2020年6月18日木曜日

『Bike in the sky』#186 奥が深い!

こんにちは。

先週のこのブログの最後は・・・

「夢に出てきそうです!」で終わりましたが夢ではなく「リアルにて出てきた!」になりました。

そのリアルの前に・・・

ここ最近、当ブログ内の月ヶ瀬事情で何かとご登場頂いている“イドちゃん”(最近ついたハンドルネーム)から
「T-PADDOCK630に一度お邪魔したいのですが・・・」と連絡が入りました。

「是非是非・・・」と返信をして先週の金曜日!
中川氏に連れられ、氏のアクトラに便乗でやってきました!

ここではお二人がハマっているHONDA Cub談議で長時間の盛り上がり!

その中身は先ず「Cubで月ヶ瀬までのプチツーリング」の話題です。

よって筆者にも「Cubを手に入れぇ~や!」との中川氏からの御達し!

しかし筆者は既にバイクを複数台所有しておること。
そしてバイクを扱う体力不足で先に台数を減らさなくてはならない事情を説明。

よってCubと言えども更にバイクを増やすことは家庭内不和が勃発することも重ねて説明をしました。

巷では4、5年前から関東を中心にカブカスタムのクラブが勃興しました。

関西では最近になり10台前後でツーリングをしているカブの集団をよく目にします。

月ヶ瀬信者同士では“近スポ”で催される「カブ耐」というカブのワンメイクレースに参加するライダーは何人か
いますがツーリングをするというのは少し前の「月ヶ瀬林道部」ぐらいでどちらにしても“アクティブ”な集いです。

よって「カブでのどかに走りを楽しむ」というのは筆者的には“有り”なのですが、それとは別にカブを
プラモデルのように一から組み立てていくことも楽しい理由のような気がします。

その証しとして中川さんがカブをレストアして「レストアがこんなにオモロイとは・・」とおっしゃってます。

筆者もそのレストアの一端でお手伝いをさせていただきました。

そのおかげで筆者も久々にプチレストアを再開させました。

たまたま先週の土日は両日とも雨模様でバイクを触るには時間はたっぷりあると思っておりましたら・・・

その土曜日の早朝!

「爺さん、起きてる?」とラインにメッセージが・・・
ここからの記事が夢ではなく「リアルに出てきた」話の真相です。

そのリアルなお方が・・・
筆者はすっかり忘れておりました“水中カメラ”を引取りに来て頂きました。

このカメラ、T-PADDOCK630三重支局長がオフロードレースの戦利品としてゲットしたものでした。
いつか使おうと長らく保管しておりましたが「たぶん出番はないだろう」で月ヶ瀬猛者の浅田氏に・・・

それは以前、拙宅にありました50インチのプラズマテレビをある理由で持ち帰って頂きました。
まだ見れる状態だったのですが持ち帰られて「観ようとするも全く見れない。」ことになりました。
かえって申し訳ないことしたと思っていたことからそのお詫びで「カメラ要らん?」と声を掛けた次第でした。

「今度は役だってよ!」と願うばかりです。

そして本題です。

前回ブログ#185内(←クリックで閲覧可)のフロントブレーキ・リンケージロッドのロックナットの数の件で筆者なり
の調査の結果を記事にしました。

その見解の意見交換。
さらに今、筆者が進めておりますMonkey Z50Zのプチレストアの方向性についても意見交換ができました。

ここはお互いの意見を理解して大人的解釈(安全を担保するにはメカは万全であるべき)で終わりました。

また月曜日は・・・

枚方の2福さんから「今日、おる?」とメールが・・・

前回来られた時にT-PADDOCK630書架よりヴィンテージ雑誌を貸出ししましたら今回は2福さんの蔵書から
お持ちいただき、しばらくお借りすることになりました。
昭和58年6月号のバイク雑誌!
裏表紙は・・・
GPZ750!
月ヶ瀬信者にもこのシリーズのGPZ1100だったかな?愛好家が今でも健在でいます。
そしてもう一冊。
同58年10月号エキサイティング・バイク誌
中身はHONDA特集らしく日本のレース黎明期に纏わるバイクから始まり、やはりCBストーリーで構成された
既に何度も見聞きしてましても雑誌が変わるとCBもまた別の見え方がしてくるのが不思議なところです。

そしてこちらの裏表紙は
とあるバイク集団の方達には絶大なる人気を誇るCBX400!
たしか6,7年前だったかな、テレビで450万円で奥さんに内緒で買ったとかの放送をたまたま観てびっくりした記憶がありました。

未だにその集団には人気である様子です!

そして昨日の水曜には・・・
(以前のご来店時の画像から)
夕方4時過ぎに突然の襲来でした。

当日は会社に来るなと言われたらしく・・・ではなく「有休を取れ!」との達しで暇だったのかでお越しです!

当方の都合で50分ほどの滞在でしたが、やはり話題はW1のフロントブレーキ・リンケージロッドのナットに終始します。

この石原氏は某大手の電車を造る部署の管理職であることから構造的な理論は実践にて習得されております。

よって上述の浅田氏同様、現在の機械構造からすれば50年以上前の構造では強度等の問題でもアウトとなります。

しかし、現実にその50年以上前の乗り物が当時のままの構造で現在も動いているのを否定しても「先の話しが正しい
とまでは言えない」と裁判官のような言い回しになりました。

というような話でこちらも「そっかぁ~!」で大人的に意見交換は終わりました。

以上の千客万来が理由ででMonkey Z50Zプチレストアはなかなか進んでおりません。

少しだけでは・・・
エンジンのヘッド部分にブラストを掛けました。

ところが、ここにきてブラストマシンの圧力を逃す?排気口から細かい砂(アルミナ)がけっこう吹き出し始めました。

今までは吹き出す量もさほどではなかったのですが、ちょっと身体にも影響するレベルまでに・・・

よって「令和の大改良」に取り掛かりました。

結果。
ブラストマシンの裏側排気口に洗濯機の排水ホース(新品の余り)を差し込み、その周りをコーキング剤でかためます。
そしてパイプホルダーで止め、さらに透明のプラカバー(バイクパーツ等の商品カバー)を加工して
最後はガムテープで周りを固めます。

全体像はこんな感じです。
画像のホースの先はさらに太いホースで排出される砂をキャッチします。

この週末には排気テストをMonkeyの残りのパーツのブラストしてみて改良の効果がわかると思います。

その残りのパーツには・・・
Z50Zのエンジンクランクケース右側カバーです。

最近、FBでもアップされてます中川氏のカスタムカブの完成した画像を拝見してますと
とてもではありませんが
上の画像のようなままではあかんでしょう!?

となると筆者も中川氏ほどではないにしても多少は綺麗にはしなくては・・・

話しは少し変わりますが上の画像のケースのインフォにはオイルキャパが0.8Lとなってます。

ところが中川氏いわく同じカブでもケースには0.7Lの表記があるとか!
ましてや今時のカブになるとケースの鋳型表記ではなくシールでのインフォでオイルキャパも0.6Lだとか!
その中川氏のカブも最近のエンジンなのでしょう鋳型表記はありません。

「カブは奥が深い!」と、バイクのスペシャリストにも言わしめる乗り物です。

どちらにしても中川氏のカスタムカブ!
ピカピカで「はじめてレストアした」ってたぶん虚偽のお言葉でしょう!?

う~ん!
中川氏は奥が深い!

ではまた!
T-PADDOCK630 T/Tatsumi

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