2021年4月29日木曜日

『Bike in the sky』#231 自粛慣れの対策は?

コロナ禍、さらに変異ウィルスが猛威を振るう巷では第4波の感染者増加が止まりません。

それも特に大阪を中心として兵庫、京都、奈良でも感染者が増加の一途を辿っています。

各行政は緊急事態宣言を発出して、なんとか感染者の増加を防ごうと躍起になっていますが国民には今一つ説得力を欠いているようにしか思えません。

かく言う私、平日は近所のスーパーに買い物に行くぐらいでおとなしくしておりますが週末は血が騒ぎ月ヶ瀬、針テラスへは密を避けつつ見回りには出かけております。

そこには「自粛慣れ」のような雰囲気があるのかもしれません。

その「自粛慣れ」を防ぐには「のめり込む」ような「夢中になる」ような何かがあれば良いのではと思います。

私の場合、予てより課題にしてました「チョロQ」と呼ぶ「SUZUKI ツイン」という2シーターの作業があります。

その作業が夢中になるかはわかりませんが・・・

それはマフラーの修理作業です。
上の画像はちょっとボケておりますが以前に装着してたマフラーはDucati MHeの二本出しマフラーで軽四とは思えない野太い排気音で非常に気に入っておりました。

ところが、そのDucatiのマフラーとエキパイとを繋ぐジョイントパイプが腐食で穴が開いてきました。
穴が開いたところをプラハンで叩くと・・・

映画のハムナプトラに出てくるようなミイラ状態!

では、そのジョイントパイプを換えれば良いのではと思いがちなのですが上の画像のようにDucatiのマフラー側は入口が2か所なのでジョイントパイプは「ワン・イン・ツー」状態のモノが必要なのです。

ところが、その特殊なワン・イン・ツーパイプはガレージ内の在りモノのバイクのエキパイで自作したもので二度と同じものを造るのは不可なのです。

専門の業者に頼めばそれなりの費用で造ってもらえるとは思いますがそれでは「Bike in the sky」の主旨に反します。

よって2作目は新たなジョイントパイプに合うマフラーを探しました。
これです。
1955,6年ごろの独製 NSU Sports max。

このNSUは入手当初、レース仕様であったため直管のメガホンマフラーが着いていましたがとても街乗りできるレベルの音ではありません。

よって、NSUもガレージ内のYAMAHA SRVに使用していましたトラップマフラーに換えました

ところがトラップマフラーをそのまま装着してもパワーが上がらず、結局マフラーエンドの蓋?に30mm程度の穴を開けて解決。

そして暫くはNSUをそのマフラーで乗っていたのですが、それでも爆音は元のメガホンマフラーよりはマシですが爆音は爆音です。

そこでトラップマフラーをチョロQに移植しようと考えたのですがNSUのマフラーはどうするのか!?

で、NSUは次のマフラーに・・・
YAMAHA XS-1のマフラーで非常に大人しいジェントリーな音になりました。

話しは前後します!

で、先のトラップマフラーをチョロQには装着できたのですが・・・
排気音もDucatiのマフラーのような野太い音ではありませんが、それなり?の音で暫くは乗っていたのです。

ところが昨年秋ごろに、とある乗り物のセンスには一目おける方から「車体からマフラーちょっと出過ぎやで!」とご指摘!

私は分かっていたところを突かれた感じで・・・

「う~ん、そうなんやけどステーが車体に干渉しないために、この位置がベストなんよ!」と言い訳の返答!

すると

「もう数センチぐらい引いた方がカッコええで!」と妥協して頂けない。

そして再度、ステーの話しをするも

「ステーの位置換えたらエエやん!」と簡単におっしゃっていただける。

そんなやり取りがあって、半年ほどはほってはいたのですがトラップマフラーと車体をジョイントしている緩衝ゴムに亀裂が入り出し、ややグラつき出してきました。

このままでは、いつかゴムが破断してマフラーが脱落する危険があります。

そこで冒頭の「予てより課題にしてました・・・」の通り、課題の「マフラー出過ぎ対策」に着手する機会が訪れたということなのです。

そして今度の3作目のマフラーは・・・
チタン製と思われるマフラーですが、このマフラーにはHONDAのApeのような軽量級の縦型シングルに装着できそうなエキパイも付いていました。

そのエキパイをマフラーと分離してマフラーのみチョロQに装着するのですが・・・
マフラーのジョイントパイプ側の径が今までで最も大径で、それに合いそうなジョイントパイプがガレージ内の残り物パーツにはありません。

よって、足場材の単管を20mmほどカットし外径をテーパー状に削り単管を縦方向に4か所スリットをつけて応急のインナーガスケット?のようなモノをハメます。

そして僅かな排気漏れを防ぐ耐熱のメッシュテープをツメて終了!

念のため、ジョイントパイプとマフラーを繋ぐスプリング用のフックもジョイントパイプに溶接して完了しました。

そして課題の件は・・・
わずか50mmほどですがマフラー出口先端が内側に入るとスッキリはしました。

実はこのApe用と思われるエキパイ付マフラーも上述のトラップマフラー出過ぎをご指摘のお方から頂いたものでした。

このお方は最近はSUZUKAなどをタイムトライアルなのか4輪で楽しまれてますN〇さんです。

しかしNさん、以前のマフラー出過ぎを見かねてそれでApe用?のマフラーを当方に寄贈頂いたのか!?

であれば非常に私のレスポンスは鈍い事この上ないところです。

でもコロナ禍自粛中、たいへん楽しませていただきました。

ありがとうございました。

さて次の自粛対策の課題物は・・・
KAWASAKIシェルパのリフォームです。

これは時間がかかりそうでほんまに元にもどるんか?
と心配です!

では。
T-PADDOCK630 T/Tatsumi 

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