2020年3月19日木曜日

『Bike in the sky』#173 コロナの影響か?また増殖している?

こんにちは。

すでに“耳タコ”だと思いますが毎日報道される新型コロナウィルスに関しては感染者の数よりも、それに伴う経済面での
対策をどうするかを考えなければマジでヤバくなる企業も出てきております。

この件に関して私がとやかく言いましても何の解決にもなりません。

それよりも過敏な報道に振り回されることなく各個人が冷静に状況に応じた判断をし対応することが求められると思います。

よってT-PADDOCK630のブログはいつも通りマイペースでお届けします。

まず先週の金曜の月ヶ瀬!
明くる日の土曜日は雨予報でしたので365連休の筆者はこの平日に先取り振り替え休日としてやってきました。

案の定、誰もいなかったのですが天候も最高のバイク日和ということで今年初乗りのDucati mach1にてやってきました。

このマッハは3カ月以上、まったくエンジンすらかけていなかったのですが4,5回のキックで難なくエンジンはかかり
気持ち良く月ヶ瀬に来れました。

そしていつものお茶屋さんで・・・しばらくすると2台のバイクがやってきました。
まったく毛色の違うバイクでしたがお二人とも50歳を過ぎたぐらいの方たちで、その方達から筆者のマッハについてお尋ねがありました。

「何年のバイクですか?」から始まり
筆者が「1965年前後で・・・」とお応えすると
今度は「どこのバイクですか?」と聞かれ
そして「Ducati のマッハ1というバイクです」と再び返答すると
「え~、古いホンダのバイクやと思いましたわ!」
筆者は「・・・・・・・・・・」

まだまだバイカーにはいろんな方がいらっしゃって「これは知ってるやろ!?」などの自己都合の常識や先入観は
自身の“エゴ”だと思い知らされました。

それから3、40分でしたが別の話題でバイク談議を楽しませて頂きました。

そして明くる日の土曜日は案の定、雨!

こんな時は溜まっているバイクのメンテで過ごします。
今回乗り出しましたマッハ1なのですが、購入しましてからずっと気になっておりました左ブレーキのペダル部分が同じく
左キックのアームと干渉することから本体側に逃がされておりました。
よってブレーキを踏む時、つま先をオカマ歩きのように内側に向けないと踏めない状態になっておりました。

ノーマルポジションのブレーキとキックは・・・
FB画像からですがノーマルのペダル、キックは独特な造作物で前述の問題を回避しております。

しかし、当方のマッハはバックステップ仕様!
よって、Ducati 文献を参考に・・・
文献ではバックステップの場合、ブレーキのペダル部分が折り畳める仕様になっております。
理屈では簡単な構造なのですが、いざ造るとなるとなかなかそうは簡単にはいきません。

そこで思いついたのが・・・原チャのキックペダルです。
次にストックのジャンクパーツの中からブレーキペダルを探し原チャのキックペダルを溶接することに・・・
ひとまず溶接して本体に取付ます。
そしてキックペダルが干渉せず踏み下ろせるのか!
ブレーキのペダル部分を内側に畳んでキックを下げると・・・完璧です!
そしてマッハに跨りブレーキを踏みます。

今までとはまったく違う非常に踏みやすい、と言うより安全なレイアウトになりました。

「これで月ヶ瀬に向かう峠でもガンガン攻められるぜ!」って思った矢先・・・
先日のモトGP開幕戦のモト2クラスにて13台抜きで優勝を果たした長島哲太選手!

大感動をしたってことでまたまた南野さんからライディングフォームをイラストにして送って頂きました。

話しを戻して・・・
リターンスプリングもキチっと戻る強めのスプリングに変え、ストッパーも造り直して一先ず完成!

一度、実走で踏み心地のチェックをしてから更なる仕上げに向かいます。

このように上手く機能した時はとっても楽しい作業時間になります!

そして次の日曜の月ヶ瀬
(バイクに乗らないライダーの長門さんのFB画像から)
久しぶりにお越しの山口さんが筆者より先に月ヶ瀬に来られてました。

それもとんでもない重量級のバイクで・・・
BMWの並列?6気筒1600ccのK1600B!

山口さんは元々ビモータなどのレーサー系やスポーツバイクに乗っておられたのですが首を痛められてからは
ツアラー的バイク、いわゆる殿様バイクにシフトチェンジされてはりました。

そして、しばらくお見受けしないと思っていた矢先、殿様どころか国王級のビッグバイクでご登場!

このバイクに筆者は何を語るということはありません。

ただ山口さんが帰り際、このビッグバイクの前に1台のバイクが駐車しており前には進めませんでした。

その時、突然ウィ~ンとモーター音がしたと思った瞬間、このビッグバイクはゆっくり後ろに動き出したのです。

一同「え~、バックギヤあるんや!」と、わ~わ~言うてました。

ハーレーのサイドカーなどは昔から見かけてましたが、まさか2輪状態で、しかもBMW!

意表を突かれました!

とにかく筆者の中にはこのバイクの選択肢はないということだけは間違いありません。

あまりにも重すぎる匂いが満点です。

筆者のこの日のバイクは超軽量の今から65年前のNSU!
Ducati mach1に続いて数か月乗り出しておりませんでしたので出動いたしました。

今、T-PADDOCK630内のバイクでモンキーなどを除いて最も軽いバイクがこのNSUだと思います。

たぶん体重?は100kgそこそこと思われますが今の筆者にはちょうど良さげな車格!

そして何よりも筆者が乗り味の次に大事にしている“アテンション”!

この日も月ヶ瀬から針テラスで・・・
この日の針テラスはいよいよ春を感じさせるようにバイクも増殖しはじめておりました。

ここではいつもコーヒー休憩を30分ほどして帰るのですが・・・

毎回その30分の間にどれだけの方に観ていただいているのかと言うほど凝視に近い見られ方です。

そして、このNSUで来た時の帰り際は非常に恥ずかしいのです!

ヘルメットを被ってから・・・儀式を踏まえてエンジンをかけるまで・・・凄い視線を感じます。
って、言いながらそれが快感!

そして観られてなんぼ!でしょうか!?

やはり乗り物は乗り味とその次に観られることに価値があるのではと!

そしてT-PADDOCK630に増殖した新たな?観られる?乗り物?が・・・

T-PADDOCK630は早々に台数を減らさなくてはならないのに・・・
困ったものです!

ではまた!
T-PADDOCK630 T/Tatsumi

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