2020年11月19日木曜日

『Bike in the sky』#208 トラブルもまた楽し!

 こんにちは。

先週の日曜日。

毎度の月ヶ瀬事情からです。

天気も良く、気温も寒からず暑からず最高のライディング日和!

当日は真冬に弱いDucati Mach1にて出動!
(その弱い訳はキャブレターがエアクリーナー無しのファンネル仕様の為)

特に問題もなくガレージから出発する時のエンジンの始動は「儀式」を踏んでから2,3回のキックでかかります。

しかし、ガレージと月ヶ瀬の中間点の般若寺セブンでモーニングコーヒー後、エンジンの再始動の時は2,3回のキックでは
かからずティクラでしっかりガスを呼び込んでアクセルをけっこう捻り気味で始動をさせました。

やはり夏場と比べてエンジンが不調ではないのですが「気を許さない」独特の「おまえに乗りこなせるか?」とでも
言われているようで「ライダーが試されている」かのような「ピリッ!」とさせられる気になります。

さらに今時のセル一発でエンジンがかかるバイクとは明らかに一線を画し、エンジンが掛かった時は逆に
何とも言えない征服感があります。

そして、気分も良いところで月ヶ瀬に向かい30分ほどで到着!

いつものように月ヶ瀬信者との談笑中、ここ数年の中で知り合いになりましたERさんがYAMAHAの名機、SRXにて登場!

そのSRXを囲んで・・・
上の画像はERさんが「走ってきてエンジンを切ると次にかける時、なかなかエンジンがかからないんですよ・・・!」
と皆に相談!

で、「エンジン停止後15分ぐらいの一番かかりにくい状況」で、その症状を確認すべくキックを踏んでもらいました。

そこから10回ぐらい、エンジン掛けのトライをするもなかなか掛からず、まさに「Death Vally」ならぬ「Death Zone」に
はまってしまってます!

皆は「燃料が濃い」の「薄い」のや「点火時期が・・・」などなど、どれもあり得る原因なのですが
この症状はT-PADDOCK630の初期型XS1とまったく同じ症状だったのです!
数年前、このXSには大変苦労をさせられましたが今では原因が掴めて、先ほどのERさんの症状にも問題なく対応できております。

ただ、2気筒のXSと単気筒のSRX、またYAMAHAにとって約50年前の初の4サイクルと走りに磨きを掛けた約30年前とでは
明らかに構造的にも「同じく」とは言い難いと思います。

しかし、YAMAHAという硬派?なメーカーゆえDNAまではそう変わるとは思えません!

これは私の独善的な見解ですが、今回のSRXの症状は初期XS由来の「癖」ではと思います。

で、皆でわいわい話している中で何気にERさんが「バッテリーも古くて・・・」と言われた時、私は喰いつきました。

私は「そのバッテリー、いつから?」と尋ねると

ERさん「あまり自慢できないのですが7年ぐらいは経ってると思います。」

私「アッ!それやわ!」と、まるで何かの大発見をしたかのような態度!

そこには裏付けがあるのですが・・・

しかし、その場の皆さんは・・・

「し~~ん!・・・」でした。

バッテリーが原因の理由をお知りになりたい方はいつでもお尋ねください。

またそれだけでもないのですが・・・因果応報とでも言いましょうか!的な話です。

そしてシーンは変わって、私はガレージに戻って、また新たな乗り物の製作?です。

それは・・・
先日まではHONDAのNautyやMonkeyがありましたので「ちょっとそこまで」的な用事はけっこう気楽にクリアできておりました。

ところが一気に2台とも消えてしまいましたので、最近は少々不便を感じる始末!

と言ってまた新たに購入するのもおかしい!

よって「ならば、造るしかない。」と言うことで部品取り用のタクトを蘇らせることに!

ところが・・・
部品取りでいろいろ歯抜けな状態!

足りないものが多々あるのですが在りもので進めるにも「先ずエンジンは掛かるのか?」

よってエンジンを始動させるのですが、これがなかなかの曲者!

なんとか掛かってもエンジンの回転がけっこう高く回転が落ちる気配がない!

キャブレター周りを見るとインマニ辺りに燃料口とは別のやや細い口があります。そこを指で押さえると回転は下がり気味になります。

「うん、なんじゃこら!」

で、月ヶ瀬信者の「なんでも知ってる?バカさん」に尋ねると

「そこから2次空気吸うてるわ!それは〇〇〇用の〇〇〇やし!」とご教示頂いたのですがその〇〇〇が思い出せず・・・

まぁ、その口に一先ずキャップをして先に進めることにしましたが次はもっと大問題。

電気系をいろいろ確認しながらチェックしてまして「何かが足らんぞ!」となって気がついたのが
レギュレターです!

これは困った!

今回の原チャ復活プロジェクトは「コスト、ゼロ!」なのです!

「さぁ~て!どうすっかな!」

と思案中、T-PADDOCK630三重支局長から連絡が入りました。

それは先日来始めました「T-PADDOCK630 Welding Repair Service」の一時休止連絡です。

最初、「何が起きたのか!?」と心配しましたが取り越し苦労で「溶接による修復」の依頼をけっこう頂いているようです。

そんな理由で、本業もありますので段取りがつくまでしばらくお休みとなりました。

やはりレースでの転倒などでバイクの損傷が想像以上に多かったのが、やや誤算だったようでありがたい悲鳴です。

最も多いご依頼はハンドル・グリップ周りの折損や割損です。
ブレーキレバー・ホルダー側が折れて・・・
またステップ周りも・・・
ブレーキぺダルが折れて・・・

修復して以前より強度は上がってますが・・・

と一例をご紹介しましたが新品に近い状態にも仕上げることは可能です!

あくまで状態を確認しないと何とも言えませんことはご理解ください。

さぁ~て私のチョイ乗りバイクの修復も何処まで仕上げるのか!?

別にレースもしないので綺麗に仕上げたいのだが・・・

でも掛けられるコストはゼロ!

う~ん!!!

では!
T-PADDOCK630 T/Tatsumi

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