2016年11月24日木曜日

『Bike in the sky』#65 ビックリの旧車が・・・

 こんにちは

「T‐PADDOCK630」サイトの本来の目的は基本的に旧車バイクの楽しさを「Bike in the sky」という
バイクに関わる絵空事として皆さんに知って頂くことなのですが
最近は主に「月ヶ瀬」事情に終始しております。

そこで今回は「これぞ旧車・・・」というバイクマニアのガレージ訪問の記事です。

その方は京都は宇治にお住いのSA〇〇Iさんです。

そのSA〇〇Iさんのガレージ!

そこにとんでもないお宝バイクが・・・
このバイク、HONDAベンリイレーシングCR93!

そのガレージはとてもファンキーなカラーリングで・・・
ピンクに塗られた・・・ちょっとここだけ異彩を放つ佇まい!
ただならぬ臭いというかオーラがムンムン・・・

そして、先ほどのCR93を真横から・・・
そして
そのCR93市販車のスペックは
2気筒125cc、ギヤトレインのDOHC4バルブ、5速ミッション
最高出力 16.5ps/11500rpm、最高速度 135km/h(市販用にディチューン)
そして価格が30万円(今の価格にすれば300万ぐらいだろうか!?)
1962年、マン島TTレース参戦の為に造られた生粋のレーサー。その市販モデル!
そしてデビュー戦のマン島TTでは、いきなりの3、4位に入賞を果たすことに・・・

こちらのCR93はフレーム#から1963年製の既に53年も経っている名車中の名車ですが
数年前でも1000万円以上で取引されてました。

それをSA〇〇Iさんはウン〇〇万円で購入!
そこから現在に至るのですが、最近になって「どうしても欲しい!」と言われる方が現れ売約済になっているとの事だそうです。

他にも更に名車の50ccのレーサー、8速ミッション、DOHCのミッキーマウスヘッドを持つCR110もお持ちになっておられたとか・・・

SA〇〇Iさんは現在、のんびりと日常を過ごされておられますが、
以前はクリエイター系のレーザーなどで金属を切り抜かれるマイスターの会社を経営されてたようです。

その合間で旧車バイクを集めてはレストア、修理と手を掛けられドンドン台数が増えていったそうです。
思わず動く資産の言葉を思い出しました。

他にはこんな旧車も・・・
同じくHONDAの1960年製、最初期モンキーZ!
今や140~150万でも買い手がつくとか・・・
また、同じくモンキーでも
1967年製モンキーZ50M!
こちらはちょっとレアものでフランス仕様。
よく観るとヘッドライトが国内ものより大型のアルミボディ。

他にも
ベンリイスーパースポーツCB92!
当時、クラブマンレースが盛り上がり出したことからクラブマン用に開発されたマシン!
1959年製で市販車として初の1万回転超えエンジンを搭載した事でも話題に・・・

そして謎のバイク・・・
HONDA Cubとエンブレムはあるのだが・・・
ハンドル、フレーム、マフラーステー、テールランプなどなど・・・
細部が1958年最初期のCubより如何にも古いモノが・・・謎のCub!

これもお宝バイク。
1967年頃のブリヂストンのBS90?
当時、このクラス最強とも言われたとか・・・

他にもたくさんお見せしたいのですが・・・

そのガレージには旧車パーツも、どこに何があるやら!
上の画像の手前のバイク!
CB50。
現在、シートなど手に入れられて仕上げ中。

SA〇〇Iさんは昔はオフロードレースをメインで楽しまれておられたようでガレージ奥にはトロフィーがたくさんありました。

今はロードに転向され、中でもライト級の旧車に絞っておられるようで、所狭しとモンキーのパーツやら
また、写真を撮り忘れましたが今や中古市場でも入手困難なモトコンポを数台とそのパーツも豊富に・・・

あまりの凄さに私は興奮して写真の撮り忘れがいっぱいあり、その事は戻ってから気が付いておりました。

違う場所も・・・
などなど!
SA〇〇Iさんのガレージはこんなもんではありません!

ほんまにお宝の山です!
真さにオモチャ箱でした。

このSA〇〇Iさんはクルマも実は・・・ 
MAZDAのAZ1?ガルウィングドアのスーパー軽!

と、書いてますが実は別の場所には・・・

フェラリーの328GTBやケータハムスーパー7、他にも陸王などの旧車バイクなど数十台お持ちで開いた口が塞がらん
とはこういう時に言うのでしょうね!?

このSA〇〇Iさんとは初めてお会いしたのですが気さくに話しをさせて頂いたり、僅かな時間でしたが楽しいお方でした。

そのSA〇〇Iさんの写真をと、お願いしたのですがお茶目にNGでした。

私より少し齢上の方ですが、誰かに例えればお顔はマイク真木さんを少し細めにしたような雰囲気で
このお歳でピアスをされ、そのピアスが似合う方は日本ではなかなかお目にかかることはないでしょう!?

ファッションもややアメリカナイズされたカジュアルで、いい意味でファンキーなスタイルがお似合いなとても素敵な方です。

そして、そのSA〇〇Iさんのところから戻って私のモンキーを見ると・・・

「まだまだ、旧車フリークというにはほど遠いなぁ・・・」と感じました。
そのモンキー、今は・・・
やっとシリンダーを組んだところ!

もっと、SA〇〇Iさんのように本気で旧車と向き合いたいものです!

SA〇〇Iさん。
ありがとうございました。

私も精進して旧車道に励みたいと思います。

では!
T‐PADDOCK630 T/Tatsumi

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