バイカーにとっては、けっして楽しい時期とは言えない
先週末には聞いた話だが月ケ瀬お茶屋近くの橋の上でバイクが凍結スリップで転倒したらしい
その橋では自身も数年前、CB750でスリップ転倒をやった苦い思い出がある
幸い、恐る恐る乗っていたので転倒しても自身の身体には何の被害もなかった
だが、いかに速度は出ていなかったとしてもCB750のダメージはそれなりにあった
そんな転倒によるダメージで修理依頼があったと先週ブログでは記事にした
その結果が上の画像だ
フロントカウル内にあるメーター周りの台座だが車体側に止める台座左右の足?の途中が破断している
その箇所の溶接依頼だが、ここで問題が起きる
その問題とは台座の材質にあった
それは材質が単なるアルミ材ではなくマグネシウム、もしくはマグネシウム合金であることだった
その旨を三重支局に連絡と確認をすると・・・
さらに、もう片方も溶接して完了なのだが・・・
ここから溶接の箇所にもよるが普通、溶接跡のウロコ状ビードは除去する仕上げを行うことが多いだが破断箇所に応力が掛かることから今回は仕上げは、しないことになった
作業が終わった全体像だ
ただ、オーナーさんにはお伝えしたが破断した箇所が常に応力がかかる箇所なので高回転での走行は極力控え、また定期的にチェックもお願いしたいと・・・この点は自身も知っているオーナーさんの走りがジェントルであることなので心配はないだろうと思っている
しかし溶接は奥が深いと思った
そこには、ただ溶接機を使って「くっつけるだけ」と思っていたが知識と技術、そしてセンスが伴わなければ満足な結果は得られない
他にもT-PADDOCK630本部から依頼したDucatiのマフラーがあった
先ずクラック部分を処理して
仕上りは
装着しても
こうなる
またフロントブレーキレバー一体のマスターシリンダーやハンドルに取り付ける部分も溶接は可能だ
仕上りは
今、三重支局で溶接可能な大きさの目安としてはスイングアームまでとのことである
バイクパーツに限らずクルマでも破損したパーツは部品を取り寄せ交換するのが一般的だ
しかし、そのパーツの価格はビックリするほど高額だ
一般的には、そのような場合、ディーラーに依頼して終わる話だがバイクに乗るライダーは所有者自身で修復したいと考える事が多い
事故での修理は極力無いほうが良いのは当然だが、趣味の延長でどうしても元のパーツを修復・改良といった作業をしたい場合、三重支局ではリーズナブルな価格で請け負ってくれる
詳しくは 「news | T-PADDOCK630 Arranged Motorcycles Store」ページ最下段の「Service Info」で紹介している
今年も、あと1週間ほで終わるが来年も元気でバイクに乗れるよう過ごしたいと願っている
T-PADDOCK630 T/Tatsumi
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