2021年4月15日木曜日

『Bike in the sky』#229 思い出したこと・・・

 変異型コロナウィルスによる感染拡大が止まりません。

特に大阪市!

感染者数での1日の1000人超えはちょっと気が退けてしまいます。

また隣接する奈良県での感染者数も比例して増大傾向にあります。

こんな状況下で「Bike in the sky」と、お気楽なタイトルをつけたブログを認めるのは違う意味で気が退けます。

しかし、こんな時だからこそ少しでも気持ちが和む話題があればお送りしたいと勝手に思っております。

そんな話題が先週末の土日、奈良県の針テラスでありました。

先ず土曜日!

上の画像は既にFBで同画像、手前から2台目のCB450K1乗りのHa〇さんがアップされており、ご存知の方も多いと思います。

当日の私は手前のYAMAHA XS-1初期型に単独でいつものルーティンコースとして針テラスに行ったのですが
その針テラスでHa〇さんのCBと遭遇してから数分経った時、珍しい旧車が合流してきました。

先ず3台目に来たのが・・・
左端、月ヶ瀬でも最近お馴染みのHi〇さんの1966年製、SUZUKI 80K10-2型。

Hi〇さんは他にもいろいろと、この手の商用バイクをお持ちで、意図してかは分かりませんがSUZUKI車がお好みようです。

そして4台目がその右隣、赤いタンクの同じく1966年発売の今では、なかなか目にする機会がないKAWASAKIの250㏄A1。
当時、クラス最強の31馬力。ゼロヨン最速の15.1秒。最高速度も165km/hと驚異的な高性能バイクでした。

このバイクのオーナーは私もよく知る某大学の先生で超KAWASAKIマニアのTa〇さんです。
メーターもHONDAのCB72同様、「水中メガネ」と言われたデザインのオリジナルでハンドルやミラー、バンパーに至るまで、そして「太鼓型」と呼ばれるウィンカーも全て当時のパーツを纏っています。

大学の先生ですが、ただ大人しくは乗っておられません。

エンジンも・・・
ピストン&シリンダーに手を加えてチューンナップ。

排気系も・・・
オリジナルのマフラーから左右をワンオフ・チャンバーに換装してます。

音質は2スト独特のパラパラパラといかにも走りそうな乾いた、いい音色を奏でていました。

こうして、たまたま知り合いの旧車が4台も揃うと当日の針テラスの他のライダーさん達はやはり物珍しさで集まって来られ
笑顔で愛でていただけました。

そして、次の日曜は
日曜の快晴は久しぶりのことで、気温も心地良いことから今年初乗りのDucati Mach1にて月ヶ瀬に!

久しぶりの月ヶ瀬への乗り出しでしたが、いつもの月ヶ瀬ライダーに囲まれてご機嫌なMach1でした。

そして、このあと前日同様、針テラスに向かいました。

特に問題なく快調に走れたのですが・・・

ところが針テラスから颯爽と帰るためにエンジンを掛けようとキックを踏むも、数回キックを踏んでもなかなか始動しない。
「う~ん、どうしたものか!?」と原因を考えながら悩んでいたのですが・・・

先ず考えられるのがキャブレターのティクラー(燃料をフロート室に強制的に呼び込むポンプのような装備)を押してもキャブから溢れ出るガソリンの量が少ないような。

そしてプラグを見るも被り気味ではあるが火はやや弱いながらも飛んでいる。

ということから燃料残をチェック。

確認するとガソリンが少なくなってきていること。

そして出発前にバッテリーの電圧を確認していないことなどで、ここはひたすらキックを踏み続けるしかない。

そうこうしているとMach1の周りは黒山の人だかり?

ではなくとも、そこそこの人数の目線が気になりだしたところで・・・

ようやくエンジンはかかりました。

そしてホッとしたのも束の間!

ちょうど、そこに昨日の大学先生のTa〇さんが今回も、またまた超珍しいバイクで!
1967年、発売が北米から始まったKAWASAKI 250 A1SS。

2サイクル車としては初のオーバークロスタイプと言われたマフラーを装着したことでアメリカでは、このスタイルは大人気となったようです。

ただし、このマフラーは一見、オリジナルに見えるのですが実はこのA1SSも昨日のA1同様ワンオフの特別仕様なのです。

ただエキパイはマフラーと一体モノです。

車体右側
またハンドル周り
メーター等、A1と同じですがハンドルにはスクランブラーということでブリッジが付きます。

どちらにしてもA1、A1SSとも今では非常に希少車と言えるでしょう!

また最近、2スト車が心なしか増えてきているように感じるのは私だけでしょうか!?

先日の月ヶ瀬でも希少な2ストを拝見しました。
1965年のSUZUKI T20(250㏄)

非常にキレイなT20でしたが昨日土曜のA1、そしてこの日曜のA1SSを見せてもらって私が高校2、3年頃のバイク仲間と青春を味わった時代を思い出しました。

この時代のバイクは免許証を取得してからライブで乗ったり、また友人が手に入れたりしてほんとうに懐かしく感じます。

当時の中学から同級生だった稲〇君のA1、高校のクラブの友人で池〇君のA1SS、そして同じく曽〇君のT20や他にはYAMAHA DS6の谷〇君。

そして私のCB72!

皆でSUZUKA CIRCUITなどにツーリングに行った時も帰りの道中、直線の道ではどうして気分は全員レーサーです。

よってアクセルグリップを捻るも、各自の腕前もあったのでしょうが当時は明らかにバイクの性能で優劣がついてしまいます。

唯一、A1SSとT20がトップを競り合い僅かの差でA1とDS6が続きCB72は4,5馬身後に離されます。

そんな懐かしい出来事を思い出しました。

その思い出したことで・・・

忘れておりました!

先週の白バンに追いかけられて?の結末です。

先週の記事では

「白バンが停車すると・・・」「ここで奇跡?が起きます。」で終わりました。

では先週の話を続けますと「白バンが停車すると・・・」は

「白バンが停車すると・・・と思いきや、白バンは止まらずNSUの前を通り過ぎるという奇跡が起きたのです。」となります。

たったこれだけの事でしたが私にとりましては三碓の交差点前の車線変更禁止違反をしでかしたかと不安でいっぱいでした。

そして白バンが通り過ぎた時は切符を切られることばかりを考えていましたので、ほんまにホッとしました。

でも白バンのマイク越しの全く聞き取れない意味不明な

「〇△Χ※ЖΦΩで、〇△Χ※ЖΦΩだけ・・〇△Χ※ЖΦΩ・・・」は何とかして欲しい!

ではまた!

T-PADDOCK630 T/Tatsumi

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