2019年9月5日木曜日

『Bike in the sky』#146 ちょっと別荘に・・・

こんにちは。

タイトルを「ちょっと別荘に・・・」としましたがマジで別荘に行ってきたわけではありません。

二つの業界の中では、一つが刑務所!もう一つが政治家がよく使われる病院!

これをどちらの業界も別荘と言い、その後者の別荘に行きました。

別荘からの眺めはなかなかで・・・
早朝5時頃の別荘からの眺めも、こちらもなかなかです。
しかし、こういう場所でお世話になるには条件が必要です。

それは安もんの政治家が使う“仮病”ではないマジの病気が求められます。

以前の記事で「入院の練習をしている様子」と弄られたことがありましたが、ほんまに実践することになるとは。

で、入院することになった病名は?・・・「十二指腸ガン」です。

手術は十二指腸にできたガン細胞を取り除くことですが、ガンそのものより手術の技術にリスクがあると説明を受けます。

今回の手術を月ヶ瀬までの途中の峠に例えるならば(わかる人しか分からない喩えです)

まず胃が円成寺とすると、その円成寺入口前のシケインを抜けて緩い左コーナーに突っ込んで行くと短い直線があり、
そこからさらにググっと切り込むような左コーナーを気持ちよく進むと、その先が土砂崩れで通行不能に
なってしまっているイメージです。

この現場は道の端っこから先に進むことはできても、いつまた土砂が崩れ二次災害に見舞われるかも。
そして、この先は右コーナーになりゴルフ場から先がクネクネ道が続く小腸へと繋がってます。

その十二指腸、胃側の円城寺から小腸側ゴルフ場までの距離は大よそ25mmぐらいです。

簡単に図にすると、こんな感じです。
この図の赤く印された所が憎っくき崩落現場ですが、きっちと今後も崩落が起きないように修復作業するのです。

そこの作業は普通では大型土木の専用車が必要になります。

ところが十二指腸という道は道幅も狭く路肩も緩く大型車では自重で更に道を崩落させてしまうかもな道です。

また柳生方面への生活道路を何日も塞いでしまうことにもなり大型土木車は不可。

要するに内視鏡で胃側から進むか、または小腸側から、ちまちま土砂を運び出して進んでも時間がかかり過ぎる
ということでこれも不可。

よって、腹腔鏡をダイレクト、オヘソ周りの外側5か所から患部に直接投入!
言わば、上空からヘリで直接大量の土砂を運ぶ作戦のようなものです。

結果、その方法で手術に臨み、運び出した土砂ならぬガンの実写画像が・・・
肉腫中央の白い部分がガンだそうです。

手術当日は朝8時30分に手術台に乗せられ30分ほど、準備の様子をライブで眺めておりました。

なかなか見れる機会はないので、きょろきょろ見渡しておりますと麻酔科の先生が口にマスクを当てられ
そのあとは・・・ふにゃふにゃ・・・ふむふむ・・・むにゃむにゃ・・・と意識が・・・

そして、瞼を閉じてから4,5分ほど目覚めた感覚でしたが実は手術室から出てきたのはなんと夕方5時過ぎ。
実に8時間超の大手術!

挙句に筆者の家族たちは執刀医師に「大丈夫ですか?生きてますか?」と詰め寄る始末だったとか!

しかし、現実は筆者が一番たいへんで術後一週間は食事なし!お風呂無し!の修行か!?と思えるほどの苦行です。

その後は、おかげさまで術後の経過も順調に回復しているようです。

そして待望の術後初の食事が・・・
流動食のこれだけ!
ありがたや!ありがたや!

そして翌朝のごはんも・・・
一週間も胃を空にして、いきなり食物を入れると胃がびっくりして気分が悪くなるらしいです。

そして、昼ごはんには、いよいよ普通に近い感じの食事が・・・
ここまでくると、けっこうおいしく頂けます。

ここまで初の「ホスピタルインプレッション」をお送りしてきましたが、
休日にバイクに乗れる、そして「はらへった~!」と思った時に好きなご馳走が食べられる。

ほんまに健康であることが、どれだけ人生を豊かにしてくれるか!?

今回は身をもって・・・この齢になって・・・改めて!

前回のブログ最後を「いよいよ・・・」で締めくくりましたが、本来のいよいよの続きは“Super Chair”でした。

しかし、今号は筆者の都合で大きく内容を変えざるを得ないことお詫びいたします。

次号は退院させて頂いておりましたら本来の記事に戻したいと思いますので楽しみにしてください。

入りたくない別荘から・・・ではまた!
T-PADDOCK630 T/Tatsumi




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