今年は気のせいか週末に雨が多いように思います。
先週も日曜は一日中雨で、予定しておりましたバイク屋主催のツーリングは中止になってしまいました。
しかし、前日の土曜日は久しぶりの超快晴。
翌日が100%の確立で雨予報でしたのでツーリングに乗り出すはずのCB750で月ヶ瀬へ!
最近の私は歳のせいか、この重たいCBに跨る機会がド~ンと減ってしまいました。しかし、いざ乗り出すとやはり「HM300」と呼ばれるマフラーの排気音がワクワクさせてくれます。
このような高揚感を味わうために毎週、毎週、月ヶ瀬までの約50km、特に奈良市内からの25kmの峠道は重たいCBであっても気分は爽快です。
また、それ以外の月ヶ瀬に向かう別の理由として・・・
一つには、気さくな月ヶ瀬ライダーとの会話!
そして、もう一つが特に昨年辺りからほぼ毎週か隔週で現れる「旧車」と括られるゾーンのクルマやバイクに出会えることが楽しみなのです。
今回もやはり現れました。
奈良在住のHi〇さんの非常に珍しいバイクで1959年発売のスズキ コレダ セルツインSB「ジェットライン」と名付けられた車体に「世界初の2サイクルツイン125cc高性能エンジンを積んだ」を謳い文句にしたスズキの野心作だったようです。
タンクからサイドカバーまでを流れるように纏めたところを「ジェットライン」と名付けた当時のデザイナーがワクワクしていた様が伝わります。
戦後、数十社とあった日本のバイクメーカーはバイクのネーミングに希望を持てるような横文字を多用します。
有名なところでは「ポインター」や「ラビット」「ライラック」などなどですがホンダでも当初はバイク名に「ドリーム」や「ベンリー」といったネーミングを使いました。
同様にスズキでも「コレダ」というネーミングを1950年代初めで使われますが1954年には「コレダ CO-K 90」が発売され、その年に「鈴木式織機」社は「鈴木自動車工業」に社名を変えていきます。
そしてスズキは「コレダ COX 1」「COX 2」そして「コレダST1」「同ST2」シリーズと続き1956年には「コレダ TT250」の250ccを出します。
1957年には「コレダ ST 3」となり同時にTT250型の廉価版として当時は国産最強18馬力の250㏄「コレダ TP」を出しました。
この1950年代は日本は激動の年でもありますが大きな希望にも満ちた年代もあったようです。
因みにヤマハの車名は横文字の単語ではなく「YA1」「YB1」といったようにアルファベット文字と数字だけで何となくヤマハらしさ?が窺えます。
そして話をコレダのセルツインに戻します。
メーター周りですがメーター内の少し見にくいインジケーターランプが丸ではなく四角にしているところがスズキらしくなぜ四角にしたのか、その意図が知りたく思います。
どちらにしても今は間違いなく旧車が多くなったようですが当日の某所にも・・・
サイドバルブのエンジンを積むハーレー。(Haya〇さんのFB画像をお借りしてます)1929年から1973年まで造られたエンジンですが、このハーレーも希少ゆえ絶滅危惧種に登録されるのではと思います。と、人様のバイクを取り上げてきましたが当のT-PADDOCK630バイクは最近、現行車に手こずってます。
とりわけ入手しましてから2,3年ですが、入手時よりのオイル漏れと各部のサビが気になっておるKAWASAKIシェルパ。
エンジンは調子が良いのですが、やはりもう少し綺麗にしてやりたい。
よって、ここは一度、エンジンを下ろして大掃除!
オフロード車なので丸裸にすぐできると思ったのですが、狭い所に電装パーツやキャブレターが押し込まれたように収納されており意外と取り外しに苦労します。一先ず、全バラにする予定ですが、あまり時間を掛けれません。
その理由はこれだ!
近所への足バイクがない!
がんばります。
では!
T-PADDOCK630 T/Tatsumi
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