2020年3月5日木曜日

『Bike in the sky』#171 至福の時に・・・またもや国家〇〇と・・・

こんにちは。

暦も3月に入り、いよいよ春の到来を心待ちに想う季節です。

しかし巷ではコロナウィルス感染拡大で春どころではない様相です。

こんな時こそ大人的に冷静に対処しなくてはならないのですが一部の心無い輩のガセ情報によって
トイレットペーパーやティッシュが市場から消えるといった騒ぎになっております。

こういう輩はいつの時代にも現れるのですが、非常に“悪趣味”な無責任極まりない人種と言わざるを得ません。

そんな事でこの週末は悪趣味ではなく男の“正統派”の趣味(自己満足です)としてガレージで頭を使っておりました。

その趣味事情は前回の続きでVespaCar Apeのガソリンタンク製作の記事です。
今まで、このApeのガスタンクは荷台前方端っこにハーレー用?のようなタンクが取って付けたように装着されておりました。
しかし美観的にどう見てもカッコいいとは思えずいつかは換えたいと思っておりましたがやっと時間も取れたことから
製作にかかりました。

製作と言っても一からタンクを造ったということではありません。
ホームセンターなどで市販しているガソリンの携行缶を改造してでの製作です。
その携行缶とは画像(20L)のようなものですが現物の容量は5Lです。

そして先ず改造にかかったところが燃料コックの取付!

携行缶にはコックはありませんので市販のコック(今回は先にApeに着いていたコックを流用)を使います。
ただ問題は燃料コックを留める6mmのボルトを携行缶の肉厚約1~2mmの薄さで受け止められるのか!?

その疑問とは薄い肉厚にタップをタテて女ネジにすることができるのか・・・なのです。

よって携行缶の穴は6㎜ではなく4.5mmで開け、そこにタップをタテてさらにガソリン対応の液体ガスケットを塗ります。
そして液体ガスケットが半乾きぐらいになったところで燃料コックを「ぐにゅ~」とした感触で押し付けるように
装着していき、6mmのボルトをゆっくり締めこんでいきます。

締め具合のフィニッシュはジワッと固くなったところで、そこから僅かに捻るところで止めます。
そして24時間以上の乾燥時間を与えます。

乾燥後ガソリンを5L満タンに入れてコックからの漏れチェック!
漏れも滲みもなく完璧に装着できました。

そして次がコックのRESレバーが機能しないことから目分量でガソリンの残量が分かるゲージの作成。

通常の携行缶の給油口キャップは・・・
こんな感じですが・・・
それにゲージをつけると・・・
1L単位でメモリを刻みタンク内が何リッター入っているかが容易に計測できます。

そして
Apeの荷台のフレーム?の4か所に穴を開け吊り下げるようにタンクを装着します。
この作業が狭い所ゆえ難儀をしますがなんとか設置完了!

そして給油口の始末です。
イイ感じで給油も容易にできます。
当然、荷物をマジで積んでも問題ないように・・・
ちゃんと蓋が閉まってタンクの保護もできました。

いよいよガソリンがキャブレターまでちゃんと流れるのか・・・
というのもタンク底部からキャブレター側の吸入口との落差が約100mm。
問題はそれぞれの口同士のタテの距離で約900mmあり落差は非常に緩やかになると思われます。

上の画像のようにホースをタイラップで高さ調整をしながら緩やかながらもガソリンが落ちるようにはできました。

一応、混合ガソリン満タンにして試走しましたが今のところ問題なし。

一先ず問題はなさそうですが懸念は二つ!
①燃料コックを肉厚の薄い携行缶に着けたが経年で緩み燃料漏れが起こるかも!
(ボルトにも液体ガスケットをコッテリ塗っているので凌げるだろう)

②燃料が減ってきた時、残量が1~2Lでキャブまで流れるのか!?
(テストでは1Lでも問題なくエンジンもかかり近所を走行できた)

以上がVespaCar Apeガソリンタンク製作談でした。

こんな事をしている時が筆者にとりましては至福の時です。

その至福ついでにもう一つ!

これも長らく気になっていたCL77のカスタム後のフィニッシュです。
どこが気にいらないのか!?

それは上の画像のようにフロントフォークの蛇腹のダストブーツがライトステーを取り外した時に取付られなくなって
長らく放っておりました。

こちらも時間ができたことからネットで合いそうな部品を探し何とか見つけました。
そのブーツはDT1用のインナーゴムです。

なんとか強引に装着完了!
そして、これらの作業後の仕上りを早速、確認?に来られた方々が・・・

まずお一人目。
73年のCB750K2の富〇さん。
御職業はT-PADDOCK630のお得意さん?
またもや国家権力最高峰にお勤めのパトカー隊員さんです!

CB750の場合、K2とかであれば必ずと言っていいほどK0仕様にされますがこの富〇さんはK2はK2らしくという方です。
メーター周りも綺麗にK2のままで、ほぼフルレストア車の極上車でした。

ただ、このCB750の存在は奥様はご存知ないようでご実家に普段は置いておられるとか・・・
真に「バイカーの敵は嫁!」の現役組です。

そしてもうお一人が・・・
何度かお越しでしたが久々の枚方在住、2福さん。
今回はW1Sでお越しでしたが、この2福さんもCB750をお持ちです。
こちらの2福さん、今回はお一人でおこしでしたが普段は画像の愛人?ではなく嫁を後ろに乗せてお見えになります。
いつまでも仲良しでバイクにも非常にご理解がありお幸せな方です。

お二人ともCB750に関しては非常に造詣が深く愛情たっぷりに語って頂きました。

T-PADDOCK630のCB750についても語りたいのですが・・・
ただ、筆者にはCB750はやはり重た過ぎて語りまで重たくなってます。

どうしたものか・・・

では!
T-PADDOCK630 T/Tatsumi

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