2023年7月13日木曜日

『Bike in the sky』#344 老後のパラダイスとは

ブログネタがない

ここ最近、土日の月ケ瀬詣でに行っても雨模様も手伝ってか、一時の勢いがない
先週の月ヶ瀬だが・・・

メンバーも
常連のコアな月ヶ瀬ライダー達だが、10名ほどだ

そして毎度のメンバーも齢を重ねていく

それは自身が年老いてきたから、そう感じるのか

とにかくネタがない

そう思いつつも・・・今週も自身の老化防止のブログを書き記すとしよう

今週は整備作業でベック、CB77、セルペットなどなどだ

その中でも急ぎはベックとCB77に絞る

先ずBeckだが、予てより問題だった特定の10Aのヒューズ切れが頻繁に起こることだ
短い走行距離では当該ヒューズが切れることはない

だが、T-PADDOCK630ガレージから約50Km先の月ヶ瀬お茶屋さん手前の橋の近くで、ここ最近、それも毎回ほぼ同じ場所で切れるのだ

そして帰り際で予備のヒューズに換え、来た道を戻るのだが道中では5kmも走らぬ内にまた切れる

予備のヒューズも、そう何本も持参していない

よって帰りの道中、奈良公園手前辺りからは予備のヒューズも底が尽きて危険な状態になる

切れたヒューズの担当はブレーキランプ、ウィンカー、ホーンと対外的に警告系に集中している

よって追突でもされれば過失として当方が罰せられることになる

それ故、ヒューズが切れた緊急の代替手段としてブレーキランプは先ず後続車がいた場合、停止する手前からハザードランプを2,3度点灯させる

ウィンカーも後続車がいた場合、幸いベックは殆どオープンで乗っているため手信号で伝えるようにしている

ホーンは、よっぽどのことがない限り出番はない

というような事を出かける度に行わなければならない

と、なれば乗っている楽しさは半減、いやそれ以上に憂鬱になる

素人なりにヒューズBOX前後をチェックしてみたが、なかなか特定できない

ここはプロに診てもらうしかないと「係りつけのクルマ屋」に持参

そこへ持っていくにも道中は車両の通行量が非常に多い

よって当該の10Aのヒューズは15Aに換えて行くことにした

もし15Aでも切れるとなれば、簡単には乗り出しはできないが幸い15Aで無事にクルマ屋には辿り着いた
このクルマ屋は相変わらずスーパーカーで賑わっていた

少し話は逸れるが、そのクルマ屋でなぜか目がいってマジマジと眺めていたクルマがあった
トヨタのハチロクだと思ったが、何かムードが違う

その違うムードの原因・・・それはホイールなのだ

いわゆる鉄チンと言われるホイールなのだが、今時では大径のアルミホイールが全盛時代

であるのに敢えて鉄チンのホイールに・・・

しかも、その鉄チンのホイールはピカピカに磨き込まれていた

だが自身はムードで「こういった演出は有り有り・・・」と思い眺めていた

そこには、トヨタの商用バンで「プロボックス」というクルマがある

巷では、このプロボックスの車高をラリーカーの様に上げ、車体色も綺麗なオレンジや艶消しブラックにしたりして雰囲気をガラッと変えている

そこに鉄チンのホイールにオフロード用のタイヤを履かせ・・・

「なんとセンスがいいではないか」と唸ったほどだ

それらを見ていた所為だろうか、他のスーパーカーにはさほど惹かれることなく、この86がかえって気になっていた

だが86のような走りを優先するクルマにはムードも大事だが鉄チンのホイールでは犠牲にするものの方が大きいようにも感じる

話をベックに戻して

その86もあったクルマ屋、自身の「ベックの主治医」とでも表そうか25年~30年近くを診察してくれているメカニックのYam〇さんにヒューズ切れの診断をお願いした
Yam〇さんは先ずは頭に血が上る態勢でヒューズBOX周りをチェック

続いてエンジン周りの発電系やらをチェック

そこまでは不審なところは見つからずだった

それ以外を疑うとすると、このベックは既に35年ほどが経っていることから車体内を流れるワイヤーハーネスが痩せて?導通不良になることがあるとのこと

そうなると新品のハーネス一式に換えた方が良いとの事だった

そして「自宅からここまで15Aで問題なかったんであれば、そのまま15Aにしヒューズをリレー式にしてちょっと様子を見るという手もありますよ」だった

であればそのぐらいの造作はW1?だったか?

取り付けた記憶はあった

念の為、取付の簡単なレクチャーを受け早速、換えてみた
またまた潜って頭に血が上る作業だが、下準備ができていれば意外と容易い

そして電流がオーバーロードになればヒューズが切れた状態になり上述の3か所の点灯系等が機能しない

そこで
上画像の赤いリレースイッチを押せば断たれた機能は回復する

だが、リレースイッチがあっても何度も何度もリレースイッチに頼ることになればワイヤーハーネスの交換となるだろう

余談だが、今回の点検に小1時間を要した費用

またリレースイッチと太めの複線約1mの実費の費用

その合計に自身は帰り際「今回の費用はいくら?」と尋ねた

そしたら「いや~、100%治ったとは言えませんから・・・いいですよ!」だった

先週のCBのフェンダーの主に続いて、ここにも自身にとっていい人がいたではないか

そして先月の最後の日曜日

月ヶ瀬までの般若寺経由の50Km、そして帰りの教育大経由の50Km、合わせて約100Kmを走ったが無事、何事も無く・・・

またオーバーロードによるゴムが焼けたような焦げクサイ臭いもなく、走行途中ではリレーの配線に手を当ててみても熱を持っている様子も無かった

一応、一旦解決としておくが10Aのヒューズが何度も切れた事実は原因が不明でそのままだ

次の作業はCB77復活戦のPart4だ

今週は先週末尾に挙げたフロントリムの修正教本を先ず見つけなけばならない

そこで数あるバイクに関わる蔵書から探す
自身は30年ほどになるだろうか、必要と思えるメンテ雑誌を溜め込んでいた

几帳面にも作業内容の必要なページに付箋が付けられている

目的の本を探す為に無駄な時間を節約する工夫として付箋を付けている訳だ

合理的、且つ典型的なA型の人間だ

そしてスポーク張りの教本は見つかった

そして、その教本の内容を確認しておいて良かった

と言うのも、以前に振れを修正した作業は相当以前の話

よって、うる覚えだった為、念の為に確認してみたわけだが・・・

結果、やはり勘違いがあった
「横方向の外側にブレている反対側を締めこんで調整していく」の「反対側」を誤って記憶していた

やはり、うる覚えの記憶は危ない

ただ、「念の為に確認を・・・」と思ったのは冷静に考えれば「おや?うん?」「なんかおかしい」ことに気づいたからだ

そして修正も終わって・・・また何かを忘れている
TT900のフロントタイヤだ

転倒した時に履いていたTT900だが
何度も見ても痛々しい

そして外したのはいいが眺めているだけで、なんか忘れている?

じっと古いタイヤを眺めていて・・・新たなタイヤの発注を忘れていたのだ

「そらぁ、いつになってもタイヤは届かんわ!」だった

早速、オーダーをしたが・・・タイヤの価格が相当上がっていた

まぁ、これは日本経済にとっても致し方無いことで我慢をしよう

次に作業としては
CB77のオリジナルの赤スポシートだ

ガソリンタンクがビッグキャブのせいで若干ヒップアップになっていたがシートを着けてもさほど違和感を感じず、さらに意外と簡単に取り付けられた

ということでタイヤ待ちの為、作業はここでストップ

続いて今週は新たな自身の免許証を最寄りの警察署に取りに行ってきた

分かってはいたが・・・
次回の更新は5年後の2028年になるはずだったのが・・・

なんと4年後の2027年とある

確認はしていないが「75歳までは今まで通りの通常更新が可能」で、それ以降の「75歳からは老人向けの新たなテスト」をクリアしないと更新は不可とされるのか

だが疑問が一つある

74歳で更新した人は75歳までの1年間しか「通常更新」の免許を貰えないのか

マジで齢をとると、いろんな事に制限をかけられてくる、この現実と向き合わなければならない

だが、報道等で知る今時の老人のブレーキとアクセルの踏み間違いで痛ましい事故が相次いでいる

この現実を見ていると、この措置も致し方ないことかもしれない

自身もいよいよ「真の老人」の域に入ってきた

60歳の還暦から70歳を越えた辺りまでの「長いと思った10年あまり」は一瞬で過ぎ去った

「引退してノンビリ好きな事をして余生を・・・」と思っていたこの10年

振り返ってみて、できた事、楽しめた事・・・

あったことはあったが、とにかく一瞬で流れていった

そして70歳を超えて気が付いた時は、身体は思うように動いていない

いかん、いかん!

後世の為にも老後がパラダイスと感じれるような生き方を見せたいものだ

T-PADDOCK630 T/Tatsumi

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