つい先日、ビジネス誌にて共感できる記事が掲載されていました。
飲食店を表す英語の「Restaurant=レストラン」は「元気を回復させる」という意味のフランス語「Restaurer=レストレ」が起源、と載せられていました。
その掲載の背景としてコロナ禍における外食産業が氷河期を生きる為に環境の変化をただ嘆くのではなく業態やサービスを進化させて次の時代を生き抜こうとする逞しさを紹介していました。
そして、いつかお客さんが戻って「外食の楽しさ、喜びといったものを皆さんが改めて発見されているのでは・・・」と、ある外食チェーンの社長の言葉も合わせて紹介していました。
そこで私が何に共感できたのか、なのですが・・・
それは、フランス語の「Restaurer」は人々が「食事で元気になる」とありますが、少し調べてみますと、もう一つの意味に「修復させる」という意味もありました。
となると私の趣味である「レストア」は仏語の「レストレ」と同じなのではと思い、さらに調べると、どうやら同じ意味ということでした。
そこには大事にしていたバイク、また青春時代に乗った思い出のバイクやクルマを復活させて乗りたいなどなど・・・
そうして手に入れたバイクやクルマが蘇り、さらに乗った瞬間、確かに気分も晴れやかになり爽快な気持ちにさせてくれます。
やっぱりレストアは人の気持ちを元気に回復させてくれるものだったのです。
ここまでは「Bike in the sky」というタイトルも意訳すると「バイクの楽しさで元気になれる」に通じるのですが・・・
ここで本日の本題です。
ところが最近は楽しさどころではなく少々ストレスにも感じる出来事が続発!
まず!
先週の土曜の月ヶ瀬にDucati Mach1で到着するなり、いきなりとんでもない整備不良を発見!それは到着してスタンドを立てようとするも何か違和感を感じました。
その違和感とはニュートラルを出してエンジンを止めたつもりがミッションがローかどこかのギアに入った感覚です。
そこでリアタイヤを空転させると・・・
「ガツン!」と何か引っかかった音!
もう一度リアタイヤを回すと、まともや「ガツン!」
すると先着のSi〇さんの「スプロケのボルト、抜けかけてますやん!」の声が後ろから。
見るとスプロケの抜けかけたボルトがスイングアームにまともに「ガツン」と当たっていました。
思わずゾッとしたのですが、そもそもここまでボルトが抜けずどうやって凌いできたのか・・・
ほんまに背筋が寒くなる感覚とはこのことです。
一先ずボルトを締めるのですがボルトの頭のサイズが11mmとやや特殊なサイズ。
携帯工具にはこのサイズのスパナ類は搭載していない。
「さて~」と在りモノ工具で増し締めしようと思ったところで同じく先着の今度はMi〇さんが「11mmありますよ」とスパナを貸して頂き増し締めはできました。
その作業後が上の画像ですが、リアスプロケットのボルトのもう一本は抜け落ちております。
そのもう一本は走行中にどこかで抜け落ち、紛失したようです。
しかし、先日にリア周りはベアリングの打ち替えとオーバーホールでキチっと組んだはずだったのですが・・・
いったい何が不備だったのか、やはり油断でしょうか!?
で早速、新たなボルト手配ですが今回抜け落ちたボルトは径が7mmで頭は11mmのやや特殊なサイズ!
似たようなサイズはインチボルトであればホームセンターに行けばあるのではと5分ぐらいの所のコーナンプロに早速出向きました。
インチボルトはあったのですが7mmに近いサイズはなく結局、1/4インチで一先ず妥協しました。
そしてAs〇さんの「次はワイヤーリングしといたら!」のアドバイスも聞いて・・・
一応、ワイヤーリングもかけ修復完了でボルト&ナット、各6個づつで合計75円!しかしコストの安さは良いとして気になるのが7mmジャストのボルトではなく1/4インチ=6.35mmのやや細い事が気になります。
よってジャストフィットにする為、ネジ専門サイトにて径7mm、頭11mmのボルト・ナットを発注しました。
コストは3350円也!
75円と比べると「高ッ!」って感じですが・・・
そして明くる日の日曜!
私と同じようにバイクの振動でボルトや他にもいろんなモノ?を落とされるお方がもうひとり・・・
Ik〇さんのリジッド・ハーレーの点検?をするIs〇さん?早速見つけたのか!?
「あ~、緩んでますやん!ガタガタいうてますやん!」と・・・そこは
ヘッドライトをフレームに付けているボルトなのか、ヘッドライトリムなのか・・・緩んでいました。そして・・・
またもや「ここボルト、飛んでますやん!」
と、エキパイをシリンダーに1本のボルトで留めている、その1本のボルトが脱落してありません。Ik〇さんは「あ~ぁ!」と、やや他人事っぽいご様子。
しかし、この月ヶ瀬はほんまに親切なのか、アラ探しで楽しんでいるのか、私も時々分からなくなる時があります。
どちらにしても不備を見つけてくれることで事故を防げますので、そういう意味では感謝はせんとあきません。
ですが・・・
そして、同日は私はNSUで行ったのですが・・・
このNSUはエンジンの調子も良く特に問題もなかったのですが、前日にバッテリーも充電をして明くる日の準備は万端。
そして明くる日、エンジンをかけようとするも昨日は充電完了後、エンジンの始動確認はして問題なかったのですがかからない!
で、バッテリーの電圧を測るも、いきなり7,8Vの低い数値!
なんとかかかれば、あとはダイナモの発電で走ることはできても、このバッテリーの電圧では低すぎます。
よって急遽、W1で使用中のバッテリーを外してNSUに付けましたがバッテリーの高さがやや高く、バッテリーを留めるベルトがフックにかからない。
というドタバタがあったりで二つ目のストレスを感じる出来事です。
バッテリーに関しては特にバイクに限ってですが現在10台のバイクは全て登録もしてバッテリーも全車に装備し、いつでもて走れるようにしております。
しかし、バッテリーを交換した当初は良いのですが、しばらく経過してきますと乗りたい時にバッテリーがあがっているというバイクが徐々に出だします。
そこで対策として他のバイカーに伺うとトリクル充電で微弱電流を常時流し続けバッテリーの劣化を防いでいるそうです。
しかし10台となるとさすがに全車をそこまでするのかと考えさせられます。
結局、手間ですが最も経済的でバッテリーにも良い方法はDucati MHeを除いて一つのバッテリーを乗る時に合わせて各車間で使い回すことなのです。
と、満足気に綴ってきましたが「Bike in the sky」のネタもなんかセコい話になってきました。
と、思っている矢先・・・
T-PADDOCK630に真っ黒なバイクに真っ黒な出で立ちで・・・
「うん?誰?」
では!
T-PADDOCK630 T/Tatsumi
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