2016年12月8日木曜日

『Bike in the sky』 #67 T-PADDOCK630のモノ創り・・・

こんにちは。

今回は「T‐PADDOCK630でモノ創りができたらいいなぁ・・・」と密かな企みの話しです。

私は今、「モノ創りの町、東大阪市」に住まうわけですが東大阪市は「モノ創りの町」と標榜しているにも関わらず
大企業などの下請けとしてのモノ造りゆえにネジなどの単品製作の企業が大半を占めております。

と言って「下請け」の仕事をけっして批判的に捉えている訳ではありません。

ただ、経済的に日本企業の先行きを未来予測的に捉えても非常に不透明と言われ、
或いは一般ビジネスでも「不確実性の時代」とも言われております。

という事は大企業が先行きを読み違えると下請けの企業はもろに、その影響を受けてしまうことになります。
そんなことから「では東大阪で何かダイレクトなモノが創れないかな!?」と一念発起!

と、そんな大袈裟な話しではありませんが・・・

そこで東大阪の企業を観るとけっこう切削技術を有する工場が多いことから・・・
では切削と聞いてパッと思いつくのが・・・

T‐PADDOCKとすれば、「これでしょう!?」 
ステップ周りなどのパーツです!
この画像は月ヶ瀬信者ライダーの中〇さんのBMWからです。

他にも・・・
月ヶ瀬早朝組の東大阪のトランプこと石〇さんのBUELLのステップ!

石〇さんはご自身でバイクパーツをいろいろ作成される方ですが、このステップも自作?
って、「それはナイナイ!」でしょう!?
しかしブレーキペダルは、なんか石〇さんが造られた様にも見えるかな・・・

また、アフターパーツメーカーからでは、こんなバックステップキットも・・・
こちらの画像は同じく月ヶ瀬信者ライダーのモトさんこと山〇さんのアプリリアのバックステップ!
聞いたところによるとBaby Faceのバックステップキット!

また同じくアフターパーツメーカーのモノと思われるバックステップ。
こちらはHONDAのSS車?だったと思いますが・・・
たしか後〇さんのバイクであったような・・・間違ってたらすみません。

たぶん、このステップは見た目ノーマルではないような・・・

と、いろんなバックステップを紹介させて頂きましたが、
こんなバックステップを切削技術を活かして“ワンオフ”で、「好みのポジションで造れたらな」と思ったわけです!

その切削技術ですが東大阪企業の切削の精度は相当高く、まさにバイクのパーツを造るには最適ではと感じます。

実は、当ブログの「Bike in the sky」#64でも少し触れさせて頂きましたが、私は東大阪市の企業さんと既にモノ創りを始めています。
昨晩も「モノ創り会議」に行って参りました。

その中で「各企業の強みは?」という事の宿題でほんの僅かですが、皆さんがチャレンジで創られたモノがあります。
これは何なのかは、今は話せませんが・・・

また、こんなモノも・・・
これもいったい何なのか!?
そして
これも何?何に使うのか?

と、見せるだけ見せて何なのかは言わない!
と言うよりまだまだ、試験的な段階ですので・・・

ただ、もっと進みだし輪郭が見えてくると次は完全に“Confidential”扱いになると思います。
それだけ難しい事に取り組んで頂いている訳なのです。

とにかくお題を出せば、「造ってやろうじゃね~か!?」とさすがは職人さんのプライドがムクムクと・・・

打合せは、ほんまに皆さん真剣そのものです。

で、上の画像の企業さんの一社に先ほどのバックステップをお見せしたところ
「ちょっと時間のある時にチャレンジしてみるわ!」となりました。

さて、どこまでのモノが出来上がってくるのか!?
楽しみです!

しかし、私も東大阪の一員ですが私が造れるのは今のところ、せいぜいT‐PADDOCK630としてのステッカーぐらいです。

今、新たなT‐PADDOCK630ステッカーのプロトタイプは出来ましたが・・・
こちらもチラ見せだけ・・・

前のステッカーの在庫も切れており、チラ見せなどしている場合ではなく早く仕上げなくてはいけないのですが・・・

しかし、同時に私が進めなくてはならないことにモンキーの組み立てもあります。
今のところ当ブログの#65で紹介しましたようにシリンダーの組立てまででした。

そこから・・・
ヘッドを開けると各バルブにスラッジ・・・と言うかセメント状態で完全に固着しておりました。

先ずそれを除去する為に・・・
バルブ用のスプリングコンプレッサーなるSSTを使って各バルブをヘッドから取り外す作業!

そして、バルブのスラッジを除去し、各吸気口、排気口とタコ棒なるモノで面倒くさい摺り合せ作業!

どこまでの精度が出たかは・・・あとはエンジンをかけて・・・走ってみて・・・
一応、組み上がりカムスプロケットを取付、点火時期が合うようにカムチェーンをセット!

ここまでで大まかには仕上がってきました。
あとは、タペットクリアランスをややキツイ目にセッティング!

そして、タペットキャップのパッキンゴムを換えてキャップをするだけ!

さぁ、いよいよここから本体にエンジンを載せるわけですが・・・

しかし、ここ最近の私の仕事の遅さに自身でビックリです。
そこに東大阪の工場さんの仕事の速さを見せられると、さらに落ち込むことに・・・

と、言ってこの齢で速度を上げると、ここ最近の後期高齢者ドライバーの事故多発と同じようになってしまうのでは・・・
と不安を抱きつつ・・・先ほどのモンキーのバルブ摺り合せは大丈夫なのかい?

と、自覚があるのか、ないのか中途半端な前期高齢者な私です。

では!
T‐PADDOCK630 T/Tatsumi

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