2020年6月4日木曜日

『Bike in the sky』#184 手は抜いたらあかんでぇ~!

こんにちは。

新型コロナウィルスの緊急事態宣言も全国で解除され今までの日常が少しづつではありますが戻ってきました。

このまま新たな経済活動による復活を望むのですが数か月に及ぶ自粛で“自粛慣れ”とでも言いましょうか
T-PADDOCK630ガレージも片付けや掃除によって改良されたりとけっこう綺麗に?整理されてきました。

また今まで乗りっぱなしのバイクもちょっと気になる箇所に手を入れたりと“プチメンテ”なども・・・

これも自粛によって得た貴重な時間からの賜物でしょう!

そのプチメンテのバイクが・・・
1970年のHONDAモンキー Z50Z改!

元々のZ50Zモンキーはこんなスタイルなのです。
何度となく当ブログに登場しておりますモンキーですが上のノーマルのZ50Zをカスタムしたのが
冒頭のT-PADDOCK630モンキーです。

このカスタムモンキーはボアアップしたことで、とにかく速い、楽しい事から調子に乗り過ぎて数か月前に
走行中、チェーンが切れそのチェーンによってクランクケース左のカバーを破壊してしまいました。

クランクケースカバーはオークションですぐに手に入り一先ず交換して、そのまま乗っておりましたが
ホイルやらフェンダーやら各所が錆びてたりと気になる所が目立ち始めてきました。

しかし最近までの自粛によって時間もあることから、やっとメンテの順番が回ってきました。

そこで、まずは足回りから!
後輪の足回りをばらして8インチのタイヤ、そして分割タイプのホイルも外します。

そしてリアフェンダーも取り外して、同様に前輪側も外します。

その外したパーツの塗装を剥離していきます。

剥離剤は
この剥離剤を絵筆で対象物に塗付していきますと・・・
塗付してからものの数分で見る見る塗装が浮き出します。

しかし、ここからが非常に面倒な作業になるのですが・・・

浮いた塗装被膜の除去がことのほか手間取るのです。

スクレーパーで浮いた被膜を取り、それを新聞紙等で取って・・・
と繰り返していくのですがその被膜は粘々で非常に作業性は悪いのです。

一応、数時間かけて前後とものパーツの剥離は終わりました。
塗装を剥がすと・・・
50年前の地肌が剥き出しになりましたが錆の程度はさほどではありません。

しかし、この上から再塗装はあまり意味をなさないことから一旦、地肌にブラストを掛けることにしました。

結果は・・・
地肌の地肌が剥き出しになって、なんかマグネシウムっぽい雰囲気です。

この武骨感を生かしたい思いで、ここは色を着けずに地肌に直接クリア塗装としました。

そしてフェンダー類もブラストをかけ同様に地肌にクリア塗装で!

ところが先のホイルにクリアを掛けたところでクリア剤は空っぽになってしまいました。

予備がもう一本あると思っておりましたが何故かメーカーが別の会社。

「まぁメーカーは変わってもクリアはだいたいどこも同じやろ!?」と思って吹き付けました。
そして乾くのを待って・・・
「え~!乾いた状態が全くちゃうやん!」

乾くまでに気がついておれば直ぐに剥がして別の方法を考えたのですが、ここまで来ての引き返しは・・・

取り敢えず先にリアホイルとリアフェンダーを着けてみます。
なんとも言えん筆者好みのストイックな雰囲気になってます!

あとは・・・
ハンドルもアップになってフロントタイヤを装着して終わりなのですが・・・

フロントもリアと同様のテイストになるのであればガソリンタンクのカラーリングも変えねばならない!

う~ん!
またまた面倒な作業をすることになるのか・・・

と、面倒な作業されていながら同じような世界で楽しんでおられる方から画像が届きました。
本体フレームの製作中の画像も送って頂いているのですがそこまでお見せすると先の楽しみも半減しますので
ここではT-PADDOCK630もお手伝いしました組み立てられた綺麗なエンジンの画像を!

とにかく筆者と違って妥協を許さないお方です!

こんな綺麗な仕上りの画像を見せられてしまいますと「面倒な作業が・・・」なんて言うてる場合ではありません!

筆者も残り作業は気を取り直して手を抜きながら?頑張ります!

ではまた。
T-PADDOCK630 T/Tatsumi

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