2021年11月18日木曜日

『Bike in the sky』#260 けっして他人事ではありません。

先週のブログではT-PADDOCKのBeckが追突事故に見舞われた記事を挙げました。
その時の様子を知りたい月ヶ瀬ライダーはじめ、いろんな方々にご心配を頂きました。

そのご心配頂く内容はムチ打ち等の私の身体へのお気遣いもあるのですが、最も気にかけて頂いたのがBeckの修復費用の件が大多数!

まぁ、保険屋さんも納得がいかない様子でしたが、最も困ったのが私と家内で「那智の滝」を観に行くクルマが奪われたことでした。

一先ずBeckの代車として提供頂いたクルマは・・・
TOYOTAが誇る大衆車、Vitzでした。

このVitzで和歌山の那智までの往復、約500Kmを走ってきました。
私も家内も初めて観る「那智の滝」は遠路はるばる来た甲斐がありました。
たしか、滝の落差が日本一だとか聞きました。

しかし、この那智までの往復500KmをBeckで来ていたら絶対と言っていいほど家内からは苦情が出ていた事でしょう!?

Beckはけっして乗り心地が良いとは言えませんので代車のVitzは結果オーライで良かったのかもです。

そして今週にはBeckのお見舞いで月ヶ瀬メンバー、バイクに乗らないライダーのNag〇さんがT-PADDOCKにお越しになりました。
前回は奥様とお越しでしたが、あれから4,5年振りでのご来店?

久しぶりであったことも手伝ってT-PADDOCKのガレージ内には興味津々のご様子でした。

乗って来られたおクルマは・・・
HONDAのN-BOXスラッシュ?だったかな?

Nag〇さんの月ヶ瀬詣でにお越しになるクルマはPorscheのケイマンですが近場では、このN-BOXを使い分けられております。

そして当日のNag〇さんとの話題はケイマンの跡継ぎのクルマ選びを何にするか?

候補車は〇〇〇に何となく決められている様子でしたが、果たして・・・

また、最も時間を割きました話題が私の現状の仕事は何か?

そんなことから私の職業履歴に話が向かい、その中でもアメリカビジネスの胆の話しにも及びました。

それは「どうやってアメリカ人のお客さんをこちらに向かせたのか?」に興味を持たれたのです。

その内容は「Bike in the sky」の主旨から話が少し脱線しますが「人は見たことのないモノには感動できない」というキーワードがあることを説明しました。

で、その「見たことはないモノ」を「普通はそんな見せ方はしない」であろう戦略の話しに続きます。

「例えばこんな見せ方をしましてん!」と2007年の4月にオープンしましたLAのビバリーヒルズ出店当時の写真をお見せしました。
上の画像、手前の「Trico Field」という子供服のお店です。

店内の画像も出てきましたので少しですがご覧ください。
什器等は現地で買い付け
とにかくシンプルに
ハンガーラックの高さは違和感のある高さに
正面からのメインウィンドにあるボディ後ろのアーチ形の什器はビバリーヒルズの住宅に使われていました暖炉をリメイクしてディスプレ!

ここビバリーヒルズは世界的にも有名な高級住宅地に隣接する「ロデオドライブ」という商業地ですので普通に仕掛けては誰にも見て頂けません。

ましてや子供服ですので対象になるお客様は限られます。

よって、子供服の常識を覆す演出が必要になると私のビジネス論の説明。

というように目立ち方を変えればビジネスになるお話をさせていただきました。

因みにLA店より先の2006年8月にオープンしましたNY店のお店の入口は
ウィンドウに古木の板を張り付け一見、目隠しをしたようなディスプレ!

そこにアメリカ人の目線より少し低めに位置する板を1枚だけ抜くと、そこから覗きたくなる人の心理を生かした演出ができました。

と脱線しましたが、そういった私のビジネス成功談の自慢話にお付き合い頂きました。

で、Beckの修復に話を戻します。
上の画像のリアフードに冒頭画像のナンバープレートやナンバーの照明部品が付いています。

事故当初、それらの部品だけの損傷に見えたのですがBeckが入院しました〇&カンパニーの診断は、このリアフードの末端部にクラック?が入っているとのことでリアフードを元に戻すには代替のリアフードを使わないと綺麗には戻らないとの見解!

よって代替のフードを探すも玉数が元々少ないBeckということで、無ければアメリカから新品を取り寄せるかしかないとのことでした。

現在、Beck社は世界的な旧車ブームの影響で新車の販売を再開したとか!

ただ年間の生産台数が僅か5台だそうです。

また、フードがあったとしても現在の私のBeckの塗装色が特殊なクリーム・イエローということでフードだけを塗り直しても、それ以外のフロントやサイド部分が日焼けしているため、色目が100%には合わせられない。

となると全塗装しかないとのことで、その費用が〇〇〇~〇〇〇円で今時の中級SUV一台が新車で買える費用!

相手の保険業者は「・・・・・」と冷や汗の様子だそうです!

どちらにしても今はブームで旧車やスーパーカーなどが普通に走っている時代です。

けっして今回の事故は他人事ではなく逆に、いつ加害者になるかも分かりません。

特にバイクでは峠道などのブラインドコーナーでいつもの走り慣れた道のその先に旧車やスーパーカーが何らかの事情で停車していたら・・・

さらに搭乗者にも危害が及んだら・・・

「保険に入っているから・・・」では済まない事態も考えられます。

是非、このブログを読まれたら他人事ではなく、安全を意識して楽しく乗って頂きたいと願います。

ではまた!

T-PADDOCK630 T/Tatsum

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