2022年12月29日木曜日

『Bike in the sky』#317 今年も生き延びた

今年も本日を含め、あと三日で終わる

年々、一年の過ぎ行く時間が速くなっているように感じるが気のせいだろうか

また今年は2020年からのコロナ禍の影響が少し落ち着き始めた最中だったが2月に起きたロシアによるウクライナ侵攻で世界が、特に資源物の物価高に見舞われ世界経済に大きな影響を及ぼした年でもあった

その資源高では我々バイクマニア、範疇を拡げればクルマも含めたノリモノマニアとってはガソリン高は手痛いところだ

だが世間一般からすれば「遊びの道楽でガソリンが上がったぐらいで何、文句言うとんねん」と叱責をいただくだろう

たしかにその通りだと頷くしかない

ただ自身は若い頃から自画自賛だが環境適応能力は、けっこう高い方だと思っている

要は必要な何かの物価が上がれば「他方の倹約できる支出を抑えれば良いだけ」と割り切れるのだ

その倹約の中身は企業秘密?ゆえ、ここではカットするが今年の帳尻は合っているように思う

その倹約した一年を振り返り今年最後のブログとする

今年の一番の出来事は、やはりT-PADDOCK630蔵車の名だたるバイク達が嫁いでいったことだ

まず1月に

富山の方に20年ほどの付き合いだったDucati 900 MHeが・・・

その数週間前の2021/12月暮れにはMHeほどの付き合いではないが

Ducati 250 Mach1(正確にはモンツァらしい)も東京に行ってしまった

2月になると

25年ほど共にしたCB750 K0が埼玉の方のところへ

また3月になれば
21年を楽しませてくれたCL77が堺の方に

そして4月
K0と同じ25年を過ごしたXS1が沖縄に嫁いでいった

この一年は名車と言われるバイクが一気に5台も出て行ってしまうと、さすがに気落ちは隠しきれない

だが冒頭の今年の物価高を思えば、このバイク達が嫁いでいったことは我が家の暮らしは一気に楽?になった

うん?なんか表現がおかしいぞ!

非礼を承知で蔑視的表現をすれば江戸時代の小作人?水飲み百姓?のように生活が苦しくなって泣く泣く娘たちを売り飛ばす親なのか

いやいや、ちがうちがう!

エエとこの若旦那に貰うてもらった娘たち?

いや!それもおかしい!

なんで時代劇風なのだ!

それはどうでもいい

言いたいのは乗っていたバイク達にかかる諸費用合計がグンと下がったことにある

T-PADDOCK630の乗り物は全て登録車ゆえ、税金や自賠責、さらに任意保険と・・・

特に5月の税金には「うっ!」となっていた

まぁそれが蔵車が減ると単純な算数で桁数が変わったように感じるほど激減するのだ

今は、ほど良い台数で出費もそれなりに落ち着いている

そして今年一年の特記すべきもう一つの話題は月ヶ瀬メンバーによる「まったり林道部」だろう
毎月一回のペースで林道ツーリングを楽しませてもらった

メンバーは50代が中心で登録者が9名、自身は最年長にあたる

そんな自身に合わせてもらっているのか、走行ペースも部会の名の通り「まったり」と走ってくれるので、さほど恐怖は感じない

来年も楽しく林道ツーリングができれば生きている実感が増すだろう

さらに今年のT-PADDOCK630で話題とするなら
購入して35年になるBeck 550 Spyderだ

奈良公園で追突され半年の修理期間を経て4月にやっと上がってきたのだが、その修復費用に度肝を抜かされた

追突ダメージは非常に軽微であったがリアフードを新品に交換することになりアメリカから代替フードの取り寄せと本体同色にする塗装代等で目玉が飛び出る費用になった

結果的に相手側の保険会社と修理会社が、揉めに揉めて上がってきたが待たされた方は堪ったもんやない出来事だった

だが、T-PADDOCK630バイクがガクンと減った中、この一件でBeckは一気に自身にとっては心の拠り所となった

お陰でBeckに割くメンテの時間は多く充てられることになり非常に調子よく乗れている

以上が今年のT-PADDOCK630の大まかなドラマだったが来年も無事に元気で過ごせる年になれば、それだけで幸いだ

T-PADDOCK630 T/Tatsumi

0 件のコメント:

コメントを投稿