先週からの続きでBeckのキャブセッティングが続いている
概ねメインジェットは#107.5でいけそうなのだが2000rpm過ぎで、やや愚図り感があった
原因はたぶんだが加速ポンプのバランスがアクセル開度に追随していないと思われる
よって加速ポンプの反応がもう少し早くなるよう上画像矢印先端にあるプッシュロッドのアジャストナットをロッド末端から左右2回転ほど締めて様子を見る(画像は調整前)
そして以前から気になっていた作業もこの際やってみることにした
このベックを手に入れてから34、5年ほどになるが長距離を乗ると「あればエエねんけどなぁ」と思っていながら手付かずだったモノなのだ
それは左足のフットレストなのだが、レースカーのようなコーナーで踏ん張る為用ではない
長距離走行時に左足の置き場が欲しいのだ
製作には丸一日を費やしてしまった
画像のように、もしフットレストがなかったら左足の置き場はなく足首がけっこうくたびれてくる作業はフットレストが足裏にフィットする角度と踵の位置決めに難儀をする
結果的には良い感じに仕上がった
気になるのはフレームには大きな穴は開けたくないよって耐え得るであろう6mmのボルトで固定しているが経過と共にガタついてこないかが気になる
一先ずセッティングもフットレストも仕上がったので今朝は涼しい時間の早朝、阪奈道路を頂上まで一っ走り
インプレッションはパワーが掛かる登りで2000rpm過ぎのブスブス感やもたつき感もなく、またコーナー手前でのダブルクラッチ併用シフトダウンにも軽く吹け上り97%ぐらいの仕上がりだ
いわゆる「気持ちいい~」って感じで年甲斐もなく嬉しい
嬉しい話しでは数日前、とある方からメールが入る
経緯はCL72を探しておられる中でCL記事を掲載していた当T-PADDOCK630のブログを見つけられた方がいた
そして最近YAMAHAのXT250を手に入れられ、その修理とCLに関しての情報も得たいということで連絡があったという事だ
昨日、お越しになった
約40年前のXTだが外観は非常にキレイな印象をもったタンクは換えられているとのことだったが走行距離も少なく程度は「上」であると見受けられた
しかし到着されて数分ほどでクランク真下の床面に油溜りができていた
その油溜りの主因なる漏れている箇所の特定でエンジン周りにライトを当てていくとヘッドにあるタコメーターケーブルの挿入口から洩れている様子であった
あとヘッド近辺にはもう一か所、油漏れらしきところが見つかり結論的にはこれらの修理にアドバイスが欲しいとのことだ
このXT以前には旧車のトライアンフボンネビルT120をレストアと整備も兼ね、とあるトラ専門店から大枚を叩いて購入されたのだが結果的に最悪の買い物になったらしい
このような変遷を経てXTも含めて旧車屋には疑心暗鬼になられていた
旧車は好きだが、その苦い経験から少しでも自分で修理ができるようになりたいとの思いでそんなショップを探しておられたとの事
それがT-PADDOCK630ブログとWebサイトで感じ取って頂いたようだ
自身にとっては大変嬉しいことだ
そして自身の悪い癖で話を交えさせていただく中、話される方の言葉使いや内容から、つい「何を生業とされているのか」と気になる
「失礼ながらお仕事は何をされてるのですか?」と毎度ながら聞いてしまった
「会計士です。」だった
なので心中は「ハッハ~ン」と教祖様ではないが合点がいくスーツでも着用されればビジネスドラマにでも出演されているような容貌の奈良在住Ya〇さんだ
でもバイク話になると、やはりバイク好きの雰囲気は伝わってくる
結局は2時間半ほどのご滞在だったろうかビジネス談議やバイク談議やらで楽しい時間を頂戴した
で今回のXTに関しては一先ずパーツリストを元に自らYAMAHAのショップに行って部品を調達する
続いてサービスマニュアルを参考に部品交換をやってみる
と、御指南させていただいた
人様のバイクをT-PADDOCK630が修理をする場合、
必ず「言うときますけどT-PADDOCKはプロショップではないですから・・・」と免責条件を伝えている
それでも「よろしくお願いします」と言われると嬉しいものだ
「バイク屋ごっこも捨てたもんやない」と感じる瞬間だ
そのごっこでは三重支局でもエキサイトしていた
「どこのヤンチャクレや」とでも言いたくなるほどの泥まみれ先週の日曜日に開催された「中部モトクロス選手権rd.3いなべ」での様子
T-PADDOCK630三重支局長の長男タイチ君だ
最悪のコンディションの中で「めちゃ楽しかった」と言っていたそうだ
初の大荒れマディでCX-Aクラス総合3位、K65クラス総合9位とは恐るべしガキだ
他にも今回はいろんな記事があったのだが本日のT-PADDOCK630周辺の電波状況が非常に悪く撮っていた画像が使えない状態だ
よって今号はここまでとする
でもBeckもほぼ仕上がって・・・
さらにXTのYa〇さんからお礼メールで「巽先輩・・・」などと「先輩」扱いも受けて年甲斐もなく喜んでいる
単純なジジィだ!
T-PADDOCK630 T/Tatsumi
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