この土曜は、気温も上がってバイクを乗るには「エエ感じで走れるんちゃう!?」と
思いきや、朝の7時過ぎ頃にはポツポツと雨が降り出しました。
最近は天気予報が当たる!当たる!
昔は2、3日ぐらいの僅か先でもけっこう、外れたりしていたものですが最近は衛星のお蔭で、ほぼ当たりまくりです。
ということで、この土曜は“PADDOCK”内で溜まっているバイクのアレンジ作業に集中することにいたします。
まず、1台目! YAMAHA XS-1!
先日まではメーターをノーマルからクロノ風の英車タイプのメーターに変えました。
そして、その英車の雰囲気に倣ってハンドルもトラのセミコンチ風にしました。
そこまでは良かったのですが、ニュートラルランプやウィンカー点滅のインジケーションが全く無い状態で・・・
ウィンカーのインジケーションはバイクの場合、無くても目視できるのですがニュートラルランプは長年、乗り慣れていることもあって勘で分かるものの、やはり旧車ということで時折、ニュートラルのつもりでクラッチレバーを放すとカックン、カックンとギヤが入ってるってことがあります。
よってニュートラルランプのインジケーションはあった方が良いという事で早速着けました。
私的には「なかなかエエ感じちゃうん!?」と自画自賛が上の写真です。
こういう付け方は昭和の時代的な付け方で、ニュートラルランプのステーは、出来るだけ古っぽい鉄製を加工して雰囲気のあるディテールへと仕上げたつもりですが・・・
そして、もう一台!下の画像左のKAWASAKI W1 Super Special!
こちらもメーターの取付です。
前々回の『Bike in the sky』#21で、上の画像右のメグロのメーターを着ける予定と書きましたが
このメーター、今から約20年ぐらい前に先ほどのW1に一度、装着して走っておりましたが数日でメーターの針が曲がった状態で作動不能となりました。
そこからは左の画像のコレクションとして眠っておりました。
当時、「なぜ、壊れたのか!?」は確認せずでしたが・・・
そして最近、レストアと修理から戻ってきたところですが、ここ最近はCB750、RT1、そしてこのメグロと、メーターの修理&レストアでちょっと出費がかさみました。
私的にちょっと“悪い流れ”です。
うちのカミさんには言えません!
そして、このメーターを着けるにしても、もう一つ問題があるとも以前に書きました。
それは下の二枚の画像!
元々のW1のメーターケーブルは右の写真がノーマルのモノです。
左の今回、調達したケーブルと明らかに金具が違います。
右のノーマルの金具は金具の中にネジが切ってある雌ネジタイプ。
ところがメグロ用のメーターケーブルの金具は左画像にもそのまま映っている通り雄ネジタイプ。
この違いは、根本的にメーターに着けられるはずがありません。
まぁ、そんなことでしたが、よくこの旧式タイプのケーブルがリプロで出てきたな、と思います。
旧車はけっこう、マニア同士でクラブを作り、その中の本職の道の方が絶版パーツをリプロで作ったりされております。
今回のメグロという1950年~1960年代のバイクもマニアがまだけっこういらっしゃることで何とか事無きを得ました。
そして、ここからがまた手間のかかる作業になります。
このメグロ用のメーターには、一つのメーター内部に三つのインジケーションランプがあり、
発電状態を示すボルテージランプ、ニュートラルランプ、そしてウィンカー点灯ランプと・・・
この三つのランプを生かすには配線を探し、それを結線して、この小さなメーターボディに押し込まなくてはなりません。
書けば、この程度の作業ですが、せっかくヘッドライトを外して作業するわけですから普段掃除をする中で手の入らないところの掃除とケアも兼ねて大よそ2時間超を費やして完了!
このあたりは一般のバイク屋では絶対してくれない個人ならではのところかもです。
そして、装着後の写真が下の画像です。
少し、反射して見ずらいですが三つのランプの両サイド(左が赤の発電用、右が緑のニュートラルランプ)がちゃんと点灯しています。
そして、そのメーターのボディに下の二枚の画像のように“アメリカカブレ”の私としましては何かアテンションを・・・と思い・・・っぽくしてみました。
そして、下の画像!
ちょっと、見難いですがガソリンタンクの側面に“T‐PADDOCK630”のステッカーを張り付けて終了です。
さぁ、メーターの動作と精度の確認!
そして、メーターが変わったことによる気分で試乗に出よう!
と、思ったのも束の間・・・
「え~~! 走れんやん!・・・」
「車検切れてるやん!」「とほほ・・・」
てなことで、日曜の月ヶ瀬詣では先に修理したXSで行くことに・・・
それでは、W1のインプレッションはまたの機会に!
T‐PADDOCK630 T/Tatsumi
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