2016年11月10日木曜日

『Bike in the sky』 #63 T‐PADDOCK630は便利屋かい?

こんにちは

前回からT‐PADDOCK630のブログ配信日を毎週の木曜に変更しました。
また、配信時間も8時頃と言ってましたが今後、6時頃を目処で夕方にアップにしたいと思います。

お仕事帰りのお疲れを癒すか、さらに疲れさせてしまうのか!?
そんな絵空事を楽しみにご覧ください。

さて、変更してからの2回目の今回のブログは・・・

タイトルにあります「便利屋かい?」で始まりますが
T‐PADDOCK630のサイトでは「売れないバイク屋」という冠を標榜しております。

それが、いつのまにかここ最近では「売れない・・・」が「便利屋の・・・」になっているような気がします。

それが今回で確信に・・・
このFZ!
月ヶ瀬では知らないライダーはいない?・・・月ヶ瀬最速組のおひとり!
FZバカさんこと浅〇さんです。

その浅〇さんが今回の主役です。

先日の日曜の早朝!
やや肌寒い気候ではありましたが、早くから信者ライダーが多数、集結しておりました。

そして、毎度の意味不明な話から・・・
当日の意味不明話は「ライダーのガレージには“砥石”は絶対あるで!」がテーマでした。

これを読まれた方は「砥石?なんのこと?」と思われるでしょうね!?
気になる方は、最寄りの信者ライダーにお問い合わせください。

その話しから暫くして浅〇さんから・・・

「この部品、溶接しといて!」と、さも上司の部長が部下に指示するが如くで・・・
私は「はい!分かりました。早速、指示通りかたづけておきます。」と一礼して・・・

その部品が・・・
FZのリアウィンカーステーです。
ウィンカーがバイクの振動で振られ更にフレームの周波数的な振動でステーが割れだしたような感じです。

早速、部長の指示ですので大急ぎでT‐PADDOCKに戻ることに・・・

その月ヶ瀬からの引き上げの動画でのシーンです。
(この動画は月ヶ瀬早朝ライダーの松〇さんの提供です。
※動画は携帯電話でご覧頂けないため、お手数ですがデスクトップパソコンでご覧ください。)
撮影されているのには全く気づかないほどエンジン始動に集中している私です。

しかし、当日はNSUということで1950年代のコスプレで・・・(年甲斐もなく、ただのイチビリです。)

このNSU、エンジンをかけるのも、なかなか一苦労の様子が窺えますが、この時代の単気筒は250ccであっても
キックを踏み下ろすタイミングを間違うとケッチンが、かなり激しく返ってきます。

そこで動画にもありますように左グリップ下のデコンプレバーを引き軽くキックを踏み込んで
シリンダー内の圧力を下げ、ピストンの上死点を探します。

その、「ここが上死点であろう・・・」という所でキックを踏み下ろしますが・・・
ここにちょっと“ツボ”的なものがあって、上死点を探すにも少々コツも必要とします。

と、手を焼くバイクが大好きな私は、なんとかエンジンをかけ引き上げることに・・・

そして、持ち帰ってから・・・T‐PADDOCKで溶接です。

本来ならこの薄さのパーツであればガス溶接の方が良いのですが当方は200Vの半自動電気溶接です。

月ヶ瀬の浅〇部長は仕事には厳格なお方!
浅〇部長のご依頼ですので、「ここはなんとか仕上げなくては・・・」

で、溶接完了の画像が・・・
まぁ、実物を浅〇部長が見られてどんな評価を頂けるのか!?

今年の年末の賞与?にこれがどう評価されるか!?楽しみ?です。

って、「どんな関係やねん!?」と思われるように“寸劇風”にブログを仕立ててみました。

この様にお茶ら気っぽく書いてますが、人様のバイクの修理依頼はやはり気を遣います。
本職のバイク屋ではありませんし、溶接の技術もへたへたレベルです。

けど、間に合わせで良ければ・・・

またこんなレベルでも喜んで頂けるのであればいつでも便利屋でお受けしますので・・・
と喜ぶ私です!

では今、T‐PADDOCKでは何をしているのか?

昨年夏に入ってきましたモンキーZ50Zのエンジンの修復作業にやっと動き出しました。
見た目はまぁまぁ綺麗なのですが・・・

しかし、エンジンの腰上をバラしていくと・・・
画像の様にピストンのトップリングが折れとります。

このモンキー!
実は1970年に私の兄が新車で購入した当時のモンキーです。

そのモンキーを高校生だった私がそれを借りて乗り回しておりました

その後、兄のところに長らく保存したままで不動車状態だったのですが・・・
やはり長らく乗っていない経年からなのか、まさかリングが折れているとは・・・

さてぇ~、と悩まなくても・・・

モンキーは今なおパーツがいろいろある事からなんとかなるでしょう

早速、ネットでピストンリングを探したのですが・・・
なんと、リングどころかピストン、ピストンピン、シリンダー、その他ガスケットに至るまでキットで販売されております。
その事情はだいたい知ってはいたのですが、ビックリしたのがそのキットの価格です。
あり得ない低価格で入手できました。

あまりにも安いので「パッチもんのメーカーか!?」と疑念を抱いたのですが“KITACO”製のキット!
生産国は100%海外でしょうがKITACOとブランド名を入れるからにはある程度の品質は担保されてると判断!

早速、発注して取寄せ、交換作業に!
リングとかのパーツもオリジナルより数段改良されたところが見受けられます。

ここからの作業は、もう少し組立が進んだところでまた記事にしたいと思います。

話しを戻して・・・
今回の便利屋か!?ですが、その便利屋として御重宝いただいた前回ブログのボルトが
「ひっついた~、ひっついた~!」と喜んでいただいた平〇さん!

当日の日曜にはこのバイクで!
HONDAの250のオフ車!

このバイクで前回のブログの急ぎ溶接依頼でT‐PADDOCKにお見えになりました。
その折、ステッカーを貼り直した事などの話しを聞いたのですが写真を撮り忘れておりました。
これが貼り直されたステッカー!

リアフェンダーを洗浄中?かな?そこに貼っていた数枚のステッカーが剥がれたそうで
画像のように他のステッカーが剥がれた痕が残っております。

しかし、T‐PADDOCK630のステッカーは新たに貼っていただきました。
たいへん嬉しいです。ありがとうございます。

そして、最後の記事です。
毎度の石〇さんのBUELL!

先日の土曜早朝にT‐PADDOCK前を6時13分で通過。その通過時の爆音で私は目を覚まし急ぎ月ヶ瀬に!
そして石〇さんと合流。

その時のBUELLに取付された手細工パーツを見せていただいて・・・

このBUELLの横付けされているエアクリーナーの進行方向側前部!
半月状のアルミ?のクリーナーカバーが新たに取り付けられておりました。

この季節になると外気温がさがって、特に月ヶ瀬辺りではグッと冷え込みます。
その冷気を少しでも防ぎたいことから、キャブレター内のアイシング防止フードをまた手造りで・・・

いつも感心するのは仕上がりが、どこかのメーカーのパーツの様な綺麗な仕上がりであることです。

ほんまに器用なお方です。

であれば私はこの石〇さんを私の“便利屋”にして何かパーツを造ってもらえたら!?

さらに“砥石”の話し?を持ち出したライダーも交えれば「便利屋チェーン」のビジネスができるのでは・・・

さっそく浅〇部長にニュービジネスの稟議書を提出しなくては・・・

では!
T‐PADDOCK630 T/Tatsumi

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