2025年1月16日木曜日

『Bike in the sky』#421 年寄りの冷や水

今年、バイクにはCBでまだ一度しか乗っていない

そこにはジジィならではの理由がある

それは「ただ寒いから」だ!

バイクだけではない

クルマにも乗っていない

ただ近所を走るチョロQには生きていくための買い出しで乗ってはいるが・・・

では正月以降、何をして生き永らえているのか!?

バイク等のメンテもあるが、現在のT-PADDOCK630ガレージを75歳時に退去する準備を進めている

要は不用品とされるモノの分別と整理に殊の外、時間が取られているのだ

例えば、こんなやつだ!
ビジネスの現役時代は、同業者との付き合いでゴルフも嗜んでいた

若かりし頃は野球にはけっこう率先して参加していたが、まさかゴルフを始めるとは思わなかった

だが、イヤイヤ始めたわりには「けっこうオモロイやん」で、道具を揃える羽目になった

その道具、当初は知人のお下がりで始めたが、スコアが100に近づいてくると・・・

上の画像の自身のクラブセットを購入してしまった

で、長期に渡って寝ていたが久々に開けてみると・・・
なんとなんと新品とは言わないまでも保存状態はスコブル良い状態だった

記憶ではスコアが100を境にまったく前進する様子もなく「自身には向いてないような!」とマイブームは去っていった

そんな懐かしいひと時もあったが上のクラブは当時お勧めで購入した「テイラーメイド」だが、コースを回るのに使った回数は確か5回も使ってないだろう

また他にも
ゴルフシューズは当時ではウィングチップ系の革製を多くのゴルファーが履いていたように記憶している

しかし自身は・・・adidasの・・・
スニーカータイプだ!

自社はカジュアルメーカーゆえ、ここはスポーティーにとスコアよりカッコの「見てくれ重視」だ!

またゴルフバッグからは、いつでも参戦できるように・・・
新品のボールも10個以上と、ティーもガサッと出てきた

さぁ~、これをどこで処分すれば良いのやら!

他にもスキューバダイビングのフルセットやキャンプ用テント、バーベキュー用器材

まさにバブル真っ盛りを過ごした記念品たちだ

だが実はこれだけでは済まない

妻の趣味であった、お人形さんやお琴・・・自身以上に〇ラ〇タがあるのだ

あと2年で片づけなければならいが・・・

そんな思案をしている時に佐川急便がきた
NSUのタイヤを持ってきた

しかし、ここ最近のタイヤの価格には少々では済まない上がり方だ

これからはガソリンと併せて節約して乗らなければならない

って、何をどう節約すんねん?

文句を言って始まらない

一先ず作業を始める
今回のNSUのタイヤは4カ月前の後輪に続いて前輪だ

今回もTT100からTT900に替えた

TT100はグリップ力はあるが価格に比例して消耗度も高い

バイクに乗るのも、あと2年少々である事と老齢ゆえ攻める走りもしない

であれば、ここは旧車御用達のTT900で十二分である

また、主旨は異なるが、ご近所のIshi〇さんもやや方向転換?
今までのバイクからすれば「やや」では済まないバイクだ

そのバイクで先日、今年初のお越しだった?か!?

ギミック?バイクで遊びに来てくれた

来るなり「ここ見て見て!」と・・・
630のステッカーではない

その前方のオレンジ色のフタ!

また
フロント、スイングアームのピボット部の目隠しパーツのオレンジのカバー

これ等をボディのオレンジ色に合わせて「塗ってん!」と言う

さらに

左右ブレーキレバー等?だったか・・・

「ちょっといろい替えてみてん!」と言う

やはり自身と同じで寒いゆえ、長い正月休みも重なり、暇つぶしに遊んでいるのだろう

だが、これも「Bike in the sky」の境地と言えるだろう

平和だ!

世界も、こんな平和が続けば良いのだが・・・

なぜか最近は「平和な・・・」に、心が揺さぶられている

年寄りの冷や水だ!

T-PADDOCK630 T/Tatsumi

2025年1月9日木曜日

『Bike in the sky』#420 今年こそ・・・

2025年、いよいよ動き出した

今年はどんな年になるのか・・・

昨年末にも記したが、紛争の無い平和な世の中を切に願う

その「平和の象徴」と自身が唱える月ヶ瀬に、正月の3日に詣でてきた

駆り出した今年の乗り物は元旦に続きBeckになった
昨年の月ヶ瀬詣で初日はW1Sだったが、今年は4輪のBeckになった

だが月ヶ瀬にはバイクは、ほとんど見ることもなく・・・

先着していたのは
電業関係の社長、〇〇さんのロードスターだけ

新年の挨拶を交わし「寒いとバイクは億劫になるねぇ~」で話は終わった

そして明くる日の4日も月ヶ瀬に詣でた

この日は久々のCB77で!

昨年の12月1日にイベントで乗り出したCBは絶不調でボロボロだった

そこからCBのGPキャブのセッティングをやり直して本日が再トライだった

結果は、ほぼほぼ本来の調子には戻っていた

そして月ヶ瀬に到着すると・・・
先着でCB450K1のHay〇さんがいた

Hay〇さんとは同い年ということもあって気楽に話題が弾む

また同じCB繋がりで更に話題は多岐に亘たる

また、当日は
大東市組のUe〇さんとKob〇さんも先着で来ていた

お二人の様子で当日の寒さが分かってもらえるだろう

そして自身は程なく引き上げたがCBは復路も快調だった

ガレージに戻ってプラグの焼け具合をチェック
セッティングは左右、完璧?だった

こういう結果を得られると「バイク屋ごっこ」は趣味として楽しいと感じる

だが同じ二輪でも思う様に運ばないと、けっして楽しいとは言えない

その二輪とは
今から35年前の1990年頃

自社の玄関に半ばオブジェ的に飾っていた自転車だ

とにかく当時は、まだバブル期真っ盛り

よって「おっしゃれ~」なる軽口が世間のいたる所で使われていた時代

自身も、そんな内の一人だったかもしれない

よって会社で乗る自転車も「小洒落た」モノにしようと、自社近所の長堀通り東急ハンズで別注を掛けたシロモノだった

少し、このチャリのディティールを紹介しよう

最も目を引くのが前カゴだ
時代的には1930年代頃の郵便配達を彷彿させる厚紙でリプロされた特注モノ

そして
前カゴに雰囲気を合わせた本革製のサドル

新品だったサドルも経年で雰囲気良くヤレている

次は
左右のバーエンドに設えた逆手引きのブレーキレバー

だが、時代的にはミスマッチなタイヤ
1930年代であれば、もっと極太だったはず?だが、ここはファッション性から逆に極細

当時はタイヤも中国製か、さらに後進国製?が多かった時だが、この極細タイヤは日本製だ

で、チューブも極細用を使用する為、たしか・・・
空気を入れるバルブ口は仏式?だったか!?

一般的なバルブではなく、特殊な構造のバルブ

別途、アダプターをバルブに被せてエアーを注入するタイプだ

そしてフレーム
WANDER VOGEL製とあるが、生産国はよく覚えていない

気に入ったのは上部メインフレームがフロントからリアリムのセンターまで一直線なところだ

真後ろから見て
自画自賛だが、タウン仕様なのに競輪用ほどのスリムさが粋なのだ

と、また悪い癖で「独りごち」に紹介しているが、問題は・・・
上画像のT-PADDOCKショールーム、その左上から吊られている自転車が今回の自転車なのだ

その自転車を吊り下げたのが、今から約20年ほど前にショールームのオブジェとして飾った

だが、その20年の間、一度も手入れをせず吊りっぱなしだった為、各部にサビや劣化が出ていた

そこで「正月は暇を持て余すやろなぁ・・」ということで年末に一念発起、下ろしておこうと思った

だが、下ろすに際し高さ1200mmの脚立を立て、跨ぐように中段のステップに両足を掛ける

続いて天井から自転車を吊る為のピアノ線が延びフックに巻き付けられ、そのフックの先が自転車のハンドル中央とサドルにかけられている

問題はここからで、吊られた自転車を持ち上げフックから外そうと両腕にグッと力を入れる

と、するも腕にまったく力が入らず下ろすことができなかった

この事態が昨年末のできごと

しかし、その年末、T-PADDOCK630に年末のご挨拶でIshi〇さんが来た

「お~、ええとこに来てくれたやん!」

「さっきから、この自転車を下そうとやってんねんけど歳で腕に力が入らんから下ろされへんねん!」

すると・・・

「しゃぁないなぁ~」と、年末の挨拶もほどほどにスッと持ち上げサッと、当該自転車を下してもらった

「助かったわぁ~!おおきに!」

と、言ったものの自身で天井に吊り下げた挙句、20年経って下ろすこともできなかった

その情け無さは、何とも筆舌に尽くし難い

だが上述のCB77のメンテで「『バイク屋ごっこ』は趣味として楽しいと感じる」と言ったのは、どこの誰が・・・?

と、まぁこんな感じで新年を迎えたわけだが今年は、せめて気力だけでも落とさない年にしたいと思う

T-PADDOCK630 T/Tatsumi

2025年1月2日木曜日

『Bike in the sky』2025年 新年号

2025年 謹賀新年

昨年は世界にとってターニングポイントのように感じた一年だった

政治、経済、世相などなど・・・

願わくは、今年は世界の人々にとってもう少し希望が持てる年であって欲しい

そんな事を思いながら昨日の元旦は超快晴であったことから軽くドライビング

今年初の出番はBeckだった

元旦ゆえ、ガレージを出たのは昼過ぎの長閑な時だった

2025年の走り初めは今年も変わらず、いつもの阪奈道路からスタート

阪奈道路は、ここ最近の冷え込みもなく道中は超気持ちいいドライブ日和

あっと言う間に奈良市内に入ったが奈良公園付近は、やはり渋滞だった

正月早々、渋滞は避けたい思いから即、引き返した

よって当日の写真は、まったくない

まぁ今年は気楽に一年を過ごせれば良いと思っているので、それも良しだ!

さて今年はどんな一年になるのやら・・・

ただ、自身にとっては絶対クリアして欲しい事がある

今年は、それが叶えば何もいらない

T-PADDOCK630 T/Tatsumi