古いものは手入れが大事!
その古いものと言えばT-PADDOCK630ガレージ内は1955年頃のNSUから1964年頃のDucati Mach 1やCB77。
新しくても1971年頃のYAMAHA XS-1やRT-1など凡そ65年前から50年近く前のバイクを所有しております。
と、その所有を誇っているのではなく所有するからには常にキチっと健康診断をしておかなくてはならない話です。
その健康診断を先週の日曜日には月ヶ瀬信者の皆さまに健康診断というよりご祈祷でもされているかのように
皆さまに囲まれて・・・
ありがたいことです!
って言うより毎度の”ダメ出し”ミーティングの色彩の方が強いかもです。
こちらは「古いバイクなんて・・・」と全く興味を持たれない御仁たち!
しかし、前日の土曜には・・・
この日は針テラスで談笑をしている最中でした。
その針では・・・
こちらも珍しいお久しぶりの山口さん。
ちょっと体調を崩されておりましたが画像のDucati に乗れるのならば、まぁ大丈夫でしょう!?
ハーレーの池上さんと当日はNSUの筆者と三人でなかなかのおもろい時間を異種格闘技のように・・・
65年前のシングルエンジンのNSU、池上さんの凡そ30年前のハーレー、そして現代のDucati のなんだったか?の山口さん!
バイクのジャンルも世代も大きく違いますが何かの共通項があればバイカーは何時間でも話がつきません。
そして・・・
池上さんのハーレーに・・・
事件です!
上の画像に突然、月ヶ瀬の呪いが・・・
と石原さんが悪魔の呪いを掛けているのか・・・
ではなく、池上さんが針テラスから「じゃあ、また!」と機嫌よくドドドドッドと重低音の快音を響かせて
引き上げられ、筆者も「では・・・」とトイレを済ませて戻ってきたところでエンジンの止まったハーレーを
押して先ほどの場所に!
で、「どうしましたん?」と聞くと「そこの信号で止ってる時、片排になってそしたらすぐエンジンが止まりましてん!」
そこに石原さんが参戦!というところでした。
三人とも原因を特定するのに症状からして先ず電気系。
そして念の為、プラグに火が飛んでいるのかでチェックをするもツインプラグ2本とも火は飛んでいない。
となると次はコイルを疑うのですが代替のコイルは無い!
さてどうするか・・・
「コイル持ってますねん!」と池上さん。
石原さんと筆者は「え~、ほんまですか!?」とビックリしながらも・・・
ところがコイルを換えても火は飛ばず!
「じゃあレギュレターかなぁ~!?」と声は出すが流石にレギュレターの予備は無いだろうと・・・
その刹那、「レギュレターも持ってますねん!」と池上さん!
筆者も旧車道を歩んでおりますのでキチっと走れるまでは割と揃った状態で工具類は携行しますが池上さんには脱帽です。
コイルまでは一度W1でスペアを持って走ったことは在りましたが更にレギュレターまではなかったです。
そこに工具もとなると嵩と重量でバイクにはけっこう負荷に!
それでもこのハーレーのどこに工具やらパーツが収まっていたのか・・・
結局はレギュレターを換えても火は飛ぶことはなくレスキューを呼ばれることに!
しかし、この池上さんがこれほどの猛者であったとは・・・
筆者ももっと精進をしなくてはと思った以前にアメリカ出張最後の機内が超極寒であった為
風邪を引いてしまいました。
おまけに出張から戻ると出張前に受けた健康診断の結果が・・・
結果は胃癌検診で引っかかっておりました。
タイトルの「古いものは人間と同じで手入れが欠かせない」と宣っておりましたが筆者の場合は逆で
タイトルを「年寄りはバイクと同じで手入れを怠ってはならない」と表すべきでした。
皆様も「タイヤ交換やオイルは・・・」などとバイクのメンテの前にご自身のメンテも是非!!
しかし、風邪がなかなか治らん・・・
う~ん!しんどいぜ!
T-PADDOCK630 T/Tatsumi
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