2021年11月11日木曜日

『Bike in the sky』#259 う~ん、悔やまれる!

 先日の日曜日、事件発生です。

思わず「え~~~、ウソやろ~~!?」と悲鳴に近い声が出ました。

その悲鳴の正体より先ず前日、土曜日の様子から!

久しぶりのプチ林道ツーリングに行ってきました。

月ケ瀬に集合し9時出発の予定で!

今回の林道ツーリングの主催者は月ヶ瀬メンバーのOka〇さんです。

今夏、不動だったOka〇さんのセローをT-PADDOCKにて復活させたことから、そのテストを兼ねて開催されました。

参加メンバーはOka〇さんと同月ヶ瀬メンバーのShi〇さんと私です。

そこに当日、「俺も行く!」と急遽、同メンバーのKur〇さんも交えて4名による催行!

月ケ瀬を少し遅れの9時半頃に出発し、以前からお馴染みの大正池林道にて今回の先導役、Shi〇さんのリードでスタートしました。
大正池林道に入る手前、タイヤ空気圧等のチェックで少しの休憩!

参加車両は先導役のShi〇さんがセロー、2番手走者が今回メインのOka〇さんの同セロー、3番手が私のKLシェルパ、そして最後尾がKur〇さんのBMW310です。

しかし、Kur〇さんのBMWは車重170kgほどの中量級で、林道を走るには軽いとは少々言い難いです。
大正池周りを2周ほど走って展望台に到着!

ここまでのコースは以前にも数回走ってますが適当なガレ場や砂利場、大小の轍などなどでそれなりに緊張感があるコースでした。

しかし、今回走ってみて以前のような恐怖感がなく、なぜか大変楽しく走れた私がいました。

そこにはShi〇さんのセーブした速度域もあってと思いますが私的には以前走りました高槻寄りの箕面の山奥林道を経験したせいかと思います。

そこは林道と言うより獣道と表現した方が良いのか、また災害による土砂崩れ現場のような道なき道と表現した方が良いのか・・・

とにかく林道のような所はあるのはあるのですが大正池周りのような林道然とした所ではなく、ひたすら恐怖道しかなかった思いがありました。

お陰で転倒者もなく無事に終えましたが、私的には先ずOka〇さんのセローがトラブルもなく快調に走破できたことにもホッとしております。

また違ったところではKur〇さんの林道体験もなかなかでした。

と言うのも170kgの重量車で「林道初体験?」と言われてたと思いますが私的には重量車では絶対無理な条件です。

そんなオフロード事情ですが場面を変えては、私のお孫さんにあたるT-PADDOCK630三重支局長長男の最近の様子です。
鈴鹿にある「クラブベルズ」という全日本モトクロス国際A級450ccクラス元チャンプでベルズレーシングの監督兼現役ライダー小島庸平さんの教室にて特訓中です。

今回は動画をお見せできませんがオフロードカーブでバイクのお尻が振られた時、逆ハンにしてアクセルを開けたままクリアするシーンは思わず「お~、やるやん!」と声があがりました。

この孫には期待と不安で将来が気がかりです。

そしてお待たせしました。

事件の本題にはいります。

それは
先日の日曜日の出来事です。

月に一度は乗って動態保存を心掛けておりますBeck550Spyderを月ヶ瀬に乗り出し、その帰路での出来事!

奈良公園そばにある近鉄奈良前通り側の県庁前交差点を通過する時です。

県庁前の交差点手前から、その交差点の信号の青を確認して進入しようとした時、左レーン前方にいた車が減速して止まろうとしました。

それを見て「うん?何があるのか?」

で、こちらも減速したところ、左レーンのクルマの前には小鹿が2頭、動く様子もなく、そのクルマをジッと見つめておりました。

私は即座に徐行態勢をとってゆっくり通過しようとした時・・・

私のBeckの真後ろから・・・

キィーーーーーーーー!

と、1秒かそこそこの間、タイヤで路面を擦る急ブレーキ音が・・・

その刹那!

ドカン!

俗にいう「オカマ」です。

正式?に言い変えれば「追突」をされました。
追突されて即、右レーンのゼブラゾーンに退避させ追突してきたドライバーと話合いに・・・

相手のドライバーは真っ先に「大丈夫ですか?」と声をかけてきました。

しかし、最近は“質(タチ)の悪いドライバー”が多く追突をしても「こらッ!なんで急に止まっとんねん!?」とヤカラ(難癖)を言ってくるドライバーもいるとか・・・

さすがに、そんなドライバーではなかったのでホッとしましたが、そのドライバーはまだ22歳の青年で顔面は緊張でやや青ざめた様子。

でも、よくよく思い出すとキィーーと急ブレーキ音がした時、咄嗟に私は頭を前方に伏せるように下げ、両腕でハンドルをグッと強く握り追突による衝撃に耐える姿勢をとっておりました。

その甲斐あってムチ打ちのような症状はまったくなく無傷でした。

そして、そのドライバーに「先に警察に電話して!」と伝え、次に「任意保険に入ってたら保険会社にも連絡して!」と矢継ぎ早な指示!

すぐに警察も来て簡単な現場検証と双方の連絡先確認で30分ほどで終了。

事件はこんな感じですが、問題はこのあとのBeckの修復をどうするか!?なのです。

と言いますのもBeckのあてられた所を確認するとナンバープレートの照明&ブラケット部分だけの一部の損傷に診えます。

ところがBeckのボディはオールFRP製ですので少々あてられても衝撃を吸収する、しなやかさがあります。

では問題とは何か?

Beckの車体色が微妙な黄色であることです!

おまけに経年による日焼けの為、部分的な傷でも全塗になる可能性が高いこと。

また、そのボディを被せる“チューブラーフレーム(中空パイプで組まれたフレーム)”の後尾末端への衝撃による歪み等が出ていないか?なのです。

以上の修復内容による費用にBeckの場合、保険会社がその理由に納得がいかず賠償に難色を示す例があるそうです。

ということで当のBeckは入院となりました。

その入院先は
強烈なスーパーカーが並んでいます。

ランボルギーニや後ろに映るアストンマーチン!

さらに
店の奥はスーパーカーだらけ!

また
こちらにもランボルギーニ!

その後ろの車は?
年式は分かりませんが旧車もありでFIATだったかな?のワンボックスカー!

メチャお洒落です。

同じく旧車では
1967年頃かな?

全塗上り?からのカローラバン!

そして更に続く旧車では
プリンスのグロリア!

このグロリアはレストア待ちなのか!?

何にしても凄いお店です!

こちらはエス&カンパニーというメイン業務はボディに透明の表面保護膜を専門に貼る会社でスーパーカーや旧車にもその依頼があるそうです。

この会社の前身はマルカツという横浜の輸入車や中古の外車などを扱う会社で、その関西支社であった時、私のBeck550Spyderを33年前頃に購入しました。

それ以来のお付き合いでマルカツが関西から撤退後も未だに当時の社員さんにBeckはお世話になっております。

さてBeckの診断や如何に!

私とすればピカピカになるより現在の適度な“ヤレ感”がいい味になってきてますので、できれば現状態のままで戻ってきてくれるのが嬉しいのですが・・・

しかし、どうなるやら・・・

この日曜日の帰路の・・・あと数秒が前後にズレていたら今回の事故には遭遇しなかったのに・・・

と悔やまれるます!

T-PADDOCK630 T/Tatsumi

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