そこには季節的な寒さゆえ当然ながらの凍結にも怖気づいての判断も入り混じる。
かっては少々の寒さでも最悪、土日のどちらかは月ヶ瀬詣でには参加していた。
それが両日を欠席するのには寒さに、やはり老齢化が加わったことが大きいと思われる。
その私の老齢化で年始の挨拶にも記したのだが、今年のミッションとしてT-PADDOCKガレージのバイクを減らさなくてはならない課題がある。
特にその対象は大型のバイク!
さらに乗車姿勢にて走行中の安全が担保できないDucati 900MHeはその筆頭にあった。
であるが900MHeは先週に富山の方に嫁入り?いや養子縁組か!?
とにかく大事に乗って頂けそうな方にお譲りすることができた!
富山に着いて先方から即座に連絡があり・・・「到着してビックリしました。あまりの綺麗さとメンテが行き届いていて・・・」と!
そんなMHeの話しを家人としている最中で次は大型バイク2番手にあったCB750にも嫁に迎えたいというお話が舞い込む。
このCBをお求めの方もMHeの方と同様、T-PADDOCKのWebサイトをご覧いただいて連絡をしてこられた。
この方は以前からCB750 K0を探しておられた様子で巷の市場ではとんでもない価格で手が届かない。
また手が届きそうなCBは素性が怪しく、これも違う意味で手が出せない・・・とのこと。
「すみませんが検討した結果、買います!」と・・・あまりにも唐突な電話が入る!
「各方面のCBをいろいろ調べた中で、そちらのCBが最も納得ができると判断しました。」と仰るわけだが安い買い物ではない!
そして即座に高額のご入金100%があった。
Ducati MHeに続き間髪を入れずCB750も埼玉にお嫁入が決まる!
ただ納車までは少し時間があることから気になっている所のメンテにかかることにする。
結果、アイドリングは今まで少し低めの600~700rpmだったが・・・
ビタッと1000rpm!その他は現状、特に問題はなく超気持ち良く乗れているマシンであるが・・・
最近、フロントブレーキからキィー、キィー、キィーというパッドの編摩耗?による歪み音が耳についていた。これは高額車では許されない不快音であるためキャリパを分解し、両パッド裏面にシムグリスを塗布することに・・・
これで不快音が消えなければローター側も手を入れなければならないが、一発で不快音は解消された。
ここからはひたすら綺麗に磨いてやって気持ち良くお嫁に出してやりたい。
しかし、その私の心中は先週のDucati MHeと同じで非常に淋しく、気持ちに涙の雫が・・・
そこには、このCB750を広島で見つけたのが1900年代が終わろうとする23,4年前の話しである。
が、さらに言えばCB750の発売が始まった1969年から1970年にかけての私の高校生時代にもどらなければならない。
先ずCB750は雑誌で知り、その後、街中で生で目に触れ、生でHM300から発せられる排気音に身震いを覚え・・・
といった思い出が今の時代では絶対と言っていいほどの感じ得ない感動と希望にも満ちた感情が植え付けられた。
そんなことから「いつかは、いくつになっても、ナナハンに・・・」
で、広島で見つけた時は会社を休み、会社の軽バンで引取りに行った次第なのである。
引き取ってきてすぐさま英国仕様にし、その後排気量を100cc上げ、電装もフルトラ化し・・・と夢中になった思い出は尽きない。
このCB750を手にしたのは上述のように20数年前だが気持ちの中では50年以上も前からの思い出が詰まっているバイクなのである。
同様にそんな私の思い出の過去のバイクやクルマは・・・
手離していった古い順番から
1990年、自社の商談室にお飾りバイクとして・・・
BSAの650cc、ロケット・ゴールドスター!(写真はないがこの前にゴルディこと単気筒の500ccのゴールドスターもあった)
(塗装はたしか三重支局長が缶スプレーで)
この三重支局長はこのあと幾多のバイクを乗り継ぐが、写真が見つからずNSRなどのレプリカ系が2台?
その後もアグスタ750や1000ccのVTR、さらには4輪でSOLEXチューンのサニトラ!
しかし、その前にこんなモンスターも・・・
NISSANのS30!私も乗ってみたが300馬力は出てたであろう、このじゃじゃ馬は置いておくべきクルマだった!
そして、このあと現在のガレージに移るわけだが
SUZUKIの北米並行車 T21 ワンオフのチャンバーチューンでバカっ速やのカスタム車そして1970年頃、日本ではCB750と最速を争ったKawasaki KAこと初代マッハⅢ
このあとも
オリジナルに近いカラーリングでカフェ風カスタムにしたMonkey Z50A
これを
そして昨年末
記憶の新しいところで東京に嫁いでいったDucati !などなどで、この他にもまだあるが画像がない!
どちらにしても私のバイク収集はかっての青春時代の思い出が軸としてあり、その思い出を蘇らせたい気持ちから現在に至ったようである。
よって今のバイクに興味が沸かない理由が、こうして回顧していくと見えてきた。
え~!今ごろ気がつく!?
やはりボケ老人だ!
T-PADDOCK630 T/Tatsumi
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