2020年8月20日木曜日

『Bike in the sky』#195 旧車は今や世界的に・・・

 こんにちは。

お盆も終わりましたが今年は例年とは事情が違いました。

それはコロナ禍における人と人との接触を避けなければならなかったことで実家に戻ってお墓参りやお盆休みを
使って海外旅行などなどが自粛を促され全てが今年はアウトだったことでしょう。

ですが政府は「Go to トラベル」と称してキャンペーンを行っています。

これほど矛盾した行政は近年ではなかなか見受けられませんが、今の政治家に理性のある対処は無理でしょう!?

よって今さら腹を立てても仕方がありませんが何故か無性に腹が立つことがあります。

それは、こんな愚策しか思いつかない与党議員。そしてその愚策を止められない野党議員。

であるのに、そのどちらも税金から高額の俸給を得ていることなのです。

まぁ、こんな話をこの場でボヤいてもどうにもなりませんが・・・

そんな最中のお盆休み最後の日曜日にエエもん見れました。
ベンスパ(ベンリイ・スパースポーツ)の愛称で親しまれた初のスーパースポーツ!

詳細はあとにしますが、そんなことを思いながらの今年のお盆休みの月ヶ瀬は・・・
現在、高松に転勤中の大魔神さん!
このお盆休みに帰省中で、なにやら筆者のDucati MHeが欲しくて?月ヶ瀬にお越しになったとか!

月ヶ瀬ではこの辺の話しを本気で聞いてしまいますと“えらい目”に遭います。

いわゆる人間不信(笑)
ここで話しは醸成されます。

しかし、こちらの集団はまだ比較的おとなし目で純粋?にバイク談議!

そして次の日は・・・
前日と同集団の信者さん達に筆者のW1Sにいろいろご質問を頂きました。

例えばワンオフ製作のアルミGASタンクの容量や製作費について。

そして70年を境に、ついてる、ついていないが分かれるステアリング・ダンパー
そのステアリング・ダンパーのノブなのですが・・・

「これ、何するやつですのん?」っと少し衝撃的なご質問が通称、お頭(おかしら)からいただきました。

あまり気にも留めない装備ですが改まって聞かれると、その存在すら忘れていました。

また、この盆休み最後の日曜日の月ヶ瀬は・・・
朝から既に暑かったのですが連休最後ということでけっこうな数のバイカーが・・・

そんな中でバイクに乗らないライダーの長さん!

「このバイクはいつ見てもしんどそうやなぁ・・・」とお褒め?いただき
「跨ってみます?」とお勧めすると・・・
「わ~、こらぁきついわ~!」で写真に納まっていただきました。

そして帰り際ではキャブ内のGASがこの暑さでやや蒸発?したのかエンジンがなかなか掛からない!

こうなると月ヶ瀬では嫌な予感がします。

案の定、ベンチに座る悪名高き月ヶ瀬信者の猛者達から記事にするのも、はばかられる罵詈雑言?を笑いと共に浴びます。

しかし、筆者にとればこれは、もはや誉め言葉!

心の中では「このエンジン、掛けれるもんやったら掛けてみィ~!」と負け惜しみ!

なんとか掛かって・・・ここからは針テラスに向かいます。

ここでトップ画像の続きになります。

針テラスで水分補給をしているとトップ画像の1959年のHONDA CB92が針テラス前の広い駐車場奥、遠くから
テラス前に近づいてきました。

遠くから眺めていましても
「おっ、何がきた?」と思わず目に留まる異彩を放っています。

そして段々近づいてくると
「おっ、CB92やん!」

筆者のNSUはテラス真ん前に駐車していますが、そのライダーさんは2列ほど離れたスペースに駐車!

そして、筆者のNSUに気づかれて近くに寄って繁々と眺めていただきました。

そうなるとお声がけせずにはいられません。
ものの数分、バイク談議が始まり出しますと・・・

そのオーナーさんは
「バイク、並べさせてもらって写真撮っていいですか?」となり元の位置から移動されました。

このCB92もパーツがなく維持に困られているのかと思いきや
「意外とリプロで造ってるんですよ!」とのことでした。
しかし、メーター周りは流石にパーツは出ないようでステアリングヘッドにあたるトップブリッジは厚めの
鉄板で自作されておられました。

CB92の当時のベンリイシリーズの大きな特徴の角目のヘッドライトが丸目になっているのは残念ですが筆者的には
それよりも足回りとブレーキドラムのリンケージが渋く目に留まります。
NSUを模倣したとされるベンリイですが、このCB92は1950年代の“クラブマンレース”の盛り上がりを見て
HONDAがクラブマン用のマシンとして開発されたものです。

よって“ドクロタンク”やNSUを上回る独特のメカニズムはそそられます。
ブレーキドラムのトルクロッドが左右に装備されているのが何ともレーシーです!
そして、このCB92!
当時、市販車として初の1万回転を越えるエンジンを搭載した駿馬なのです。

筆者のNSUは250ccですが、とてもとても1万回転を回すなんぞ・・・

今回は1950年代の日独スーパースポーツのバイク談議で大変楽しい時間を過ごすことができました。

そしてオーナーさんから「どこからお見えですか?」と聞かれ筆者の近くを説明すると
「あぁ、そこの象印の工場の隣にスーパーあって・・・」と、けっこう拙宅界隈をよくご存じでした。

で「遊びに寄してもらいますわ!」となってT-PADDOCK630のビジネスカードをお渡して別れました!

こういう出会いがバイクの面白いところで人の繋がりがドンドン拡がってきます。

それを積めると月ヶ瀬お茶屋さん前のようになるのでしょう!?

と、記事を認め中に
「60~70年代のバイク、車のメカニックを募集しています。」
とカリフォルニアから時給$17~$19(DOE)で連絡がきました。

「え~、なんで俺のところに・・・」と思ったのですが、上述のろくでもない政治家が大枚の俸給を得ているのに
この齢で時給$19で働く?

それもロスで?

「う~ん・・・でもロスは惹かれるなぁ~」

旧車の引力は世界的に強くなっています!

悩んでも行けないのですが・・・

ではまた!
T-PADDOCK630 T/Tatsumi

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