2015年11月14日土曜日

『Bike in the sky』#6 RT‐1とXS1のその後

こんにちは。
T‐PADDOCK630の暇な主、タツミです。

今日は雨で、いつもの早朝、月ヶ瀬詣ではちょっとお休みです。
たぶん、常連の月ヶ瀬信者の皆も自宅で暇してるのではないでしょうか!?

さてお題のRT1とXS1ですが、先ずXS1です。

前回の記事では「完全復調」といい気分の記事を書いておりました。
その後の話になります。

先週の段階ではアイドリングのみでしたので、今回は20㎞テストをまず行いました。
キーをONに、チョークを引き、そしてアクセル開けずキックを一気に踏み下ろす!
すると、あっさり「ドッ、ドッ、ドッ・・・」と静かにエンジンは目を覚ます。
ほんの数秒、チョークを引いたままにする。

そして、チョークを戻し軽くアクセルを捻る。
「ドド~ン、ドド~ン」とエンジンが心地よく唸る。

「オー!ええ感じやん!」

で、そこからいつもの「凄腕バイク屋」に向かう。
距離にして20㎞弱の所にあるので、テスト走行はいつも、そこに向かう。

というのも、もし万が一トラブってもレスキューも可能と勝手に「凄腕バイク屋」の
都合も考えず、”ウマヘタメカニック”の私は保険をかけて走り始めました。

「凄腕バイク屋」までは市街地ゆえ、けっこう信号が多く頻繁に信号待ちに合い
止まらなくてはならない状況になります。
しかし、テストには丁度よい条件です。

5㎞、10㎞、15㎞と順調に走り、信号待ちの状態でもXS1のエンジンの調子は
まったく乱れず、ここで「オッ、ウマヘタメカニックの修理andセッティングもなかなかやん!」
と自画自賛に酔いしれておりました。

そして、エンジンもだいぶ温もってきたせいかアイドリングがちょっと高めになってきました。
そこで、キャブのアイドルスクリューを左右緩め、やや回転数を少し下げました。

あと1~2㎞でバイク屋に到着というところで、マフラーからまた”悲劇の爆発音”が発生!
「え~!なんで!?」と一気に気持ちが萎えた瞬間です。

とりあえず、バイク屋まではなんとか辿り着き・・・・

そこで、本来はウマヘタメカニックの腕を自慢する為に行ったはずが・・・
「何が? どこが?」と自慢するはずが一気に相談事に変っておりました。

「まだまだアマチュアだ」と自覚させられ、意気消沈で落ち込んだ瞬間です。

ただ、故障であるのは確かなのですが、少し救いもありました。

と言うのも、「凄腕バイク屋」のチーフメカの店長もなかなか原因が特定できず、
また、オヤジ殿も「う~ん・・・」と唸りながら手こずってる姿をみると、不謹慎では
あるのですが心の中で「プロでもムズイんや!」とニンマリしている嫌な自分が
おりました。

とは言っても結局は、バイク屋にXSを預ける羽目にはなってしまいました。トホホ・・・
上の写真左が入院中のXS1。隣のトライアンフは間もなく退院!

また後日、不具合の原因が分かれば記事にして参りたいと思います。

そして次はRT1
前回の記事でRT1のリアリムのスポークが一本折れて、しばらく走行できません。
と書きましたが、やっと、そのスポークが手に入り本日、交換することができました。
上の画像は本体からタイヤを外したところ
こちらの画像はたった一本のスポークの取り換えであっても、他のちゃんと組まれたスポークを
緩めてリムとスポークをダラダラの状態にしないと一本のスポークであっても組めないのが
相当、めんどくさい作業になります。 
一応、仮組をしてから更にニップルのネジ部が隠れる様に徐々にリムを張っていきます。
そして、上の画像のように先ず、リムの縦方向の振れを修正し、続いて横方向の修正と
いう風に作業に入ります。

だいたい、旧車に多く使われるスポークタイプのリムの縦横の振れの許容範囲は
2㎜以内に収めるのが基本とされているらしいのですが、2㎜と言えばけっこうな振れ幅
ですので、画像にあるマイクロゲージを使い0.1mm以下になるよう調整することにしました。

マイクロゲージは1/100mmまでを計測できる、素人には超優れもののツールです。
T‐PADDOCK630でも普段なかなか登場しないので今回の登場となりました。

先ず、振れている所を特定し、その反対側のニップルを締め上げて徐々に振れを
無くしていきます。
調整に入って、約30分!ほぼ振れは目視では消えた感じです。
マイクロゲージでの数値は縦方向5/100mm、横方向9/100mmという結果です。

ウマヘタメカニックとしては上出来でしょう!?
と、またも自画自賛!
なんて調子に乗ってると、またトラブルので今日の所はこのぐらいにしておきます。
一応、上の画像が装着した写真です。
このタイヤは息子が今、トライアルにハマっておりまして、先日遊びに来たおり
「このタイヤ、レースでは、もう使えんからやるわ!」と言って置き土産においていきました。

観ると、レースでは無理でも街乗りでは十分使えると思い早速、今回履くことにしました。
一応、ミシュラン製CROSS AC10 でサイズは100/100と少し細くなりましたが、ブロックの
キャラメル度がイイ感じですのでRT1ならではの雰囲気は出ました。

思わず、またひとりで「ええ感じやん!」とニンマリしてました。

しかし、このタイヤ、公道走って大丈夫なのかな!?

ではまた。

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