こんな言葉がここ最近、新聞やビジネス誌に踊りだすことには枚挙に暇がない
特に人材と資本が一極集中する「東京の弱体化」は大きな課題だとされている
簡単に解釈すれば今まで主流とされていたものから人や金が離れ出しているという事だ
それはクルマやバイクの世界でも起こっているようにも思える
その証拠にクルマやバイクの世界でも同様な流れがある
「旧車」だ
乗り物は圧倒的に新車などの現行車の方が便利で快適で、乗っても速くて何の不満もないとされる
であるのに「旧車」に向かう真の乗り物好き(投資家を除いて)は何に惹かれているのか
たぶん「個性」と「乗り味」と「見られる」・・・ではないだろうか
そんな旧車が先週の針テラスに集まっていた
すべてベースはアメ車だったその中でも欲しいと思えた一台
中でもこの手のアメ車にはグイと惹かれるただ前後ともフェンダーがないのは車検が通るのかと心配になる
年式によっては免除されているかもしれない
室内も
サイコロの飾り物は不要と思うがそれはオーナーの自由だエンジンはアメリカンお家芸のプッシュロッドV型8気筒だ
エンジンルームのサイドパネルは取り外されているが、このクルマには似合っている他には
1950年代を代表するアメリカン同じく
1955年のシボレーの何々だろうこちらは
1967年頃のプリムス系の何々だろうかそして、これらのオーナー達だがビックリするほど若かった
というのも決して安い買い物ではないはずだ
実際のところは不明だが若い方で30歳後半
年長の方は40歳中ごろぐらいだったろうか
おまけにオリジナルの車体にけっこう手を加えられていたのもお金持ちを想像させる
オリジナルに手を加えると言えば先々週の月ヶ瀬にも・・・
Nak〇さんのロードスターのフロントに・・・小粋な演出が冴えるコーションステッカーだがカーボンキャップを開けると何があるのか
ひょっとしてトーストラップ?が顔を出すのか
おまけに
ロードスタークラブ?の本部のステッカーまで作っていた手を加えるで、もう一人
月ヶ瀬早朝メンバーだが最近あまり顔合わせていなかったMat〇さんなぜか久しぶりに話した感じだったが
「リアショック変えました」と自己紹介
覗いてみると
なんか高そうなショックではないかやはりOHLINSだったのかな、ブランドを聞き忘れた
どちらにしてもバイクであれクルマであれ乗り物にはお金がかかる
オリジナルのノーマルで良いという人間であれば購入の選択を誤らなければさほどお金も不要であろう
しかし独自色を出そうとすると乗り物はキリがないほどお金がかかる
そのキリがないお金をどこまでかけるかで途中で止ってしまっているバイクがT-PADDOCK630には今でも1台ある
1955年頃のNSUだ一先ず普通に走るようにしてから細かいところをコツコツと修復させながら今日まできたが
ミッション関係など他にもまだまだ手を入れなくてはならない所が存在する
しかし以前と違って所有バイクも減ってきたのでボチボチ手を入れて行こうとは考えている
こんな様子のバイクは過去に売れたバイクでもあった
それはDucati Mach1だ
このDucatiも一先ず普通に走るようにはしたが、この先どこまで費用をかけるか順番に進めている最中で売れてしまった
それから7か月ほど経って、あのMach1は
(東京のF〇氏の画像をお借りしています)
マフラーもピカピカになってステップも本来の仕様になってエンジンもフルオーバーホールをかけられ、ベベルカバーにはタコメーターワイヤー?が
キャブも大径になっているようでエンジンもピカピカだ
今のオーナーは旧車の専門バイク屋にとことんキチっと仕上げて欲しいと依頼されたようだが上がってきた請求書は3枚になっていたとか
それを聞いて「う~ん・・・ゴールへの情熱が違うなぁ」と
いや、それもあるが「フトコロの大きさが違うなぁ」と感じいってしまった
どちらにしても旧車達の余生にとっては所有者の懐具合で幸、不幸が決まるのかも
冒頭に旧車好きは何に惹かれるのか
それは「個性」と「乗り味」と「見られる」では、と記した
他にも要素はあるが、その背景には「先ずお金の有無は外せない」だった
「う~ん・・・」
「お金かぁ~」
「年金暮らしでは限界はあるんじゃがぁの~」
「再起動もかけたってこの歳じゃぁ起動せんじゃろ」
「トホホ・・・」
T-PADDOCK630 T/Tatsumi
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