のフロントブレーキのロックナットの件が頭の中で
引っ掛かったままです。

当初は信者達からワーワー言われると「やはりロックナットを紛失しているのか・・・」と思ってましたが
冷静に一つひとつ考えると・・・

・先ず信者達いわく、ロッド左右の両端のロックナットが各1個づつで2個。
 そしてロッドと一体のアジャストナットが1個で合計3個あるということ。

・しかし、よくよく考えるとリンケージロッドとアジャストナットが一体であることから
 左と右の両端ネジの切っている方向は正ネジと逆ネジに切られている。

・であれば一個のアジャストナットでロッドを介してレバーを広げる縮めるは同時に
 作用するからロックナットは左右に必要なくどちらか1個で弛み止めは可能となる。

こんな事を帰りの道中、もやもやと考えておりました。

その時・・・ピンときました!!!!
「あっ!ガレージにW1のオリジナルのリンケージロッドがあったやん!」
「戻ってそれを確認したら問題解決や!」

そして、もどって早速・・・
ビンゴでした!

オリジナルのロックナットとアジャストナットも同じ左側に纏まってますが合わせて3個ではなく2個でした。

これで月ヶ瀬信者に「3個やで!1個なくしたんちゃう?」と嫌疑を掛けられましたが言い返せます!

大変スッとしました。
心の中で「今度、月ヶ瀬行った時は絶対言い返したんねん!」とガキみたいな情けない筆者がそこにはいました。

ですが月ヶ瀬信者はメカに強い連中が多く、その人間に言い切られると言い返せない筆者が情けなくなります。

もっと自信を持ちましょう!持ちたいと思います!

そこには実はこの日曜日前日の土曜日に同じく月ヶ瀬で何となく皆の話題が
「もうすぐ還暦や!」と言う、ある信者からの話題で始まり「齢いったら体力もおちるしな・・・」になって

そして筆者が・・・
「実は仕事を昨年で一旦止めたのは記憶力がドンドン落ちてきたからやねん!」と言ったばかりでした。

そんなことから今回のように「〇〇〇やでぇ~!」と言い切られると一瞬、頭の中は「そうなんか!?」と
躊躇してしまいます。

やはりどこかで「齢には勝てない」と諦めているのかもです。

ただ、救いは時間が経てば「なんか違うよな・・・」という別の自分がいて脳ミソをフル回転させています。

そのフル回転は実は年寄りには大変有効で月ヶ瀬ではいろいろ突っ込まられることもあるのですが、
こんな刺激をもらえているからこそまだ脳ミソが元気でいられるのかもです!

次の月ヶ瀬では今回の件で突っ込まれた信者に上から目線で・・・
「まぁ、誰でも勘違いはあるよ!」と・・・言い返せるのかなぁ・・・なんか自信ないなぁ!

そして、今週に入っては・・・
ここからは先週に続いてMonkey Z50Zのメンテの続きです。
結局、全てをバラシて全体の色合いのトーンの見直しをすることにしました。

トーンとは・・・

例えば、フルレストアとなれば有無を言わさず全てのパーツはピカピカしなければなりません。

またヴィンテージのヤレ感を出してとなれば随所のサビもそのまま艶っぽくしなければなりません。

と言う具合にどちらにしても手間は掛かります!

さて、このZ50Zのトーンの方向性は・・・
一先ず今までの朱赤の塗装を剥離剤で全部落とすことにしました。
(この塗装剥がし、やっぱり絶対やりたくなかったことでメチャ手間がかかりました!)

全部落とし切ると・・・なんかエエ雰囲気のヤレた感じの黄色の塗装が出てきました!

「でも、このまま組んだらまた信者に言われるんやろ~なぁ~!?」

「え~、へんやでぇ~!」と・・・

なんか、夢に出てきそうです!

ではまた、夢ン中で会いましょう!
T-PADDOCK630 T/Tatsumi

2020年6月4日木曜日

『Bike in the sky』#184 手は抜いたらあかんでぇ~!

こんにちは。

新型コロナウィルスの緊急事態宣言も全国で解除され今までの日常が少しづつではありますが戻ってきました。

このまま新たな経済活動による復活を望むのですが数か月に及ぶ自粛で“自粛慣れ”とでも言いましょうか
T-PADDOCK630ガレージも片付けや掃除によって改良されたりとけっこう綺麗に?整理されてきました。

また今まで乗りっぱなしのバイクもちょっと気になる箇所に手を入れたりと“プチメンテ”なども・・・

これも自粛によって得た貴重な時間からの賜物でしょう!

そのプチメンテのバイクが・・・
1970年のHONDAモンキー Z50Z改!

元々のZ50Zモンキーはこんなスタイルなのです。
何度となく当ブログに登場しておりますモンキーですが上のノーマルのZ50Zをカスタムしたのが
冒頭のT-PADDOCK630モンキーです。

このカスタムモンキーはボアアップしたことで、とにかく速い、楽しい事から調子に乗り過ぎて数か月前に
走行中、チェーンが切れそのチェーンによってクランクケース左のカバーを破壊してしまいました。

クランクケースカバーはオークションですぐに手に入り一先ず交換して、そのまま乗っておりましたが
ホイルやらフェンダーやら各所が錆びてたりと気になる所が目立ち始めてきました。

しかし最近までの自粛によって時間もあることから、やっとメンテの順番が回ってきました。

そこで、まずは足回りから!
後輪の足回りをばらして8インチのタイヤ、そして分割タイプのホイルも外します。

そしてリアフェンダーも取り外して、同様に前輪側も外します。

その外したパーツの塗装を剥離していきます。

剥離剤は
この剥離剤を絵筆で対象物に塗付していきますと・・・
塗付してからものの数分で見る見る塗装が浮き出します。

しかし、ここからが非常に面倒な作業になるのですが・・・

浮いた塗装被膜の除去がことのほか手間取るのです。

スクレーパーで浮いた被膜を取り、それを新聞紙等で取って・・・
と繰り返していくのですがその被膜は粘々で非常に作業性は悪いのです。

一応、数時間かけて前後とものパーツの剥離は終わりました。
塗装を剥がすと・・・
50年前の地肌が剥き出しになりましたが錆の程度はさほどではありません。

しかし、この上から再塗装はあまり意味をなさないことから一旦、地肌にブラストを掛けることにしました。

結果は・・・
地肌の地肌が剥き出しになって、なんかマグネシウムっぽい雰囲気です。

この武骨感を生かしたい思いで、ここは色を着けずに地肌に直接クリア塗装としました。

そしてフェンダー類もブラストをかけ同様に地肌にクリア塗装で!

ところが先のホイルにクリアを掛けたところでクリア剤は空っぽになってしまいました。

予備がもう一本あると思っておりましたが何故かメーカーが別の会社。

「まぁメーカーは変わってもクリアはだいたいどこも同じやろ!?」と思って吹き付けました。
そして乾くのを待って・・・
「え~!乾いた状態が全くちゃうやん!」

乾くまでに気がついておれば直ぐに剥がして別の方法を考えたのですが、ここまで来ての引き返しは・・・

取り敢えず先にリアホイルとリアフェンダーを着けてみます。
なんとも言えん筆者好みのストイックな雰囲気になってます!

あとは・・・
ハンドルもアップになってフロントタイヤを装着して終わりなのですが・・・

フロントもリアと同様のテイストになるのであればガソリンタンクのカラーリングも変えねばならない!

う~ん!
またまた面倒な作業をすることになるのか・・・

と、面倒な作業されていながら同じような世界で楽しんでおられる方から画像が届きました。
本体フレームの製作中の画像も送って頂いているのですがそこまでお見せすると先の楽しみも半減しますので
ここではT-PADDOCK630もお手伝いしました組み立てられた綺麗なエンジンの画像を!

とにかく筆者と違って妥協を許さないお方です!

こんな綺麗な仕上りの画像を見せられてしまいますと「面倒な作業が・・・」なんて言うてる場合ではありません!

筆者も残り作業は気を取り直して手を抜きながら?頑張ります!

ではまた。
T-PADDOCK630 T/Tatsumi