新型コロナウィルスの感染状況も少し落ち着いてきたようにも感じますが、まだまだ自粛ムードの様相です。
その中でT-PADDOCK630NY支局のスタッフに「アメリカから日本はどう見えているか?」を聴きましたら
日本は如何に危機感が薄くノンビリしているのかがよくわかりました。
その最たることは「日本人は危機感があるように一見できるがパチンコに興じる人たちや群がってバーベキュー、
ゴルフの打ちっぱなし練習などはあまりにも軽薄!」と、映っているようです。
それを聞いて筆者も他人事とは思えず「少し耳が痛い!」と思いました。
それが先週の土曜日の月ヶ瀬です。
毎週毎週、月ヶ瀬に“3蜜の取り締まり”と称して「見回りに来ています!」と記事にしておりますが
実体は、筆者もけっこう不謹慎と言われても仕方ないほど各信者さん達とは“密接度”は微妙でしょう!?
本来は「ステイホーム」で自粛しなければならないのですが気持ち的には「土日だけは人との距離はちゃんと
取るからバイクに乗らせて!」と・・・
こんな行動が海外からは“軽薄”と映るのでしょう!?そして、何を言っても自己都合の不届き者です。
その土曜当日はYAMAHA XS-1で月ヶ瀬に参上ですが・・・
XSの乗り味だけを語れば、やはり「気持ち良かったぁ~!」と感じる独特のエンジンフィール!
そしてフレームのしなやかさから感じるコーナーフィールがたまりません。
(ただ、左にバンクさせた時はサイドスタンドの先が路面で削られるのがたまにきずです)
そんな感想を月ヶ瀬の猛者を相手に述べているのが上の画像です。
皆さんの表情は「ほんまにィ~?」とでも言いたそうです。
こんな会話ができるところ、それが自粛もせず月ヶ瀬に来てしまうところかもしれません。
明くる日の日曜は、その反省もあってガレージに籠ることに・・・
そこには最近、「籠ることが楽しい」と思われたお方のお手伝いでエンジンのブラスト掛けがありました。
まずヘッドを外して・・・
さらに
ヘッドからカムシャフトやバルブ等のパーツを外します。
そして
ヘッド内にブラスト時、砂が入るのを極力防ぐマスキング処理を・・・
そのブラストマシン
この箱の中で圧縮された空気と共に対象物に細かいアルミなどの粒を金属の素地がでるまで吹き付けます。
一先ず仕上がったのが・・・
久々にブラストをしましたが以前まで使った砂と言われる金属粉を網戸の網をフィルターにして一度、綺麗にしておりました。
その甲斐あって
ヘッドの各パーツもご覧の通り、アルミの素地が綺麗に露出!
そして
ヘッドを組立てて・・・終了!
一先ず、今回はここまでで次のボアアップシリンダーやガスケット類のパーツの到着待ちです。
そして先週には、こんなお客さんが。
HONDAのズーマーです。
近所の大学生が「走ってて突然エンジンがストップしてそれから全くエンジンがかからんようになって・・・」
と、T-PADDOCK630ガレージに駆け込んできました。
この大学生の子は以前にこのバイクのハンドルグリップが取れずでT-PADDOCK630に来たことがありました。
その時に簡単に外してあげたことから今回も訪ねてくれたのでしょう!?
で、診断した結果バッテリーあがり!
セルボタンを押すもカチ!カチ!っというだけでセルは回らない!
なのですが、バッテリーが突然あがってしまってエンジンが突然止まる・・・って、ちょっと考えにくい現象です。
一応キックがあるのでキックを踏んで掛けると簡単にエンジンはかかりました。
でも、原因は特定できていませんのでここは、その子の自宅が近所ということで今回は一旦お預かり!
そして原因を探ることに・・・
まず、怪しいバッテリーを取り外して
原因はこれです。
要はバッテリーが弱っていたことが問題ではなくプラス端子が以前から折れており何かの拍子で端子から外れたのが
突然のエンジンストップになったと考えられます。
原因は掴んだのですが、そのプラス端子はこのズーマー専用の特殊なパーツ!
本来、そのパーツを手配して交換するのですが、そこまではしなくても代用を造れば済む話です。
それが
バッテリー端子のジョイントパーツ!
これを取り付けて、バッテリーをフル充電して完了!
引取り連絡をしたら現在は大学もオンライン授業とやらで、さっとは動けない様子でした。
しかし、その合間をみてすぐに引取りにきました。
そして「エンジンをかけてみて!」と促すと・・・
「キュル・・・バッバッバッ・・・ブ~ン」と一発で始動!
その学生の子は「イヤ~、感動です!」と大喜びで帰って頂きました。
大した修理でもないのですが「感動です!」って言われると何か凄く気分がいいもんです!
これもガレージライフの一コマです!
そのガレージライフで筆者のT-PADDOCK630から徒歩2,3分のところにこの方のガレージが・・・
今から3年前ほどにT-PADDOCK630にお越しのお写真です。
Kawasaki MachⅢ乗りの高山さんです。
以前よりお邪魔したいと思ってましたが、今年定年退職をされたことからやっとお伺いさせてもらいました。
筆者の前の東生駒の自宅ガレージと同じ“おとなのおもちゃ箱”です。
そして置物が・・・
70年前後でしょうか・・・ステレオです!
中身はちゃんと機能して
さらに
30年間乗っておられたSR311こと“ダットサン・フェアレディ2000”の記念フォトフレーム
そして
下のインフォはフェアレディの時代背景が記載されており、それを読んでいるだけで当時にタイムスリップします。
他には
とにかく工夫の塊で「これ、どこで手に入れましたん?」とか・・・いろいろ教えてもらいながら遊ばせてもらいました。
突然お邪魔いたしましたが、ありがとうございました。
他にもお邪魔したい方がいらっしゃるのですが今やガレージではなくアトリエになっているのでは!?というお方!
その方は最後に同じくジモティーの南野画伯が・・・色鉛筆アートをお送り頂きました。
今回はDucati Osaka Eastオーナーの金田さんで、昨年のスズカ8耐のワンシーンだそうです!
今回の作品は画伯にも返しましたが今までで最も綺麗という印象です。
特に全体のバランス感が最高ではと思いました。
しかし、自粛で自分自身を見直すと意外といろんなことができるものですね!?
さて筆者も思いついたことが・・・
ほんとにやるのかな!?
ではまた。
T-PADDOCK630 T/Tatsumi
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