こんにちは。
この3連休!
初日の土曜はあいにくの雨でバイク乗りは、たぶん家でファミリーサービスをしているのではと
窺えます。
しかし、二日目の日曜はカラッと快晴のツーリング日和!
そして私も早朝より、いつもの月ヶ瀬詣でに向かいます。
ほぼ、いつもの9時半ぐらいの時刻に月ヶ瀬到着!
ところが、この日の月ヶ瀬!
なぜか、ガラガラ状態でいつもの顔ぶれは3,4人。
まぁ、その理由はだいたい想像はできたのですが・・・
ひとつは大阪でモーターサイクルショーが開催されており目玉のバイクが出展されていることもあって、けっこう見物組みもそちらに行っている様子です。
もうひとつは、“カブレース”が近畿スポーツランドにて行われており、月ヶ瀬信者さん達も参戦?している様子です。
そういう事情ゆえ、私も早々に月ヶ瀬をあとにしたのですが、先日の16日の平日!
“凄腕バイク屋”主催の“リタイアツーリング”に参加してきたのを思い出しました。
大阪市内で集合し、奈良の津風呂湖を抜けて10時半頃、国道370号あたりの道の駅にて休憩の一コマ!
“凄腕バイク屋”のお客さんたち7人ほどの小規模ツーリング!
バイクは当然ながら昭和の旧車。
手前が私のXS。そこから続いて1971、2年頃の後輪ブレーキが左足踏みから普通の右足踏みに
なったKAWASAKI W1SA。
その次がご夫婦でタンデム(二人乗り)参加のCB750のK1。
そのあとは同様にW1SAがもう1台。
そして、ワインカラーのHONDA GL500(バイク屋のオヤジが乗ってきた売り物です。)
このGL!
いま、アメリカではカスタムベースのバイクとしてけっこう人気のあるバイクで密かに私も狙っているバイクの一つです。
それは、わりとマッチョなスタイルに似合わず5000rpmからパンチのある加速感がエエ感じなのです。
最後のバイクは先のW1SAの前モデル、1969~70年頃の後輪が左ブレーキのW1S!
合わせて6台のツーリング。
リタイア組みですから、バイクが旧車なら乗ってる人間は旧車ならぬ旧人で大半が齢60オーバーの面々。
そして、ここから“やまなみロード”という広域農道を走って月ヶ瀬温泉に向かいました。
と、簡単に先日の様子を書きましたがメンバーがメンバーですので走行時の速度も現状の人生そのもの。
「残りの人生をのんびり優雅に過ごしたい・・・」って感じの走りです。
素晴らしいことです。
で、話しは戻ります。
その時のツーリングのコースがなかなかの気持ちの良いコースだったので帰りは、そのコースを経由して帰ることに・・・
その“やまなみロード”は、けっこう飛ばせるS字カーブが続く道で、気分良く走っているうちに
写真を撮るのを忘れてしまいました。
「あっちゃぁ~・・・」と気が付いたのですが、肝心の当ブログ用の写真を「どこで撮るか・・・」
で、結局はいつもの帰り道にて撮影となりました。
本日のバイクは約60年前のドイツ製、NSU(エヌ、エス、ウー)Super max!
今年になって、初めての走行。
その訳は、一番上の写真のNSUを観て頂くとキャブレターが進行方向に対して約45度、外側に張り出している特異なレイアウトで、そのキャブレター内に空気を吸込むファンネルによります。
これがなぜ、今年の初走行と関係するのか?
それは、冬場の特に気温が5℃を下回るとエアーフィルターなしのファンネル(簡単に言えば空気の吸込み口をラッパ状態にし、ファンネルの筒部分に若干のテーパー掛け空力で空気を強制的に吸込み易くするパーツ)の影響で冷気をダイレクト、エンジンに吸い込むことによる“アイシング”を起こすからです。
この“アイシング”とはガソリンが冷気によって凍ってくる状態で極めてエンジンにダメージを与えます。
実際、昨年の11月頃に「ちょっと寒いかな・・・」という外気状態で走ったのですが、いつもの月ヶ瀬までの道中で峠に入った辺りでエンジンが何となく「カンカン・・・」「キンキン・・・」と異音を発してました。
「これは、様子がおかしい」と、NSUを止め気温が上がるのを待って無事に帰りついた事があったわけです。
それよりも60年前の、人間で言えばヨボヨボの爺さんと同じヨボヨボバイクであることは忘れてはなりません。
しかし、前回でもKAWASAKIのNinja H2とCB77を比較した感想を書きましたが
今回はさらに年代差を感じるバイクと比較すると・・・
このNSUもレース仕様に仕上がってるわけですが、最近、発売された上の画像の2000万円バイク、HONDA RC213Vと比較するとテクノロジーの進化に「ここまで変わるかっ!!!」
とビックリを超えた域に入ります。
しかし、相手は2000万円バイクですが私的には「目立つの絶対、NSUやでぇ~!」と意味不明な負けん気を抱きながら旧車に乗る喜びに浸っております。
そして、今日は春の暖かさを感じる大和路を楽しみながら帰路に向かうべく、ひた走るNSUでした。
では!
T‐PADDOCK630 T/Tatsumi
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