筆者が十二指腸に腫瘍を患い、そして入院、そして手術をしまして2週間!
早いような長いような感覚で病院暮らしをしております。
日々、順調に回復はしているのですが体力がなかなか戻らず「これでバイク乗れるのかな・・・?」
と少々不安な毎日を過ごしております。
そんな不安を一掃してくれるのは・・・
海外の旧車専門雑誌。
日本で言えば「別冊モーターサイクリスト」的な雑誌で旧車の相場やレストアマニュアルなどが掲載されてます。
とにかく時間は持て余すほどありますので、しっかり読み切れます。
しかし、日々何もせず病院食だけで過ごしておりますと好きな本を読んだくらいでは不安は解消されません。
手術前の体重は身長175cm(5,6年前までは176cm)に対して平均65kgを高校生の時からキープしておりました。
ところが手術後の2日目ぐらいから院内にて、体重を毎日計測しますと平均58.5kgと激ヤセ!
齢を重ねると「肥えるより痩せた方がいい」と巷ではよく耳にするのですが筆者にとりまして痩せて力が出ず
バイクに乗れないのであればいくら健康的であっても本末転倒です!
そして、いよいよ退院で嬉しいのですが・・・
その「いよいよ・・・」で先に記事にしておかなくてはならないのが前々回の「Super Chair」の件です。
この「Super Chair」はどんな経緯があって生まれたのか!?
そして、どんな人間がこのSuper Chairを創ってきたのか!?
そのストーリーを先にご紹介したいと思います。
そもそもの始まりは筆者が東大阪に生まれて18歳になるまで、この街で過ごした最高に楽しい生き生きとした記憶がベースになっております。
ところが20歳前の青春ど真中!
筆者は父と将来について大激論の末、家出することになりそこから大よそ35年間、東大阪の外で暮らしておりました。
そして、35年ぶりに東大阪に戻ってきた当初は気付いていなかったのですが、さらに7、8年経った時
昔、過ごしたかっての繁華街、また生き生きと高度成長期を支えた町工場などなど・・・
その面影は、ほんの僅かに街の端っこに残るぐらいで「あの時の活気はどこに・・・」というところでちょっとショックを受けました。
そこで東大阪をちょっと調べてみました。
結論を簡単に言いますと東大阪は昔と変わらず「下請け工場の街」ですが人口、GDPなど共に縮小気味で
堺市に負けております。
堺市に負けております。
そこで「あの時の活気は・・・」を何となく肌で感じた感覚は数字通りで当たっておりました。
そこからは知り合いの工場さんに東大阪の現状を教えてもらい、紆余曲折もあった中で12社の工場さん他士業さんたちと
“下請けのモノ造り”ではなく“意思のあるモノ創り”をすることになりました。
それが今から約3年前。
しかし、ここからがたいへんでした。
要は完成品の一つひとつのパーツを造る技術は世界屈指の腕があるのですが、製品や商品と言われる完成品の
リテール物はほぼ全滅!
そこには強度などの工学的な計算に基づいた図面がない。
または図面が引けない。(一部では引ける会社もある)
などのモノ創りに関わる根本的な要素が抜けておりました。
東大阪のある会社の社長さんに言われた言葉が印象に残ってます。
「現実はものづくりやなくて加工屋の集まりです。東大阪は!」
そこから、その12社で「じゃぁ、創ってやろうじゃないの!」で始まったのが・・・
「G-SES」(ジー・セス)という「東大阪の本気」をベースに造語としてブランドにしたく名付けました。
「とにかく楽しいモノを創ろう」と、いろいろ見よう見まねで何点か創り始めました。
その中でこのSuper Chairは本気の本気で創られた一品ではないでしょうか!?
とにかく一番苦労したのが・・・
大きくは2か所!
まず一つ目が“シェル”と言われる丸みを帯びた台座の製作!
アルミの叩き出し板金加工による手仕上げ。
そして、加工ではないのですが俗に言うクッション、すなわち座り心地です。
この胆を文字通り支えておりますのが2本のバイク用リアショック!
見た目は男心をクスぐるアイデア感は満点なのですが・・・さて座り心地は如何に!
座ってみたいのですが・・・
セレブの象徴? 螺旋階段をバックに・・・
と、紹介してきました。
さらに「もっと詳しく知りたい」や「他の商品も見たい」と思われた方は是非こちらからG-SESをクリックして頂ければ
G-SESの本気度はもっとご理解いただけるのでは思っております。
さて、やっと退院してからの話しに戻しますが、そもそも乗れるバイクは術後では軽量級に限られる!
となると250ccクラスのCB77、Ducati Mach1、NSU、RT1の4車種。
その中で体調に合わせると一番大人しいDucati Mach1になりますが入院前に、また修理箇所が発覚。
GASタンク左下前寄り(画像のキースイッチ右横)からの滲むようなGAS漏れ。
一応、エポキシ樹脂で応急処置!
応急処置のつもりがいつのまにか「おっ!治ってるやん!」で、けっこうイケてしまうのです。
筆者の十二指腸の修理も「おっ!治ってるやん!」となってれば良いのですが・・・
ではまた。
T-PADDOCK630 T/Tatsumi
そこから、その12社で「じゃぁ、創ってやろうじゃないの!」で始まったのが・・・
「G-SES」(ジー・セス)という「東大阪の本気」をベースに造語としてブランドにしたく名付けました。
「とにかく楽しいモノを創ろう」と、いろいろ見よう見まねで何点か創り始めました。
その中でこのSuper Chairは本気の本気で創られた一品ではないでしょうか!?
とにかく一番苦労したのが・・・
大きくは2か所!
まず一つ目が“シェル”と言われる丸みを帯びた台座の製作!
アルミの叩き出し板金加工による手仕上げ。
そして、加工ではないのですが俗に言うクッション、すなわち座り心地です。
この胆を文字通り支えておりますのが2本のバイク用リアショック!
見た目は男心をクスぐるアイデア感は満点なのですが・・・さて座り心地は如何に!
座ってみたいのですが・・・
セレブの象徴? 螺旋階段をバックに・・・
と、紹介してきました。
さらに「もっと詳しく知りたい」や「他の商品も見たい」と思われた方は是非こちらからG-SESをクリックして頂ければ
G-SESの本気度はもっとご理解いただけるのでは思っております。
さて、やっと退院してからの話しに戻しますが、そもそも乗れるバイクは術後では軽量級に限られる!
となると250ccクラスのCB77、Ducati Mach1、NSU、RT1の4車種。
その中で体調に合わせると一番大人しいDucati Mach1になりますが入院前に、また修理箇所が発覚。
GASタンク左下前寄り(画像のキースイッチ右横)からの滲むようなGAS漏れ。
一応、エポキシ樹脂で応急処置!
応急処置のつもりがいつのまにか「おっ!治ってるやん!」で、けっこうイケてしまうのです。
筆者の十二指腸の修理も「おっ!治ってるやん!」となってれば良いのですが・・・
ではまた。
T-PADDOCK630 T/Tatsumi
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