先週末は雨模様で土曜の記事はネタがありません。
しかし、翌日の日曜は朝から快晴でバイクに乗るには恰好の日和!
筆者は当日、ここ最近ですが前傾姿勢のNSUの乗り過ぎで首を痛めてしまったことからバイクではなくクルマで
月ヶ瀬に向かいました。
せっかく気持ちの良い日和はクルマでも、ここは”コイツ”でしょうとBeckで・・・
月ヶ瀬に着くなり” アオスジアゲハ ”のような🦋!
でもアオスジアゲハでは、たぶんないと思いますが画像のチョウチョに歓待を受けます。
ですが・・・
当日は月ヶ瀬お茶屋さん手前にあと僅かなところで突然エンジンがストップ!
「え~!何が起きたん?・・・」
とエンジン停止のまま惰性で走り、見つけた道端脇の空き地に緊急退避!
今回、止ったところは筆者にとりましては嫌な場所なのです。
それは今年の正月にCBK0で呪いにかかって転倒した橋の少し手前!
「またしても呪いか!?」と、あの時の呪いが頭を過ぎったのですが・・・
(その記事はこちらから)
一先ずエンジンフードを開けて・・・
突然のエンジンストップであることから前号でご紹介しましたハーレー乗りの池上さんと同じ現象の電気系統を疑います。
そして・・・
上の画像はガレージに戻ってから取り外した状態でのイグニッションコイルです。
コイル先端部が割れてなのか、ちょっと熱で溶けたような感じにも見えます。
たぶん原因は、この欠けた先端にデストリビューターに繋がっているハイテンションコードが抜けかかった状態で
永らく走っていたのが、抜ける寸前でコード先端とコイル側接点とがスパークして高熱融解を起こしたのではと
推測できます。
で、その日の現場では車載工具を取り出しコード先端をプライヤーで修復。
そして、焼けただれたコイル側の電極が綺麗になるまでドライバーで研磨と持ち合わせの雑巾で清掃!
これでコードを差し込み、電気的には繋がったのですが・・・
エンジンを掛けると・・・
しばらくはガソリンが被った時のグルグルグルとセルが回るだけで反応なし!
再度、コイル側のコード先端電極をプライヤーで拡げ少々シゴキ気味にコイルに挿入!
そして、エンジン始動!
バラッ、バラッ、バラッ・・・バァ~ン、ボァ~ン、フォ~ン、フォーン!と雄叫びで命を吹き返しました。
そして、月ヶ瀬お茶屋に到着したところで先ほどのチョウチョに「治って良かったねぇ」
と言われているようにも・・・
ほんまに今回は前号で「古い乗り物は手入れをしとかなあきませんよ」と言った矢先だけに情けないです。
戻って早速、予備の”BOSCH”製のイグニッションコイルに交換。
そして・・・
画像ではフラッシュの影響でコードが光っているように見えるのが新たなハイテンションコードです。
バイク用だったと思いますが綺麗な黄色です。
念の為、コードの抵抗値を測定!
元のコードと同じ5kΩ(こんな測り方で合ってるのか?)なので良しとし交換!
話しを月ヶ瀬に戻しますが月ヶ瀬お茶屋にはホッとする安心感があります。
それは、「月ヶ瀬お茶屋に着けば故障でもなんでも一先ず何とかなる」的な安心感があるのです。
それは、今回もそうですが前述の溶けたイグニッションコイルにコードを差し込んでも、しっかりキチっと
差し込まれたわけではなく、やはりグラグラしていました。
それでも「何とかエンジンさえかかってお茶屋まで行ければ誰か絶縁テープは持ってるんちゃう?」と・・・
で、その日も「誰か絶縁テープ持ってない?」と尋ねると・・・
居ました居ました!
月ヶ瀬信者の八ちゃん?が「ありますよ!」と・・・
で、早速お借りしてコイルとコードの接合部をグルグル巻きにして固定できました。
これで安心帰れます。
ありがとうございました。
そして、さらに当日の月ヶ瀬の話です。
当日は、なぜかスタジャン風の信者ライダーが多かった!
すると、筆者も同じくスタジャンぽいスウェットを着ていたことからエライ?マズイ?信者に捕まってしまいました。
その結果が・・・
「なんでこんなジジィと一緒に撮られなあかんねん?」と苦虫を潰しているような浅田さんとのツーショット!
(この画像は月ヶ瀬の悪ガキ山田のおっさんのFBからです)
さらに・・・
バックスタイルまで御撮りいただき感謝???です。
しかし、バックの要求にも素直に聞く浅田氏と筆者の素直な人柄が出ておりますなぁ!
まぁ、どちらにしても当日は遊ばれて月ヶ瀬は大盛況でした。
上の画像は先ほどのFZバカの浅田さんが当日、画像内の東内さんが跨っているバイクで初お披露目に乗って来られたため
軽装でのスタジャンになったということでした。
またツーショット繋がりの当日は
ポルシェケイマン乗りのバイクに乗らないライダー長門さんと久しぶりのツーショット!
相変わらず上品に人生を優雅にお過ごしでした。
その優雅では・・・
バイク乗り、特に旧車ファンにとりましては優雅の代表格
同じく当日の月ヶ瀬に来られておりました1980年前後のDucati 900SS
この900SSのオーナーさんは他のバイクの集いで何度かお見受けした方でした。
この900SSも今では市場価格は高値です。
しかし先に発売された1975年前後の750SS(見た目は900SSと同じ)は今や1000万超え!
お帰りになるとき、キック一発でエンジン始動。
手入れをキチっとされている証でした。
とか言いながら筆者もBeckの手入れをすべく、そろそろ引き上げようとしたしたところで・・・
隣に止められたクルマの後部席の子供さんがジッとガン見で筆者の方を睨んでいる。
これは黙って立ち去ることなど許される状況ではない!
じゃぁ、ここは勇気を振り絞ってその子供さんに・・・
「このクルマ乗りたいか?」と尋ねると・・・
二人ともニコッとして「うん!」と大きく頭をタテに振って頂きました。
それが、このシーンです。
そない喜んでいただけると本日の呪いも解けそうでエエ厄払いができました。
お父さんにも大喜びいただけ何よりでした。
ではまた。
T-PADDOCK630 T/Tatsumi
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