自身は今日まで「孤独感」というものを感じたことがない
いきなり「孤独感」と切り出したが、とある記事で「孤独が会社を蝕む」というタイトルが目に入った
コロナ禍の行動制限で日常生活が大きく変化したことが遠因なのだが・・・
詳細は省くが在宅勤務で直接、人と会う機会が減り対面のコミュニケーションが取れなくなった
そんな結果「孤独」や「孤立」が生まれ、昨今ブームとなったリモートワークの弊害が企業をも弱体化へと蝕み始めているとある
で、「あなたの孤独度」なる簡易的な測定チャートまであった
全くない ほとんどない 時々ある 常にある
・自分には人との付き合いがないと感じる 1 2 3 4
・自分は取り残されていると感じる 1 2 3 4
・自分は他の人から孤立していると感じる 1 2 3 4
上記3項目のスコア計が何点になるかで孤独度が計れる・・・らしい
その自己診断シート
10~12点 孤独感の「吐き出し口」確保を(セーフティネットが必要な重度者)
7~9点 「リアルな仲間」を開拓しよう(共通の趣味で親交を深められる中度者)
4~6点 地元でつながり人間関係に厚み(ボランティア活動で厚みを出せる軽度者)
各診断の詳細を知りたければT-PADDOCK630に問い合わせを頂ければよい
自身は3項目すべてオール2の計6点だった
自身の診断シートでは「地元でのつながりをもて」とあるが、仕事を引退してから既に近所の爺さんや婆さんと顔なじみになっている
最近では自治会の評議員に指名され回覧板の担当にもなっている
だがコロナ禍真っ只中では月ヶ瀬信者のライダーもリモートワークの人間がけっこう居たようにも見受けられた
よって今回、このようなチャートを掲載したが記事にしながら・・・
「うん?月ヶ瀬信者にそんなヤバそうな奴等はおったか!?」
「う~ん、見当たらんなぁ・・・」なのだ!
見当たらんどころか「ノー天気な連中」は早朝には自身も含め相当数いる
先週の土曜日だった
当日はNSUで月ヶ瀬に参上した
着くなり柳生焼の「茶碗屋」?だった?と思うが、そこの若い大将が寄ってきてNSUに跨った
自身は大将に
「エンジン一発で掛けれたら100万やるよ!」と豪語した
そしたら
エンジンが掛かって満面の笑みを浮かべる大将の姿があった
だが残念なことに掛かったのはキックを踏んだ3回目であった
それでも大将は
「掛けられましたで!100万もらえますよね?」ときた
自身は笑いながら「いや!一発で掛けたらやで!」と、うそぶく
であるが3発で掛けたのにはエンジンが温もっているとは言え立派なもんだ
100万の1/3で30万ほどは差し上げた方がいいのか・・・
と、月ヶ瀬の早朝は長閑でストレスの発散には、もってこいなのだ
そして気候も涼しかったことから、その足で針テラスに寄ってみた
そこには最近、ちょくちょくお会いしているNak〇君がいた
いつのまにかマジのドゥカ乗りになってきた
さらに以前のハッタリタコメーターもいつの間にかマジのタコメーターに替わっていた
そのDucatiは・・・
(Nak〇君のFB画像から
これが彼のDucatiだがオリジナルのドゥカの良さを残しながら自分流に染め上げ出している
特に世間の旧車はオリジナル派が大勢を占めるが彼の様にオリジナルに拘らず楽しくカスタムしていくのは見ていて将来は明るいと感じる
他のディティールでも・・・
バッテリーケースも綺麗なアルミ材かステン材かだったと思うが素人とは思えない完成度だ
そして「旧車の仕上げには・・・」ということで
(Nak〇君の自撮りカメラから)自身のNSUを題材に
ベース車のヤレ具合を診て
「ベース車のどこを軸として仕上げていくかでバランスがカッコよくなるか」
を、分かった様な能書きでアドバイスをさせてもらった
まぁ言うのは簡単だが、軸が決まったとしても見合うパーツが無い場合や無ければ製作するにしてもどこで造るかなど、情報と費用は必要になる
と同時に根気と忍耐も必要で古ければ古いほど、その必要度は比例し最大化していく
そんな旧車で、友人から「ちょっと聞きたいことがある」と電話をもらった
明くる日の日曜だ
当日は雨模様ということからチョロQことツインを駆り月ヶ瀬経由で友人宅に向かった
友人宅には10時着の予定ゆえ時間調整で月ヶ瀬に寄ったが自身の全ての乗り物には信者達は毎度の何がしかのチャチャを入れてくる
今では月ヶ瀬で、そのチャチャを入れて貰えないと冒頭に記した「孤独度測定チャート」の
「自分は取り残されていると感じる」ことになるのだろう
だが大丈夫だ
何が大丈夫か、よくわからないが友人宅に向かうことにした
月ヶ瀬から30分ほど伊賀の村の中の住宅地?田んぼの中の住宅地?
う~ん、どちらにしても似たような環境だが非常に長閑で落ち着ける場所だ
当日は訪問するのが2回目だが、そのガレージ内は・・・
バイクカフェのような空間でコーヒーを飲みながら、画像右に映るオーナーの2〇さんとバイク談議
そのカフェスペースの横には
大型バイクが余裕で3台、鎮座しており作業スペースも充分確保されていた
そして本題の相談車は
1971年発売のYAHAHA XS1B
XS(ペケエス)二代目で初期型にあったフォークブーツを排除したセリアニータイプにマイナ―チェンジをかけたモデル
他にも粗削りな初期型にあったエンジンの超振動や始動性などにも圧縮比を変え見直しをかけるが3台目のXSにセルが備わるまで巷ではマニア向けのバイクとされた
そんなXS二代目だが・・・
エンジンの始動性は抜群でアクセルグリップを軽く捻ってもエンジンは軽く反応してくれる
そこで、こんなに調子が良いXSに自身から「いったい何が聞きたいのか」と戸惑う
聞けば「エンジンからキン~キン~キン~って微かに聞こえるやろ?」だった
しっかり耳を澄ませば「う~ん、たしかに・・・」なのだが・・・
で、貫通ドライバーを借りドライバーの先を異音発生と思しきエンジン頭部にあて、ドライバーのハンマーで叩ける頭側を耳にあて異音を探る
グルっとエンジン頭部を一通り探ってみたが、どうやらエンジン頭部左後方、右側キャブレター頭部辺りで、何かが干渉しているような所までは突き止めたように思えた
だが、その箇所も他所の振動で共鳴しているかもしれない
率直に言って「これは分からんわ!」で終わった
その「キン~キン~キン~」はエンジンの回転を上げても回転に合わせて「キンキンキン」と細かくなるわけでもなく、音が大きくなるわけでもない
で念の為、オイルフィルターに金属片や金属粉の有無を調べるとなった
右クランクケース前方にあるカバーを開けると若干のオイルが零れ、円筒の小さなフィルターが現れる
チェックしても極、微細な金属粉?かどうかのカスが出たぐらいで問題なさそうだった
結局、「しばらく乗ってみて様子をみる」か、
または「タンクを外してエンジンヘッド周りに緩衝するハーネスやホースからの圧力を逃して緩衝音が消えるかどうか」を調べてみることを勧めておいた
そして、また別の問題でT-PADDOCK630として仕事を頂戴した
XSのフロントブレーキ・パネルにあるブレーキワイヤーのアジャスト・ホルダー?のスリットを挟んだ一方が破損している
一先ず2〇さんがハンダ付けで応急修理をされているが、これで乗るのは非常に危険である
よって「溶接できるか?」とT-PADDOCK三重支局のご指名までいただいた
異音のエエ加減なアドバイスと雑談&仕事の依頼やらで2時間少々を楽しく過ごさせていただいた
帰り際では
チョロQをバックに2〇さんと奥様のタマちゃんを記念撮影させていただいた
ありがとうございました
ということで結局、一日を通して「孤独感」というのを全く感じなかった一日だった
でも明くる日の月曜は朝からジャジャ振りの雨模様でガレージに籠りっきりだった
そこで先週来から綴っているシェルパのキャブの身震いする原因究明の続報だ
SNSで読んで「うん?」ときた自身の解釈は結論的に始動時、燃料コックをPRIの位置にし強制的にガスをキャブに送ってやると始動すると解釈できた
ただキャブのその他の詰まりが無いことが前提になる
よってキャブをオーバーホールし、上画像真ん中の内側にあるゴム状の小さなダイアフラムカバーも念の為補修した
そして、SNSにあったキャブのドレンから緩めてガスがしっかり流れていくのを確認する
画像のフロート室の底にあるヘックス頭のドレンを少し緩めるとスムーズにガスは流れ出てきた
これで意訳した解釈が正しければ冷え切ったエンジンでも一発でかかかるはずだ
キチっと組み直しエンジンをかけてみた
すでにエンジン停止状態は一週間の時を経ている
キーをオンにする
ガスコックはPRIの位置にある
そしてチョークを引き・・・
セルボタンを押す
グル、グル・・ドド~ン
大正解だった
そして、キーをオフにし再度、オンにしてボタンを押す
グッ、ドド~ン
完璧!
身震いするほど気持ち~いィ~瞬間だ!
T-PADDOCK630 T/Tatsumi
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