2017年2月2日木曜日

『Bike in the sky』 #76 冬場の月ヶ瀬!ウィンタータイム導入を・・・

こんにちは。

先週の土日の月ヶ瀬は久しぶりに「まぁ、走れるか・・・」ってな気温事情もあり、さぞ月ヶ瀬はけっこうな
信者ライダーが来るのでは・・・

そんな予感から先ず私は、その金曜あたりから土日の奈良県の天候と気温をチェックしておりますと
土曜は最低気温が3℃の晴れ!

そして日曜が最低気温2℃で同じく晴れ!
日中の気温は両日とも12~13度と「まぁ、出発を少し遅らせて走ればそこそこ温かいのでは・・・」と!

そして土曜日!ガレージを8時半頃に出発。

いつものコースをW1SuperSpecialにて一路、月ヶ瀬へ!
その道中、月ヶ瀬からの戻り組みが1台、また1台と・・・合わせて5,6台の常連ライダーと行違いに!

「やはり出るのが遅かったか!?」とボヤキながら・・・

月ヶ瀬到着は9時半ごろ!
着いた毎度のお茶屋さんの前には・・・
まぁ、なんとも寂しげな・・・
バイクは浅〇さんのFZと私のW1のみ!

そして、同じく月ヶ瀬ライダー(冬場は少々、軟弱?)の松〇さんはポルシェでお越し。
皆が帰ったお茶屋さん前のその3人で、「この寒い日に皆はいったい何時に来てるん?」と・・・

とか言いながら、残された我々3人は他の皆さんとウダウダ話ができない寂しさは隠せません!

そして翌日の日曜は、前日のこともあって・・・やや早めの出発。
その日曜のお茶屋さん前は・・・
土曜日とは打って変わって多いとは言えませんが10台ほどの常連ライダーが・・・

時間にすれば昨日よりわずかに早いぐらいですが、明らかに楽しげな雰囲気です。

そこで、「いったい皆は何時に来てるのか!?」の話しから・・・
「もう少し集合時間を遅らそうなぁ!」の提案を私がするも・・・

しかし、「決めたとしても結局、誰かが誰かより1番に到着しようとする奴がおるから・・・」とGO〇さんの弁!
と、決め事もそんな繰り返しで1年も持たず現在に至るとのこと。

しかし、そこまで早く到着してまで「月ヶ瀬に来る楽しみはいったい何?」

これには明確に、ほぼ全員の気持ちは「知った人間との他愛の無い会話!」です。

要するに普段の仕事のガス抜きを好きなバイクに乗ることでの解消は先ず必然ですが
その延長に月ヶ瀬信者ライダーといろんな雑談=ある種の異業種交流を長ければ2時間超を楽しむ!

それも話し込んでいる時の気分は知らず知らず高校生ぐらいのノリで・・・
こんな感じが至福の時!

この日は東大阪の石〇さんもお越しでしたが、その石〇さんが雄弁に早朝組との楽しさを語っておられました。

それは昨日も昼前にこの月ヶ瀬に来たらしいのですが、その時間の月ヶ瀬には毛色の違う?ライダーは居るには居たのですが、
やはり知らないライダーということもあって10分も留まらず引き返したそうです。

同じライダーでも話が合わなかったようで・・・
(いるのです!全ての方ではありませんが・・・マナーの悪いライダーや下品なライダーが・・・)

月ヶ瀬早朝組はやはり独特の空気をばら撒いている“カオス”集団のような・・・

ほんまに私も老いぼれジジィですが皆さんの仲間に入れて頂いて楽しく会話に参加させてもらってます。
ほんまにオモロイ連中です。

大袈裟に言えばこれからの日本も安泰のような・・・

そして、先週からの続きで今週に入ってはDUCATI MHeのフロントタイヤの交換をしなくては!

この手のバイクのタイヤ交換は初めてのチャレンジ!
ネットで購入すると価格はバイクショップで購入・交換するより格段にお安い!
しかし、交換は自身で行わなければならない。

さて、その手間とお安い分の見合いは取れるのか・・・

まず、フロントタイヤの取り外し。
ここまでは旧車よりスムーズに進行。
上の画像では左サイドにはまだ溝があって使えそうに見えますが、実は右サイドの溝はスリップサインも消えるほどヤバい状態です。

私の癖なのか比較的右サイドが他のバイクも早く摩耗しており、また月ヶ瀬までの峠道ゆえなのか・・・
しかし、私はタイトな右カーブは左カーブより苦手なのですが何故かタイヤの端までキチッと使われております。

この答えは月ヶ瀬最速ライダーのおひとり、山〇さんに教えてもらいました。
聞いて・・・「ほ~!なるほど!」

勉強になりました。バイクの走りは奥が深いです。

そしてホイルからタイヤを外す。
ここまでも意外や意外!
旧車より全然、楽に取り外せ、ものの2,30分ぐらいの所用時間。

やはり今時のハイグリップタイヤの材質の所為なのかゴムが柔らかく作業が進みます。

そして新しいタイヤを荷解きし、そのタイヤの側面を足でそのまま踏み込んで少し柔らかくほぐします。

心なしか柔らかくなったであろうと感じたあたりで、タイヤの片側ビードにワックスを塗りそのワックスの付いた片側ビードに
外したホイルを滑らすように手で押し込んでいくとヌルッとした感触でタイヤにホイルが入っていきました。

ここまでは旧車のバイアスタイヤを細いリムにハメるより断然早くさほど手間もかからず楽勝ムード!
次はもう片一方のビードを同じくホイルの片側にはめ込めば難無く終了・・・の予定!

この片側のビードをホイルにはめ込むにはさすがに手で押し込んでとはいかず2本のタイヤレバーを使って
徐々にテコの応力原理でグイッ、グイッとハメていきました。

ここまでくると、やはり旧車のリムにハメる感じと同じくグッと固くなり、もう一息で力を入れればハマるかなっと・・・

思いきやそのビードが半周ぐらいホイルにハマってきた辺りでタイヤレバーが相当シナリだし
ビードも切れるのでは・・・
そしてホイルにも負荷がかかっている雰囲気。

このまま押し込むとちょっとヤバそう!
そこで一旦中断!

その半周ハマっている片側のビードをホイルから外し手と足で揉み解し再度チャレンジ!

違う角度で先ほどと同じようにレバーを使いながらハメていくも、先ほどよりはだいぶハマっていっても、
ホイルへの負荷は相当なもの。

旧車の場合はほとんどが鉄製リムゆえ、少々レバーで抉るように強引にはめ込んでも最後はバクんっと入ります。

しかし、最近のバイクはアルミ製ホイル!
もっと高価なホイルであればマグネシウム製などで強引に力を掛ければ曲ってしまう可能性は否めません。

今回、このDUCATIのタイヤ交換は初めてですが昨年には60年前のNSUのアルミリムのタイヤ交換は経験済み。

その折は大した手間もかからず簡単に交換はできましたので、DUCAもできるのではとチャレンジを試みたのです。
しかし、これ以上の負荷を強引にかけてこのDUCAのアルミホイルが絶えれるのか!?

さすがに未経験の力領域であることから無理強いはご法度!

ということで、ここでホイルの無事を担保するため断念!
(大人の決断なのか!?いや、ただのビビりなのか!?)

そして、ここでご近所の月ヶ瀬ライダーが営業されてる〇縣タイヤ商会さんに持ち込んで
専用機のタイヤチェンジャーでハメて頂くことに!

やっぱり機械はスゴイ!
わずか、セットして10秒足らずでパクンっとハマって終了!

終わって〇縣さんに質問を・・・
「この手のタイヤ、もしチェンジャーが無かったらタイヤレバーで交換する?」とアホな質問!

すると、「いや、絶対せぇへん!」と・・・

それを聞いてホッとひと安心をする私がそこにいました。
「へッへッへッ!やっぱりな!?」

そして、持ち帰り・・・一応、気休めでバランスとホイルのタテブレ、ヨコブレのチェック!
完璧!

いよいよ、フロントフォークに装着。
装着は外す時より、いろいろと気を使います。

外すときは意外と簡単に・・・と書きましたが実はちょっとめんどくさい作業がありました。
それは、ホイルをフォークから取り外すのにディスクブレーキのキャリパが邪魔になって外せません。

では、キャリパ‐をマウントから外せば・・・となるのですが・・・

これがマウントボルト外しても今度はキャリパ‐がホイルに干渉して不可!
よって、キャリパ‐内のブレーキパッドを外してからキャリパ‐が外せるという、まぁ手間の掛かる事!

まぁ、これもバイクを自身でメンテする楽しみ?のひとつかもです。

そして、序でに各部のメンテも兼ねて・・・
さらにトルクレンチで規定値に合わせ、締めつけて完了!

最後はタイヤの皮むきという作業!
これは、皆さんの中でも知っておられる方がいらっしゃるかどうかわかりませんが、

私は今までは#100~#200ぐらいの紙やすりでタイヤ面を軽く擦り、そこからパーツクリーナーで汚れと油分を除去!

これで、いきなりカーブなどを攻めても滑ることなく走る事ができました。

ところが今まで、このDUCAの車検をお願いしてました高井田のバイク屋、Loo〇eさんのオーナーに教えてもらったのが・・・

「ウエスにガソリンを付けて、それでタイヤの表面の油分をサ~ッと拭き取ったら即、サーキットでも走れるよ!?」
との事でした。

何度も試しましたが、これは今まで一番簡単で安心して走れております。
是非、お試しあれ!

ただし、公道上はくれぐれもいきなりの無茶な走りは止めましょう!
そして、あくまでも自己責任の範疇でお願いいたします。

と、タイヤ交換の奮闘記でした。

参考になりましたでしょうか!?

本日、このブログ記事作成のあと、ある月ヶ瀬信者ライダーの職場を内緒で訪ね、取材に行って来ます。
その記事はまた来週になりますが・・・

乞うご期待!

ではまた!
T‐PADDOCK630 T/Tatsumi

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