先週、CB750の嫁入り先が確定し今週の月曜には配送業者が引取りにきた
来るなり業者のドライバーは
「わ~!?このCBですか?」
「これってK4とかK6とかいうやつ・・・ですか?」と、イラッとする質問をしてくる
「いや!ゼロ!」
とだけ伝えると
「え~~!ゼロ~ですか!?こんな渋い色のナナハン初めて見たんでてっきり後期かと思いましたわ!」
その「渋い色のナ・ナ・ハ・ン!」
ここだけを切り取って聞くと、この業者は「エエ人やん!」に思えた
と、なるわけだが・・・
なんと、CB750を積むトラックは・・・「なんで軽トラやねん!?」と、またイラっとする!
「キング・オブ・ザ・バイクやぞ!」と意味不明な年甲斐もなく、心根はボヤキも・・・
いよいよ、マジでお別れだ!ここから埼玉方面に嫁ぐわけだが道中、雨の予報が入っている
よってCBのメーター周りやヘッドライト、両グリップのスイッチ類、ウィンカー、テールランプと外部電装系には固めのナイロン袋を被せて防雨対策までしてやった
このCBへの思いは先週のブログにもあげたが高校時代の青春のバックグランドにいた自身の思い出とCBを手に入れてからの手塩にかけた日々の思い出!
数え上げたらキリがない
先月にはDucati Mheも旅立ったが、その思いは比較にならない
このCBがガレージから消えてしまったことは物質的な喪失感より
ハートが・・・ハートが・・・痛いのだ!
そんな思いの最中で買手の方からメールが届いた
それはCB750本体より先にノーマルパーツと合わせて、このCB750のクセなどに合わせた取扱マニュアルを送らせてもらっていた
そのマニュアルを読まれて
「メンテマニュアルや整備記録など、CBへの愛情をひしひしと感じております」
という返信をわざわざ頂いた
これをみて「あ~、この人やったらCBを任せても大切にしてくれるやろ」と!
少し気分は楽になった
その「大切」で、先週の月ヶ瀬には
1981年、イタリアのベスパを踏襲したデザインのスズキ・ジェンマがきた画期的だ!
フロントのホイルは4本ではなく3本のボルトで軽量化を図っているさらに他社の無段変速とは異なりパワーシフトを持った3速オートマ機構なのだ
画期的だ!
さらに専用オプションもなかなかいい!
こんな製作に手間のかかるフロントスクリーンが当時、原チャにあったとは・・・
画期的だ!
しかし、こんなところでは手を抜いているのか
画期的だ!
なんかSUZUKIらしい
また前日、土曜日の月ヶ瀬には
これは「大切?」にしていない・・・のか・・・いや逆に「大切?」にし過ぎたのか画期的だ!
マフラーも
大切に耐熱フィルム?で保護しているのか!?画期的だ!
しかし、針は動くらしいが正確性は不明だ
画期的だ!
そろそろ全容は
錆サビのリア・ショックと角カクのリア・ウィンカー画期的だ!
1950年代のHONDA CD125
当時、CB750は手が届くレベルではなかった
このバイクから僅か10年ほどでCB750が発売されるわけだが、この時代のテクノロジー進化は現在、世界の自動車会社のクルマがEVに一斉にシフトしていく様と変わらない
それは4気筒、4キャブ、4本マフラー、ディスクブレーキ、ハイグリップタイヤ、そしてフレームなどなど・・・
これらのディティールや構成全てが長きに渡りバイクのスタンダードと化していったからである
だが、もう手離してしまった
しかし、ガレージにはまだ高校時代の思い出が残るバイクがある
しかし、ほぼ同時にはYAMAHAから発売されたDT-1にはCB750と同じように感動した記憶がある
当面はこのRT-1に「ナナハン・ロス」の穴埋めとして慰めてもらおうと思う
そう思っていると、RT-1を乗り出した当日の月ヶ瀬
「ナナハン・ロス」を慰めようと月ヶ瀬信者はオフロードバイクで集まってくれた?
Asa〇師匠のオフ車?そして
Iku〇先生の足が地面につかない600のオフ車?続いて
Yag〇さんは長年ガレージで眠っていたXLRを目覚めさせた250のオフ車でさらに
Shim〇さんのオフ車合わせて5台のオフ車?
きっとRT-1に合わせて集まってくれた?と思っている!
これは感謝しかない!
だが、たぶん大きな勘違いだろう・・・
T-PADDOCK630 T/Tatsumi
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